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「分断」の代名詞として今なお英国民にトラウマを残す混沌。
薔薇戦争とは何だったのか?
15世紀に勃発したランカスター家(赤薔薇)とヨーク家(白薔薇)による王位をめぐる権力闘争――薔薇戦争。
EU離脱に揺れるイギリスでは、国を二分するその亀裂が今なおこの内乱の惨禍になぞらえられている。
かように鮮烈な記憶を英国民に焼き付けた激しい争いは、いかに繰り広げられ、何をもたらしたのか。
のちのテューダー王朝による絶対王政という「正義と秩序」を成立させるに至った、長きにわたる混乱を読み解く。
内乱の引き金は、本当にランカスター家による王位簒奪劇なのだろうか。
ヘンリー・テューダーの即位は、イングランドに真の平和をもたらしたのだろうか。
そして、内乱の前後でイングランドの政体はどのような変化を遂げたのだろうか。
本書ではテューダー王朝百十八年間の下で育まれた史観を念頭に置きながら、
この未曽有の内乱を概説することにしたい。(「はじめに」より)
【目次】
ヨーク家・ランカスター家略系図
関連地図
はじめに
序
一 薔薇たちの諍い
二 神罰としての薔薇戦争?
三 イングランド王権の「十五世紀の危機」
前史
一 ランカスター朝の成立――血塗られた玉座
二 ヘンリー五世と百年戦争――栄光の幻影
三 内乱へ突き進むイングランド――ヘンリー六世の治世
本史
一 第一次内乱――ランカスター朝の終焉(一四五九年〜一四六一年)
二 エドワード四世の治世(前半)――癒えぬ傷跡(一四六一年〜一四六九年)
三 第二次内乱――ヨーク派の分裂(一四六九年〜一四七一年)
四 エドワード四世の治世(後半)――栄光と平安(一四七一年〜一四八三年)
五 第三次内乱――白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年〜一四八七年)
結
薔薇戦争とは何だったのか
おわりに
関連年表
主要参考文献
薔薇戦争とは何だったのか?
15世紀に勃発したランカスター家(赤薔薇)とヨーク家(白薔薇)による王位をめぐる権力闘争――薔薇戦争。
EU離脱に揺れるイギリスでは、国を二分するその亀裂が今なおこの内乱の惨禍になぞらえられている。
かように鮮烈な記憶を英国民に焼き付けた激しい争いは、いかに繰り広げられ、何をもたらしたのか。
のちのテューダー王朝による絶対王政という「正義と秩序」を成立させるに至った、長きにわたる混乱を読み解く。
内乱の引き金は、本当にランカスター家による王位簒奪劇なのだろうか。
ヘンリー・テューダーの即位は、イングランドに真の平和をもたらしたのだろうか。
そして、内乱の前後でイングランドの政体はどのような変化を遂げたのだろうか。
本書ではテューダー王朝百十八年間の下で育まれた史観を念頭に置きながら、
この未曽有の内乱を概説することにしたい。(「はじめに」より)
【目次】
ヨーク家・ランカスター家略系図
関連地図
はじめに
序
一 薔薇たちの諍い
二 神罰としての薔薇戦争?
三 イングランド王権の「十五世紀の危機」
前史
一 ランカスター朝の成立――血塗られた玉座
二 ヘンリー五世と百年戦争――栄光の幻影
三 内乱へ突き進むイングランド――ヘンリー六世の治世
本史
一 第一次内乱――ランカスター朝の終焉(一四五九年〜一四六一年)
二 エドワード四世の治世(前半)――癒えぬ傷跡(一四六一年〜一四六九年)
三 第二次内乱――ヨーク派の分裂(一四六九年〜一四七一年)
四 エドワード四世の治世(後半)――栄光と平安(一四七一年〜一四八三年)
五 第三次内乱――白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年〜一四八七年)
結
薔薇戦争とは何だったのか
おわりに
関連年表
主要参考文献
「震災→恐慌→五輪→戦争」繰り返す悪夢のシナリオ
世界は「90年×2=180年」サイクルで動く!
「大東亜戦争=日本の属国化」の歴史が、再び始まる!
「関東大震災→1940年東京五輪中止→太平洋戦争」と「東日本大震災→2020年東京五輪→北朝鮮危機」の驚くべき符合とは。
「英国のEU離脱」と「米国のトランプ勝利」をたんなるポピュリズムとして捉えるのは間違いだ。なぜなら、「欧州ロスチャイルド家」と「米国ロックフェラー家」が、それぞれの背後でまったく異なる動きを見せているからだ。
そして近年、不気味さが際立つロシアの目的とは。「世界の奥の院」に操られた2020年東京五輪をめぐる暗闘を透視する。
世界は「90年×2=180年」サイクルで動く!
「大東亜戦争=日本の属国化」の歴史が、再び始まる!
「関東大震災→1940年東京五輪中止→太平洋戦争」と「東日本大震災→2020年東京五輪→北朝鮮危機」の驚くべき符合とは。
「英国のEU離脱」と「米国のトランプ勝利」をたんなるポピュリズムとして捉えるのは間違いだ。なぜなら、「欧州ロスチャイルド家」と「米国ロックフェラー家」が、それぞれの背後でまったく異なる動きを見せているからだ。
そして近年、不気味さが際立つロシアの目的とは。「世界の奥の院」に操られた2020年東京五輪をめぐる暗闘を透視する。
東大白熱ゼミ 国際政治の授業
- ジャンル:政治・社会
- 著者:小原雅博
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:177ページ
- ポイント数:購入1,440ポイント
テロ、難民、EU離脱、核・ミサイル、北朝鮮……
世界の最重要課題をゼロから考える!
リアルを知る元外交官による本格派の入門書
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アメリカは世界とどのようにかかわっていくのか? ロシアはなぜウクライナから撤退しないのか? 中国はなぜ外洋へ出ようとするのか? EUの体制はこれからどうなるのか? なぜ中近東ではいつも紛争が起きるのか?
「地政学」とは、地図をもとに政治や軍事を考えていく学問。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていた。
その地域で起きていることは、ある程度、その地域で積み重ねられてきた「歴史」を紐解くことで見えてくる。しかし実際にいま起きていることの多くは、地政学を使うことでかなりクリアに見えてくるのだ。
激動の世界の中で、日本はどのように動くべきなのか? 混沌として先の見えない時代。この一冊で「いまの」世界がつぶさにわかる!
「地政学」とは、地図をもとに政治や軍事を考えていく学問。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていた。
その地域で起きていることは、ある程度、その地域で積み重ねられてきた「歴史」を紐解くことで見えてくる。しかし実際にいま起きていることの多くは、地政学を使うことでかなりクリアに見えてくるのだ。
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最新 世界情勢講義50
- ジャンル:政治・社会
- 著者:パスカル・ボニファス 佐藤絵里
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:113ページ
- ポイント数:購入1,200ポイント
地政学の世界的権威が間違った「定説」を覆す!
驚きと発見に満ちた地政学最良の入門書
「ドイツがヨーロッパを支配している?」
「9・11が世界を変えた?」
「国際的な制裁は有効である?」...etc
政治家や外交官、官僚、研究者など、地政学の専門化たちにも広まっているこのような「定説」は、インターネット上に限らず、新聞や雑誌、本においても、いくらでも見つけることができる。
たいていの「定説」は事実から生まれるが、間違いも多く、それが誤った解釈を生み、私たちが世界を正しく理解することを妨げているのだ。
なぜ、それらは間違っているのか?
その裏には、いったいどのような事実が隠されているのか?
本書を紐解けば、世界の本当の姿が見えてくるだろう。
◎本書で覆される国際情勢の「定説」
「国境はもう存在しない」
「9・11が世界を変えた」
「外交交渉が弱腰の姿勢を招く」
「西洋は危機に瀕している」
「地球温暖化は技術の進歩によって食い止められる」
「陰謀が世界を動かしている」
「多国籍企業が世界を動かす」
「やがて中国が世界を支配する」
「ドイツがヨーロッパを支配している」
「ブレグジットはEUにとって致命傷」
「『ならず者国家』が存在する」
「核拡散によって世界は危機に瀕する」
「国際的な制裁は有効」
「民主主義は輸出できる」
「現実主義の政治は道徳的観念を欠く」
「ロシアは強権体制でなければ統治できない」
「テロは欧米諸国の存亡に関わる脅威」
「イスラム教がテロの元凶」etc
◎目次
− イントロダクション(No.01 − No.02)
− グローバリゼーション(No.03 − No.17)
− 世界を動かす力(No.18 − No.28)
− 戦争と紛争(No.29 − No.38)
− 民主主義(No.39 − No.46)
− テロリズム(No.47 − No.50)
驚きと発見に満ちた地政学最良の入門書
「ドイツがヨーロッパを支配している?」
「9・11が世界を変えた?」
「国際的な制裁は有効である?」...etc
政治家や外交官、官僚、研究者など、地政学の専門化たちにも広まっているこのような「定説」は、インターネット上に限らず、新聞や雑誌、本においても、いくらでも見つけることができる。
たいていの「定説」は事実から生まれるが、間違いも多く、それが誤った解釈を生み、私たちが世界を正しく理解することを妨げているのだ。
なぜ、それらは間違っているのか?
その裏には、いったいどのような事実が隠されているのか?
本書を紐解けば、世界の本当の姿が見えてくるだろう。
◎本書で覆される国際情勢の「定説」
「国境はもう存在しない」
「9・11が世界を変えた」
「外交交渉が弱腰の姿勢を招く」
「西洋は危機に瀕している」
「地球温暖化は技術の進歩によって食い止められる」
「陰謀が世界を動かしている」
「多国籍企業が世界を動かす」
「やがて中国が世界を支配する」
「ドイツがヨーロッパを支配している」
「ブレグジットはEUにとって致命傷」
「『ならず者国家』が存在する」
「核拡散によって世界は危機に瀕する」
「国際的な制裁は有効」
「民主主義は輸出できる」
「現実主義の政治は道徳的観念を欠く」
「ロシアは強権体制でなければ統治できない」
「テロは欧米諸国の存亡に関わる脅威」
「イスラム教がテロの元凶」etc
◎目次
− イントロダクション(No.01 − No.02)
− グローバリゼーション(No.03 − No.17)
− 世界を動かす力(No.18 − No.28)
− 戦争と紛争(No.29 − No.38)
− 民主主義(No.39 − No.46)
− テロリズム(No.47 − No.50)
三橋貴明氏が緊急提言! 北朝鮮問題で危機に陥るのは日本だ!! 北朝鮮問題のウラにある中国の不都合な真実とは? 日本人だけが知らない列強各国の思惑とは? イギリスEU離脱よりヤバいロシアの西側戦略が加熱する? なぜ中東を巡る争いはなくならないのか?……日本に迫り来る危機のすべては最新の地政学で丸ごとわかる!
累計120万部突破(電子書籍含む)の年の差ラブコメディ、『恋きも』の原作イラストレーションを完全網羅!!
完結を記念して作者・もぐすの『恋きも』画集が待望の刊行!
単行本カラーイラストや店舗特典イラストをはじめ、各種イベントやコラボ、SNSなどで発表された貴重なイラストもあまさず掲載。さらに本書のために描き下ろされたイラスト&漫画を収録!
完結を記念して作者・もぐすの『恋きも』画集が待望の刊行!
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国益を懸けた交渉、政策決定の裏にはつねにインテリジェンス(諜報・情報活動)がある。情報と報道のプロフェッショナルはどの点に着目して収集と分析、判断を行なっているのか。ロシアとの北方領土交渉の真相、新型コロナ禍を機に広がる中国の覇権主義への対処。アメリカの分断と混乱、イギリスのブレグジットとEUの展望。
日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。
●第1章 北方領土交渉の危機
●第2章 国際情報戦の要諦
●第3章 イギリスとEUの確執
●第4章 アメリカの混乱と日本外交
●第5章 この国の未来を教育に託す
日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。
●第1章 北方領土交渉の危機
●第2章 国際情報戦の要諦
●第3章 イギリスとEUの確執
●第4章 アメリカの混乱と日本外交
●第5章 この国の未来を教育に託す
春の祭典を目前にしたスウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が行方不明になった。良き妻、幸せな母、教会の熱心な信徒がなぜ?
失踪か、それとも事件か、事故か。ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところがその近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から発見されたのは、黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置だった。二つの不可解な事件の関連は? スウェーデンとロシア、そして南アフリカを結ぶ糸は?
EU各国で爆発的な人気を誇るベストセラー作家の、CWAゴールドダガー受賞シリーズ。
解説=吉野仁
失踪か、それとも事件か、事故か。ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところがその近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から発見されたのは、黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置だった。二つの不可解な事件の関連は? スウェーデンとロシア、そして南アフリカを結ぶ糸は?
EU各国で爆発的な人気を誇るベストセラー作家の、CWAゴールドダガー受賞シリーズ。
解説=吉野仁
【マンガで解説! 地図が満載! いちばんやさしい地政学の本!】
「自国第一主義を強めるアメリカ」「EUを離脱するイギリス」「南シナ海へ進出する中国」「ますます混迷を極める中東」“なぜだろう?”その疑問を解決するのが、地政学です。
地政学は、地形によって、国と国の関係がどう変わるのかを考える学問。国の周りに海があるのか、山があるのか、隣の国はどんな国か、地理的条件からその国の利益と繁栄を考えます。地政学を知れば、国の行動基準や、争いの理由がわかるのです。そして、アメリカやイギリスなどを筆頭に、急激に“内向き化”する世界を読み解くには必須の知識だと言えます。
○人気世界史講師による、超ビジュアル国際情勢入門!
○世界各国を中心にした地図を収録。その国になりきるのが国際情勢を知る近道!
○アメリカ大統領選挙、イギリスのEU離脱、フィリピンの強硬外交、ISとシリア……世界の“今”は地政学で読み解ける!
「自国第一主義を強めるアメリカ」「EUを離脱するイギリス」「南シナ海へ進出する中国」「ますます混迷を極める中東」“なぜだろう?”その疑問を解決するのが、地政学です。
地政学は、地形によって、国と国の関係がどう変わるのかを考える学問。国の周りに海があるのか、山があるのか、隣の国はどんな国か、地理的条件からその国の利益と繁栄を考えます。地政学を知れば、国の行動基準や、争いの理由がわかるのです。そして、アメリカやイギリスなどを筆頭に、急激に“内向き化”する世界を読み解くには必須の知識だと言えます。
○人気世界史講師による、超ビジュアル国際情勢入門!
○世界各国を中心にした地図を収録。その国になりきるのが国際情勢を知る近道!
○アメリカ大統領選挙、イギリスのEU離脱、フィリピンの強硬外交、ISとシリア……世界の“今”は地政学で読み解ける!
AI、IoT、シェアリングエコノミー、シンギュラリティ、働き方改革、ヘリコプター・マネー、英国のEU離脱、トランプリスク、保護主義、移民、テロ……ニュースの本質がわかると未来が見えてくる! 『ワールドビジネスサテライト』などでおなじみの東大名誉教授が、日本と世界の新潮流を読み解く。日々の報道に惑わされることなく、経済のトレンドをしっかりと見極めるための一冊。
【目次】
●第1章 最新技術が変えるビジネスの未来地図――AI・IoTの本質を読み解く
●第2章 どうすれば、日本経済は浮上するのか――日本の経済政策と企業・労働者の今を探る
●第3章 日本の成長を支えるローカル戦略とグローバル戦略――「企業」「地方」「人材」それぞれの視点
●第4章 グローバル経済の新潮流を読む――世界経済の鍵を握る米国は何を考えているのか
●第5章 今、世界では何が起こっているのか――重大ニュースから読み解く未来のカタチ
【目次】
●第1章 最新技術が変えるビジネスの未来地図――AI・IoTの本質を読み解く
●第2章 どうすれば、日本経済は浮上するのか――日本の経済政策と企業・労働者の今を探る
●第3章 日本の成長を支えるローカル戦略とグローバル戦略――「企業」「地方」「人材」それぞれの視点
●第4章 グローバル経済の新潮流を読む――世界経済の鍵を握る米国は何を考えているのか
●第5章 今、世界では何が起こっているのか――重大ニュースから読み解く未来のカタチ
「トランプ、プーチン、習近平」の三人が勢揃いした世界が、日本にとってもはや安泰な世界であろうはずはない。トランプ大統領の誕生と「孤立主義化」するアメリカ。覇権主義的動きを強めるロシアのプーチンと中国の習近平。激震し、分裂に向けて動くかのごときEU。「地獄のオセロゲーム」と化すアジア……。
いま、誰の眼にもわかる形で、世界は激しく音を立てて崩れ、明らかにこれまでの秩序は後戻りすることのない大変動を始めた。これから世界で何が起きるのか。そして、そのなかで日本はどうすべきなのか。
大きな流れを見通すならば、すべての構図は「グローバリズムの終焉」とそれに伴う「アンチ・グローバリズム」「オールド・グローバリズム」「ネオ・グローバリズム」という三勢力の相克から読み解ける。
いま直面する「危機」を考えるとき、もはや日本は「普遍的価値」も捨てるときは捨て、自らの生存を最優先に考えねばならぬ――日本人の覚悟を問う、刮目の書。
●第一章 トランプのアメリカで世界に何が起きるか
●第二章 日露“北方領土”交渉と売国の危機
●第三章 介入か孤立か――パックス・アメリカーナの行方
●第四章 「グローバリズムの限界」に直面し流動化する世界
●第五章 「地獄のオセロゲーム」化するアジア
●第六章 これから十年、日本はどうすべきか
いま、誰の眼にもわかる形で、世界は激しく音を立てて崩れ、明らかにこれまでの秩序は後戻りすることのない大変動を始めた。これから世界で何が起きるのか。そして、そのなかで日本はどうすべきなのか。
大きな流れを見通すならば、すべての構図は「グローバリズムの終焉」とそれに伴う「アンチ・グローバリズム」「オールド・グローバリズム」「ネオ・グローバリズム」という三勢力の相克から読み解ける。
いま直面する「危機」を考えるとき、もはや日本は「普遍的価値」も捨てるときは捨て、自らの生存を最優先に考えねばならぬ――日本人の覚悟を問う、刮目の書。
●第一章 トランプのアメリカで世界に何が起きるか
●第二章 日露“北方領土”交渉と売国の危機
●第三章 介入か孤立か――パックス・アメリカーナの行方
●第四章 「グローバリズムの限界」に直面し流動化する世界
●第五章 「地獄のオセロゲーム」化するアジア
●第六章 これから十年、日本はどうすべきか
EU離脱派のオピニオンリーダー、ボリス・ジョンソン氏にとって、国民投票の結果は実は「誤算」だったという。彼には「僅差で敗北して存在感を高める」という思惑があったとされる。
そんな離脱派の扇動により、英国の未来は変わった。残留派が6割を占めたスコットランドでは、イギリスからの独立を問う住民投票を行う意向もあり、スタージョン首相は実施の予定時期まで明言した。連合王国解体の危機といえる。
そしてこの騒動で高笑いをしているのがロシアだ。ウクライナ問題に伴う、EUによるロシア封じ込めが困難になるからだ。そればかりかロシアがEU離脱プロパガンダを行なった可能性すら指摘されている。
老大国の激震を、山本七平賞も受賞した産経新聞ロンドン支局長が緊急報告!
(目次より)
●キャメロンの危険な賭けと誤算
●欧州各地で離脱ドミノ
●EU成立の経緯
●独仏でもEU懐疑主義台頭
●再び英露のグレートゲームが始まる
そんな離脱派の扇動により、英国の未来は変わった。残留派が6割を占めたスコットランドでは、イギリスからの独立を問う住民投票を行う意向もあり、スタージョン首相は実施の予定時期まで明言した。連合王国解体の危機といえる。
そしてこの騒動で高笑いをしているのがロシアだ。ウクライナ問題に伴う、EUによるロシア封じ込めが困難になるからだ。そればかりかロシアがEU離脱プロパガンダを行なった可能性すら指摘されている。
老大国の激震を、山本七平賞も受賞した産経新聞ロンドン支局長が緊急報告!
(目次より)
●キャメロンの危険な賭けと誤算
●欧州各地で離脱ドミノ
●EU成立の経緯
●独仏でもEU懐疑主義台頭
●再び英露のグレートゲームが始まる
「いまや、世界は総崩れだ」と著者は言う。イギリスのEU離脱によってEUの理想は崩れた。移民・難民問題ばかりでなく、銀行問題もヨーロッパ全体を苦しめている。
日本の周辺を見渡すと、北朝鮮は暴走状態で、それを抑える役割の中国も内部から完全に崩れつつある。行き詰まった中国は国際ルールを無視した海洋進出をし、裁判の判決にも従わない。ロシアもクリミアで平然と国際ルールを破った。その経済制裁もあり、国内は非常に苦しい状態で、年金生活者は困窮状態だという。
アメリカは内向き傾向が強まり、世界の安全に関与しなくなってきた。国内では、移民排除を唱える大統領候補が出てきて、国民は分裂状態にある。
なぜ世界は、そのように変質したのか。日本は安泰なのか。だとすれば、それはなぜなのか。
各国の歴史的背景を踏まえながら、日本が世界をリードする時代になっていくことを多角的な視点から分析し、論じる。
日本の周辺を見渡すと、北朝鮮は暴走状態で、それを抑える役割の中国も内部から完全に崩れつつある。行き詰まった中国は国際ルールを無視した海洋進出をし、裁判の判決にも従わない。ロシアもクリミアで平然と国際ルールを破った。その経済制裁もあり、国内は非常に苦しい状態で、年金生活者は困窮状態だという。
アメリカは内向き傾向が強まり、世界の安全に関与しなくなってきた。国内では、移民排除を唱える大統領候補が出てきて、国民は分裂状態にある。
なぜ世界は、そのように変質したのか。日本は安泰なのか。だとすれば、それはなぜなのか。
各国の歴史的背景を踏まえながら、日本が世界をリードする時代になっていくことを多角的な視点から分析し、論じる。
押し寄せる難民、繰り返されるテロ、そして甦る国境……。日本人がいま絶対に知らなければならないことは何か? ドイツ在住30年のベストセラー作家による現地レポート!
かつてEUが誕生したとき、ギリシャに「国境なき医師団」が入り、「ドイツ帝国」の復活が危ぶまれ、テロの嵐が吹き荒れることを誰が想像しただろうか。
第二次世界大戦の反省を経て、「ヨーロッパは一つ」という理想を掲げたはずのEUは、どこかで道を踏み外した。それも取り返しがつかないほどに。それどころか著者が現地で目にしたのは、ますます右傾化し、国境線を高くして内部に閉じこもる、理念と乖離した加盟国の姿だった……。
難民とテロによってギリシャで生まれ、フランス革命を経てヨーロッパの自負となった民主主義は終焉を迎えるのか? その先にあるのはナショナリズムの膨張? それとも戦争?
そしてこの惨状は、日本にとって決して「対岸の火事」ではない。そこで学ぶべきはグローバル化の止まらない世界で、TPPなど「国境を超える枠組み」とどう向き合えばいいのか、ということだ。
テロ、難民、ギリシャ問題、EUと世界情勢の行方、日本の選択までが一挙にわかる著者渾身の一冊が緊急発刊。
内容例:ワイマール共和国の制度を逆手にとったヒトラー/離脱をほのめかしてEUをつくり変えたいイギリス/選挙を経ない人たちが政治を司る不思議/40パーセントも削減されたギリシャの医療費/「チプラスは無能」と書き立てたドイツメディア/ドイツ経済圏に自主的隷属するフランス/フォルクスワーゲン不正ソフト事件が与える衝撃/難民にとっていちばんの魅力は医療/日本海が現在の地中海のようになる……ほか
かつてEUが誕生したとき、ギリシャに「国境なき医師団」が入り、「ドイツ帝国」の復活が危ぶまれ、テロの嵐が吹き荒れることを誰が想像しただろうか。
第二次世界大戦の反省を経て、「ヨーロッパは一つ」という理想を掲げたはずのEUは、どこかで道を踏み外した。それも取り返しがつかないほどに。それどころか著者が現地で目にしたのは、ますます右傾化し、国境線を高くして内部に閉じこもる、理念と乖離した加盟国の姿だった……。
難民とテロによってギリシャで生まれ、フランス革命を経てヨーロッパの自負となった民主主義は終焉を迎えるのか? その先にあるのはナショナリズムの膨張? それとも戦争?
そしてこの惨状は、日本にとって決して「対岸の火事」ではない。そこで学ぶべきはグローバル化の止まらない世界で、TPPなど「国境を超える枠組み」とどう向き合えばいいのか、ということだ。
テロ、難民、ギリシャ問題、EUと世界情勢の行方、日本の選択までが一挙にわかる著者渾身の一冊が緊急発刊。
内容例:ワイマール共和国の制度を逆手にとったヒトラー/離脱をほのめかしてEUをつくり変えたいイギリス/選挙を経ない人たちが政治を司る不思議/40パーセントも削減されたギリシャの医療費/「チプラスは無能」と書き立てたドイツメディア/ドイツ経済圏に自主的隷属するフランス/フォルクスワーゲン不正ソフト事件が与える衝撃/難民にとっていちばんの魅力は医療/日本海が現在の地中海のようになる……ほか
アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題である。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年にわたり年平均100万人の移民を受け入れており、2016年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題である。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題である。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる――。歴史的転換の本質を、2013年から2015年までヒューストン総領事を務めた著者が、外交官の目で読み解く。
9月号の総力特集は、「昭和の大戦」の真実。
第二次世界大戦の終結から70年。幸いにして、第三次世界大戦は起こっていない。しかし現在も世界各地で紛争、戦闘、テロ行為が絶えない。東シナ海の緊張も日増しに高まっている。今後、日本が国家と民族の安寧を保つためにはどうすればよいのか。先の大戦の教訓から学び、これまでの繁栄に感謝しつつ、英霊に哀悼の誠を捧げる夏としたい。
特集は、民主主義のから騒ぎ。英国では国民投票によってEU離脱が選択され、欧州を大混乱に陥れた。日本では今夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたものの、若年層の得票率は低かった。声高に「民主主義を守れ」と叫ぶだけではなく、その正しい運用の仕方こそ、考えるべきではないか。
第二次世界大戦の終結から70年。幸いにして、第三次世界大戦は起こっていない。しかし現在も世界各地で紛争、戦闘、テロ行為が絶えない。東シナ海の緊張も日増しに高まっている。今後、日本が国家と民族の安寧を保つためにはどうすればよいのか。先の大戦の教訓から学び、これまでの繁栄に感謝しつつ、英霊に哀悼の誠を捧げる夏としたい。
特集は、民主主義のから騒ぎ。英国では国民投票によってEU離脱が選択され、欧州を大混乱に陥れた。日本では今夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたものの、若年層の得票率は低かった。声高に「民主主義を守れ」と叫ぶだけではなく、その正しい運用の仕方こそ、考えるべきではないか。
総力特集は「中国と北朝鮮 隠された危機」。
2016年9月、杭州G20(20カ国・地域首脳会議)の議長国・中国の顔に泥を塗る格好で、北朝鮮が中距離弾道ミサイルの発射と5回目の核実験を行なった。「北朝鮮は中国の手下」ではなかったのか。いままでの国際政治の分析では説明のつかない事態が生じている。他方、その中国も国際社会の声とハーグ仲裁裁判所の判決を無視して「南シナ海は古代から中国の領土」と主張してはばからない。中国と北朝鮮はなぜ暴走を続けるのか。日本にとっての本当の危機とは何なのか。うわべの議論を引き剥がして読者に明らかにする。
特別寄稿として丹羽宇一郎・元駐中国大使による論考を掲載。超大国の米中、そしてEUを支える独仏の指導体制が決まるこの2016年に、日本のプレゼンスと発信力、行動力を問う力作。一読を請う。
2016年9月、杭州G20(20カ国・地域首脳会議)の議長国・中国の顔に泥を塗る格好で、北朝鮮が中距離弾道ミサイルの発射と5回目の核実験を行なった。「北朝鮮は中国の手下」ではなかったのか。いままでの国際政治の分析では説明のつかない事態が生じている。他方、その中国も国際社会の声とハーグ仲裁裁判所の判決を無視して「南シナ海は古代から中国の領土」と主張してはばからない。中国と北朝鮮はなぜ暴走を続けるのか。日本にとっての本当の危機とは何なのか。うわべの議論を引き剥がして読者に明らかにする。
特別寄稿として丹羽宇一郎・元駐中国大使による論考を掲載。超大国の米中、そしてEUを支える独仏の指導体制が決まるこの2016年に、日本のプレゼンスと発信力、行動力を問う力作。一読を請う。
どうして「理想が勝つ国」アメリカは、トランプを大統領候補に選んだのか? テロの連鎖はどこまで続くのか? 中国の軍拡は日本を飲み込むのか? なぜ「歴史の終わり」どころか、ポスト冷戦期には想像もできなかった出来事が次々に起こるのか? その変化の本質を知るには、日々のニュースから目を離さず、同時に背後にある因果・相関関係を見抜く本物の「歴史的大局観」が必要になる。そうした離れ業のできる数少ない天才が、国際情勢の原理を知り抜いた佐藤優氏、宮家邦彦氏という二人のプロフェッショナルだ。中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中国とまさに「地球を一周」しながら語り尽くされるのは、米大統領選、IS、パナマ文書、イギリスのEU離脱など最新の世界情勢とともに、その裏で地殻変動を起こす「世界史の大転換」である。それがわかれば日本はどうすれば生き残れるのか、という戦略もおのずと浮かび上がるはず。常識の通じない時代で未来を正確に読むために、いま知るべきことがすべて詰め込まれた、圧倒的な密度の一冊。
内容例
「プレモダン」「モダン」「ポストモダン」の混在する世界
トランプ現象は世界で渦巻く大衆迎合主義の「アメリカ版」
西側諸国への「世界イスラム革命戦争」がついに始まった
なぜイスラム宗教改革は「振り出しに戻す」運動になるのか
ISの影響が新疆ウイグル自治区に及ぶ危険性
伏流水のように噴き出す欧州社会の「反セム主義」
フランスが二度にわたってテロの標的にされた理由
イギリスのEU離脱と「パナマ文書」が関係している?
「本来のアメリカ人に権利を取り戻す」という言葉の魅力
トランプとサンダースに共通した「妥協を排す純粋主義」
クリントンの特徴はよくも悪くも「ポリティカル・マシーン」
新しい米大統領のもと、米中は新たな均衡点を探る
「保育園落ちた日本死ね!!」ブログと民主主義の危機
日本の財界はもっと積極的にアメリカへ投資せよ ほか
内容例
「プレモダン」「モダン」「ポストモダン」の混在する世界
トランプ現象は世界で渦巻く大衆迎合主義の「アメリカ版」
西側諸国への「世界イスラム革命戦争」がついに始まった
なぜイスラム宗教改革は「振り出しに戻す」運動になるのか
ISの影響が新疆ウイグル自治区に及ぶ危険性
伏流水のように噴き出す欧州社会の「反セム主義」
フランスが二度にわたってテロの標的にされた理由
イギリスのEU離脱と「パナマ文書」が関係している?
「本来のアメリカ人に権利を取り戻す」という言葉の魅力
トランプとサンダースに共通した「妥協を排す純粋主義」
クリントンの特徴はよくも悪くも「ポリティカル・マシーン」
新しい米大統領のもと、米中は新たな均衡点を探る
「保育園落ちた日本死ね!!」ブログと民主主義の危機
日本の財界はもっと積極的にアメリカへ投資せよ ほか
東アジア情勢を象徴的に「日米vs中韓」とし、総力特集を組んだ。中西輝政氏は安倍総理の米議会上下両院合同会議における演説を日本の針路を示す歴史的な意義があると評価。屋山太郎氏は、福沢諭吉の「脱亜論」を取り上げ、「東亜の悪友」と離れるときではないかと説く。拳骨拓史氏は、日本は韓国にあえて冷淡であれといい、黒田勝弘氏は韓国の歴史外交の失敗を指摘する。古森義久氏とジェイソン・モーガン氏は、アメリカの歴史学会は「歴史修正主義」というレッテルを貼り、ファクト(事実)を真面目に議論していないと断じる。巻頭では、小浜逸郎氏、三橋貴明氏、中野剛志氏による鼎談を行なった。アメリカ主導のグローバリズムの限界、さらにEUやAIIBの動向などについて論じた。今月はFIFA女子ワールドカップ(W杯)カナダ2015が開幕する。キャプテンとしてチームを率いる宮間あや選手に現在の心境を聞いた。澤選手から「日の丸が付いたユニフォームを身に着ける意味とプライドを、チームの誰よりも強く意識しないといけない」と、アドバイスされたエピソードが胸を打つ。試合観戦の前に、ぜひ読んでいただきたいインタビューだ。
ギリシャ問題、ウクライナ危機、中国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立……。そのすべてはつながっていた!
2015年1月に急伸左派連合が政権に就いてから、風雲急を告げるギリシャ情勢。国内の「ユーロ」が枯渇し、いわゆる「ユーロ離脱」が現実のものとなりつつある。しかしギリシャ一国が離脱したところで世界経済への影響は軽微、という向きもあるようだ。ギリシャのユーロ離脱を端緒として、グローバリズムは逆流を始める。やがてそれは日本をも巻き込んで、国境を越えた金融取引を消失させ、安全保障環境を不安定化させていく。
そもそもなぜ、グローバル化の体現ともいえる共通通貨ユーロは失敗したのか。じつは共通通貨ユーロの構造そのものが、危機の元凶だったのだ。財政統合なき通貨統合がユーロ圏を「つくる国」と「使う国」に分断し、ギリシャに過剰な消費を強いたのである。さらにはギリシャが危機に陥ってからも、EU(欧州連合)、ECB(欧州中央銀行)、IMF(国際通貨基金)からなる「トロイカ」は効果的な支援ができなかった。その背景を探ると、ドイツが過剰なまでにこだわった「非救済条項」の存在が浮かび上がる。
そしてギリシャ危機の一方で欧州ではもう一つの危機、つまりウクライナ情勢が緊迫の度合いを深めている。二つの危機は根深いところでつながっており、欧州のみならず、日本にも巨大なインパクトを与える、と竹森氏が語るのはなぜか。
一見なんのつながりもないように思われる欧州危機と中国のAIIB設立の関係までも視野に入れながら、ユーロ圏はもちろん、アメリカ、ロシア、IMFなどの思惑を緻密に読み解き、これから日本がとるべき道までを指し示した渾身の一作。
2015年1月に急伸左派連合が政権に就いてから、風雲急を告げるギリシャ情勢。国内の「ユーロ」が枯渇し、いわゆる「ユーロ離脱」が現実のものとなりつつある。しかしギリシャ一国が離脱したところで世界経済への影響は軽微、という向きもあるようだ。ギリシャのユーロ離脱を端緒として、グローバリズムは逆流を始める。やがてそれは日本をも巻き込んで、国境を越えた金融取引を消失させ、安全保障環境を不安定化させていく。
そもそもなぜ、グローバル化の体現ともいえる共通通貨ユーロは失敗したのか。じつは共通通貨ユーロの構造そのものが、危機の元凶だったのだ。財政統合なき通貨統合がユーロ圏を「つくる国」と「使う国」に分断し、ギリシャに過剰な消費を強いたのである。さらにはギリシャが危機に陥ってからも、EU(欧州連合)、ECB(欧州中央銀行)、IMF(国際通貨基金)からなる「トロイカ」は効果的な支援ができなかった。その背景を探ると、ドイツが過剰なまでにこだわった「非救済条項」の存在が浮かび上がる。
そしてギリシャ危機の一方で欧州ではもう一つの危機、つまりウクライナ情勢が緊迫の度合いを深めている。二つの危機は根深いところでつながっており、欧州のみならず、日本にも巨大なインパクトを与える、と竹森氏が語るのはなぜか。
一見なんのつながりもないように思われる欧州危機と中国のAIIB設立の関係までも視野に入れながら、ユーロ圏はもちろん、アメリカ、ロシア、IMFなどの思惑を緻密に読み解き、これから日本がとるべき道までを指し示した渾身の一作。
専門商社勤務の加藤冴子は残業をしない。絶対にしない。表向き親の介護を理由にしているので、職場の仲間が冴子に何か言うことはないものの、どれほど同僚たちのきっつい視線を浴びようとも、心を鬼にして定時で帰る。実は、冴子は親の作った1000万円もの借金を返すためにハウスキーピングの副業で稼いでいる。副業禁止の会社の同僚たちに、そんなことを話せるわけがない。EUで経験を積んできた仕事に厳しい鬼部長こと森川雪広から、たまには協力してほしいと言われても振り切って帰る。だが、その週末に派遣されたのは??信じられない! 信じられない! 信じられない! 派遣先が鬼部長の部屋だなんてっ! どうしよう……
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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5つの異世界からの来訪者・ゼクス達と休戦条約を結び、人類は滅亡の危機を回避した。そんな情勢の中、新設された女子校・富士御崎学園を訪れた各務原(かがみはら)あづみ。彼女はそこで謎のゼクスによる襲撃を受け…!? ※デジタル版には同梱カードは付属しておりません。ご了承ください。
紀伊カンナ初画集!【この光、この彩り。今、ひとつの宝箱に。】「エトランゼ」シリーズの初期から最新まで大集結◆単行本や雑誌表紙はもちろん、他描き下ろし絵、グッズ絵、イベントなどのレアイラスト、大型絵のカバーラフなどなどもりだくさん。
『いつでも隣に』がわたしの幸せ。
couleur(クルール)=色、色彩。
色あざやかに揺れ動く、女性たちの心情を覗き見てみませんか……?
誤魔化しきれない、自分の本音(キモチ)。
WEBコミックサイト『COMIC MeDu』から、あなたのために厳選した、可愛くてちょっぴり切ない作品たち♪
月並みな日々に少しのスパイス。色めくわたしのコミックマガジン、第2号!!
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ナチス政権下のドイツ。血のつながっていない両親とのどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、ある日突然ナチスの襲撃を受ける。ナチスは密かにヒトラーの血を持つ13人の子供をつくり、ドイツ各地で育てていたのだが、何らかの理由で彼らの抹殺を決めたらしい。ノインを密かに警護する命を受けていたテオ・ベッカーは、ナチスを裏切り、ノインと旅に出た。
銀河英雄伝説 Die Neue These 公式設定資料集 銀河帝国篇
- 現在2巻
- ジャンル:ゲーム・アニメ・ホビー
- 著者:マッグガーデン編 銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
- 出版社:マッグガーデン
- 長さ:50ページ
- ポイント数:購入710ポイント
- レビュー:(1)
待望の設定資料集が刊行開始!テレビアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」の公式設定資料集が電子版でも発売!!第1〜12話の制作時に使用された設定を厳選して掲載する。「銀河帝国篇 Part.1」では、銀河帝国のキャラクター篇とプロップ篇を収録。
銀河英雄伝説 Die Neue These 公式設定資料集 自由惑星同盟篇
- 現在2巻
- ジャンル:ゲーム・アニメ・ホビー
- 著者:マッグガーデン編 銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
- 出版社:マッグガーデン
- 長さ:54ページ
- ポイント数:購入800ポイント
- レビュー:(1)
待望の設定資料集が刊行開始!テレビアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」の公式設定資料集が電子版でも発売!!第1〜12話の制作時に使用された設定を厳選して掲載する。「自由惑星同盟篇 Part.1」では、自由惑星同盟のキャラクター篇とプロップ篇を収録。
キミと色づく、わたしの日常(せかい)。
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なんでもない一日を特別な一日に。
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創刊号は100円でご提供!!
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