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新しい現代風の漫画家による、最新の知見をもとにした世界の歴史の学習まんが。時代の中心となる人物を軸にしたドラマチックなストーリーで、第一次世界大戦やロシア革命、辛亥革命などの歴史を描く。学習に役立つ解説ページを、巻頭、巻末に設けている。
1932年、満州建国に至る道は長く険しかった。辛亥革命以後、三度にわたる独立工作の挫折、1916年の張作霖爆殺事件など、日中外交の舞台裏には意外な真実が隠されていた。本書では、明治末期から大正期を中心に、満州問題に生死をかけた政治家、陸海軍将校、大陸浪人たち、さらに中国の革命家たちの姿を丹念に追っている。崩壊しようとする清朝に対し、日本は彼らの独立を支援するようなかたちで、その実、傀儡政権をつくることを画策していた。その中心人物が、大陸浪人、川島浪速であった。謎多き人物、川島と粛親王との出会い、さらに溥儀との関係は、満蒙独立運動の象徴であった。又、孫文、袁世凱に対する日本側の巧みな駆け引きは、外交の醍醐味でもある。さらに本書は「奈良武次日記」「上泉徳弥メモ」など未公刊史料も駆使しており、歴史ファンのみならず研究家たちにも一石を投じる。満州事変から七十年、歴史に埋没した史実を掘り起した渾身の作。
満州事変とは何だったのか。事変に先立つ一九二〇年代を民族自決の理念が登場した時代とするなら、この時代の中国は、満州族やモンゴル族、ウイグル族などの民族自決を否定していた。満州事変から支那事変を経て大東亜戦争に至る日本近代史について、われわれは帝国主義と民族主義の対立を絶対化する革命思想からではなく、長期的な歴史的文脈の中で、かつ、様々な制約化の行動の中にも新たな理念の影響を読み取る多面的、複合的な視点から再評価すべきである。「侵略」論を超えて世界的視野から当時の状況を知り、歴史認識の客観性を求める試み。
【目次より】
●第一章 清朝の近代化とその変容
●第二章 近代日本の形成と日清・日露戦争
●第三章 辛亥革命、第一次世界大戦と東アジア
●第四章 一九二〇年代の国際理念と東アジア情勢
●第五章 満州事変
【目次より】
●第一章 清朝の近代化とその変容
●第二章 近代日本の形成と日清・日露戦争
●第三章 辛亥革命、第一次世界大戦と東アジア
●第四章 一九二〇年代の国際理念と東アジア情勢
●第五章 満州事変
日中国交回復40周年記念企画。アヘン戦争、日清戦争を経て、辛亥革命から100年――歴代政権が苦闘した「負の遺産」とその超克を「中国近代史の継続性」を重視する立場から描いた問題作。いまや世界第2位のGDPをもつ「経済大国」、国連安全保障理事国P5の一員である「外交大国」、世界第2位の国防予算をもち核兵器を保有する「軍事大国」に変身した中国にとって、「責任ある大国」に成長する過程は、中国近代史100年来の転換点であり、中国自身も戸惑わざるを得ない「外交革命」だ。清朝末期の屈辱的な外交経験に始まり、日清戦争という「最後の一撃」をくらって清朝が瓦解、かわって孫文・袁世凱が打ち立て共和国が背負った「負の遺産」、そして蒋介石による対日戦争の「史上空前の勝利」を経て、毛沢東・トウ小平が共産中国を超大国に押し上げるまで、中国の政治リーダーたちが共有した苦悩の歴史を「近代史研究のタブー」を超えて描き出す。
辛亥革命(一九一一年)のあと、中国の中心部では軍閥の混戦がつづいたが、新疆はふしぎに平和であった。老荘思想の持ち主であった独裁者楊増新が新疆を支配し十七年もの間平和を保ったが、それは近代化とは遠い「無為」を重じた政策で青年たちの夢をくだくものだった。
辛亥革命のころ。愚かでうぬぼれの強い阿Qは、急速に世の中が変化していることに気づかないまま毎日を過ごしていた。ある日革命軍がやってきて無実の罪で拘束され、ひどい目に遭う。そこから阿Qに不幸と不運が次々と……。愚かだが罪のない人間に向けられる、辛辣ではあるがあくまで人間愛を貫く著者のまなざしは、同時に革命という大きな社会変動への鋭い批判の視線ともなっている。近代中国文学の巨人、魯迅の代表作。
■朗読者:網野隆
※このコンテンツは音声のみの作品です。本文のテキストは含まれませんので、ご了承下さい。
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