アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国
低所得層が一流病院で治療を受けることができる、たった一つの方法とは?元外交官が現場目線で報告、分析。【全198ページ】
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アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国
アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題である。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年にわたり年平均100万人の移民を受け入れており、2016年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題である。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題である。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる――。歴史的転換の本質を、2013年から2015年までヒューストン総領事を務めた著者が、外交官の目で読み解く。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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