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タテコミ「生きて妻のもとに帰る」
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。
凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り── それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。
アクションコミックスの「永遠の0」がタテコミで登場! -
ノベル多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。実は本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。その話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる雑談になるのだ。
本書では稀代のベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」「毎日同じ服を着て同じメニューの粗食を食べた『ドケチ』の超お金持ち」「若き出光佐三にとことん資金援助した日田重太郎のぐっとくる一言」など、「ウケるネタの具体例」も満載。21万部ベストセラーとなった前著(PHP新書)に、「『藩』という言葉はほとんど使われていなかった」など、江戸時代のエピソードを加えて文庫化。
【目次より】
●数字が重要――シャチの体重は10トン
●失敗談ほど面白いものはない
●「面白さ」の7割以上が話術
●零戦の話――機体に直線がほとんどない奇跡の戦闘機
●雑談に使える古典の物語
●個人的な思い出話でも、普遍性を持たせればOK
●ヨーロッパ人を驚かせた幕末の日本人 ●親友とする真面目な話
※この作品は『雑談力 ストーリーで人を楽しませる』の文庫版です。重複購入にご注意ください。 -
ノベル会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる……
逃げることは、消極的で、後ろ向きなことだと考えていないだろうか。実は「逃げる」ことは戦うことと同じくらい積極的な行動である。
戦うときに分泌されるホルモン「アドレナリン」は、逃げるときにも分泌されるのだ。本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、戦っても得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。
だからまず、自分にとって本当に大切なものは何か、しっかり見定めなければならない――
百田尚樹が人生についての根本的な考え方を語る一冊。
日本人には「逃げる力」が足りない!
■生物が持つ根源的な判断力を失っている
■織田信長の思い切った逃亡
■「責任感が強いから逃げなかった」は言い訳
■ブラック企業を辞められない理由
■本当の友達ではない人への気遣い
■DV男からは、即刻逃げよ
■阪神・淡路大震災でアパートが全壊した友人 -
ノベルクラシック本の名著を新書化したものの電子書籍版!
「その時は不意に訪れた。それまで幾度聴いても何も感じなかった私の心に、突然、すさまじい感動が舞い降りてきたのだ。『なんや、これは!』と思った。」(第1曲 ベートーヴェン「エロイカ」より)
19歳のときにクラシックに覚醒する経験をして以来、40年毎日クラシックを聴き続けている小説家が、真の天才たちが命を削って書いた大傑作の凄さ、作曲家たちの劇的なエピソードを語る。
「完璧な音楽」と語る「平均律クラヴィーア曲集(バッハ)」や、「文学は音楽に敵わない」と思わされる瞬間がある「第五交響曲(ベートーヴェン)」、『永遠の0』のエピローグ執筆時に聴いた曲など、初心者もマニアも愉しんでもらいたい名曲案内。
「通」のクラシックファンを俎上に載せた痛快エッセイや、推薦盤リストも掲載。 -
ノベル多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。じつは本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのだ。
「書くより喋る方が100倍も好き」と語るベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」といった薀蓄(うんちく)や、一度聞いたら忘れられない著者自身の失敗談など「ウケるネタの具体例」も満載。
雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊!
【ダメな雑談を面白くする三か条】
●1 相手の興味に合わせるな
●2 「つかみ」で相手を揺さぶれ
●3 話の「急所」を押さえよ
【本書で紹介する「ネタ」】
●惑星の「惑う」って、どういう意味?
●百田尚樹が爆笑した傑作ツイッター
●宮本武蔵、実は佐々木小次郎と1対1で戦っていない? etc. -
「生きて妻のもとに帰る」
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。
凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り── それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。 -
昭和20年8月15日、日本敗戦。それは、石油販売会社「国岡商店」が何もかも失った日でもあった。莫大な借金だけが残り、もはや再生不可能と全社員が覚悟する中、店主・国岡鐡造は「愚痴をやめよ」と発し、会社再生、そして日本再建にとりかかることを表明する。一人の馘首もせずに再生の道を模索する鐵造だったが、売る油は一滴もない。前途は絶望的であった。2013年本屋大賞1位『海賊とよばれた男』待望のコミカライズ!!
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ベストセラー作家・百田尚樹原作。漫画・山崎童々でおくる、秘密を覗くオムニバス7編。
[第1話] 母の記憶−認知症になった母がある日「嫁を殺した」と告白し……。
[第2話] そっくりさん−テレビ編集マンの夫は男性と浮気しているようで?
[第3話] 豹変−結婚して5年。大手新聞社勤務の妻との間になかなか子供ができず……。
[第4話] 再会−DVで10年前に離婚した夫が突然会いに来たのは“謝罪”のため――
[第5話] 催眠術−「思い通りになる」と聞きセックスレスの妻に催眠術をかけた!
[第6話] 淑女協定−不倫・性癖・交遊関係もバレバレな社内結婚はリスクが高すぎるから……
[第7話] 幸福な生活−娘が結婚相手を連れてくる日、父はたった一度の“火遊び”を思い出していた。
―ラスト1ページの衝撃に必ず息を呑む、オムニバス7編。