
「ユーリヤ。僕に、もっと許してくれる?」――閉鎖的な島国ロヌの巫女・ユーリヤは『癒しの力』を持っている。秘密にしていたそれを、しかし彼女は海の向こうから来た女性使節団員の怪我を癒すため使ってしまう。驚きつつも秘密を守る女性を、ユーリヤは『お姉様』と呼び慕い始めるが……「約束しただろう、攫ってあげるって」彼女が慕った『姉』は、女性に扮した大国の第二王子・エグバートだった。彼とともに大国へ渡ったユーリヤは、島では得られなかった自由を手に入れる。やがて彼女は、妹扱いしてくるエグバートへ身分違いの恋心を抱き始めるが、それを抑え込むため再び彼を『お姉様』と呼んだとき、エグバートは態度を豹変させ――
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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母親に頼まれ、嫌々お見合いに臨むこととなった秦田千鶴。相手は、なんと千鶴が社内で最も苦手にしている『仮面男』・大館啓佑だ。彼も親に言い包められたのだろう、自分たちは迷惑をかけられた者同士……そう考えた千鶴は、お見合い後に大館へ謝るが、返ってきたのは「俺が言い出したんです。席、組んでくれって親に頼んだ」という予想外の言葉だった。さらにルームシェアも視野に入れてほしいと頼まれ、とんとん拍子で彼と一緒に住むことに。納得いかない千鶴だったが、やがて『仮面男』の情熱的な素顔を思い知ることになる――。
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成り上がりの平民・チェルニー家の庶子リディエ。病気という名目で幽閉されていた彼女は、我侭な異母妹の身代わりとして公爵家に嫁ぐことになる。ところが、身代わりは予見されていて……!? 到着早々、公爵本人に身体を検められるが――「リ、リディエ……?」告げていないはずの名を呼ばれ、彼女は自分が公爵の『初恋相手』だと知る。幼少時の病のせいで出会いの記憶を失くしているリディエは戸惑うが、公爵の真摯な愛と思いやりに触れ、次第に彼に惹かれていく。「僕が愛している人は君だけだ」――仲を深めていくふたり。彼とともに過ごすうち、やがてリディエは幼い頃の記憶をぽつぽつと思い出すように。また、この婚姻にはある目的が……?
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夢中文庫プランセの「琥珀の鳥籠〜偽りを蕩かす初めての恋と秘密〜」が絵ノベルで登場!
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「肌だけじゃなくて、君の全部、もう他の誰にも見せたくない」
化粧品会社の総務部で働く灯子は、スキンケア商品のモニターに選ばれ研究所の商品開発部へ異動することに。そして主任の瀬多から直接肌チェックを受ける羽目になる。端麗な顔立ちで有名な瀬多は、実は自他ともに認める変わり者で、肌に異常なほど執着を示すいわゆる“肌フェチ”だった。灯子の肌に陶酔する彼に、ふたりきりの研究室で頬を撫でられ唇が触れそうなほど顔を寄せられて、緊張は最高潮に。胸の高鳴りから目を逸らし続ける灯子だったが――「……ごめん」ある夜、謝罪とともに口づけられ…?
※本作品は過去に出版されていた別タイトルの作品を加筆修正したものです。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
化粧品会社の総務部で働く灯子は、スキンケア商品のモニターに選ばれ研究所の商品開発部へ異動することに。そして主任の瀬多から直接肌チェックを受ける羽目になる。端麗な顔立ちで有名な瀬多は、実は自他ともに認める変わり者で、肌に異常なほど執着を示すいわゆる“肌フェチ”だった。灯子の肌に陶酔する彼に、ふたりきりの研究室で頬を撫でられ唇が触れそうなほど顔を寄せられて、緊張は最高潮に。胸の高鳴りから目を逸らし続ける灯子だったが――「……ごめん」ある夜、謝罪とともに口づけられ…?
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酔った勢いのワンナイトをきっかけに、優秀な後輩・北瀬と付き合い始めた理彩。職場で誰にでも人当たり良く接する彼は、しかし理彩とふたりきりになると途端に顔を強張らせてしまう。その癖、眼鏡を外すとスイッチが入ったように情熱的に理彩を求めてくる。何度肌を重ねても、付き合ってほしいと切り出してきた相手の真意が見えず――どんどんぎこちなくなっていく関係に悩み、やがて理彩は、真面目な彼が一夜の責任を取ろうとして交際を申し出てきたのだと考えるように。だがある夜、意図せず同僚に言い寄られた理彩に、北瀬は「なんで彼氏いるってはっきり言わねえんだよ」と独占欲も顕わに口づけを迫り……!?
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
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成り上がりの平民・チェルニー家の庶子リディエ。病気という名目で幽閉されていた彼女は、我侭な異母妹の身代わりとして公爵家に嫁ぐことになる。ところが、身代わりは予見されていて……!? 到着早々、公爵本人に身体を検められるが――「リ、リディエ……?」告げていないはずの名を呼ばれ、彼女は自分が公爵の『初恋相手』だと知る。幼少時の病のせいで出会いの記憶を失くしているリディエは戸惑うが、公爵の真摯な愛と思いやりに触れ、次第に彼に惹かれていく。「僕が愛している人は君だけだ」――仲を深めていくふたり。彼とともに過ごすうち、やがてリディエは幼い頃の記憶をぽつぽつと思い出すように。また、この婚姻にはある目的が……?
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「手放す気はないと言ったはずです」――欠員補充のため、総務課から秘書課に異動した知尋。ようやく仕事にも慣れてきたそんな頃、社長室に呼び出され……お見合いをセッティングしてあげる代わりに、気難し屋で有名な専務・成嶋の専属秘書に就いてほしいと告げられる。成嶋専務といえば、整った顔に厳しい表情。第一印象は怖いのひと言に尽きる人物。あの……私、婚活してません……。と否定できないまま、不安を抱えつつ専属の任を受け入れる知尋。周囲は口を揃えて「秘書として最低限の仕事をこなせば大丈夫」と言うが、ある日成嶋の目のくまが気になり、つい干渉してしまう。そんな知尋に、成嶋の態度は少しずつ変わり始め――?
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
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