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現在、およそ2210万人の日本人が糖尿病を疑われているという。国民の6人に1人という結果である。がんは命にかかわる病気だけれど、糖尿病は大丈夫だろうと思っているとしたら、大きな誤解である。心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる多くの合併症を併発し、網膜症や神経障害、腎症は三大合併症と呼ばれる。腎不全が悪化し透析に至るケースも増加している。また、末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症が重症化すると、足の一部が腐る壊疽を起こす。さらに、透析などの医療費負担の急増にも警鐘を鳴らす。本書は、再生医療の専門医が、糖尿病の怖さをわかりやすく解説するとともに、治療に際しての問題点やマゴット(うじ)による最新治療法を紹介する。日本人は糖尿病にかかりやすい国民だという。理由は本文にゆずるとして、子供のころからの清涼飲料水がぶ飲みや栄養過多に注意喚起が必要だ。運動不足の中高年必読の書でもある。
モグラのもぐ子と、やさしいお兄ちゃんの心温まる物語。幸せは分かち合うほど大きくなることを実感できる好評『もぐ子とお兄ちゃん』の第2弾!
もぐ子とお兄ちゃんは、両親はいないけれど、いつも力を合わせ、心を寄せ合って、明るく楽しく暮らしています。
●もぐ子のにゅういん
●夏と海とともだちと
●みんなでアウトドア
●クリスマスキャロル
――以上4編で構成。
作者の阿南慈子さんは、11年前、原因不明の難病である多発性硬化症となり、失明、寝たきりの生活。家族やボランティアに支えられ、口述筆記で作品を作り続けています。本書は、他人の苦しみ、悲しみを遠くから眺めているだけでなく、すぐそばに寄り添い、自分自身の痛みとして感じとれる人間になりたいという作者の願い・メッセージがこめられた感動の一冊です。狩野ふきこ先生の温かな絵も魅力的です。
もぐ子とお兄ちゃんは、両親はいないけれど、いつも力を合わせ、心を寄せ合って、明るく楽しく暮らしています。
●もぐ子のにゅういん
●夏と海とともだちと
●みんなでアウトドア
●クリスマスキャロル
――以上4編で構成。
作者の阿南慈子さんは、11年前、原因不明の難病である多発性硬化症となり、失明、寝たきりの生活。家族やボランティアに支えられ、口述筆記で作品を作り続けています。本書は、他人の苦しみ、悲しみを遠くから眺めているだけでなく、すぐそばに寄り添い、自分自身の痛みとして感じとれる人間になりたいという作者の願い・メッセージがこめられた感動の一冊です。狩野ふきこ先生の温かな絵も魅力的です。
◆iPS細胞、幹細胞移植ではなく、「幹細胞の培養液」こそが再生医療の大本命だった!
元来、傷や病気で損なった臓器を再生させる(回復させる)ためには、どんな細胞にでも分化できる幹細胞を培養して移植する「幹細胞移植」がメインに使われていた。そこに、山中教授のノーベル賞受賞により、万能細胞といわれるiPS細胞が登場し、私たちは再生医療は今にでも飛躍的に進むかのような期待を抱いた。
しかし、iPS細胞の応用は、心筋シートや網膜の病気などにごく一部治験がはじまったばかり。夢のような治療・移植にはまだほど遠い。 そんな中、皮膚再生からスタートし、名古屋大学で30年以上にわたって再生医療を研究していた著者は、「幹細胞を移植するのと、幹細胞の培養液を注入することの、効果は同じである」ということを発見した。この培養液を「培養上清」を呼ぶ。
協力病院での治験で、培養上清によってアルツハイマー型認知症、脳梗塞、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、花粉症など、難治の症状が著しく改善したことを確認。さらに、培養上清は液体化、粉末化が可能で、大量製造できる。幹細胞移植に比べれば費用は100分の1で、「移植」も必要なく、点滴か塗り薬として塗布、鼻から吸入するだけでよい。この技術は、2019年からノルウェーのベルゲン大学と大規模な共同臨床研究を開始している。
また、「体内の傷ついた細胞を再生する」ことができるため、特効薬がなかった新型コロナウイルスによる間質性肺炎、その後遺症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)での治療にも効果をあげている。
※本書は2018年末に刊行した新書『驚異の再生医療〜培養上清とは何か〜』の改訂版です。前作からこの4年間での臨床結果などを加筆し、改訂版としました。
元来、傷や病気で損なった臓器を再生させる(回復させる)ためには、どんな細胞にでも分化できる幹細胞を培養して移植する「幹細胞移植」がメインに使われていた。そこに、山中教授のノーベル賞受賞により、万能細胞といわれるiPS細胞が登場し、私たちは再生医療は今にでも飛躍的に進むかのような期待を抱いた。
しかし、iPS細胞の応用は、心筋シートや網膜の病気などにごく一部治験がはじまったばかり。夢のような治療・移植にはまだほど遠い。 そんな中、皮膚再生からスタートし、名古屋大学で30年以上にわたって再生医療を研究していた著者は、「幹細胞を移植するのと、幹細胞の培養液を注入することの、効果は同じである」ということを発見した。この培養液を「培養上清」を呼ぶ。
協力病院での治験で、培養上清によってアルツハイマー型認知症、脳梗塞、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、花粉症など、難治の症状が著しく改善したことを確認。さらに、培養上清は液体化、粉末化が可能で、大量製造できる。幹細胞移植に比べれば費用は100分の1で、「移植」も必要なく、点滴か塗り薬として塗布、鼻から吸入するだけでよい。この技術は、2019年からノルウェーのベルゲン大学と大規模な共同臨床研究を開始している。
また、「体内の傷ついた細胞を再生する」ことができるため、特効薬がなかった新型コロナウイルスによる間質性肺炎、その後遺症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)での治療にも効果をあげている。
※本書は2018年末に刊行した新書『驚異の再生医療〜培養上清とは何か〜』の改訂版です。前作からこの4年間での臨床結果などを加筆し、改訂版としました。
足のしびれや冷えは体からのSOS信号! 足のしびれや冷え、痛みがあれば、年齢のせいだと考えて放置せず、閉塞性動脈硬化症をまず疑いましょう。動脈硬化は心臓の心筋梗塞や脳の脳卒中とは限りません。足に起こる動脈硬化、それが「閉塞性動脈硬化症」です。中高年で10人に2人はかかる病気と言われているのですが、一般に認知度が低く、多くはそのまま放置されているのが実情です。実は足首の血圧を測るだけで簡単に診断でき、歩く運動や生活習慣の改善で症状がグーンと改善します。早く診断できれば、心臓や脳の動脈硬化と合併率が高く、これらの怖い病気への予防と早期対応が可能になることがとても重要なメッセージです。日本でこの病気について初めて一般向けに紹介した本で、その症状から診断・治療法までやさしく解説します。かかる危険性の高い、糖尿病の人や透析患者には必携の内容です。
生活習慣病からくる動脈硬化を未然に防ぐ!
万病の原因でもある動脈硬化を改善する7つの方法(LDL、HDLなど数値制限、運動やストレッチ、食材や食べ方、健康レシピなど)をわかりやすく紹介していきます!
【主な内容】
■生活習慣病と動脈硬化の関係
■動脈硬化を調べる方法
■冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)とは
■脳梗塞(非心原性)とはどんな病気?
■そのほか動脈硬化が原因の病気
■健康診断で異常を言われたら【動脈硬化症疾患の発症を予防する7つの方法】
※本書は2019年12月に刊行したタツミムック『血管の老化を防ぎ元気にする食べ方』を再編集したものです。
万病の原因でもある動脈硬化を改善する7つの方法(LDL、HDLなど数値制限、運動やストレッチ、食材や食べ方、健康レシピなど)をわかりやすく紹介していきます!
【主な内容】
■生活習慣病と動脈硬化の関係
■動脈硬化を調べる方法
■冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)とは
■脳梗塞(非心原性)とはどんな病気?
■そのほか動脈硬化が原因の病気
■健康診断で異常を言われたら【動脈硬化症疾患の発症を予防する7つの方法】
※本書は2019年12月に刊行したタツミムック『血管の老化を防ぎ元気にする食べ方』を再編集したものです。
【平成15年・神奈川県】ある夜、山下秀隆(やました・ひでたか/61歳)が帰宅すると、そこには妻・澄子(すみこ/60歳)が左手首と胸を自ら刃物で刺し倒れており、その横で4年間寝たきりだった息子の昇(のぼる/40歳)が人工呼吸器のスイッチを切られすでに死亡していた。昇は路線バスの運転士として働いていたが、35歳のときに原因不明の難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS/世界一有名な患者として、2018年に死去したイギリスの宇宙物理学者・ホーキング博士がいる)を発症し、神経細胞を冒され徐々に全身の筋肉が衰えていき、やがては呼吸も止まり死に至るという前途を悲観しての、母・澄子による無理心中とみられた。結局、澄子は一命をとりとめ、昇からの要請を受けての嘱託殺人容疑という比較的軽い罪に問われることになるのだが、そこには実際には通常の殺人よりもはるかに重い、愛ゆえの苦渋と葛藤が存在したのだった――…。
(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3−3〜特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3−3〜特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
やさしさのまほう たったひとりのお父さん
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:いずみきよたか 326(なかむらみつる)
- 出版社:PHP研究所
- 長さ:38ページ
- ポイント数:購入1,000ポイント
けんちゃんとちーちゃんのお父さんは、魔法使いに「びょうきのまほう」をかけられ、ひとりで歩けなくなってしまいました。
声も出にくくなり、仕事もお休みしています。
そんなお父さんのために、けんちゃんとちーちゃんは、「なにかおてつだいすることはないかな」といつも考えるようになりました。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病のため、仕事どころか子どもたちの世話をすることもできなくなった作者。
しかし、子どもたちは、まるで「やさしさのまほう」がかかったように、日に日にやさしくいたわってくれることから、「どんな父親でも、子どもにとってはたったひとりのお父さんなのだ」ということに気づき、このお話を書きあげました。
お父さんが病気になってしまった、けんちゃんとちーちゃん一家の「お正月」「節分」「お花見」「運動会」……など12カ月の様子に、326(なかむらみつる)さんが元気でかわいい絵をつけてこの絵本が出来ました。
声も出にくくなり、仕事もお休みしています。
そんなお父さんのために、けんちゃんとちーちゃんは、「なにかおてつだいすることはないかな」といつも考えるようになりました。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病のため、仕事どころか子どもたちの世話をすることもできなくなった作者。
しかし、子どもたちは、まるで「やさしさのまほう」がかかったように、日に日にやさしくいたわってくれることから、「どんな父親でも、子どもにとってはたったひとりのお父さんなのだ」ということに気づき、このお話を書きあげました。
お父さんが病気になってしまった、けんちゃんとちーちゃん一家の「お正月」「節分」「お花見」「運動会」……など12カ月の様子に、326(なかむらみつる)さんが元気でかわいい絵をつけてこの絵本が出来ました。
健康診断で数値がちょっと高めと言われやすい人必見!
動脈硬化症とは、動脈硬化により引き起こされる様々な病態の総称で、心臓から全身に血液を送り込む役割を担う動脈の内壁が肥厚し硬化した状態を指して動脈硬化と呼称します。
動脈の変化は、中高年になってから起こるものだと信じている人が多く、これが最も誤解されている点です。実は、0歳の時点ですでに主な動脈に「硬化」の初期病変がみられ、10歳前後から急に進んできます。30歳ごろになると、まさに“完成”された「動脈硬化」が現れるようになります。この変化がどうして起こり、どのように進むのか? その「危険因子」は何か? 危険因子と食事療法や運動療法はどう関係するのか? 本書はこうした点を中心に解説し、予防法を紹介します。
【監修】
松原英多 医学博士
医学博士、日本東洋医学会専門医、日本温泉気候物理医学会認証医。1931年、東京生まれ。東邦大学医学部卒業後、アメリカ、カナダに遊学し、帰国後は母校で大脳生理学を研究するかたわら、東洋医学や臨床心理学、催眠療法を学ぶ。診療を続ける一方で、日本テレビ系列「おもいっきりテレビ」の健康部門を立ち上げ、ホームドクターとして23年間にわたってレギュラー出演した。全国各地での講演活動も積極的にこなし、予防医学の啓蒙に努めている。
現在も年間1万人を診察。『詰まらない、破らない 血管を強くする本』(PHP研究所)など、著書は150万冊を超える。
【レシピ担当】
松尾みゆき 管理栄養士
健康と料理をテーマに食全般のコーディネーターとして書籍や雑誌、テレビ、Web、広告、企業のアドバイザーなどを中心に活動中。簡単でわかりやすいヘルシーメニューやボリュームのある低カロリーメニュー、栄養バランスを考えた食事、子供が食べやすく簡単に作れる離乳食や幼児食、さわやかなスタイリングが得意。料理、お菓子、スムージーなどを中心にレシピ開発をしています。食品メーカーでメニュー開発をしていた経験を活かし、アドバイザーをしている企業も多数。
動脈硬化症とは、動脈硬化により引き起こされる様々な病態の総称で、心臓から全身に血液を送り込む役割を担う動脈の内壁が肥厚し硬化した状態を指して動脈硬化と呼称します。
動脈の変化は、中高年になってから起こるものだと信じている人が多く、これが最も誤解されている点です。実は、0歳の時点ですでに主な動脈に「硬化」の初期病変がみられ、10歳前後から急に進んできます。30歳ごろになると、まさに“完成”された「動脈硬化」が現れるようになります。この変化がどうして起こり、どのように進むのか? その「危険因子」は何か? 危険因子と食事療法や運動療法はどう関係するのか? 本書はこうした点を中心に解説し、予防法を紹介します。
【監修】
松原英多 医学博士
医学博士、日本東洋医学会専門医、日本温泉気候物理医学会認証医。1931年、東京生まれ。東邦大学医学部卒業後、アメリカ、カナダに遊学し、帰国後は母校で大脳生理学を研究するかたわら、東洋医学や臨床心理学、催眠療法を学ぶ。診療を続ける一方で、日本テレビ系列「おもいっきりテレビ」の健康部門を立ち上げ、ホームドクターとして23年間にわたってレギュラー出演した。全国各地での講演活動も積極的にこなし、予防医学の啓蒙に努めている。
現在も年間1万人を診察。『詰まらない、破らない 血管を強くする本』(PHP研究所)など、著書は150万冊を超える。
【レシピ担当】
松尾みゆき 管理栄養士
健康と料理をテーマに食全般のコーディネーターとして書籍や雑誌、テレビ、Web、広告、企業のアドバイザーなどを中心に活動中。簡単でわかりやすいヘルシーメニューやボリュームのある低カロリーメニュー、栄養バランスを考えた食事、子供が食べやすく簡単に作れる離乳食や幼児食、さわやかなスタイリングが得意。料理、お菓子、スムージーなどを中心にレシピ開発をしています。食品メーカーでメニュー開発をしていた経験を活かし、アドバイザーをしている企業も多数。
登山と聞けば、一般的にはエベレストのような高山をはじめ世界の峻険な山頂を目指す山登りをイメージするのではないでしょうか? 著者が魅せられたのは、それらの登山とは別の価値観をもつ、山麓や山の道を何日もかけてめぐり、自然の、文化の、歴史の一歩一歩を楽しむロングトレイルという山歩き。バックパッカーとして海外の名だたる山の道(トレイル)を歩き、その経験を生かして構想からかかわった日本で最初のロングトレイル「信越トレイル」は、いまでは年間2万人以上の人が歩いているといいます。そのほか、三陸海岸の自然歩道を、復興と防災につながる道として整備する「みちのく潮風トレイル」や九州や北海道の「自然歩道」整備についての構想を語っています。2010年に筋萎縮性側索硬化症を発症後も動ける間は講演を続けましたが、本書は特に若い世代に向けて自然にふれること、自然を保護することの大切さを伝えようと最期まで取り組んだ本です。
重い病になっても、社会と繋がっていたい!
『前を向いて』はALS患者となった女性のドキュメンタリーである。
神奈川生まれながら沖縄で地元の情報発信をしている美玲は、沖縄の自然や文化が好きで、今後は地域に情報発信のリーダーを育成したいと考えていた。
そんな矢先、美玲の身体に異変が起こる。
くだされた診断はALS/筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)。
運動神経系が老化し身体の機能が失われていく原因不明の難病だった。
美玲は動けるうちはと再び働きはじめるが、希望を打ち砕くように病気は進行する。
呼吸すらままならない。
身体が動くことはあたりまえではなくて奇跡的なことと、美玲は感じていた。
ついに喉を切って穴を開け、人工呼吸器をつける気管切開の手術を勧められる。
外に出られなくなり、声も失う可能性も高い。
手術をしてまで生きる意味を見つけられず絶望する美玲。
そんな彼女に担当医が伝えてくれた一縷(いちる)の希望とは…?
『そして穏やかな時間を』は、実在する病院(三輪病院)が舞台。
そこで働く看護師・南の目を通して、心温まる訪問診療の現場を伝える。
訪問診療は行う側の負担が大きいため実施する医師は少ない。
しかし院長・千場医師は「住み慣れた家で、人生の最期を飾れる手伝いをしたい。それが医師としてのモチベーション」と語る。
南が訪問する家庭には、末期の膵臓ガン患者の廣政氏がいた。
千場医師は、余命が一ヶ月と宣言された廣政氏にある提案をする。
人生の最期を飾る手伝いとは…?
『笑顔が生まれた日』は口腔ケア歯ブラシ「くるリーナ」誕生にまつわる長編力作。
介護の現場では歯磨きは大切とはいえ、介護者の負担も大きい。
意識のない人や痴呆の人にも使用できる理想の歯ブラシ。
神奈川の歯科医師山口は「無いなら自分たちで作ろう!」と歯科衛生士の素子たちを巻き込みながら、理想のケア歯ブラシを追い求めた。
そうしてできあがった「くるリーナ」だったが、山口たちの想像を超える働きがあることがわかった。
現場での効果とは…?
生と死が交錯する患者や医師、介護者たちのリアル。
厳しい現実を生きる人々の前向きな意思や温かな交流に涙が溢れるリアルな現場を伝える感動のドキュメンタリー3編。
『前を向いて』はALS患者となった女性のドキュメンタリーである。
神奈川生まれながら沖縄で地元の情報発信をしている美玲は、沖縄の自然や文化が好きで、今後は地域に情報発信のリーダーを育成したいと考えていた。
そんな矢先、美玲の身体に異変が起こる。
くだされた診断はALS/筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)。
運動神経系が老化し身体の機能が失われていく原因不明の難病だった。
美玲は動けるうちはと再び働きはじめるが、希望を打ち砕くように病気は進行する。
呼吸すらままならない。
身体が動くことはあたりまえではなくて奇跡的なことと、美玲は感じていた。
ついに喉を切って穴を開け、人工呼吸器をつける気管切開の手術を勧められる。
外に出られなくなり、声も失う可能性も高い。
手術をしてまで生きる意味を見つけられず絶望する美玲。
そんな彼女に担当医が伝えてくれた一縷(いちる)の希望とは…?
『そして穏やかな時間を』は、実在する病院(三輪病院)が舞台。
そこで働く看護師・南の目を通して、心温まる訪問診療の現場を伝える。
訪問診療は行う側の負担が大きいため実施する医師は少ない。
しかし院長・千場医師は「住み慣れた家で、人生の最期を飾れる手伝いをしたい。それが医師としてのモチベーション」と語る。
南が訪問する家庭には、末期の膵臓ガン患者の廣政氏がいた。
千場医師は、余命が一ヶ月と宣言された廣政氏にある提案をする。
人生の最期を飾る手伝いとは…?
『笑顔が生まれた日』は口腔ケア歯ブラシ「くるリーナ」誕生にまつわる長編力作。
介護の現場では歯磨きは大切とはいえ、介護者の負担も大きい。
意識のない人や痴呆の人にも使用できる理想の歯ブラシ。
神奈川の歯科医師山口は「無いなら自分たちで作ろう!」と歯科衛生士の素子たちを巻き込みながら、理想のケア歯ブラシを追い求めた。
そうしてできあがった「くるリーナ」だったが、山口たちの想像を超える働きがあることがわかった。
現場での効果とは…?
生と死が交錯する患者や医師、介護者たちのリアル。
厳しい現実を生きる人々の前向きな意思や温かな交流に涙が溢れるリアルな現場を伝える感動のドキュメンタリー3編。
ALSになりました
- ジャンル:ルポ・エッセイ漫画
- 著者:ぷよこ
- 出版社:eBookJapan Plus
- 長さ:22ページ
- ポイント数:購入100ポイント
- レビュー:(233)
【最後まで描き続けたかった】
約10年にわたり電子発のボーイズラブコミックを描き続けていた作者。コミックスも発売し人気も上昇、順調だったある日“舌”に違和感を覚える。「喋りにくく、咽やすい」。内科、脳外科、歯科、耳鼻咽喉科。いくつかの病院を受診しても原因が分からず、辿り着いた市立病院で告げられた病名は「筋萎縮性側索硬化症」略称:ALSだった。ペンを持つことができない現実を受け止め、進行する病と闘いながらも前向きに生きる作者の渾身のエッセイ。
約10年にわたり電子発のボーイズラブコミックを描き続けていた作者。コミックスも発売し人気も上昇、順調だったある日“舌”に違和感を覚える。「喋りにくく、咽やすい」。内科、脳外科、歯科、耳鼻咽喉科。いくつかの病院を受診しても原因が分からず、辿り着いた市立病院で告げられた病名は「筋萎縮性側索硬化症」略称:ALSだった。ペンを持つことができない現実を受け止め、進行する病と闘いながらも前向きに生きる作者の渾身のエッセイ。
「泣くと死ぬって、どういうことですか……?」
医者からの思いもよらない絶望の通告――どうして病気は私を選んだの?
芸能人の壮絶な闘病生活でも話題になった、「もやもや病」「若年性パーキンソン病」「多発性硬化症」「ベーチェット病」など誰もが発症する可能性のある難病の数々。
病気の魔の手に震えながらも、一歩ずつ克服していく家族の力。感動の難病ドラマシリーズ【あの芸能人がなった難病】をお届けします。
※本作は人気レディースコミック雑誌『家庭サスペンス』で連載していた、『知られていない難病シリーズ』を電子書籍版として再編集したものです。
※収録作品は芸能人の自伝を描いたものではございません。ご了承いただいた上でご購入ください。
医者からの思いもよらない絶望の通告――どうして病気は私を選んだの?
芸能人の壮絶な闘病生活でも話題になった、「もやもや病」「若年性パーキンソン病」「多発性硬化症」「ベーチェット病」など誰もが発症する可能性のある難病の数々。
病気の魔の手に震えながらも、一歩ずつ克服していく家族の力。感動の難病ドラマシリーズ【あの芸能人がなった難病】をお届けします。
※本作は人気レディースコミック雑誌『家庭サスペンス』で連載していた、『知られていない難病シリーズ』を電子書籍版として再編集したものです。
※収録作品は芸能人の自伝を描いたものではございません。ご了承いただいた上でご購入ください。
いのちは美しい。感動の涙をあなたに……!! 病と闘う女たちを描く愛の物語を読み切り形式でお贈りする短編集、第2弾。恋人でもない。兄弟でもない。だけど強い絆で結ばれた3人の男女の物語……!!
ALS(筋萎縮性側索硬化症)に冒された男性と、その幼なじみの絆を描く感動のストーリー「ネバーエンド」(上田愛子)、
どうなる!? 私の大腸!! 主人公はあなたかも知れない……、便秘をテーマにした「腸内美人」(白沢ふかみ)、
PMS(月経前症候群)をテーマにした「バランス・ライフ」(山田里子)、
プレ更年期をテーマにした「35歳の憂うつ」(小野佳苗)の4編を収録。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)に冒された男性と、その幼なじみの絆を描く感動のストーリー「ネバーエンド」(上田愛子)、
どうなる!? 私の大腸!! 主人公はあなたかも知れない……、便秘をテーマにした「腸内美人」(白沢ふかみ)、
PMS(月経前症候群)をテーマにした「バランス・ライフ」(山田里子)、
プレ更年期をテーマにした「35歳の憂うつ」(小野佳苗)の4編を収録。
■これからどうすればいいのだろう。私に残された手段はこれだけだ。
■シエナは人生で最悪の年を過ごしていた。アロマテラピストとして働いていた美容院がつぶれてしまい、愛していた男性には裏切られた。そして、母親は多発性硬化症という病気に苦しんでいる。そのうえ、住んでいるフラットまで立ち退くように言われていた。でも、すべてを解決する方法がないわけではなかった。亡き父親の遺した、莫大な遺産を相続すればいい。ただ、それには一つ条件がついていた。彼女が結婚していなくてはいけないのだ。シエナは知り合ったばかりのキアに、夫になってくれるよう頼んだ。彼の会社を救うための資金援助を報酬にして。キアは承知したが、意外なことを言い出した。
■シエナは人生で最悪の年を過ごしていた。アロマテラピストとして働いていた美容院がつぶれてしまい、愛していた男性には裏切られた。そして、母親は多発性硬化症という病気に苦しんでいる。そのうえ、住んでいるフラットまで立ち退くように言われていた。でも、すべてを解決する方法がないわけではなかった。亡き父親の遺した、莫大な遺産を相続すればいい。ただ、それには一つ条件がついていた。彼女が結婚していなくてはいけないのだ。シエナは知り合ったばかりのキアに、夫になってくれるよう頼んだ。彼の会社を救うための資金援助を報酬にして。キアは承知したが、意外なことを言い出した。