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明治維新から約80年で消滅した「大日本帝国」。日露戦争の勝利や第一次世界大戦以降、「世界の五大国」に数えられるなど過去の栄光から一転して、大東亜戦争の敗戦へと続く“滅亡の過程”には何があったのか? 本書は、気鋭の政治学者が「帝国陸海軍と西郷軍の奇妙な一致点」「濱口総理は、統帥権問題で憲法論議を避けた」「近衛文麿の新党運動は、政党の降伏運動」「目先の利益を追い求める外交の末路」など独自の視点から、大日本帝国が犯した失敗の教訓を導き出す。“同じ敗因”を繰り返し続ける、現代日本に警鐘を鳴らす一冊。
【目次】
●第1章 「玉砕の伝統」〜誤れる西郷精神
●第2章 統帥権干犯と憲法改正反対〜文書に支配される政治
●第3章 政党はいかにして自壊していくのか〜汚職と二枚舌
●第4章 汪兆銘と台湾断交〜信義を裏切る「現実」外交
●第5章 日露戦争に見る大東亜戦争の敗因〜成功から「失敗の種」を見つける難しさ
【目次】
●第1章 「玉砕の伝統」〜誤れる西郷精神
●第2章 統帥権干犯と憲法改正反対〜文書に支配される政治
●第3章 政党はいかにして自壊していくのか〜汚職と二枚舌
●第4章 汪兆銘と台湾断交〜信義を裏切る「現実」外交
●第5章 日露戦争に見る大東亜戦争の敗因〜成功から「失敗の種」を見つける難しさ
敗戦から75年、戦後はまだ終わっていない!昭和改元、マルクス主義と国体論の台頭、二・二六事件、日華事変、日米開戦、そして敗戦――激動の昭和前史の記憶を風化させないために毎日出版文化賞受賞の名著、待望の復刊!<解説:長谷川三千子(埼玉大学名誉教授)>
この作品のうちに、ただひたすら没入し、沈潜し、そこにひびく静かな旋律に耳をかたむける……。するとそこから、現在のわれわれが何を失つてしまつたのかが、自ら明らかになつてくるであらう。その喪失を、とことん腹の底から思ひ知ること以外に、日本の再生への道はない。令和の御代のはじまつたばかりの今、この『昭和精神史』こそは、あらためて広く読まれるべき本である。
――解説より
【目次】
第 一 章 昭和改元
第 二 章 革命支那と昭和日本
第 三 章 感覚的純粋人と思想的純粋人
第 四 章 革命と国家
第 五 章 橘孝三郎 中野藤作 中野重治
第 六 章 モダニズム
第 七 章 言霊とイロニイ
第 八 章 雪ふる朝 北一輝と青年将校(一)
第 九 章 あを雲の涯 北一輝と青年将校(二)
第 十 章 「支那事変」と文学
第十一章 戦争の文化体験
第十二章 『ぼく東綺譚』と『雪国』
第十三章 新体制と皇紀二千六百年 日本文化の世界構想
第十四章 日米開戦と近代の超克
第十五章 南溟の果て
第十六章 大東亜共栄圏
第十七章 汪兆銘和平運動の悲劇
第十八章 最後の出撃
第十九章 降伏と被占領の間
第二十章 春城草木深し
この作品のうちに、ただひたすら没入し、沈潜し、そこにひびく静かな旋律に耳をかたむける……。するとそこから、現在のわれわれが何を失つてしまつたのかが、自ら明らかになつてくるであらう。その喪失を、とことん腹の底から思ひ知ること以外に、日本の再生への道はない。令和の御代のはじまつたばかりの今、この『昭和精神史』こそは、あらためて広く読まれるべき本である。
――解説より
【目次】
第 一 章 昭和改元
第 二 章 革命支那と昭和日本
第 三 章 感覚的純粋人と思想的純粋人
第 四 章 革命と国家
第 五 章 橘孝三郎 中野藤作 中野重治
第 六 章 モダニズム
第 七 章 言霊とイロニイ
第 八 章 雪ふる朝 北一輝と青年将校(一)
第 九 章 あを雲の涯 北一輝と青年将校(二)
第 十 章 「支那事変」と文学
第十一章 戦争の文化体験
第十二章 『ぼく東綺譚』と『雪国』
第十三章 新体制と皇紀二千六百年 日本文化の世界構想
第十四章 日米開戦と近代の超克
第十五章 南溟の果て
第十六章 大東亜共栄圏
第十七章 汪兆銘和平運動の悲劇
第十八章 最後の出撃
第十九章 降伏と被占領の間
第二十章 春城草木深し