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  • 先生と僕 〜夏目漱石を囲む人々〜

    文豪として有名な夏目漱石ですが、作家活動をしていたのは亡くなるまでの十数年に過ぎず、生涯の大半は英語教師として生活していました。

    実際のちに漱石のもとに集まった門下生のほとんどは、漱石が教師をやっていた頃の教え子たちだったようです。本作は漱石とその門下生の日常を4コマ形式でコミカルに描いた作品です。

    漱石自身は気難しくて面倒くさい性格だった事が親族の回顧録などでも語られていますが、本作は個性豊かな門下生たちのキャラが立っていることもあり、本来の漱石の生涯における暗さをあまり感じさせることなく物語が進みます。

    個人的に印象に残った門下生は以下の4人。
    ・「天災は忘れた頃にやってくる」との言葉を生んだ物理学者にして漱石の一番弟子・寺田寅彦。
    ・漱石愛が強すぎて5m強もの長さの手紙を書いて送ってきた鈴木三重吉。
    ・平塚らいてうとの心中騒ぎを起こした問題児・森田草平
    ・漱石に心酔しつつも、その影響力の虜になることを恐れた芥川龍之介。

    また門下生だけでなく俳句界の革命児・正岡子規をはじめとする漱石の学生時代からの友人との逸話も豊富で、文豪としての漱石では無く彼の飾る事のない人間性に楽しく触れることのできる作品になっています。

    漱石の学生時代から亡くなるまでを網羅した作品ではありますが、4コマ形式で話が進むのでサクサク読めます。夏目漱石と友人、門下生たちが織り成す群像劇、是非読んでみてください。

    スタッフ 山科

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