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やはり実話の迫力はすごい! 本書は、その驚くべき現実が、著者とその周辺フリーターの体験として、赤裸々にレポートされている。著者は、いくつかの企業に就職するも続かず、はからずも10年にわたりフリーター人生を続けている38歳の独身男性。その赤面の実話とは、たとえば「一週間、水ばかり飲む」。仕事で腰を痛めて立つことも外出もできず、一人暮らしの部屋を這いながら水だけ飲んで命をつないだ話。電気が止められた冬の日、もちろん灯りもエアコンも冷蔵庫も止まり、ろうそくで過ごした一夜の話。その他、「入浴はガソリンスタンドで」「一円の重み」「保険のない恐怖の生活」「風邪がもたらした喜劇と悲劇」などなど、興味深い項目が目白押し。35歳を過ぎた一人のフリーターの、食生活、日常生活、金銭生活、不健康生活を余すところなく赤裸々にレポートした本書は、あまり書かれることのなかったフリーターの現実の姿を浮き彫りにする。
日本の相対的貧困率は15.7%(2015年。相対的貧困とは、2015年現在では手取りの年間所得が一人暮らしの世帯で122万円以下、4人世帯で244万円以下の世帯を指す)。人数で言えば1900万人以上にも上るが、日本には本当の貧困なんてないと言う人もいる。そんな人にこそ伝えたい現実がある。一時的にせよ「飢えた」状態に置かれてしまい、万引きをしなければ食べ物にありつけない貧困家庭の子どもは少なくないのだ。
本書では貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。貧困への無理解に対抗するための本音対談。
●欧州はなぜ社会福祉が整備されているのか
●新築の家などの『強制出費』は罪が重い
●貧困家庭の冷蔵庫はものでいっぱい。ただし、賞味期限切れの食べ物ばかり
●地方の若者の刹那主義
●なぜ貧困を放置してはいけないのか
●貧困対策を徹底的に考える
●政治家も官僚も、世論を恐れている
本書では貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。貧困への無理解に対抗するための本音対談。
●欧州はなぜ社会福祉が整備されているのか
●新築の家などの『強制出費』は罪が重い
●貧困家庭の冷蔵庫はものでいっぱい。ただし、賞味期限切れの食べ物ばかり
●地方の若者の刹那主義
●なぜ貧困を放置してはいけないのか
●貧困対策を徹底的に考える
●政治家も官僚も、世論を恐れている
不思議感覚・ホラーの傑作! 修司は一人暮らしだが、アパートには巨大な冷蔵庫が置いてある。中には、奇妙な肉が大量に保管されていた。やがて修司は、会話していた人間が次々消えるという経験をする…。「冷蔵庫」他、五話を収録。
念願の一人暮らしを始めた女子大生カナは、親友の朱音が部屋に泊りに来た際に遭った金縛りの原因を調べるために図書館を訪れる。
そこで出会った男子学生=プーは、初対面にもかかわらずいきなりカナが霊に憑依されていると告げる。
訝りながらも、藁にもすがる思いでオカルトオタクを自室に案内するカナ。
一方、プーはカナの部屋のドアを開けるなり大興奮。
冷蔵庫の中に強力な霊がいると、カナを脅すのだった……。
結局、問題の冷蔵庫はカナの部屋に残されことになり怖がるカナは、プーと同居生活を送るはめに……。
恐がりな天然女子大生と無愛想なオカルトオタク。
ひょんなきっかけで始まったアンバランスな男女の共同生活で起きる様々な怪奇現象。
そんな中、霊の存在を通じて、二人の距離は徐々に縮まっていき……。
そこで出会った男子学生=プーは、初対面にもかかわらずいきなりカナが霊に憑依されていると告げる。
訝りながらも、藁にもすがる思いでオカルトオタクを自室に案内するカナ。
一方、プーはカナの部屋のドアを開けるなり大興奮。
冷蔵庫の中に強力な霊がいると、カナを脅すのだった……。
結局、問題の冷蔵庫はカナの部屋に残されことになり怖がるカナは、プーと同居生活を送るはめに……。
恐がりな天然女子大生と無愛想なオカルトオタク。
ひょんなきっかけで始まったアンバランスな男女の共同生活で起きる様々な怪奇現象。
そんな中、霊の存在を通じて、二人の距離は徐々に縮まっていき……。