
※電子書籍版『月刊誌PHP 2021年3月号』は、電子化にご協力いただけた作品を掲載しております。
日々過ごしていると、焦ったり、あわてたりして、心がざわついてしまうことがありますが、どうすれば深刻になりすぎず、ゆったりとした気持ちで生きていけるのでしょうか。
2021年3月号では、漫談家の綾小路きみまろさんのインタビューをはじめ、お笑い芸人のヒロシさんなどのエッセイで、のんびり過ごすためのヒントについて考えます。ぜひ、ご一読ください。
日々過ごしていると、焦ったり、あわてたりして、心がざわついてしまうことがありますが、どうすれば深刻になりすぎず、ゆったりとした気持ちで生きていけるのでしょうか。
2021年3月号では、漫談家の綾小路きみまろさんのインタビューをはじめ、お笑い芸人のヒロシさんなどのエッセイで、のんびり過ごすためのヒントについて考えます。ぜひ、ご一読ください。

めっちゃ面白くて、心が温かくなる歌集だった。
キーワードは、ユーモアと肯定かな。
どちらも、今の時代に大切にしたいものです。
俵 万智
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うっかりしてると、不意に涙の水たまりにはまる。
猫飼いなら誰もが「へへっ」と笑い、「ぐっ」と涙出る。
くるねこ大和
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短歌・エッセイ仁尾 智
イラスト小泉さよ
(たぶん)世界初の猫歌人・仁尾 智、
『猫びより』『ネコまる』13年間の連載がついに単行本化!
小泉さよさんの描き下ろしイラストも満載。
めっちゃ面白くて、心が温かくなる歌集だった。
キーワードは、ユーモアと肯定かな。
どちらも、今の時代に大切にしたいものです。
俵 万智
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うっかりしてると、不意に涙の水たまりにはまる。
猫飼いなら誰もが「へへっ」と笑い、「ぐっ」と涙出る。
くるねこ大和
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短歌・エッセイ仁尾 智
イラスト小泉さよ
(たぶん)世界初の猫歌人・仁尾 智、
『猫びより』『ネコまる』13年間の連載がついに単行本化!
小泉さよさんの描き下ろしイラストも満載。
キーワードは、ユーモアと肯定かな。
どちらも、今の時代に大切にしたいものです。
俵 万智
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うっかりしてると、不意に涙の水たまりにはまる。
猫飼いなら誰もが「へへっ」と笑い、「ぐっ」と涙出る。
くるねこ大和
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短歌・エッセイ仁尾 智
イラスト小泉さよ
(たぶん)世界初の猫歌人・仁尾 智、
『猫びより』『ネコまる』13年間の連載がついに単行本化!
小泉さよさんの描き下ろしイラストも満載。
めっちゃ面白くて、心が温かくなる歌集だった。
キーワードは、ユーモアと肯定かな。
どちらも、今の時代に大切にしたいものです。
俵 万智
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うっかりしてると、不意に涙の水たまりにはまる。
猫飼いなら誰もが「へへっ」と笑い、「ぐっ」と涙出る。
くるねこ大和
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短歌・エッセイ仁尾 智
イラスト小泉さよ
(たぶん)世界初の猫歌人・仁尾 智、
『猫びより』『ネコまる』13年間の連載がついに単行本化!
小泉さよさんの描き下ろしイラストも満載。

児童自立支援施設、鑑別所、中等少年院、特別少年院を経験した非行少年が、起業し、町議会議員になるまでを描いたノンフィクション。
著者は、深夜徘徊やシンナーの吸引、バイク・金銭の窃盗、不登校、無免許運転、暴力行為などの悪事を重ね、10代のほとんどを児童自立支援施設や少年院で過ごす。
もうヤクザになるしか道はないと考えた矢先、少年院の中で法律書を愛読するYくんや将来の夢をイキイキと語るHくんに出会い、将来についても真剣に考えるようになる。
非行少年だったからという大人たちのレッテルや先入観に負けず、自分の信じた道を突き進み、起業、議員当選を果たした道のりとは。
【主な内容】
■プロローグ
■第1章 非行に走ったのは、「家庭に問題があったから」ではない
■第2章 非行少年が司法書士を目指した理由
■第3章 独立、そして町議会議員へ
■第4章 非行に走った街で大人になって
著者は、深夜徘徊やシンナーの吸引、バイク・金銭の窃盗、不登校、無免許運転、暴力行為などの悪事を重ね、10代のほとんどを児童自立支援施設や少年院で過ごす。
もうヤクザになるしか道はないと考えた矢先、少年院の中で法律書を愛読するYくんや将来の夢をイキイキと語るHくんに出会い、将来についても真剣に考えるようになる。
非行少年だったからという大人たちのレッテルや先入観に負けず、自分の信じた道を突き進み、起業、議員当選を果たした道のりとは。
【主な内容】
■プロローグ
■第1章 非行に走ったのは、「家庭に問題があったから」ではない
■第2章 非行少年が司法書士を目指した理由
■第3章 独立、そして町議会議員へ
■第4章 非行に走った街で大人になって

本書は、昭和41年(1966年)に発刊され、ベストセラーとなり、今なお読み継がれている不朽の名作『天国にいちばん近い島』の物語の舞台となった“ニューカレドニア”の豊かな自然と、そこに暮らす人々の姿を写真撮影し、物語と書き下ろしエッセイをからめて綴るフォト&エッセイである。
作品の内容は、著者が「ずっとずっと南の地球の先っぽに、天国にいちばん近い島がある」という父親の話を聞いて、貨物船に便乗してフランス領“ニューカレド二ア”に旅をする感動的な物語である。当時、“天国にいちばん近い”南の島の楽園を夢みて心を熱くした読者は少なくないであろう。珊瑚礁とコバルトブルーの海に囲まれた“いまでも天国にいちばん近い島”ニューカレドニアの自然を美しい写真で綴る本書は、きっと読者の心を癒してくれるだろう。
作品の内容は、著者が「ずっとずっと南の地球の先っぽに、天国にいちばん近い島がある」という父親の話を聞いて、貨物船に便乗してフランス領“ニューカレド二ア”に旅をする感動的な物語である。当時、“天国にいちばん近い”南の島の楽園を夢みて心を熱くした読者は少なくないであろう。珊瑚礁とコバルトブルーの海に囲まれた“いまでも天国にいちばん近い島”ニューカレドニアの自然を美しい写真で綴る本書は、きっと読者の心を癒してくれるだろう。

徹底的に、本に彩られた人生。本とは、著者にとって「生涯の師」であり、「終生の友」であった。蒐書六十余年、その数二十万冊以上。この数字は、著者が日本で最も本を愛する読書人であることを明確に示すといって過言ではないであろう。そのような、読書に徹した人生の経過を、思い出の特に深い本の話を枕に描き上げた、感動的な読書自伝である。

PHP研究所刊行の月刊誌『Voice』連載の時評コラム「巻末御免」。本書では、この10年分を集成する。(平成9年1月号分〜平成18年12月号分まで)全120編の中に、その時々を映す論点が、著者ならではの眼光で見事に捌かれる。知的刺激に満ちた、読書人待望のコラム集。

写真家でありライターの澤村徹氏によるオールドレンズ・フォトエッセイ集です。
ミラーレス機が登場して以降、店頭にはさまざまなオールドレンズ本が並んできました。
それらに共通しているのは、客観的に書かれたレンズ解説本という点です。
しかし、そもそもローファイなオールドレンズを使うという行為は、主観的な評価なしに成立しません。
本書はオールドレンズの第一人者・澤村徹氏が、圧倒的に主観的な見地からオールドレンズを語ります。
はじめてのオールドレンズとの出会いからオールドレンズ本の著者になるまでを、愛用するオールドレンズと機材、豊富な作例写真ともにマニアックに綴ります。
ミラーレス機が登場して以降、店頭にはさまざまなオールドレンズ本が並んできました。
それらに共通しているのは、客観的に書かれたレンズ解説本という点です。
しかし、そもそもローファイなオールドレンズを使うという行為は、主観的な評価なしに成立しません。
本書はオールドレンズの第一人者・澤村徹氏が、圧倒的に主観的な見地からオールドレンズを語ります。
はじめてのオールドレンズとの出会いからオールドレンズ本の著者になるまでを、愛用するオールドレンズと機材、豊富な作例写真ともにマニアックに綴ります。

後に半グレ組織となる「怒羅権」の結成、メンバーとの交流、血なまぐさい喧嘩、拡大していく組織の裏側などをはじめとして、14歳で中国から日本にわたってきた著者の苛烈な人生が描かれる。
怒羅権はどのようにして結成され、どのようにして暴力団からも畏怖される組織になっていったのか、そして著者はなぜ13年という長い期間を刑務所で過ごすことになったのか。
現在は犯罪から距離をおき、刑務所の受刑者に対して書籍を送ることで更生を促すプロジェクトをしている著者の汪楠(ワンナン)氏。『NHKスペシャル』『ザ・ノンフィクション』などにも登場する汪楠氏が壮絶な半生をすべて語る。
犯罪集団へと変質していった怒羅権ですが、結成当初はこのような組織を目指していたわけではありません。日本社会で孤立していた中国残留孤児の子孫たちが生き残るため、自然発生的に生まれた助け合いのための集まりでした。創設に関わった古参メンバーの中には現在の怒羅権の状況を残念に思い、解散させたいという声も存在します。
この本によって自分たちのしてきたことを正当化するつもりはありません。自分たちが何者であったのか、なぜ怒羅権という怪物が生まれたのか、そして犯罪者として生きてきた私が服役を終えた今、日本社会をどう捉えているのか。自分自身の半生を振り返ることで、それを記していきたいのです。(はじめにより)
怒羅権はどのようにして結成され、どのようにして暴力団からも畏怖される組織になっていったのか、そして著者はなぜ13年という長い期間を刑務所で過ごすことになったのか。
現在は犯罪から距離をおき、刑務所の受刑者に対して書籍を送ることで更生を促すプロジェクトをしている著者の汪楠(ワンナン)氏。『NHKスペシャル』『ザ・ノンフィクション』などにも登場する汪楠氏が壮絶な半生をすべて語る。
犯罪集団へと変質していった怒羅権ですが、結成当初はこのような組織を目指していたわけではありません。日本社会で孤立していた中国残留孤児の子孫たちが生き残るため、自然発生的に生まれた助け合いのための集まりでした。創設に関わった古参メンバーの中には現在の怒羅権の状況を残念に思い、解散させたいという声も存在します。
この本によって自分たちのしてきたことを正当化するつもりはありません。自分たちが何者であったのか、なぜ怒羅権という怪物が生まれたのか、そして犯罪者として生きてきた私が服役を終えた今、日本社会をどう捉えているのか。自分自身の半生を振り返ることで、それを記していきたいのです。(はじめにより)

内容紹介
唯一無二の思考を持つ落語界の風雲児=立川談志が神奈川県民ホール寄席で語った“まくら”を活字で綴った「まくらコレクション文庫」第3弾!
初登場の1982年は、談志46歳。参議院議員の任期満了から5年、落語立川流創設まで1年。「現代における落語とは何か?」を最も悩み抜き、それを高座から観客にダイレクトにぶつけていた生の思考を堪能できる貴重なテキストです。
今でも、「談志師匠が生きていたら、この流行、この事件、この世相をなんて語るのだろう?」と多くのファンが偲び思う程、森羅万象の本質を問う珠玉の話芸でした。
談志が斬った1982年から2005年までの世相史をイッキ読みする“落語まくら集”です。
唯一無二の思考を持つ落語界の風雲児=立川談志が神奈川県民ホール寄席で語った“まくら”を活字で綴った「まくらコレクション文庫」第3弾!
初登場の1982年は、談志46歳。参議院議員の任期満了から5年、落語立川流創設まで1年。「現代における落語とは何か?」を最も悩み抜き、それを高座から観客にダイレクトにぶつけていた生の思考を堪能できる貴重なテキストです。
今でも、「談志師匠が生きていたら、この流行、この事件、この世相をなんて語るのだろう?」と多くのファンが偲び思う程、森羅万象の本質を問う珠玉の話芸でした。
談志が斬った1982年から2005年までの世相史をイッキ読みする“落語まくら集”です。

人気作家・柚木麻子をつくりあげた57冊!
名作は堅苦しい、と感じている人も多いだろう。しかしページをめくれば、そこにいるのは、今の私たちと変わらない悩みを抱えた人々で、女の友情、野心、恋の駆け引き、男の本音といったテーマなどが、余すところなく描かれている。つまり名作には、女子が今を生きるために必要な情報が山ほど詰まっているのである。
本書は、スタンダールの『赤と黒』、有吉佐和子の『悪女について』からメルヴィルの『白鯨』まで、57冊の読みどころとその本にまつわる著者の思い出を紹介。読んだ人も、これから読む人も、読むつもりがない人も、「世界名作劇場」を観ているかのように楽しめる。『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による、初の刺激的な読書案内風エッセイ集。
名作は堅苦しい、と感じている人も多いだろう。しかしページをめくれば、そこにいるのは、今の私たちと変わらない悩みを抱えた人々で、女の友情、野心、恋の駆け引き、男の本音といったテーマなどが、余すところなく描かれている。つまり名作には、女子が今を生きるために必要な情報が山ほど詰まっているのである。
本書は、スタンダールの『赤と黒』、有吉佐和子の『悪女について』からメルヴィルの『白鯨』まで、57冊の読みどころとその本にまつわる著者の思い出を紹介。読んだ人も、これから読む人も、読むつもりがない人も、「世界名作劇場」を観ているかのように楽しめる。『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による、初の刺激的な読書案内風エッセイ集。

※電子書籍版『月刊誌PHP 2021年2月号』は、電子化にご協力いただけた作品を掲載しております。
つらいことやしんどいことがあったときに、本のなかの言葉や人からかけられた言葉、ふと目にした言葉……などに励まされたことは、誰しもあるのではないでしょうか。2021年2月新春号では、歌手の岩崎宏美さんのインタビューをはじめ、お笑い芸人・ジャルジャルの福徳秀介さんなどのエッセイで、言葉の持つ力について考えます。ぜひ、ご一読ください。
つらいことやしんどいことがあったときに、本のなかの言葉や人からかけられた言葉、ふと目にした言葉……などに励まされたことは、誰しもあるのではないでしょうか。2021年2月新春号では、歌手の岩崎宏美さんのインタビューをはじめ、お笑い芸人・ジャルジャルの福徳秀介さんなどのエッセイで、言葉の持つ力について考えます。ぜひ、ご一読ください。

2019年、M−1決勝の前夜
山内は、思わず愛猫にゃんじを抱きしめた
2019年12月22日のM−1決勝戦の前夜、
山内は、翌日披露するであろうネタを、一人でひたすら繰り返した。
不安で胸がはちきれそうな山内の様子は、愛猫たちだけが知っていた――。
お笑いコンビ『かまいたち』の山内健司による初の著書。
この本は山内の飼い猫「にゃんじ」が見聞きした様子を綴ったエッセイである。
【内容紹介】
「波乱含みの予感を胸に、最後のM−1決戦を待つ夜」
「失恋ソングの作詞に明け暮れた、思春期の夜」
「ある夜、とてつもなく変わっていた実家について考えてみた」
「「おもろい山内くん」と決別した高校時代の夜」
「モテ期到来!? ワンナイトラブなんかもしちゃった山内くん」
「やっと見つけた相方に、その夜、即行別れを告げた」
「かまいたち結成。「鎌鼬」の漢字を密かに練習した夜」
「その夜、僕は手取り450円を握りしめてパチスロに向かった」…など。
山内は、思わず愛猫にゃんじを抱きしめた
2019年12月22日のM−1決勝戦の前夜、
山内は、翌日披露するであろうネタを、一人でひたすら繰り返した。
不安で胸がはちきれそうな山内の様子は、愛猫たちだけが知っていた――。
お笑いコンビ『かまいたち』の山内健司による初の著書。
この本は山内の飼い猫「にゃんじ」が見聞きした様子を綴ったエッセイである。
【内容紹介】
「波乱含みの予感を胸に、最後のM−1決戦を待つ夜」
「失恋ソングの作詞に明け暮れた、思春期の夜」
「ある夜、とてつもなく変わっていた実家について考えてみた」
「「おもろい山内くん」と決別した高校時代の夜」
「モテ期到来!? ワンナイトラブなんかもしちゃった山内くん」
「やっと見つけた相方に、その夜、即行別れを告げた」
「かまいたち結成。「鎌鼬」の漢字を密かに練習した夜」
「その夜、僕は手取り450円を握りしめてパチスロに向かった」…など。

『残念な〇〇』、『捨て左折』など数々の造語を生み出してきた奇才・千原ジュニアが放つ辞書風エッセイ。『週刊SPA! 』誌上にて3年3か月を費やし編み出した「明日使いたくなる新語・造語」から 「ネコポニー」や「左脳洗ってこい」など、220の語句を厳選した全632ページの大著!

ゴースト・ボーイ
- ジャンル:エッセイ・随筆
- 著者:マーティン・ピストリウス ミーガン・ロイド・デイヴィス 長澤あかね
- 出版社:PHP研究所
- 長さ:254ページ
- ポイント数:無期限1,545ポイント

1988年、12歳のマーティン・ピストリウスは原因不明の病気になった。18ヵ月後には口もきけず、車椅子に座らされていた。
医師たちは両親に告げた。退行性の未知の病で、彼の心は赤ん坊に戻ってしまった、と。誰も知らなかったのは、身体こそ無反応だったけれど、マーティンの心はゆっくりと目覚めていたこと。でも、それを伝えるすべがなかったこと。
10年たった頃、あるセラピストが気づいた。マーティンの一部が目覚めていると。そして両親も、息子の知性が少しも損なわれていないと知った。病に倒れる前の記憶がないマーティンは、車椅子に座り、話すこともできない。しかし、コンピューター分野で素晴らしい才能を発揮。あらゆる困難を乗り越えて恋に落ち、結婚し、ウェブデザイン事業を立ち上げる。
『ゴースト・ボーイ』は、再生と愛の力を描いた、深く胸を打つ実話。彼の途方もない物語は、私たちに、人生を大切にすることを教えてくれる。
医師たちは両親に告げた。退行性の未知の病で、彼の心は赤ん坊に戻ってしまった、と。誰も知らなかったのは、身体こそ無反応だったけれど、マーティンの心はゆっくりと目覚めていたこと。でも、それを伝えるすべがなかったこと。
10年たった頃、あるセラピストが気づいた。マーティンの一部が目覚めていると。そして両親も、息子の知性が少しも損なわれていないと知った。病に倒れる前の記憶がないマーティンは、車椅子に座り、話すこともできない。しかし、コンピューター分野で素晴らしい才能を発揮。あらゆる困難を乗り越えて恋に落ち、結婚し、ウェブデザイン事業を立ち上げる。
『ゴースト・ボーイ』は、再生と愛の力を描いた、深く胸を打つ実話。彼の途方もない物語は、私たちに、人生を大切にすることを教えてくれる。

お笑い・芸人・テレビを特集するコラム&レビュー誌!
本創刊となる今号のテーマはマヂカルラブリーが見事に優勝した「M−1グランプリ2020総決算」として大特集!
執筆陣は「飲用てれび」「すが家しのぶ」「児島気奈(K−PRO代表)」「小田ひとみ・彼方さとみ(変ホ長調)」……以上5名によるM−1コラムを掲載。
飲用てれびさんは2020年M−1の激闘を振り返る渾身の2020M−1コラム完全版。
すが家しのぶさんはM−1決勝戦の1日を起床から就寝まで完全ドキュメントでお届けしつつ圧巻の全ネタ詳細レビュー。
児島気奈さんは敗者復活戦についての忌憚なき思いと、芸人にとってのM−1後のライブシーンのリアルを教えてくれます。
変ホ長調のお二人はアマチュアとして初の決勝進出を決めた伝説の2006年のM−1についてと、ラストイヤーとなった2020年の挑戦について。
第16回M−1グランプリ2020を完全パッケージングした読みごたえ充分の1冊、これを読んでまたM−1を見よう!
本創刊となる今号のテーマはマヂカルラブリーが見事に優勝した「M−1グランプリ2020総決算」として大特集!
執筆陣は「飲用てれび」「すが家しのぶ」「児島気奈(K−PRO代表)」「小田ひとみ・彼方さとみ(変ホ長調)」……以上5名によるM−1コラムを掲載。
飲用てれびさんは2020年M−1の激闘を振り返る渾身の2020M−1コラム完全版。
すが家しのぶさんはM−1決勝戦の1日を起床から就寝まで完全ドキュメントでお届けしつつ圧巻の全ネタ詳細レビュー。
児島気奈さんは敗者復活戦についての忌憚なき思いと、芸人にとってのM−1後のライブシーンのリアルを教えてくれます。
変ホ長調のお二人はアマチュアとして初の決勝進出を決めた伝説の2006年のM−1についてと、ラストイヤーとなった2020年の挑戦について。
第16回M−1グランプリ2020を完全パッケージングした読みごたえ充分の1冊、これを読んでまたM−1を見よう!

Girl with a Sniper Rifle 狙撃兵ユーリヤ
- ジャンル:エッセイ・随筆
- 著者:ユーリヤ・ジューコヴァ
- 出版社:ホビージャパン
- 長さ:290ページ
- ポイント数:48時間1,100ポイント 無期限2,200ポイント

著者ユーリヤ・ジューコヴァは、継父がスターリンの大粛正時代に不当逮捕・投獄されたにも関わらず、熱烈な愛国心の持ち主だった。18歳の誕生日を迎える前に軍に志願し、狙撃兵養成学校に送られた。
厳しい訓練を経て、1944年11月から東プロイセン及びポーランドで展開された凄惨な戦いのなかで、彼女は実戦を経験する。自身が最初の「命中」を記録し、それが「戦績」のスタートになり、かつ命中がひとつの命を終わらせる行為だと自覚する。その後、膝を負傷してケーニヒスベルク近郊で終戦を迎えた。
戦後、著者はそれらを手記に綴ることで、自身のトラウマに対処する方法を獲得する。手記は、その実体験に基づく生き生きとした記述から、当時のソ連邦における日常生活が垣間見える内容になっている。
この女性スナイパーが戦場で見せた驚くべき勇気と手厳しい周囲の評価についても率直に語られているのがこの本の見どころである。
厳しい訓練を経て、1944年11月から東プロイセン及びポーランドで展開された凄惨な戦いのなかで、彼女は実戦を経験する。自身が最初の「命中」を記録し、それが「戦績」のスタートになり、かつ命中がひとつの命を終わらせる行為だと自覚する。その後、膝を負傷してケーニヒスベルク近郊で終戦を迎えた。
戦後、著者はそれらを手記に綴ることで、自身のトラウマに対処する方法を獲得する。手記は、その実体験に基づく生き生きとした記述から、当時のソ連邦における日常生活が垣間見える内容になっている。
この女性スナイパーが戦場で見せた驚くべき勇気と手厳しい周囲の評価についても率直に語られているのがこの本の見どころである。

※電子書籍版『月刊誌PHP 2021年1月号』は、電子化にご協力いただけた作品を掲載しております。
つらいことや苦しいことがあったとしても、笑うだけで気持ちが前向きになったり、軽くなったりするということがあるのではないでしょうか。どうすれば、日々を笑って過ごせるのでしょうか。
2021年1月新年号では、俳優・タレントの毒蝮三太夫さんのインタビューをはじめ、お笑い芸人のバービーさんなどのエッセイで、笑いの持つ力について考えます。ぜひ、ご一読ください。
つらいことや苦しいことがあったとしても、笑うだけで気持ちが前向きになったり、軽くなったりするということがあるのではないでしょうか。どうすれば、日々を笑って過ごせるのでしょうか。
2021年1月新年号では、俳優・タレントの毒蝮三太夫さんのインタビューをはじめ、お笑い芸人のバービーさんなどのエッセイで、笑いの持つ力について考えます。ぜひ、ご一読ください。

猫のアールの気持ち
- 現在11巻
- ジャンル:エッセイ・随筆
- 著者:良歌の宮・こころ
- 出版社:いるかネットブックス
- 長さ:23ページ
- ポイント数:無期限200ポイント

450グラムの赤ちゃん猫は、アメリカンショートヘアーの女の子。名前はアール。育てていくのはこのママです。
はじめての子猫ちゃんとの生活は、猫を育てたことのないママが、ハチャメチャにママの生き様を、押し付けていくのです。
そんなママに、怯えたり、ビックリしたりを繰り返す子猫ちゃんの思いや、ママの様子を、暖かに愉快に二人の会話で綴っています。
その時々の猫の写真も、織り込みながら、生きていく日常の中から、家族としてお互いがお互いを必要としていくのが自然に溢れている……
◆写真付き
はじめての子猫ちゃんとの生活は、猫を育てたことのないママが、ハチャメチャにママの生き様を、押し付けていくのです。
そんなママに、怯えたり、ビックリしたりを繰り返す子猫ちゃんの思いや、ママの様子を、暖かに愉快に二人の会話で綴っています。
その時々の猫の写真も、織り込みながら、生きていく日常の中から、家族としてお互いがお互いを必要としていくのが自然に溢れている……
◆写真付き

障がい、コンプレックス、人生の壁……あなただったらどう向き合いますか?車いすで生活をするYouTuberでギャルの渋谷真子。自然あふれる山形県の山奥、茅葺き屋根の家に暮らし、元マタギとして狩猟もしていた。 その暮らしぶりから、『現代のもののけ姫Maco』というチャンネルのYouTubeを発信している。2018年7月に屋根からの落下事故で、脊髄損傷によって下半身が麻痺してしまった。しかし彼女は「じぶんの不注意で障がいを負ってしまったから仕方ない」「海外旅行にも行きたいし、また狩猟もしたい」「セックスができてまた女性として自信を持てた」「おしゃれをしているときこそ、“してやった感”がある」と、とにかく前向きで、明るい。毎日の生活から楽しさを失わない。屋根からの落下時、救急車が来るまでの間なんて、スマホで記念の自撮りを撮っていた。いったいどういう心の構造になっているのか。その前向きなマインドのなかを、すこしでものぞいてみたい。人からどう思われているか気になってしまう、人生の壁にぶちあたっている、欠点やコンプレックスに悩み、自信をなくしている人。そんな多くの人の気持ちを、車いすで彼女は押してくれる。

「最近、ちゃんと嫁を口説けているか?」
夫婦の愛を問いかける大型芸人エッセイお笑い界における新・愛妻家芸人として頭角をあらわすアルコ&ピースのピースの方、平子祐希。
バラエティ番組やラジオで妻・真由美について語ることも多く、そこで語られる愛は“まったくもって異常だけれどどこか芯を喰っている”ものばかり。
バカバカしいけど納得してしまう……。平子の妻のように愛されたら、ちょっと嬉しいかも……?
「つまり、それ本能で受け入れてるってことだろ?」
本書の中でも平子は静かに吠える。
『家事なんてデートみたいなもんだ』
『ケンカは、好みの異性のカタログの見せ合いだろ』
『伝える言葉はダサけりゃダサいほどいい』
『前戯こそが本番、セックスは後戯だ』
芸人いや、雄(オス)平子が結婚14年目になった今も、高校2年生カップル付き合って2カ月目の熱量をキープしていられる、そんな夫婦愛の秘密とは一体何なのか。
「おいおい、嫁に飽きたなんてとんだ傲慢やろうだ。1日として同じ顔してる女なんていねえ。」
倦怠期ならここに来い、セックスレスならここに来い、夫婦で口説き合いたいならここに来い。
相方・酒井のツッコミはここには届かない。つまり、止める者は誰もいない。
平子の愛は一切着地する気配すらない。枷をはずした平子が文字で爆ぜる!
1章 ただのオスとメスの番(つがい)、それが俺たち
2章 結婚についてまわる全責任よ 俺んとここないか
3章 家事も育児も、モテたいからやってる
4章 高2で付き合い始めて2カ月目の感覚が16年続いてる
5章 いつだって『これが最後』と思って抱いている
6章 今日も嫁を口説こうか
夫婦の愛を問いかける大型芸人エッセイお笑い界における新・愛妻家芸人として頭角をあらわすアルコ&ピースのピースの方、平子祐希。
バラエティ番組やラジオで妻・真由美について語ることも多く、そこで語られる愛は“まったくもって異常だけれどどこか芯を喰っている”ものばかり。
バカバカしいけど納得してしまう……。平子の妻のように愛されたら、ちょっと嬉しいかも……?
「つまり、それ本能で受け入れてるってことだろ?」
本書の中でも平子は静かに吠える。
『家事なんてデートみたいなもんだ』
『ケンカは、好みの異性のカタログの見せ合いだろ』
『伝える言葉はダサけりゃダサいほどいい』
『前戯こそが本番、セックスは後戯だ』
芸人いや、雄(オス)平子が結婚14年目になった今も、高校2年生カップル付き合って2カ月目の熱量をキープしていられる、そんな夫婦愛の秘密とは一体何なのか。
「おいおい、嫁に飽きたなんてとんだ傲慢やろうだ。1日として同じ顔してる女なんていねえ。」
倦怠期ならここに来い、セックスレスならここに来い、夫婦で口説き合いたいならここに来い。
相方・酒井のツッコミはここには届かない。つまり、止める者は誰もいない。
平子の愛は一切着地する気配すらない。枷をはずした平子が文字で爆ぜる!
1章 ただのオスとメスの番(つがい)、それが俺たち
2章 結婚についてまわる全責任よ 俺んとここないか
3章 家事も育児も、モテたいからやってる
4章 高2で付き合い始めて2カ月目の感覚が16年続いてる
5章 いつだって『これが最後』と思って抱いている
6章 今日も嫁を口説こうか

「青汁王子」ともてはやされた年商130億円の会社社長から「犯罪者」への転落…。
激しいバッシングを受け、覚悟した「死」――。
絶望の淵からなぜ復活できたのか?
どんな失敗や挫折も諦めなければ、必ず道は開ける!
年商130億円の会社社長から、「犯罪者」への転落――。2019年9月6日、1.8億円を贖罪寄付したら死のう。これ以上生きていたって、どうせ辛いだけだから……。
「青汁王子」とメディアでもてはやされていた私は、法人税法違反の容疑で有罪判決を受け、「犯罪者」になりました。
「ざまあみろ」「脱税したカネで豪遊してたのか」「あんなやつ、死んでしまえばいい」
知人たちは手のひらを返したように去っていき、会ったことも話したこともない不特定多数の人々から、そして多くのメディアから激しいバッシングを受ける日々が続きました。
「今死んでしまえば、どんなに楽になれるだろうか。目の前にあるイヤなことすべてから逃げることができるんだ。判決が出たら、自分が脱税したとされる1.8億円を世の中にバラまいて、死んでやろう。僕の中の真実を伝えるために――」
当時、私の心はそこまで追いつめられていました。そんな私を救ってくれたのは、SNSを通じて応援してくれた皆さんでした。
死んではいけない。諦めちゃ終わりだ。諦めなければ、必ず道は開ける。そう考えたら、どんな失敗や挫折も、今抱えているちっぽけな不安なんて、人生における誤差でしかない。向き合い方次第で「過去は変えられる」と、皆さんから教えてもらいました。
人生はいくらでもやり直せるし、自分自身の過去を変えることだってできます。諦めなければ、必ず道は開けます。次は僕が恩を返す番です。
――2019年9月6日に、脱税したとされる1.8億円をツイッターのフォロワーに配る贖罪寄付をした三崎優太氏。2020年も「SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立し、世の中から誹謗中傷をなくそう
激しいバッシングを受け、覚悟した「死」――。
絶望の淵からなぜ復活できたのか?
どんな失敗や挫折も諦めなければ、必ず道は開ける!
年商130億円の会社社長から、「犯罪者」への転落――。2019年9月6日、1.8億円を贖罪寄付したら死のう。これ以上生きていたって、どうせ辛いだけだから……。
「青汁王子」とメディアでもてはやされていた私は、法人税法違反の容疑で有罪判決を受け、「犯罪者」になりました。
「ざまあみろ」「脱税したカネで豪遊してたのか」「あんなやつ、死んでしまえばいい」
知人たちは手のひらを返したように去っていき、会ったことも話したこともない不特定多数の人々から、そして多くのメディアから激しいバッシングを受ける日々が続きました。
「今死んでしまえば、どんなに楽になれるだろうか。目の前にあるイヤなことすべてから逃げることができるんだ。判決が出たら、自分が脱税したとされる1.8億円を世の中にバラまいて、死んでやろう。僕の中の真実を伝えるために――」
当時、私の心はそこまで追いつめられていました。そんな私を救ってくれたのは、SNSを通じて応援してくれた皆さんでした。
死んではいけない。諦めちゃ終わりだ。諦めなければ、必ず道は開ける。そう考えたら、どんな失敗や挫折も、今抱えているちっぽけな不安なんて、人生における誤差でしかない。向き合い方次第で「過去は変えられる」と、皆さんから教えてもらいました。
人生はいくらでもやり直せるし、自分自身の過去を変えることだってできます。諦めなければ、必ず道は開けます。次は僕が恩を返す番です。
――2019年9月6日に、脱税したとされる1.8億円をツイッターのフォロワーに配る贖罪寄付をした三崎優太氏。2020年も「SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立し、世の中から誹謗中傷をなくそう

内気で消極的、男の子なのに野球やサッカーには見向きもせず、自宅の庭で花を育てることやピアノの練習が大好きだった著者が、国内外で高く評価され、カリスマ華道家と呼ばれ、テレビなどでも活躍するようになるまでの道のりを語ります。
ほかの男の子と違っていても、「自分の好きなことをしなさい」といって、ありのままを認め、いつも応援してくれた母。そのおかげで、大好きな花を一生の仕事にすることができましたが、本人の努力や工夫にも素晴らしいものがあります。
人生の壁にぶつかったとき、どんなふうに考えて、何を大事にしてきたのかは、自分の進路を考える前の若い人にはもちろん、大人が読んでもためになることばかりです。
「好きなことがひとつでもあれば強くなれる」「好きなことはつらくても続けられる」など、読んでいるのといないのでは、これからの毎日が大きく変わります。自分に自信をもって、強く豊かに生きるためのヒントがいっぱい。
ほかの男の子と違っていても、「自分の好きなことをしなさい」といって、ありのままを認め、いつも応援してくれた母。そのおかげで、大好きな花を一生の仕事にすることができましたが、本人の努力や工夫にも素晴らしいものがあります。
人生の壁にぶつかったとき、どんなふうに考えて、何を大事にしてきたのかは、自分の進路を考える前の若い人にはもちろん、大人が読んでもためになることばかりです。
「好きなことがひとつでもあれば強くなれる」「好きなことはつらくても続けられる」など、読んでいるのといないのでは、これからの毎日が大きく変わります。自分に自信をもって、強く豊かに生きるためのヒントがいっぱい。

※電子書籍版『月刊誌PHP 2020年12月号』は、電子化にご協力いただけた作品を掲載しております。
日々過ごしていると、ときに私たちは、心に疲労をためこんでしまうことがあるのではないでしょうか。そんなとき、私たちは、どうやって心を休め、また前を向いていけばいいのでしょうか。2020年12月号では、タレント・サックスプレーヤーの武田真治さんのインタビューをはじめ、作家の吉本ばななさんなどのエッセイで、心の休ませ方について考えます。ぜひ、ご一読ください。
日々過ごしていると、ときに私たちは、心に疲労をためこんでしまうことがあるのではないでしょうか。そんなとき、私たちは、どうやって心を休め、また前を向いていけばいいのでしょうか。2020年12月号では、タレント・サックスプレーヤーの武田真治さんのインタビューをはじめ、作家の吉本ばななさんなどのエッセイで、心の休ませ方について考えます。ぜひ、ご一読ください。

本気の応援には人を変える力がある小学校で講演するといじめがなくなる。施設で応援すると車いすのおばあちゃんが立ち上がる。座り込んだランナーが再び走り出す。東日本大震災後、「人助けに理由はいらねぇ」をモットーに泥かきを手伝っていた「スコップ団」の団長が「もう支援ではない。これからは応援だ」と社会人応援団を立ち上げた。頑張ることはかっこ悪くなんかない!

多摩川の河川敷には、今も多くの捨て猫と、そこで繁殖した“河原猫”たちが暮らしています。河川敷というのは、街の中に捨てるよりも罪悪感が薄くなる、猫を“捨てやすい”場所のようです。そんな猫たちの世話をしている、近所のおじさんとホームレスのおじさんがいました。
太田さんはそのおじさんたちと知り合い、猫との関係を撮り始めます。近所のおじさんは「加藤さん」といい、糖尿病を患い独り暮らしで、自分のことは多くを語ろうとしません(現在、病気で入院中)。
ホームレスのおじさん「高野さん」は、河川敷の小屋に猫を引き取って暮らしていました(2019年10月の多摩川氾濫で犬猫を保護していた小屋を離れられず、濁流に流されて行方不明に)。
太田さんは河原猫たちの里親探しに協力するうちに、1匹の小さくて愛らしい猫「シロ」を引き取ることに。すると、シロが猫エイズにかかっていることが判明。治療を受けながら太田家の一員としての生活を始めます。
この河原猫「シロ」と、河原猫を見守ってきた3人のおじさん(加藤さん・高野さん・太田さん)たちの物語を描いた写真エッセイ。
特別寄稿として『夜廻り猫』(講談社)の作者・深谷かほるさんによる漫画「おじさんと河原猫」2本も収載。
太田さんはそのおじさんたちと知り合い、猫との関係を撮り始めます。近所のおじさんは「加藤さん」といい、糖尿病を患い独り暮らしで、自分のことは多くを語ろうとしません(現在、病気で入院中)。
ホームレスのおじさん「高野さん」は、河川敷の小屋に猫を引き取って暮らしていました(2019年10月の多摩川氾濫で犬猫を保護していた小屋を離れられず、濁流に流されて行方不明に)。
太田さんは河原猫たちの里親探しに協力するうちに、1匹の小さくて愛らしい猫「シロ」を引き取ることに。すると、シロが猫エイズにかかっていることが判明。治療を受けながら太田家の一員としての生活を始めます。
この河原猫「シロ」と、河原猫を見守ってきた3人のおじさん(加藤さん・高野さん・太田さん)たちの物語を描いた写真エッセイ。
特別寄稿として『夜廻り猫』(講談社)の作者・深谷かほるさんによる漫画「おじさんと河原猫」2本も収載。

「モノが言えない空気がある」って、おかしくないか? 俺から見たら世の中、へんなことばかり!「ウィズコロナを生き抜くヒント満載!」
テレビ、笑い、人間関係、いじめ、テロと戦争、死生観、憲法九条…etc.
鬼才・太田光が無言の圧力となっている“世間の常識”の上っ面を剥ぎ取り、深層へと迫る! コロナ騒動を追加収録。
テレビ、笑い、人間関係、いじめ、テロと戦争、死生観、憲法九条…etc.
鬼才・太田光が無言の圧力となっている“世間の常識”の上っ面を剥ぎ取り、深層へと迫る! コロナ騒動を追加収録。

まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫”ぽーの物語『やさしいねこ』に、写真展リポートや著者の太田康介さん作の「ネコマンガ」・未公開写真など16ページを増補、文庫化しました。
ある日、太田さんは自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田さんはその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫”として見守っていきます。
しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。
その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱”で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。太田さんはそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。
すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。
深谷かほるさんの漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた『夜廻り猫』も2本収載。
ある日、太田さんは自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田さんはその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫”として見守っていきます。
しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。
その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱”で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。太田さんはそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。
すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。
深谷かほるさんの漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた『夜廻り猫』も2本収載。