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項羽と劉邦
紀元前200年ごろ、項羽・劉邦・韓信・張良などの豪傑・知将たちが、中国全土を舞台に繰り広げた楚漢戦争。日本人にとっては、「鴻門の会」「四面楚歌」などの名場面や、「国士無双」「背水の陣」といった名言などでなじみの深いこの一連の戦いを、一級のエンターテインメントとして描き出す。原作は「三国志」の寺島優、作画は同じく「三国志」「水滸伝」「孫子の兵法」「孔子と論語」の李志清。 -
項羽と劉邦、あと田中(コミック)
営業担当の会社員・田中は気づくと見知らぬ大草原にいた。
そこは古代中国大陸。
後に秦王朝を打倒し激突する、二人の英雄がいた時代。
彼らの名は、項羽と劉邦。
この乱世、田中に何ができるというのか??
大人気田中系歴史小説、満を持してのコミカライズ! -
いっきに読める史記(文庫版)
日本人の中国史に対する関心は、『三国志』にばかり集中する珍現象が四十年ほど続いていた。しかし、原泰久氏の漫画『キングダム』が成功し、アニメ化、映画化もなされて読者層が広がる中で、状況は一変。『三国志』の独壇場は崩れ、戦国時代終盤にも熱い視線が注がれるようになった。『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書で、今なお人気の高い名著である。ただし、全130巻に及ぶ超大作。原典のおもしろさを失わずに一冊にまとまっているもの、そうした読者の要望に応えるべくして生まれたのが本書である。
本書は、神話から殷・周の時代、春秋時代、戦国時代、秦の始皇帝の時代、項羽・劉邦の時代、文帝・景帝の時代、武帝の時代という7章構成。どこから読んでも理解できるようになっている。『史記』では、難局を突破していく英傑たちのストーリーが展開されるが、そこには駆け引き、決断、裏切り、友情など、二千年の間、読み継がれた胸アツの人間ドラマがある。『史記』はまた故事成語の宝庫でもあり、「鳴かず飛ばず」「要領を得ず」「呉越同舟」など、なじみのある名言が次々に登場する。
本書では、その由来や本来の意味を、折に触れて注釈している。さらに、『史記』の舞台になった場所の写真や地図もある。中国の超大作を最高に楽しめる一冊。
※この作品は『いっきに読める史記』の文庫版です。重複購入にご注意ください。 -
劉邦
類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇!武勇、才気なくして農民から皇帝まで一気に駆け上がった英雄・劉邦。その類いまれな漢(オトコ)の魅力を、『土竜の唄』の著者が渾身の力で描くとびっきりのエンタメ史劇です!!
―・S・T・O・R・Y・―
時は紀元前、中国全土を統一した秦の始皇帝統治下の都で一人の男が労役で働いていた。男の名前は劉季(後の劉邦)ある日、男は秦兵に捕まり、中華の極刑、炮烙(ほうらく)の刑に処せられる事になる。男の運命、そして中華の歴史はその時を境に大きく変わり始めた!! -
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝
紀元前・中国……大陸は一人の男によって初めて統一される。後の世にはその本当の名より、初めての皇帝「始皇帝」の名で知られる絶対者の支配は苛烈を極めた。その支配者を討たんと、一人東に向かう男あり……名を張良(ちょうりょう)、字を子房(しぼう)という。後の天才軍師・張良を主役に据えた川原版“項羽と劉邦”堂々開幕!! -
男の器量 男の値打ち
男が惚れる男の資質とは? 乱世を生き抜いた中国の歴史人物たちの中には、男が思わずついていきたくなる男が数多くいた。「将に将たる器を持っていた」劉邦、「この人のためならばと思わせる『仁』を持っていた」劉備、「先の先まで読みつくす才覚のあった」曹操……。しかし彼らも決して最初からそうであったわけではない。むしろ生きるか死ぬかというギリギリの選択を重ねる中で、己の器量を磨いてきたのである。本書は中国文学の第一人者である著者が、英傑たちの生き様を紐解きながら、己の器を大きくする方法を豊富なエピソードをもとにダイナミックに描いたものである。本書を読めば彼らが逆境に立ち向かいながら、その中でいかにして統率力、懐の深さ、先見力を培ってきたかがわかる。翻って、われわれの器量も経済的に逆風である現在であればこそ、磨かれる機会が多い。あきらめることなく、どんなときも自分を磨く気概をもつ男になるための本。 -
現代活学講話選集2 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学
混迷の時代こそリーダーの資質が問われる!
本書は、秦の始皇帝、項羽と劉邦に始まり、三国時代の曹操、劉備、孫権、宋の哲人宰相・耶律楚材まで、戦国乱世に光芒を放った英雄たちの優れた戦略と巧みな人心掌握術について語り明かした講話録である。
「剣は一人の敵なり。学ぶに足らず。万人の敵を学ばん」(項羽)、「背水の陣」(韓信)、「太学を起こし礼楽を修明す」(後漢の光武帝)、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」(班超)、「不可ならば、君自ら取るべし」(劉備)、「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」(諸葛亮)、「刮目して相待つ」(呂蒙)、「至誠を以て天下を治めん」(唐の太宗)……など、知略をめぐらし、死力を尽くして成功を収めた者、悲劇を辿った者の言行は、時を超えて我々にリーダーの行動規範を指し示す。
わが国の指導者に多大な影響を与えた著者の確かな視座からの解説が心に響く好著である。ビジネスリーダー必読の一冊。 -
中国武将列伝
中国の長い歴史には、数限りない英雄や豪傑たちが出現した。そんな彼らの中から、歴史に確かな足跡を残し、その時代を代表した14人の武将を取り上げたのが本書である。漢帝国を興した劉邦との戦いに敗れた「項羽」、漢の天下統一に貢献した張良と韓信、異民族との戦いに活躍した後漢の馬援、『三国志』の英雄・関羽、文武兼備の理想の武人・岳飛、倭寇退治に成果をあげた明の戚継光などである。中国は伝統的に文官が優位の社会であり、武将といえども官僚機構の一員にすぎない。平和の時代には名をとどめることなく生涯を終えることになる武将の人生が最も輝くのは、なんといっても戦乱の時代が到来した時である。そんな乱世に、彼らは国という組織の中でいかに生き、また、どのように戦って歴史に名を刻んだのか? ――その一人一人の事績を丹念にたどって人間像を浮き彫りにするとともに、彼らの成功と失敗の記録から「人生いかに生きるか」を学ぶものである。 -
中国英傑に学ぶ 男の後半生
定年後や第二の人生の過ごし方など、人生の後半生の生き方への関心が高まっている。ところで現代の日本人にとって、後半生とは単に人生八十年の折り返し地点である四十歳以降ではない。むしろ人生の転機を迎えたその時からだというのが著者の見解である。一度きりの人生を悔いなく送るために、我々は後半生をいかに生きるべきか。中国の英傑二十四人それぞれの後半生の考察を通し、そのヒントを提示しようというのが本書の試みだ。例えばお家騒動で国を追われ、十九年に及ぶ亡命生活の後、転機を逃さず六十二歳で見事王位に就いた重耳という人物。現代の感覚でいえば、八十過ぎの年齢にあたるそうだ。重耳の生涯を思えば、四十、五十など洟垂れ小僧であり、定年だリストラだと嘆くのはやめ、勝負はこれからだと新たな目標を持って人生に挑戦してほしいとエールを送る。他にも劉邦や司馬遷など、人生を諦めなかった男たちに読者も勇気づけられることだろう。 -
謀略家たちの中国
西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。「罪の意識」も「恥の意識」も、中国の指導者にとっては無用の長物、それどころか「欲望充足」のための邪魔でしかない。本書は、中国四千年の政治史を形づくった奸雄12人を丁寧に取り上げ、陰惨極まりない陰謀の数々を紹介。著者の故里である中国の政治文化に巣食う忌まわしい行動原理を抉り出した。舌先三寸の外交謀略家・蘇秦、帝国を自壊させた愚か者・李斯と趙高、卑劣な無頼漢・劉邦、馬鹿正直な貴人・項羽、漢帝国を乗っ取った偽君子・王莽、陽気な謀略家・曹操、陰気な精神主義者・諸葛孔明、残酷無比の魔女・則天武后、裏切り専門男・袁世凱、中国史上最大の暴君・毛沢東と、その下僕に徹した保身家・周恩来。この指導者たちの手段を選ばない権力闘争のおかげで、中国人民はつねに塗炭の苦しみを味わってきた。そしていま、隣国・日本もその餌食になろうとしている。 -
「史記」の人物学
中国を代表する歴史大著『史記』。そこに描かれる千年有余にわたる数千もの人間の営みは、一つの壮大なドラマを織りなす。男と男が力の限りを尽した項羽と劉邦の天下取りの対決、権力者の狭間でしたたかにかつ周到に生きた中堅諸将の見事な智恵、そして、ときに時代をも動かした女たちの華やかで冷酷な計略の数々……。そこには先人たちの様々な生きざまが凝縮され、あらゆる人生の起承転結が読みとれる。 -
いっきに読める史記
『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書で、今なお人気の高い名著である。その『史記』には、歴史を動かした魅力あふれる英雄が次々と登場する。周草創期の文王と太公望、斉の桓公・晋の文公・楚の荘王・呉の夫差・越の勾践ら春秋五覇、君主をもしのがんばかりの孟嘗君・平原君・信陵君・春申君ら戦国四公子、初の統一帝国を築き上げた始皇帝、死闘を繰り広げた項羽と劉邦、絶対君主として君臨した武帝と漢王朝の領土を広げた名将、李広・霍去病・衛青がいる。本書では、それらの英雄が登場する長大な古典、『史記』の全ストーリーを一冊に凝縮し、わかりにくい内容には注や地図を入れてやさしく解説する。仕事やら何やらで、何かと忙しく心の余裕もない現代人にうってつけの本である。 -
まるわかり中国の歴史
中国は奥深く波乱に富んだ、悠久の歴史を持っている。始皇帝による中国統一、項羽と劉邦の激闘、英雄が出現した三国時代、異民族による中国支配、西洋の進出に悩まされた清王朝、文化大革命、天安門事件……。数々の興亡をくり返しながら、独自の世界を築いてきた。知れば知るほど、面白く、興味がつきない。本書では、文明の誕生から現代中国の成立まで、これだけは知っておきたいポイントを71に絞って解説。大きな時代ごとに六つの章に分け、全項目を見開き構成にしてあるので、どこから読んでもよく、目次で面白そうな見出しを見つけて、拾い読みしてもOK! また、項目ごとに図や写真、さらに人物、用語解説を添えており、わかりやすい! 各章の終わりには、「中国史を動かした事件」「コラム」を設け、あきないつくりとなっている! 歴史アレルギーな人でもすいすい読めて、すっきりわかる、中国の歴史をざっくり理解するための最適な入門書。 -
世界史「意外な結末」大全
「アメリカ初代大統領ワシントンは“ヤブ医者”にかかって死んだ!?」
「スペイン無敵艦隊を破った海賊ドレイクの最期は“財宝船探し”で大失敗!」
「後継者の座をめぐって、アレクサンドロス大王の“遺体”争奪戦が起きた!」
「老子は二百歳まで生きて“釈迦の師”となった?」
「処女王エリザベス一世は晩年、年齢の話をされると“ガチギレ”した!」
「清国の創始者ヌルハチは“最後の妻”に殉死するよう強制?」
「聖女ジャンヌ・ダルクは歴史から一度忘れ去られ、近現代になってナポレオンが有名にした!」
……こんな歴史のウラ話を聞いたら驚くだろうか?
本書では、カエサル、アルキメデス、リチャード一世、劉邦、楊貴妃、ミケランジェロ、ルイ十四世、永楽帝、蒋介石、リンカーン、ヴィクトリア女王、チャーチルなど、古今東西の“超有名人物”の知られざる結末を一挙紹介。学校では教えてくれない「本当の姿」が明らかになる。 -
中国をつくった12人の悪党たち
この国の人民は呪われているのか――。西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。中国史を創出してきた最大の原動力は、欲と権力だった。四千年前から天下国家と万民は「権力の僕」であり、この国の民たちは、権力闘争の犠牲となる運命から一度も逃れることができない。二十一世紀になった現在も始皇帝の負の遺産が受け継がれ、毛沢東の幽霊が漂う。悪をめぐる構造は依然、生き延びているのだ。蘇秦から毛沢東、周恩来まで、中国史を形づくる悪党12人を取り上げ、「英雄」の正体と陰謀の数々を解き明かす。
●「悪いやつほど天下を取れる」それを証明する12人
●蘇秦(そしん)……中国流外交術の原点をなす稀代の策士
●李斯(りし)と趙高……利口な愚か者たち
●劉邦と項羽……無頼漢と貴族的英雄の対決
●王莽(おうもう)漢帝国を乗っ取った史上最大の偽善家
●曹操と孔明……陽気な現実主義者と陰気な精神主義者
●則天武后……男たちの権力秩序を覆した天下の「悪女」
●袁世凱……私利私欲のみに動く「裏切り専門男」
●毛沢東と周恩来……中国市場最大の暴君とその忠実な僕
これはある意味では、筆者自身の中国の歴史に対するひとつの独自の解釈である。このような「一君万民」の権力中心主義こそが中国史の悲劇と人民の不幸の源であり、まさに「諸悪の根源」というべきものであろうと思うが、中国の人民にとってさらに不幸なのは、二十一世紀になった現在でも、秦の始皇帝以来の権力構造は依然生き延びていることだ。(本書「むすびに代えて」より抜粋) -
本当の知性を身につけるための中国古典
孔子、武帝、曹操……中国古典に登場する72人に学ぶ明日への知恵。人間の悩みは何千年も同じようなもの。中国古典には現代にも通じるアドバイスが隠れている。思想家や文人、王や皇帝、将軍や盗賊など中国の歴史上の人物に焦点を当て、彼らの言葉やエピソードを紹介。
●秩序は守るものか 作るものか――孔子
●直観と言葉の悩ましい関係――荘子
●世代交代の落とし穴――孝成王
●個人の強み、組織としての強み――劉邦、項羽
●蛇に足がつくとき――昭陽
●占いを武器にする――狄青
●負けた人間にこそ学びの糧がある――袁紹
●真の交渉上手とは――鄭芝
中国の古典では、人の感情的な側面と、そこから生まれる人と人とのつながりの方に、より重点を置く面があります。本書は、中国の歴史上の人物に主に焦点を当てつつ、こういった「東アジア的な知性」を楽しみながら深められるような言葉やエピソードをご紹介していきます。有名な人、無名な人、架空に近い人まで登場しますが、その知恵や振る舞いは、現代のわれわれの抱える難問と見事に響き合ってもきます。時を超えた対話を楽しんで頂けたら幸いです。(「はじめに」より抜粋)
【本書より】
●はじめに 高い視座から「原理原則」を語る
●第一章 孔子、孟子、老子――思想家や文人
●第二章 舜、劉邦、武帝――王や皇帝、支配者まで
●第三章 孫武、呉起、王安石――宰相、将軍から盗賊まで
●第四章 曹操、鄭芝、司馬仲達――『三国志』の群雄たち -
「中国の歴史」がわかる50のポイント 古代から現代中国までの流れが見える
黄河文明の誕生、始皇帝による国内統一、項羽と劉邦の死闘。三国の争い、宋文化の繁栄、モンゴル・女真族による異民族支配、中日戦争、文化大革命……。
中国の歴史は知れば知るほど奥が深く、波乱に富んでいる。例えば中国には、王朝の衰亡におおよそ関係してくる3つの共通項がある。北方民族と宗教反乱、そして宦官の存在である。事実、中国は北方民族に何度も侵入され、完全に支配された時代があった。また王朝が混乱すると宗教反乱が起こり、宦官や皇帝の外戚が権力を握ると、その王朝は必ず衰微していくのが特徴なのだ。こうして流れでみていくと、中国王朝に独特の宿命のようなものが存在したことがわかり、興味深い。
本書は東洋史の大家が、文明の誕生から近代国家の成立まで、中国の歴史の中でポイントとなる50項目を選び、それぞれ解説をつけたものである。中国の歴史はどこから手をつけたらよいかわからないという人にお奨めの一冊だ。 -
中国「宰相・功臣」18選 管仲、張良から王安石まで
中国の歴史が動くとき、皇帝や英雄といったトップの陰には、きまって優れた名宰相・名軍師があった。
斉の桓公の中原制覇を助けた伝説の名宰相・管仲。劉邦の天下取りを支えた「漢の三傑」の一人・張良。三国蜀の創業期に参謀・行政・軍事を一手に引き受け、劉備玄徳を補佐した諸葛孔明。東晋元帝に仕え、南朝へ続く政治の基礎を築いた王導。唐末、短い王朝が連続したために五朝・八姓・十一人の皇帝に仕えた馮道。清の西太后から信任を得て、太平天国の乱の平定や洋務運動の推進に尽力した李鴻章……。
本書では、春秋時代(紀元前7世紀頃)から清末(20世紀初頭)までの間で、補佐役や参謀役としてとくに知っておきたい人物18人を厳選して紹介。「管鮑の交」「臥薪嘗胆」「三顧の礼」「創業は易く守成は難し」など、故事成語にもなったエピソードを交えながら、その生涯と功績を時代状況との関わりの中でわかりやすく解説する。 -
中国史に学ぶ 「将の器」の磨き方(KKロングセラーズ)
経営者・管理職に大好評の孫子の兵法や菜根譚をはじめ、三国志・論語・項羽・劉邦・諸葛孔明・劉備・孔子・老子など中国史から学ぶ、部下が自然とついてくる人間的魅力の備え方とは? 経営者・管理職に必要な、本当の決断力・統率力・先見力はこうして身につける。 -
兵法 項羽と劉邦 漢楚の兵法に学ぶ
楚の覇王項羽と漢王劉邦。秦帝国を打ち滅ぼした後、一時は中国全土を統一するほどまでに隆盛を誇った項羽だが、ライバル劉邦の強烈な巻き返しにあい、ついには垓下の戦いに敗れて自決してしまう。
「抜山蓋世の勇あり」と謳われた稀代の英雄・項羽は、なぜ無頼漢あがりの劉邦に負けたのか。それは項羽が己の将才だけを頼りに軍を推し進めていったのに対し、劉邦は多くの人材を幕下に集め、絶妙な組織力を発揮したからである。范増一人を使い切れなかった項羽と、政治幕僚に蕭何、作戦参謀に張良、前線に天才武将・韓信を配し、徹底したチームプレーを演出した劉邦。本書は、項羽と劉邦、それぞれの戦略・戦術の違いを、図解をまじえて徹底分析したものである。
どんなに個々の能力が優れていても、それらを有機的に結合させて組織力を発揮しなければ大事を成し遂げることはできないのが世の常。経営者・ビジネスマンの大局判断、局面打開に役立つ一冊である。 -
中国古典百言百話11 史記
孔子や老子の活躍、戦国七雄の対立、項羽と劉邦の争い、北方の対匈奴遠征など、太古の伝説の時代から漢の初期に至るまで、英傑たちの活躍を鮮やかに描いた歴史書『史記』。司馬遷の眼を通して描かれる人間たちの営みは、時代を超えて現代の処世の道を語る。中国正史の筆頭に位置する不朽の名著から、二百の名言やエピソードをわかりやすく紹介する、全130巻のエッセンス。 -
2時間でわかる「三国志」と古代中国
始皇帝、項羽と劉邦、諸葛孔明……個性的な英雄が現れた古代中国。『三国志』『史記』に描かれた歴史ロマンを楽しむ!
中国史をめぐる二大ベストセラーといえば、なんといっても『史記』と『三国志』である。中国に登場した最初の本格的な歴史書『史記』、そして血沸き肉躍る『三国志』。この二冊をはずして、中国の歴史を語ることはできない。
両書とも二〇〇〇年近く読み継がれ、「臥薪嘗胆」「白眉」「破竹の勢い」「危急存亡の秋」など、私たちが現在なお使う言葉にも、『史記』や『三国志』を出典とするものは少なくない。
両書は、現代人にとっても、生き抜くための叡知が満載された戦略・戦術の“生きた教科書”といえる。歴史書として、戦術論として、人間理解の書として、あらゆる読み方ができるのが、この二冊なのである。
その読みどころをコンパクトにまとめたこの本で、『史記』と『三国志』の世界を堪能いただければ幸いに思います。 -
項羽と劉邦、あと田中【電子版特典付】
古代中国×アラサー会社員 前代未聞の英雄譚!
田中【たなか】(31歳・会社員)はある日突然、秦王朝末期の中国にタイムスリップ。
見知らぬ地を彷徨うなか、後の斉王・田横【でんおう】と出会い、
田中【でんちゅう】という名の一族の者と勘違いされ召し抱えられることに。
持ち前の弁舌を生かして重用され、田横らと親交を深める田中は、現代に帰るために、
そして田家の未来を変えるために時代のうねりに身を投じていく……。
新たな視点で楚漢戦争を描き出す、「小説家になろう」で話題沸騰の新機軸歴史ファンタジー。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。 -
ゼロからわかる英雄伝説 古代中国編
春秋戦国から三国志までの君主、猛将、軍師が一挙集結!
「春秋戦国」「始皇帝」「項羽と劉邦」「三国志」といえば、日本でもおなじみの中国の歴史コンテンツ。その登場人物は小説、漫画、ゲームなどのエンターテインメントのキャラクターとして様々な活躍をみせている。人気の武将を中心に史実や創作などもまじえ一挙紹介。
【目次】
1章 古代中国史入門
古代中国史の幕開け
諸侯による覇権争い「春秋時代」
始皇帝による天下統一の物語「戦国時代」
二人の英雄が覇を争った「楚漢戦争」
世界中で読まれた英雄譚「三国時代」
中国思想の礎を築いた諸子百家
古代中国史を物語る『史記』と『三国志』
2章 春秋時代
春秋時代MAP
褒ジ/祭足/管仲/文公/荘王/晏嬰/趙武/句践/西施/伍子胥/范蠡/豫譲
3章 戦国時代
戦国時代MAP
楽毅/田単/藺相如/屈原/商鞅/白起/孟嘗君/エイ政/呂不韋/王翦/李牧/荊軻/李信/蒙恬/徐福
4章 楚漢戦争
楚漢戦争MAP
項羽/虞美人/范増/劉邦/張良/韓信/蕭何/陳平/樊カイ/呂后/司馬遷
5章 三国時代
三国時代MAP
董卓/貂蝉/呂布/陳宮/曹操/夏侯惇/郭嘉/張遼/劉備/関羽/趙雲/諸葛亮/馬超/孫権/甘寧/周瑜/司馬懿
6章 諸子百家
孔子/孟子/荀子/韓非/孫子/墨子/老子/荘子
主要参考文献 -
季布の一諾
「黄金百斤を得るは季布の一諾を得るに如かず」項羽軍の部将だった季布の苦境を救ったのは魯の大侠朱家。劉邦の天下取りでは全国の侠客の力を借りた。朱家は全国侠客の頂点に立ち劉邦側近とも親しい。だが、朱家は時の権勢家と会うことは避けていた。 -
太公望 殷王朝を倒した周の名軍師
時は、四〇〇年続いた中国殷の時代末。
周の国で、魚が釣れるはずもない真っ直ぐな釣り針を水面の上に垂らし、幾日も川辺に佇む老人。
その老人の噂を聞いて会いに赴いた周の文王は、一目会っただけで、先君の太公が予言した、周に興隆をもたらす大賢人と見抜き、軍師とした。その老人は、太公が待ち望んだということから、「太公望」と尊称された。
太公望は、文王とその子武王に仕え、比類なき軍略と、ときには権謀術数をも自在に駆使して周の国力を増強させ、強勢を誇った殷帝国との戦いに勝利をもたらし、周に覇をとなえさせた……。
後世、兵法の始祖とも称された太公望。のちに項羽を倒して漢帝国を樹立した劉邦の軍師張良も、太公望の兵法書といわれる『六韜』から得た軍略で劉邦に勝利をもたらしたと伝えられる。
本書は、そんな伝説に彩られた史上最高の軍師太公望の叡智に溢れた生涯を、雄渾な筆致で描き出した長編歴史小説である。 -
蕭何 劉邦に天下をとらせた名参謀
庶民から身を起こして漢帝国を建てた劉邦の下には、優れた人材が集まったが、天下を手中に収めた後、劉邦が「第一の功臣」と名指して称した男こそ蕭何であった。
無頼の生活を送っていた劉邦と同郷の下級官吏で、劉邦に何かと目をかけていた蕭何。秦帝国が揺らぎ、風雲に乗じて決起した劉邦こそ天下を治める器だと見抜いた蕭何は、劉邦に数々の策を進言、ついには劉邦軍を項羽軍とならんで秦帝国を倒す二大勢力たらしめる。
秦帝国打倒後も、蕭何によって劉邦は何度もピンチを救われる。兵力と武力に勝る項羽に対し、敗戦に敗戦を重ねる劉邦。補給路を断たれれば、いつ自然消滅してもおかしくない劉邦軍であったが、蕭何は食糧を切らすことなく送り込んで窮地を救い、さらには名将・韓信を劉邦に強く推挙、項羽を倒す最大の立役者となった。
劉邦没後は漢帝国の基礎固めに尽力した蕭何。その「稀代の名参謀」の生涯を描ききった長編歴史小説。 -
陳平 劉邦の命を六度救った「知謀の将」
項羽との覇権争いに勝った劉邦の下には、名軍師張良と並び称されるもう一人の「知謀の士」がいた――その名は陳平。
貧しい家の生まれながら、天下に志を立てようと考えた彼は、初め項羽に仕えていた。しかし、ふとしたことで怒りを買い、誅殺されそうになる。そこで項羽を見限る決意をし、故郷から連れてきた若者とともに劉邦の下へ身を寄せる。
劉邦との対面で策略を進言した陳平は、実力を高く評価され、やがてめきめきと頭角を表わすようになる。項羽と軍師の范増を離間させたり、項羽軍に包囲された城からの脱出劇を演じたり、まともに戦えば勝ち目のない韓信を、巡幸を装って捕えたりするなど、見事な「奇策」を展開し続けた。そして、結果的に劉邦の命を六度救う、劉邦軍になくてはならない軍師になるのだった。
本書は、劉邦亡き後も、右丞相に昇って国家の重鎮となった陳平の波瀾に満ちた生涯を余すところなく活写した評伝小説である。 -
黥布 項羽と劉邦が最も恐れた顔面刺青の猛将
秦朝末期、天下の覇権を争った項羽と劉邦。この二大英傑に挑んだ百戦無敗の魔神こそ黥布である。
猛者ぞろいの項羽軍にあっては常に先鋒をつとめ、秦を滅ぼす最大の功労者となり、その後の楚漢の抗争では、劉邦軍につき楚を攻撃。劉邦の国内統一を大いに助けた。
しかし、天下統一後、次々と功臣を抹殺していく劉邦に恐れをなした黥布は、やむなく反乱を起こす。急行してきた劉邦軍に囲まれる黥布。怒りに燃える劉邦が「なにゆえ反乱する」と問うと、不適にも「皇帝になりたいだけさ」と語ったという。この戦いで劉邦に致命傷を負わせるなどして互角以上に戦った黥布だが、多勢に無勢、最期は義兄に殺されてしまうのだった。
英布と呼ばれた善良な馬喰(ばくろう)が、予言どおり黥刑を受けたのちに王にまでのしあがった苛烈な生涯を、新しい視点で描いた力作。20万の秦兵を惨殺したとして『史記』に描かれているアンチヒーロー像を真っ向から覆す!! -
四字熟語で愉しむ中国史
「呉越同舟」は孫子の兵法にある言葉で、仲の悪い者同士でも共通の敵には共同戦線を張ることを指す。「乾坤一擲」は楚の覇王項羽に対し、漢の劉邦が仕掛けた伸るか反るかの大勝負に由来する。また「傍若無人」は意外にも生活を心から楽しむ態度を示す言葉だった――。英雄の波乱万丈の物語、芸術家の荒唐無稽な逸話、詩人の感慨無量の境地……。それらをわずか四文字で表した四字熟語の成り立ちを解説しながら、多士済々の中国史を辿る。痛快無比の面白さ、温故知新の知的興奮!
【本書に登場する四字熟語の例】
朝三暮四――不満のガス抜きにされた宋/唯々諾々――言いなりになる千人よりも一人の志士/国士無双――「股潜り」に耐え楚王となった韓信/左顧右眄――英雄豪傑の眼差しを表す/驚天動地――李白の荒れた墓を嘆いた白居易/酔生夢死/名利に動かされずに生きる/垂簾政治――西太后が政治を仕切る
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