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戦争劇画の第一人者・小林源文が満を持して描く太平洋戦争の真実、前編。
ヨーロッパ戦線ばかり描いた小林源文が初めて描いた太平洋戦争。
緒戦となる真珠湾攻撃、そして、英国領だったシンガポールを陥落させる。
さらに、イギリス海軍相手にインド洋海戦を戦う日本海軍。
果たして、その勝敗は…!?
ヨーロッパ戦線ばかり描いた小林源文が初めて描いた太平洋戦争。
緒戦となる真珠湾攻撃、そして、英国領だったシンガポールを陥落させる。
さらに、イギリス海軍相手にインド洋海戦を戦う日本海軍。
果たして、その勝敗は…!?
1941(昭和16)年12月8日朝7時55分(ハワイ日付7日)。晴れ渡ったハワイの空に突如現れた、日本海軍353機の真珠湾空襲部隊。攻撃隊の空母「翔鶴」飛行隊長・高橋赫一少佐が指揮する、急降下爆撃隊51機の放った一弾がフォード島水上機基地に炸裂! アメリカ軍真珠湾基地は混乱と驚愕におおわれ、ついに太平洋戦争の火ぶたが切って落とされた!
真珠湾奇襲という、その後の日本と世界の運命を大きく変えることになる歴史的戦史の経緯と真実を、その現場での重責を一身に背負った軍人の生きざまを通して描く、戦記ドキュメンタリー・コミックの決定版!!
真珠湾奇襲という、その後の日本と世界の運命を大きく変えることになる歴史的戦史の経緯と真実を、その現場での重責を一身に背負った軍人の生きざまを通して描く、戦記ドキュメンタリー・コミックの決定版!!
1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争。長い間、日本の「騙し討ち」とされていたが、その裏にはルーズベルト米大統領の驚くべき陰謀が潜んでいた。歴史教育の専門家が、いま日本人が知っておくべき歴史的事実を白日の下に晒す。
※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。
※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。
開戦は軍部の独走によるものだったのか、真珠湾攻撃は、計画的なだまし討ちだったのか――はかり知れない犠牲を払った太平洋戦争。戦後40年以上経った今も、まだ誤解されている部分が数多くある。太平洋戦争の大半を第一線の海軍参謀として過した著者が、自らの体験と綿密な調査を基に、主要作戦の位置づけから敗戦の背景までを徹底的に分析し真実に迫る。
第二次世界大戦中に世界に先駆けて編成された日本海軍の空母機動艦隊は、その司令長官の名前から南雲機動部隊と呼ばれた。その中核をなした空母、赤城・加賀・飛龍・蒼龍らは、近年ゲームなどを通して改めて注目を集めており、いまなお人気が高い。
真珠湾攻撃、南太平洋・インド洋戦線、ミッドウェー海戦と続いた激闘の物語、各軍艦および搭載機の徹底解析、南雲機動部隊に関連する人物伝など、総力特集!
第2特集は同じく第二次世界大戦当時、小国ながらソ連軍に立ち向かったフィンランド軍の戦いを解説。
第3特集は某漫画に登場し存在感を放った大日本帝国陸軍・第七師団を紹介!
真珠湾攻撃、南太平洋・インド洋戦線、ミッドウェー海戦と続いた激闘の物語、各軍艦および搭載機の徹底解析、南雲機動部隊に関連する人物伝など、総力特集!
第2特集は同じく第二次世界大戦当時、小国ながらソ連軍に立ち向かったフィンランド軍の戦いを解説。
第3特集は某漫画に登場し存在感を放った大日本帝国陸軍・第七師団を紹介!
「開国か攘夷か?」「尊皇か佐幕か?」――もはや一刻の猶予もない欧米列強の脅威と、ひたひたと忍び寄る植民地化の危機。日本の行く末を案じ、また己の権力の増強を目指して、幕府や大名、そして維新志士たちが動乱の時代を駆け抜けた。
しかし、ある者は権勢を振るった末に消え、ある者は“時代の先駆者”のまま早々に舞台から降り、またある者は、維新を完遂したところで権力を奪われた。
本書は、政治学者の著者が、幕末人物たちの「強大な政治力が失われる過程」を考察することで、現代にも通じる“失敗の教訓”を学ぶ。
「徳川幕府が気づかなかった売国への道〜井伊直弼と田中角栄」「生き残った山内容堂、殺された坂本龍馬」「『真珠湾攻撃』なき戊辰戦争で失敗した、松平容保」「西郷隆盛にとっての、『島津久光』という失敗」「水戸藩と長州藩、維新さきがけの組織疲労」など、彼らが“新時代”から姿を消した理由がここにある!
しかし、ある者は権勢を振るった末に消え、ある者は“時代の先駆者”のまま早々に舞台から降り、またある者は、維新を完遂したところで権力を奪われた。
本書は、政治学者の著者が、幕末人物たちの「強大な政治力が失われる過程」を考察することで、現代にも通じる“失敗の教訓”を学ぶ。
「徳川幕府が気づかなかった売国への道〜井伊直弼と田中角栄」「生き残った山内容堂、殺された坂本龍馬」「『真珠湾攻撃』なき戊辰戦争で失敗した、松平容保」「西郷隆盛にとっての、『島津久光』という失敗」「水戸藩と長州藩、維新さきがけの組織疲労」など、彼らが“新時代”から姿を消した理由がここにある!
『[証言録]海軍反省会』の第9巻。第69回から第92回までのうち、録音記録の残る8回分を収録する。
本巻は、録音記録が欠落した回が最も多くなっている時期に当たっており、会の議論進行が追いかけにくい感は否めないが、そんな中でも貴重な議論が多く含まれている。
まずは、各巻で必ず触れられる「真珠湾攻撃」「山本五十六」に関する論議。
今回は、第二撃問題についての源田実氏の証言の虚実が語られるが、常にこの反省会に登場するこの二つの議題は、大日本帝国海軍における根本問題を含んでいるのではないかということが、極めて強く感じられてくる。
その他に、黛治夫氏が初めて語る、「命中率3倍の根拠」。ミッドウェー海戦、雷爆装転換問題。豊田隈雄氏による、「戦争裁判における海軍の駆け引き」など、読みどころ満載である。
本巻は、録音記録が欠落した回が最も多くなっている時期に当たっており、会の議論進行が追いかけにくい感は否めないが、そんな中でも貴重な議論が多く含まれている。
まずは、各巻で必ず触れられる「真珠湾攻撃」「山本五十六」に関する論議。
今回は、第二撃問題についての源田実氏の証言の虚実が語られるが、常にこの反省会に登場するこの二つの議題は、大日本帝国海軍における根本問題を含んでいるのではないかということが、極めて強く感じられてくる。
その他に、黛治夫氏が初めて語る、「命中率3倍の根拠」。ミッドウェー海戦、雷爆装転換問題。豊田隈雄氏による、「戦争裁判における海軍の駆け引き」など、読みどころ満載である。
太平洋戦争開戦直前の日米交渉、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、山本五十六連合艦隊司令長官機の撃墜、大和特攻……。約40年前、戦史研究家の野村實がもらした言葉、「あのころに、どれだけ米軍が日本側の暗号を読めていたのか、実は本当のところはほとんどわかっていないんだよ」という一言から、著者(原)の「暗号解読の実像を明らかにする」研究の旅は始まった。以来、何度もの米国の新たな史料公開の度に、暗号解読の事実発見を繰り返し、一歩一歩、実像に近づいて行った。本書では、貴重な米国史料を多数実例として示しながら、太平洋戦争時の米軍の日本外交暗号、日本海軍暗号の解読ぶりを明らかにする。また、当時の暗号についての基礎知識を、電波工学の権威である北村新三が解説し、日米の暗号戦のすべてを描いた、決定版的一冊である。
海軍反省会の第21回から第30回までを収録。この巻では、ドイツ大使館付海軍武官であった小島秀雄氏による、戦時中のナチス・ドイツと日本海軍の関係と交流模様。黛治夫氏、矢牧章氏による、アメリカでのスパイを使った日本海軍の諜報活動などについての証言。真珠湾攻撃にいたる、山本五十六大将の戦艦無用論の真意の考察。中公新書から発刊され当時話題となった、池田清『海軍と日本』に対する、大井篤氏の熱い反駁など、多くの興味ある発言が見られる。現場を知るものにしか語りえない、緊迫感溢れる言葉を満載した一冊である。
日本の近現代史ほど、左右のイデオロギーで意見が分かれる時代はない――。それゆえに21世紀を生きる私たちも、「日本は良い国? ダメな国?」という“根本的な問い”に自信を持って答えられずにいる。こういう時にこそ、現代に直結する正しい歴史の流れを理解することが何より重要なのだ。
本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、保守でも自虐でもない「中道リベラル」の史観から、幕末動乱や明治の近代化、太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に“最終解答”を示す。
「幕府はペリー艦隊と戦えなかったのか?」「朝鮮半島は日本の“植民地”だったのか?」「真珠湾攻撃の犯人はルーズベルトか?」「憲法第9条が戦後の平和をもたらしたのか?」「日米同盟と中国の時代をこう理解すべき」など、“賛否両論”“議論百出”の50のテーマに大胆な決着!
誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。
本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、保守でも自虐でもない「中道リベラル」の史観から、幕末動乱や明治の近代化、太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に“最終解答”を示す。
「幕府はペリー艦隊と戦えなかったのか?」「朝鮮半島は日本の“植民地”だったのか?」「真珠湾攻撃の犯人はルーズベルトか?」「憲法第9条が戦後の平和をもたらしたのか?」「日米同盟と中国の時代をこう理解すべき」など、“賛否両論”“議論百出”の50のテーマに大胆な決着!
誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。
プラモと学ぶヒストリー 「真珠湾攻撃編」
- ジャンル:ゲーム・アニメ・ホビー
- 著者:ホビージャパン編集部
- 出版社:ホビージャパン
- 長さ:132ページ
- ポイント数:レンタル1,350ポイント 購入2,700ポイント
戦い、技術革新、スポーツ、さまざまなものがプラモとなり僕たちを楽しませてくれています。そのプラモの背景をプラモと一緒に覗いてみようという新シリーズ「プラモと学ぶヒストリー」が発刊!!
一号は太平洋戦争開戦のきっかけである「真珠湾攻撃」。80年の節目を経た今、各メーカーのプラモ紹介の他、当時の日米両国内の事情、使用された兵器、戦いの詳細、日本海軍の訓練地探訪などをお届けします。
さらに月刊ホビージャパンの「第二次世界大戦軍事録」を連載中のホリエカニコ氏による描き下ろしマンガを収録。モデラーによる作例から、グラビアアイドル東雲うみが零戦製作に挑戦したりと見どころ満載でお届けします!
一号は太平洋戦争開戦のきっかけである「真珠湾攻撃」。80年の節目を経た今、各メーカーのプラモ紹介の他、当時の日米両国内の事情、使用された兵器、戦いの詳細、日本海軍の訓練地探訪などをお届けします。
さらに月刊ホビージャパンの「第二次世界大戦軍事録」を連載中のホリエカニコ氏による描き下ろしマンガを収録。モデラーによる作例から、グラビアアイドル東雲うみが零戦製作に挑戦したりと見どころ満載でお届けします!
最新鋭の航空母艦6隻を中核に、戦艦、巡洋艦、駆逐艦など合わせて70隻以上の大艦隊がハワイへ大遠征。洋上での燃料補給、浅海面での魚雷攻撃……、到底無理と思われた奇襲作戦は、いかにして成功したのか? いかにして不可能を可能としたのか? 真珠湾攻撃の作戦参謀が克明に回想する。
「解説文」を執筆した呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長・戸高一成氏は、こう語る。
「源田実は、日本海軍で、華やかなスター的な参謀であった。新しい海軍の姿を航空に見つけ、その発展につくし、現実の真珠湾作戦においては驚くべき成功を収めた。(中略)源田実と言う人物とその活動を再検討することによって、日本海軍の歴史を見直すことが出来るのではないだろうか」
※本書は、1982年11月にサンケイ出版から刊行された『風鳴り止まず』の真珠湾作戦の部分を取り上げ、再編集して改題したものの電子書籍版です。
「解説文」を執筆した呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長・戸高一成氏は、こう語る。
「源田実は、日本海軍で、華やかなスター的な参謀であった。新しい海軍の姿を航空に見つけ、その発展につくし、現実の真珠湾作戦においては驚くべき成功を収めた。(中略)源田実と言う人物とその活動を再検討することによって、日本海軍の歴史を見直すことが出来るのではないだろうか」
※本書は、1982年11月にサンケイ出版から刊行された『風鳴り止まず』の真珠湾作戦の部分を取り上げ、再編集して改題したものの電子書籍版です。
国力がはるかに勝る米国との戦争。それは当然ながら、苛烈な戦闘と決死の覚悟を日本の将兵に強いた。昭和から平成、そして令和に時代が変わった今でも、その「記憶」が消し去られることはない。
兵を率いる指揮官には、理性派や闘将型、さまざまなタイプがあったが、刻々と変わる状況下で求められるのは、相手の出方を読む冷静な判断力に加え、「肉を切らせて骨を断つ」強烈な気迫であった。
リーダーに迷いがあれば、部下はついてこない。そして、そのような将たちにも、守るべき家族がいた──。
海軍からは、山本五十六、山口多聞、角田覚治。陸軍からは、中川州男、栗林忠道、今村均の戦略や戦術、采配を分析。
真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ペリリュー島や硫黄島の戦いなど、太平洋戦争の分岐点となった数々の戦闘を取り上げ、その背景や位置づけ、勝敗を分けた要因について詳しく解説。
父祖たちが残した激闘の軌跡から、現代の我々が受け取るべきものとは。
兵を率いる指揮官には、理性派や闘将型、さまざまなタイプがあったが、刻々と変わる状況下で求められるのは、相手の出方を読む冷静な判断力に加え、「肉を切らせて骨を断つ」強烈な気迫であった。
リーダーに迷いがあれば、部下はついてこない。そして、そのような将たちにも、守るべき家族がいた──。
海軍からは、山本五十六、山口多聞、角田覚治。陸軍からは、中川州男、栗林忠道、今村均の戦略や戦術、采配を分析。
真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ペリリュー島や硫黄島の戦いなど、太平洋戦争の分岐点となった数々の戦闘を取り上げ、その背景や位置づけ、勝敗を分けた要因について詳しく解説。
父祖たちが残した激闘の軌跡から、現代の我々が受け取るべきものとは。
真珠湾攻撃に始まり、終戦の玉音放送に終わった太平洋戦争。国力のすべてを傾注して戦い抜いた三年九ヵ月、しかしその結末はあまりに悲惨であった。大勢はすでに決しながら、多くの人的・物的損害を被ってなお遂行され続けた戦争。
当時の戦争指導の諸相をつぶさに検証するとき、そこには近代日本の矛盾がすべて凝縮され、日本人のありのままの姿が見事にさらけ出されていると筆者はいう。大局の見失い、希望的観測に終始し、精神主義に陥り、現場の実情を観ずに繰り返されたミスリードの数々。その萌芽は、すでに大戦果をもたらした真珠湾攻撃の段階からあった。とくに連合艦隊指令長官・山本五十六が戦死すると、問題点・矛盾は急速に先鋭化していく。
本書は、ミッドウェー敗戦、ガダルカナル撤退、アッシ島玉砕、インパールの惨劇といった代表的事例を中心に、10のテーマをもとに失敗の本質を鋭く分析、日本と日本人に痛切な教訓を投げかける力作評論である。
当時の戦争指導の諸相をつぶさに検証するとき、そこには近代日本の矛盾がすべて凝縮され、日本人のありのままの姿が見事にさらけ出されていると筆者はいう。大局の見失い、希望的観測に終始し、精神主義に陥り、現場の実情を観ずに繰り返されたミスリードの数々。その萌芽は、すでに大戦果をもたらした真珠湾攻撃の段階からあった。とくに連合艦隊指令長官・山本五十六が戦死すると、問題点・矛盾は急速に先鋭化していく。
本書は、ミッドウェー敗戦、ガダルカナル撤退、アッシ島玉砕、インパールの惨劇といった代表的事例を中心に、10のテーマをもとに失敗の本質を鋭く分析、日本と日本人に痛切な教訓を投げかける力作評論である。
戦後70年!!
なぜ滅亡戦争に突入したのか? 歴史に埋もれた意外な事実
開戦・終戦の謎から各戦闘の謎まで、国土を焦土と化し、300万人以上の国民の犠牲を強いた戦争の実体に迫る!
日本はなぜ、勝算のない滅亡戦争に突入したのか?
真珠湾攻撃での取り返しのつかない錯誤とは?
南方戦線の「勝利」に隠された謎とは?
地獄の戦場を生んだ無能指導者の謎とは?
原爆投下は、いつ、なぜ決定されたのか?……etc
なぜ滅亡戦争に突入したのか? 歴史に埋もれた意外な事実
開戦・終戦の謎から各戦闘の謎まで、国土を焦土と化し、300万人以上の国民の犠牲を強いた戦争の実体に迫る!
日本はなぜ、勝算のない滅亡戦争に突入したのか?
真珠湾攻撃での取り返しのつかない錯誤とは?
南方戦線の「勝利」に隠された謎とは?
地獄の戦場を生んだ無能指導者の謎とは?
原爆投下は、いつ、なぜ決定されたのか?……etc
今月号の総力特集は、「2022年の日本」である。
昨年に引き続き、コロナ禍の1年が幕を閉じようとしている。現在はオミクロン株が世界を席捲しているが、それでも徐々に「出口」がみえてきているのは間違いないだろう。ならば、2022年の日本は何を課題として向き合うべきで、私たちはどのような新年を掴みとるべきだろうか。
本特集では、日本経済の行方から米中対立のシナリオ、さらには新たな感染症への備えまで、長い時間軸と広い視野で日本の未来を検討した。本号の巻頭には世界と日本の知性の二大対談を掲載。膨張する中国との向き合い方をエマニュエル・トッド氏と前国家安全保障局次長の兼原信克がそれぞれの考えをぶつけ合い、マイケル・サンデル氏と福岡伸一氏は分断する世界で求められる知の在り方について議論を深めた。
特別企画は「日米開戦の新常識」。真珠湾攻撃から80年のいま、なぜ日米が衝突したかをグローバル・ヒストリーの文脈をふまえて考察した。また、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏が日本の科学の未来に警鐘を鳴らした緊急提言も掲載。加えて本号より谷口功一氏の新連載「コロナ下の夜の街」も開始したので、こちらも注目いただきたい。
昨年に引き続き、コロナ禍の1年が幕を閉じようとしている。現在はオミクロン株が世界を席捲しているが、それでも徐々に「出口」がみえてきているのは間違いないだろう。ならば、2022年の日本は何を課題として向き合うべきで、私たちはどのような新年を掴みとるべきだろうか。
本特集では、日本経済の行方から米中対立のシナリオ、さらには新たな感染症への備えまで、長い時間軸と広い視野で日本の未来を検討した。本号の巻頭には世界と日本の知性の二大対談を掲載。膨張する中国との向き合い方をエマニュエル・トッド氏と前国家安全保障局次長の兼原信克がそれぞれの考えをぶつけ合い、マイケル・サンデル氏と福岡伸一氏は分断する世界で求められる知の在り方について議論を深めた。
特別企画は「日米開戦の新常識」。真珠湾攻撃から80年のいま、なぜ日米が衝突したかをグローバル・ヒストリーの文脈をふまえて考察した。また、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏が日本の科学の未来に警鐘を鳴らした緊急提言も掲載。加えて本号より谷口功一氏の新連載「コロナ下の夜の街」も開始したので、こちらも注目いただきたい。
昭和16年(1941)12月8日、日本が真珠湾攻撃に至る道筋には、いくつもの要因があった。
泥沼化する日中戦争、さらにドイツのポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発は、日米両国を欧州情勢に巻き込むかたちで、対立を激化させた。そして下された南雲機動部隊によるハワイ・オアフ島の真珠湾攻撃という決断。
日本海軍の機動部隊6隻の空母より発艦した350機が航空攻撃を行ない、アメリカ太平洋艦隊の主力に甚大な被害を与えたのである。その博打にも等しい作戦と戦果は世界を震撼させた──。
多様な視点から日米開戦の実相を浮かび上がらせる。
泥沼化する日中戦争、さらにドイツのポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発は、日米両国を欧州情勢に巻き込むかたちで、対立を激化させた。そして下された南雲機動部隊によるハワイ・オアフ島の真珠湾攻撃という決断。
日本海軍の機動部隊6隻の空母より発艦した350機が航空攻撃を行ない、アメリカ太平洋艦隊の主力に甚大な被害を与えたのである。その博打にも等しい作戦と戦果は世界を震撼させた──。
多様な視点から日米開戦の実相を浮かび上がらせる。
日米戦争の暗部に迫る!敗けると予測された戦争になぜ日本は突き進んだのか?敗れた戦争のはずなのになぜ国体は守られたのか?
日米開戦80年
◎日・米・英の思惑による日米開戦
◎真珠湾攻撃の「奇襲」という演出
◎歴史の裏側を記すOSS文書
◎山本五十六の「運命の片道飛行」
◎すべて消された日本の原爆計画
◎日本の寺社や文化財を守ったのは誰か
◎日本の奇妙な「敗戦」
日米開戦80年
◎日・米・英の思惑による日米開戦
◎真珠湾攻撃の「奇襲」という演出
◎歴史の裏側を記すOSS文書
◎山本五十六の「運命の片道飛行」
◎すべて消された日本の原爆計画
◎日本の寺社や文化財を守ったのは誰か
◎日本の奇妙な「敗戦」
現代の男子高校生がタイムスリップした。しかも年頃の若い女性の身体に! 時は太平洋戦争開戦直前。そして現代でも魂の入れ替わった男子高校生(女)が大活躍。果して生きて帰れるのか。身体は元に戻るのか。真珠湾攻撃までのカウントダウンは進む。潜水艦の攻撃は果してどうなる。そして綾乃と由月の恋は……。
日本海軍最強の「空母機動部隊」を率いて、太平洋戦争の序盤を支配した提督・南雲忠一。
ハワイ作戦、南方作戦、インド洋作戦、ミッドウェー作戦、第2次ソロモン海戦、南太平洋海戦……南雲ほど数多くの作戦を指揮した提督はいなかった。真珠湾攻撃で世界戦史に輝く一大勝利を挙げながら、南雲は常に不信の目で見られていた。それは南雲が魚雷の専門家であり、航空機に不慣れだったにも関わらず、年功序列人事で空母部隊の指揮官に選ばれたからだった。
結局、ミッドウェーで虎の子の空母4隻を失う大失態を犯したことで南雲のイメージは決定的となり、以後「凡将・愚将」のレッテルを貼られてしまう。しかし南雲は一切弁明せず、南太平洋海戦に出撃、米空母に一矢を報いて司令長官の座を去っていくのだった。
最後はサイパン島で玉砕して果てた南雲の評価は、本当に妥当なものなのか? 日本海軍の勝利と敗北、その中心にいた“悲劇の提督”の戦いを描く!
ハワイ作戦、南方作戦、インド洋作戦、ミッドウェー作戦、第2次ソロモン海戦、南太平洋海戦……南雲ほど数多くの作戦を指揮した提督はいなかった。真珠湾攻撃で世界戦史に輝く一大勝利を挙げながら、南雲は常に不信の目で見られていた。それは南雲が魚雷の専門家であり、航空機に不慣れだったにも関わらず、年功序列人事で空母部隊の指揮官に選ばれたからだった。
結局、ミッドウェーで虎の子の空母4隻を失う大失態を犯したことで南雲のイメージは決定的となり、以後「凡将・愚将」のレッテルを貼られてしまう。しかし南雲は一切弁明せず、南太平洋海戦に出撃、米空母に一矢を報いて司令長官の座を去っていくのだった。
最後はサイパン島で玉砕して果てた南雲の評価は、本当に妥当なものなのか? 日本海軍の勝利と敗北、その中心にいた“悲劇の提督”の戦いを描く!
ファーストレディの秘密のゲスト
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:スーザン・イーリア・マクニール 圷香織
- 出版社:東京創元社
- 長さ:401ページ
- ポイント数:購入1,204ポイント
日本軍による真珠湾攻撃から約半月後。表向きはチャーチル英国首相付きのタイピストとして、実際は特別作戦執行部の工作員として、わたし、マギー・ホープは4年ぶりにアメリカへ帰ってきた。首相とルーズヴェルト米国大統領の会談が成功するいっぽう、大統領夫人の秘書が変死を遂げる。現場に残された証拠は、大統領夫人にとって大スキャンダルとなるもので、外部にもれれば大統領の立場が、ひいては英米の同盟関係も危うくなる――。
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りの人気シリーズ。マギーの捜査が、今度は戦争の命運を左右する?!
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りの大人気シリーズ、第5弾。/解説=古山裕樹
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りの人気シリーズ。マギーの捜査が、今度は戦争の命運を左右する?!
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りの大人気シリーズ、第5弾。/解説=古山裕樹
二〇〇四年、日本列島は大規模な地殻変動によって海面下に沈んだ!──九年後、時の内閣総理大臣・天童俊一の使命を授かった理化学研究所科学者・安武龍一らは、発明開発されたタイム・トラベル・マシン=時航機『やしま』に乗って、真珠湾攻撃直前の昭和十六年十二月にタイムスリップする。その使命とは、沈没した国土の代わりとなる領土を、戦争によってあらかじめ獲得しておくよう歴史を改造する、というものだった! 安武は、連合艦隊司令長官・山本五十六や総理大臣・東条英機らに対し、太平洋戦争に確実に勝利するための方策と英知を伝授。その一つが、戦艦「大和」をジェット機艦載の高速戦艦とすることだった。昭和十七年九月、大改造を終えた「大和」がついにその勇姿を現した!!
「人の命」を奪うのが当然の戦時下で、彼は命を懸けて「人の命」を守った――。本国外務省の方針に背き、ナチスに追われてリトアニアに逃れてきたユダヤ人のために、日本通過ビザを発給し、6000人もの命を救った杉原千畝。そして託されたその命のバトンを受け継いだ建川美次、根井三郎、小辻節三、松岡洋介ら4人のサムライたちの勇気ある行動……。
本書は、ヨーロッパと西太平洋で勃発した「戦争」という非常の事態を織り交ぜながら、のちに「日本のシンドラー」と呼ばれる杉原とその家族が、戦時下のヨーロッパに赴任してからの軌跡と、外交官としての杉原千畝がとった行動にスポットをあて、小説にしたものである。
また、日米開戦を避けるためにアメリカの地で命を削った齋藤博駐米大使、真珠湾攻撃を立案、最後は南太平洋に散った山本五十六連合艦隊司令長官ら、それぞれの立場で自らの信念を貫き通した男たちの生きざまをドラマチックに描く。
本書は、ヨーロッパと西太平洋で勃発した「戦争」という非常の事態を織り交ぜながら、のちに「日本のシンドラー」と呼ばれる杉原とその家族が、戦時下のヨーロッパに赴任してからの軌跡と、外交官としての杉原千畝がとった行動にスポットをあて、小説にしたものである。
また、日米開戦を避けるためにアメリカの地で命を削った齋藤博駐米大使、真珠湾攻撃を立案、最後は南太平洋に散った山本五十六連合艦隊司令長官ら、それぞれの立場で自らの信念を貫き通した男たちの生きざまをドラマチックに描く。
中国が尖閣諸島上空に防空識別圏を設定したことで、日米は強く反発しました。B52爆撃機2機や自衛隊機が通告なしに飛行し、各国メディアは東アジアが「世界の火薬庫」になったと報じました。いま中国国内では、果たして何が起こっているのでしょうか。
総力特集では、中国評論の第一人者石平氏と中国ウォッチャーの福島香織氏が緊急対談。天安門への車両突入事件や共産党委員会ビル前での連続爆破事件など、国民の不満が爆発している背景を深読みします。革命の前兆なのか、騒乱なのか。また、世界ウイグル会議総裁のラビア・カーディル氏に緊急インタビュー。事件が頻発する新疆ウイグル自治区で何が起こっているのかを伺いました。さらに、矢板明夫氏は「防空識別圏は、習政権が軍の支持を固めるための手段だ」と、党関係者の意見を紹介します。
ほかにも、人民解放軍とシャドーバンキングの関係、環境汚染の実態など、世界第二の経済大国が抱える内憂外患を各方面から分析しました。
第二特集では、12月下旬映画公開の『永遠の0(ゼロ)』に合わせ、渡部昇一氏と原作者の百田尚樹氏に「真珠湾攻撃と敗戦史観」についてご対談いただきました。
また、第22回山本七平賞受賞記念論考として、受賞者の岡部伸氏が、ヤルタ密約をいち早く掴んだ情報士官小野寺信陸軍武官を紹介するとともに、日独のインテリジェンスの違いについて論じていただきました。
野中郁次郎氏の短期集中連載「国家の戦略」は、今月号で最終回。朝日新聞の報道姿勢を中心に、メディアの論調を厳しく批判しています。
最後に、リフレ派の代表的な論客岩田規久男氏にご登場いただき、学者とは違う日本銀行副総裁としての立場から、その本音を読者にお届けいたします。
総力特集では、中国評論の第一人者石平氏と中国ウォッチャーの福島香織氏が緊急対談。天安門への車両突入事件や共産党委員会ビル前での連続爆破事件など、国民の不満が爆発している背景を深読みします。革命の前兆なのか、騒乱なのか。また、世界ウイグル会議総裁のラビア・カーディル氏に緊急インタビュー。事件が頻発する新疆ウイグル自治区で何が起こっているのかを伺いました。さらに、矢板明夫氏は「防空識別圏は、習政権が軍の支持を固めるための手段だ」と、党関係者の意見を紹介します。
ほかにも、人民解放軍とシャドーバンキングの関係、環境汚染の実態など、世界第二の経済大国が抱える内憂外患を各方面から分析しました。
第二特集では、12月下旬映画公開の『永遠の0(ゼロ)』に合わせ、渡部昇一氏と原作者の百田尚樹氏に「真珠湾攻撃と敗戦史観」についてご対談いただきました。
また、第22回山本七平賞受賞記念論考として、受賞者の岡部伸氏が、ヤルタ密約をいち早く掴んだ情報士官小野寺信陸軍武官を紹介するとともに、日独のインテリジェンスの違いについて論じていただきました。
野中郁次郎氏の短期集中連載「国家の戦略」は、今月号で最終回。朝日新聞の報道姿勢を中心に、メディアの論調を厳しく批判しています。
最後に、リフレ派の代表的な論客岩田規久男氏にご登場いただき、学者とは違う日本銀行副総裁としての立場から、その本音を読者にお届けいたします。
天皇からの勅令により、真珠湾攻撃中止命令が下された。
だが陸軍は、この命に従わず謀略作戦を繰り広げるのであった。東條英機と「影の組織」が陸軍の暴挙を阻止するべく立ち上がることとなる……。
歴史シミュレーション小説の最高峰が今再び甦る!
だが陸軍は、この命に従わず謀略作戦を繰り広げるのであった。東條英機と「影の組織」が陸軍の暴挙を阻止するべく立ち上がることとなる……。
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「負けるべくして負けた……」。太平洋戦争の日米の戦略差を戦争劇画の雄・小林源文がわかりやすく解説! 日本時間1941年12月8日未明、大日本帝国陸海軍は米国のハワイ・オアフ島の米国海軍太平洋艦隊が停留する基地に対して、奇襲攻撃を行った。いわゆる真珠湾攻撃だ。破竹の快進撃を続ける大日本帝国陸海軍。だが、それは軍事内部に慢心と驕りを助長するだけだった……。日米の行動を通し、その敗因を探っていく!
聯合艦隊を率いて真珠湾攻撃を指揮した男・山本五十六。日米開戦に強く反対し戦争を避けようとしていた男が開戦の火蓋を切った訳とは…!?太平洋戦争の真実を新たな視点で描く!本格歴史巨編!!