認知症介護の話をしよう
若年性アルツハイマーの母を20歳から介護する著者が出会った、
認知症になった家族と生きる10人の物語
――不安や悩み、暮らしの工夫、向き合い方
家族の語りから見えてきたことがありました。
介護に正解はない――
明日からの介護生活に役立つ、介護者が知っておきたいことが満載。
年齢や性別、立場もさまざまな10人が、自身のことばで語るそれぞれの介護。
ひとりで抱え込まないで、
いろんなひとの話を聞いて、そして、周りのひとに自分の話をしてみてください。
介護について、家族について、
話をしているうちに勇気が湧いてきて、
また明日もがんばろうと思えたりするものです。
介護に正解はありません。
現実を知ることで前向きになれるヒントが、
ここに詰まっています。
「介護をする人は、介護をされる人のために、幸せにならなければいけない。それが私の持論です。本書には、そのためのヒントが詰まっています。」
(本文 「はじめに」より)
目次
はじめに 私の仲間たちを紹介します
1章 最後までそばにいたいから、家で看る
2章 寂しさに寄り添いたい
3章 生きていてくれるだけで幸せ
4章 地方にいる親を介護することになったら
5章 介護で成長した家族
6章 介護は「してあげる」のではない
7章 介護をめぐる職場の現実を知る
8章 知識が力になると信じて
9章 介護への「心構え」を伝えたい
10章 介護してきて本当によかった
おわりに 介護者が幸せにならなければいけない理由
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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