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改憲か護憲か、親米か反米か、愛国心は是か非か──。左右イデオロギーの対立軸だけで国家を論じるのは思考停止だ。著者は、日本の過去五百年の歴史をふまえ、二つの独創的な視点で国家を論じようとしている。一つは、日本という国のとりうるかたちは、三つのモデルに集約されるという視点。つまり、信長型の「国際日本」、秀吉型の「大日本」、家康型の「小日本」という三つのモデルで考える国家論を披瀝する。さらに二つ目の視点は、日本は常に、三つの主勢力(中国・ロシア・西洋)との距離のとり方によって国運が左右された、という指摘。そして、この「三つのモデル」と「三つの主勢力」という枠組みから、憲法第九条、集団的自衛権、核武装論、六カ国協議、への対応策を導き出す。著者の専門は文化人類学であるだけに、イデオロギーにとらわれない地政学的発想が新鮮である。まさに、「右翼」も「左翼」も語らなかった独創的な国家論といえる。
昭和43年4月。世界各国で学生運動が拡がり続け、
日本でも大学などを中心に嵐が吹き荒れていた。
右翼の学生活動部隊の切り札として招集され
仙台から上京した純朴な青年・東儀ひろしは
左翼や右翼の学生たちが入り乱れる
カオスなキャンパスで運命的な出会いを果たす。
荒れる大学構内で植物を育てる可憐な女性・北条美智子。
彼女に惹かれ始めるひろしだが、彼女もまた人知れず
左翼の秘密兵器として活動していた――。
激動の時代、恋と革命のドラマが動き出す!!
日本でも大学などを中心に嵐が吹き荒れていた。
右翼の学生活動部隊の切り札として招集され
仙台から上京した純朴な青年・東儀ひろしは
左翼や右翼の学生たちが入り乱れる
カオスなキャンパスで運命的な出会いを果たす。
荒れる大学構内で植物を育てる可憐な女性・北条美智子。
彼女に惹かれ始めるひろしだが、彼女もまた人知れず
左翼の秘密兵器として活動していた――。
激動の時代、恋と革命のドラマが動き出す!!
かつて右翼と左翼は明確に異なっていたが、現在はその違いも曖昧になりつつある。日本共産党が皇室の存在を認めるなか、恥ずかしげもなく「天皇制度の廃棄」という言葉を持ち出す自称保守論者もいる。そもそも保守は右翼であろうか。皇室を慮り、神社を大切にする者は果たして右翼なのか。否、私は保守こそ「中道」だと思っている。なぜなら、保守が保守するものとは「天皇」であり「皇統」にほかならないからだ。かつて三島由紀夫は、日本人が最後に守らなければいけないのは「三種の神器」と言った。それこそ正論であろう。歴史的に天皇は日本の中心であり続け、今もそのことに変わりはない。皇統を保守する立場は右でも左でもなく、中道というべきではないか。無益なレッテル貼りはもう終わりにして、日本人としてのあるべき姿を取り戻し、将来の日本のあり方を真剣に考えたい。それが本書のテーマとなる「皇統保守」である。(「はじめに」より抜粋)
ロシア革命が成功したあと、レーニンは世界革命を遂行すべく、「コミンテルン(共産主義インターナショナル)」をつくる。それは恐るべき思想と悪魔的手法に裏打ちされた組織であった。そして大日本帝国は、やすやすとその謀略に乗せられ、第二次大戦に追い込まれていく。なぜ、そうなってしまったのか? 実は、その背後には、日本の「自滅的」な大失敗があった。
リヒャルト・ゾルゲ、尾崎秀実らが暗躍していたことは、よく知られたことだろうが、彼ら以外にも、軍や政府内部に入り込み、ソ連・コミンテルンの都合の良いように動く人々がいたのである。どうして当時の日本のエリートたちは共産主義にシンパシーを覚えたのか? ソ連型の共産主義社会をめざす「左翼全体主義者」と、天皇を戴きながら社会主義的統制国家をめざす「右翼全体主義者」は、いかにして日本を席巻したのか? そして左右の全体主義の危険性に気づき、その勢力に敢然と立ち向かった保守自由主義者たちの姿とは――?
コミンテルンの戦略を詳述しつつ、日本国内の動きの謎を解き、隠された「歴史の真実」を明らかにする刮目の書。
【目次より】
●はじめに コミンテルンの謀略をタブー視するな
●第1章 ロシア革命とコミンテルンの謀略――戦前の日本もスパイ天国だった
●第2章 「二つに断裂した日本」と無用な敵を作り出した言論弾圧
●第3章 日本の軍部に対するコミンテルンの浸透工作
●第4章 昭和の「国家革新」運動を背後から操ったコミンテルン
●第5章 「保守自由主義」VS「右翼全体主義」「左翼全体主義」
●第6章 尾崎・ゾルゲの対日工作と、政府への浸透
●おわりに 近衛文麿という謎
リヒャルト・ゾルゲ、尾崎秀実らが暗躍していたことは、よく知られたことだろうが、彼ら以外にも、軍や政府内部に入り込み、ソ連・コミンテルンの都合の良いように動く人々がいたのである。どうして当時の日本のエリートたちは共産主義にシンパシーを覚えたのか? ソ連型の共産主義社会をめざす「左翼全体主義者」と、天皇を戴きながら社会主義的統制国家をめざす「右翼全体主義者」は、いかにして日本を席巻したのか? そして左右の全体主義の危険性に気づき、その勢力に敢然と立ち向かった保守自由主義者たちの姿とは――?
コミンテルンの戦略を詳述しつつ、日本国内の動きの謎を解き、隠された「歴史の真実」を明らかにする刮目の書。
【目次より】
●はじめに コミンテルンの謀略をタブー視するな
●第1章 ロシア革命とコミンテルンの謀略――戦前の日本もスパイ天国だった
●第2章 「二つに断裂した日本」と無用な敵を作り出した言論弾圧
●第3章 日本の軍部に対するコミンテルンの浸透工作
●第4章 昭和の「国家革新」運動を背後から操ったコミンテルン
●第5章 「保守自由主義」VS「右翼全体主義」「左翼全体主義」
●第6章 尾崎・ゾルゲの対日工作と、政府への浸透
●おわりに 近衛文麿という謎
政府の監視も、グーグルのアルゴリズムも、企業によるターゲティングも、さらには法律の手すらも及ばないインターネットの暗部=ダークウェブ。
「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出すポスト・トゥルース時代のノンフィクション!!
知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。
その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。
本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。
「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。
【目次】
序章 もう一つの別の世界
分断されたインターネット
フィルターにコントロールされた「自由」…etc.
第1章 暗号通信というコンセプト
ダークウェブとは何か
「数学」という美しく純粋なシステムによる支配…etc.
第2章 ブラックマーケットの光と闇
「闇のAmazon」
思慮深きマーケットの支配者…etc.
第3章 回遊する都市伝説
殺人請負サイトQ&A
人身売買オークション
スナッフ・ライブストリーミング…etc.
第4章 ペドファイルたちのコミュニティ
児童ポルノの爆発的な拡散
フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズム
おとり捜査…etc.
補論1 思想をもたない日本のインターネット
アングラ・サブカルとしての消費
アメリカのインターネットが反体制的な理由…etc.
第5章 新反動主義の台頭
哲学者、ニック・ランド
暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)
恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大…etc.
第6章 近代国家を超越する
ブロックチェーン上のコミュニティ
バーチャル国家が乱立する未来…etc.
補論2 現実を侵食するフィクション
冥界としてのサイバースペース
現実認識を変容させる…etc.
「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出すポスト・トゥルース時代のノンフィクション!!
知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。
その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。
本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。
「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。
【目次】
序章 もう一つの別の世界
分断されたインターネット
フィルターにコントロールされた「自由」…etc.
第1章 暗号通信というコンセプト
ダークウェブとは何か
「数学」という美しく純粋なシステムによる支配…etc.
第2章 ブラックマーケットの光と闇
「闇のAmazon」
思慮深きマーケットの支配者…etc.
第3章 回遊する都市伝説
殺人請負サイトQ&A
人身売買オークション
スナッフ・ライブストリーミング…etc.
第4章 ペドファイルたちのコミュニティ
児童ポルノの爆発的な拡散
フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズム
おとり捜査…etc.
補論1 思想をもたない日本のインターネット
アングラ・サブカルとしての消費
アメリカのインターネットが反体制的な理由…etc.
第5章 新反動主義の台頭
哲学者、ニック・ランド
暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)
恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大…etc.
第6章 近代国家を超越する
ブロックチェーン上のコミュニティ
バーチャル国家が乱立する未来…etc.
補論2 現実を侵食するフィクション
冥界としてのサイバースペース
現実認識を変容させる…etc.
武富士対後藤組
- ジャンル:ルポ・ノンフィクション
- 著者:木村勝美
- 出版社:イースト・プレス
- 長さ:177ページ
- ポイント数:購入800ポイント
かつて消費者金融業界に君臨していた武富士の店頭公開に隠された、闇の権力とのただれた関係。
武富士は創業者である武井保雄が一代で消費者金融業界のトップの座まで築きあげる。しかし、そこには山ロ組系山建組のフロント企業や、稲川会系右翼団体など、闇の権力とのただれた関係が見え隠れしていた。一方、後藤組率いる後藤忠政組長は山ロ組最高幹部のひとりで、暴力装置と経済力を兼ねそろえる実力派である。武富士の店頭公開を軸にこのふたつの最強組織が激突する。カネに群がる男たちを描く、戦慄のノンフィクション!
武富士は創業者である武井保雄が一代で消費者金融業界のトップの座まで築きあげる。しかし、そこには山ロ組系山建組のフロント企業や、稲川会系右翼団体など、闇の権力とのただれた関係が見え隠れしていた。一方、後藤組率いる後藤忠政組長は山ロ組最高幹部のひとりで、暴力装置と経済力を兼ねそろえる実力派である。武富士の店頭公開を軸にこのふたつの最強組織が激突する。カネに群がる男たちを描く、戦慄のノンフィクション!
ナショナリズムは悪なのか?
第二次安倍政権の誕生以降、中国・韓国政府をはじめ、国内の「既成左翼」勢力からも、「アベは右翼だ」との批判が巻き起こっている。安保法制の国会論議におよぶ現在もそうした声が後を絶たない。だが本当にそうなのか?
「右傾化」批判は戦後七〇年を迎える今日まで、焦土と化した敗戦以降、一度の戦火も交えることなく平和国家として成熟した民主主義と市民社会を構築してきた努力を無に帰するものではないのか? 日本を「右傾化」批判する国々がどれだけ、戦争をしてきたのか!
アジア情勢と世代論から読み解く間違いだらけの戦後イデオロギーの正体!
第二次安倍政権の誕生以降、中国・韓国政府をはじめ、国内の「既成左翼」勢力からも、「アベは右翼だ」との批判が巻き起こっている。安保法制の国会論議におよぶ現在もそうした声が後を絶たない。だが本当にそうなのか?
「右傾化」批判は戦後七〇年を迎える今日まで、焦土と化した敗戦以降、一度の戦火も交えることなく平和国家として成熟した民主主義と市民社会を構築してきた努力を無に帰するものではないのか? 日本を「右傾化」批判する国々がどれだけ、戦争をしてきたのか!
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あなたの知らないニッポン絶望社会 孤独な無気力人間大増殖
【下流黙示録】絶望しかない崩壊ルポ漫画大ボリューム収録
「この国はもう壊れてます…メチャクチャです」急増!女子大生風俗嬢 カラダを売って進学が一般化という現実 貧困ビジネスと化した「奨学金」親世代の収入激減、ブラックバイト問題
【追悼企画】日本一まずいラーメン屋「彦龍」店主死去 グルメ戦国時代の反逆のカリスマ 実録 原憲彦伝説
ママ友トラブル 窃盗常習“泥ママ”が離婚・勘当されてソープ嬢になっていた!
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日本三大ドヤ街ルポ「東京・山谷編」ナマポ老人たちの最底辺パラダイス
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(こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
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安倍内閣の8年間、なぜ「保守」と「ネトウヨ」は何もできなかったのか!?
「自民党は『保守』ではない」
「民主党政権が『ネトウヨ』を生んだ」
「天皇陛下に弓を引く『保守』言論人たち」
「『ネトウヨ』は世界中を敵に回すアブナイ人たち」etc.
左翼に負けっぱなしだった“戦後保守”は劣化し、“ネット右翼”を生んだ。「パヨク」VS「ネトウヨ」とは、「反・安倍」と「反・反安倍」の諍いにすぎなかった。
“戦後保守”と“ネトウヨ”の実態が明らかに……。
「自民党は『保守』ではない」
「民主党政権が『ネトウヨ』を生んだ」
「天皇陛下に弓を引く『保守』言論人たち」
「『ネトウヨ』は世界中を敵に回すアブナイ人たち」etc.
左翼に負けっぱなしだった“戦後保守”は劣化し、“ネット右翼”を生んだ。「パヨク」VS「ネトウヨ」とは、「反・安倍」と「反・反安倍」の諍いにすぎなかった。
“戦後保守”と“ネトウヨ”の実態が明らかに……。
昭和十四年、日独伊三国同盟反対の立場をとる海軍次官・山本五十六は右翼のテロに遭い負傷した。だがその時、気を失った山本の体に乗り移ってしまったのは、交通事故の衝撃で未来からタイムスリップしてきた戦記マニアの古書店主・斉藤磯八の意識だった。時はまさに山本が連合艦隊司令長官に任ぜられる直前。歴史の全てを熟知する磯八は山本五十六になりかわり、太平洋戦争を勝利に導こうと決意する。「歴史のIF」の実践によって、真珠湾で空母撃滅、フィリピン戦線でマッカーサーを捕獲、ミッドウェーで米太平洋艦隊を壊滅し、着々と戦果をあげてゆく日本。だが、歴史の改変によって新たな対立をもたらされた世界情勢は、日本をさらなる窮地に追い込んでしまった!
ネット私刑(リンチ)
- ジャンル:ルポ・ノンフィクション
- 著者:安田浩一
- 出版社:扶桑社
- 長さ:116ページ
- ポイント数:購入650ポイント
インターネットで事件の加害者の名前をさらし、その家族の個人情報までも、その真偽に関係なく拡散していく――。これを今、「ネット私刑(リンチ)」と呼んでいます。
このネット私刑(リンチ)は、ここ最近、どんどん過激になっていて、顕著な例が「川崎の中1殺害事件」である。同事件では事件発覚の数日後には、容疑者の名前が暴露され、被疑者の家族や恋人の個人情報までも、その真偽に関係なくさらされています。ネットでさらす人のほとんどは、「正義」を大義名分にしています。しかし、それは「正義」をはき違えている感があります。
本書は「在特会」をはじめ、ネット右翼に関しての取材を行っている気鋭のジャーナリストで、第46回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した安田浩一氏が、さらす人、さらされる人の実態に迫りました。
安田氏が川崎の事件だけでなく、大津市で起きたいじめ自殺の現場を徹底取材。さらには、あの「ドローン少年」の親にも直撃しました。最終章にはネットで殺人事件の犯人にされた「誤爆」被害者のスマイリーキクチのインタビューも収録しています。
今、ネットで起きている「闇の実態」が明らかになります!
このネット私刑(リンチ)は、ここ最近、どんどん過激になっていて、顕著な例が「川崎の中1殺害事件」である。同事件では事件発覚の数日後には、容疑者の名前が暴露され、被疑者の家族や恋人の個人情報までも、その真偽に関係なくさらされています。ネットでさらす人のほとんどは、「正義」を大義名分にしています。しかし、それは「正義」をはき違えている感があります。
本書は「在特会」をはじめ、ネット右翼に関しての取材を行っている気鋭のジャーナリストで、第46回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した安田浩一氏が、さらす人、さらされる人の実態に迫りました。
安田氏が川崎の事件だけでなく、大津市で起きたいじめ自殺の現場を徹底取材。さらには、あの「ドローン少年」の親にも直撃しました。最終章にはネットで殺人事件の犯人にされた「誤爆」被害者のスマイリーキクチのインタビューも収録しています。
今、ネットで起きている「闇の実態」が明らかになります!
「あなたは日本のことが好きですか?」。そう問われて「日本のことが好きだ」と言える日本人はいまや少なくないだろう。
だが、ほんの少し前の時代を思い出してほしい。「愛国心」と口にしただけで「ナショナリズム」「右翼」という言葉が返されなかっただろうか。
「日本はダメだ」。メディアや評論家はそう繰り返し、人びとは無意識に「日本嫌い」を刷り込まれた。どこかで自国が素晴らしい国だ、と気付いていたにもかかわらず。
他国を見渡せばどうだろう。米国人も、中国人も、すべからく人びとは自分の国を愛し、その国民であることに誇りをもっている。そのなかで、どうして日本だけが「日本が好き」ということすら、言うことが憚れる社会であったのか。
竹田氏は言う。「それは、日本を愛することが禁止されたからです。戦争に負けるというのは、そういうことなのです」。先の大戦後、日本人の力を恐れたGHQはどのように、わが国を骨抜きにしていったのか。「百年殺しの刑」とも称される恐るべき政策や、GHQの意図を汲んだ日教組の「戦後教育マニュアル」の正体を知れば、戦慄を覚えない人などいないだろう。
当時の資料を丹念に読み込みながら、本書は「日本人が日本を愛せなくなった理由」を突き止めていく。
一方で、まさに日本の手足を縛る「日本国憲法」をどう考えればよいのか。憲法九条の問題点を痛烈に指摘しながらも、その憲法のなかに竹田氏は「国体の護持」を見る。目下、国家的な議論が巻き起こりつつある憲法改正の論点を知れば、どのようにそれを改正すべきか、それによって尖閣諸島・竹島で日本の領土を侵食する中国・韓国との関係がどう変わるか、というシナリオも見えてくるはずだ。
そしていま、私たちはやっと「自分の国がいちばん」と素直に言えるようになった。それはなぜだろう。「日本人はいつ日本が好きになったのか」。その謎を解き明かしながら、人びとが当たり前のように愛国心をもち、自分の国に誇りを持てるようになった日本の未来を竹田氏は描き出す。「国を愛する」とはどういうことか。その根源的な問いに答えつつ、すべての日本人に勇気と誇りを与える一冊。
だが、ほんの少し前の時代を思い出してほしい。「愛国心」と口にしただけで「ナショナリズム」「右翼」という言葉が返されなかっただろうか。
「日本はダメだ」。メディアや評論家はそう繰り返し、人びとは無意識に「日本嫌い」を刷り込まれた。どこかで自国が素晴らしい国だ、と気付いていたにもかかわらず。
他国を見渡せばどうだろう。米国人も、中国人も、すべからく人びとは自分の国を愛し、その国民であることに誇りをもっている。そのなかで、どうして日本だけが「日本が好き」ということすら、言うことが憚れる社会であったのか。
竹田氏は言う。「それは、日本を愛することが禁止されたからです。戦争に負けるというのは、そういうことなのです」。先の大戦後、日本人の力を恐れたGHQはどのように、わが国を骨抜きにしていったのか。「百年殺しの刑」とも称される恐るべき政策や、GHQの意図を汲んだ日教組の「戦後教育マニュアル」の正体を知れば、戦慄を覚えない人などいないだろう。
当時の資料を丹念に読み込みながら、本書は「日本人が日本を愛せなくなった理由」を突き止めていく。
一方で、まさに日本の手足を縛る「日本国憲法」をどう考えればよいのか。憲法九条の問題点を痛烈に指摘しながらも、その憲法のなかに竹田氏は「国体の護持」を見る。目下、国家的な議論が巻き起こりつつある憲法改正の論点を知れば、どのようにそれを改正すべきか、それによって尖閣諸島・竹島で日本の領土を侵食する中国・韓国との関係がどう変わるか、というシナリオも見えてくるはずだ。
そしていま、私たちはやっと「自分の国がいちばん」と素直に言えるようになった。それはなぜだろう。「日本人はいつ日本が好きになったのか」。その謎を解き明かしながら、人びとが当たり前のように愛国心をもち、自分の国に誇りを持てるようになった日本の未来を竹田氏は描き出す。「国を愛する」とはどういうことか。その根源的な問いに答えつつ、すべての日本人に勇気と誇りを与える一冊。