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[新訳]日暮硯(ひぐらしすずり)
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編訳 | 河合敦 |
発行 | PHP研究所 |
ジャンル | 人文・科学:学術・考察 |
シリーズ | わかりやすい新訳で読む古典の名著 |
紙初版日 | 2013年10月11日 |
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一説では米沢藩中興の祖・上杉鷹山よりも藩政改革の手腕に長けていたといわれる、信州松代藩の家老・恩田木工。俸禄未払いや、強硬な年貢の取り立てに対して不満を抱いていた藩士や領民は、虚言続きの藩に忠義の心はなかった。そこで、木工は、「今後一切嘘をいわない」という宣言をし、自ら質素倹約を実行。その徹底ぶりが領民の心を動かした。また不正があれば、落ち度を責める前にまずシステムを調べ、諸制度の煩雑さゆえ不備が頻発すると判断した場合は、その仕組みを改めるなど、「仁政」で藩財政を建て直した。わずか5年で、破綻寸前の財政再建を成し遂げた恩田木工の型破りな手法とは!?
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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