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秋永真琴、織守きょうや、越谷オサム、西條奈加、千早茜、深緑野分の豪華執筆陣で贈る、読切特集「料理をつくる人」。フレッド・ヴァルガス、短編掲載ほか。
【目次】
【特集 「料理をつくる人」】
向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加
●<お蔦さん>シリーズ最新作
白い食卓 千早 茜
●水族館で出会った女の提案
メインディッシュを悪魔に 深緑野分
●悪魔を満足させる至高の料理
冷蔵庫で待ってる 秋永真琴
●とっておきの食器に盛り付けた手料理
対岸の恋 織守きょうや
●姉の結婚の日、弟が取った行動は?
夏のキッチン 越谷オサム
●カレー作りに一人で挑戦する少年
【小説】
明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓
●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ
名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹
●20年ぶりに再会した探偵と元助手
特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智
●映画撮影を描く青春ミステリ
粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志
●終戦まもない東京を活写する連作
記憶の対位法 第7回 高田大介
●<多声音楽>の誕生を巡る長編ミステリ
ディオニソス計画 宮内悠介
●1968年、二重密室殺人の謎
クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳
●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ
【コミック】
倍々の冒険 熊倉 献
●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回
【特別企画】
<日本推理作家協会賞・翻訳部門> 応援メッセージ
【ESSAY】
私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子
装幀の森 第9回 柳川貴代
翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美
乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正
【COLUMN】
みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣
ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき
私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法
【INTERVIEW 期待の新人】
麻宮 好
【INTERVIEW 注目の新刊】
『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと
『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏
『夜明けのはざま』 町田そのこ
【訃報】
追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
【目次】
【特集 「料理をつくる人」】
向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加
●<お蔦さん>シリーズ最新作
白い食卓 千早 茜
●水族館で出会った女の提案
メインディッシュを悪魔に 深緑野分
●悪魔を満足させる至高の料理
冷蔵庫で待ってる 秋永真琴
●とっておきの食器に盛り付けた手料理
対岸の恋 織守きょうや
●姉の結婚の日、弟が取った行動は?
夏のキッチン 越谷オサム
●カレー作りに一人で挑戦する少年
【小説】
明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓
●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ
名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹
●20年ぶりに再会した探偵と元助手
特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智
●映画撮影を描く青春ミステリ
粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志
●終戦まもない東京を活写する連作
記憶の対位法 第7回 高田大介
●<多声音楽>の誕生を巡る長編ミステリ
ディオニソス計画 宮内悠介
●1968年、二重密室殺人の謎
クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳
●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ
【コミック】
倍々の冒険 熊倉 献
●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回
【特別企画】
<日本推理作家協会賞・翻訳部門> 応援メッセージ
【ESSAY】
私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子
装幀の森 第9回 柳川貴代
翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美
乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正
【COLUMN】
みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣
ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき
私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法
【INTERVIEW 期待の新人】
麻宮 好
【INTERVIEW 注目の新刊】
『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと
『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏
『夜明けのはざま』 町田そのこ
【訃報】
追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
高校生の滝本望は、お蔦さんの愛称でご近所に親しまれる祖母と、神楽坂で暮らしている。その神楽坂では、万引きが多発しているというので商店街全体で警戒していた矢先のこと、和菓子店の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我をしてしまった! 正義感に駆られる望と友人の洋平は、似顔絵を描いて犯人を捕まえようと思い立つが……。商店街を騒がせた出来事を描く「よろずを引くもの」を始め、書き下ろしを含む全七編を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ、待望の最新作!
【収録作】
よろずを引くもの●神楽坂で多発する万引き事件。ついに怪我人も出てしまう
ガッタメラータの腕●なくなった石膏像の腕を見つけるべく、望が一肌脱ぐ!
いもくり銀杏●花屋の央子が連れてきた幼い兄妹。しかし母親の姿はなく……?
山椒母さん●昔お世話になった女将さんに頼まれ、お蔦さんが人探しに乗り出す
孤高の猫●神楽坂のアイドル猫「ハイドン」がいなくなった!?
金の兎●お蔦さんの役者仲間の娘が、どこか不安げな様子で……
幸せの形●友人の楓と慣れないケーキ作りに挑む望。特別書き下ろし!
【収録作】
よろずを引くもの●神楽坂で多発する万引き事件。ついに怪我人も出てしまう
ガッタメラータの腕●なくなった石膏像の腕を見つけるべく、望が一肌脱ぐ!
いもくり銀杏●花屋の央子が連れてきた幼い兄妹。しかし母親の姿はなく……?
山椒母さん●昔お世話になった女将さんに頼まれ、お蔦さんが人探しに乗り出す
孤高の猫●神楽坂のアイドル猫「ハイドン」がいなくなった!?
金の兎●お蔦さんの役者仲間の娘が、どこか不安げな様子で……
幸せの形●友人の楓と慣れないケーキ作りに挑む望。特別書き下ろし!
直木賞作家の新たな到達点!
江戸時代に九度蝦夷地に渡った実在の冒険家・最上徳内を描いた、壮大な歴史小説。
本当のアイヌの姿を、世に知らしめたい――
時は江戸中期、老中・田沼意次が実権を握り、改革を進めていた頃。幕府ではロシアの南下に対する備えや交易の促進などを目的に、蝦夷地開発が計画されていた。
出羽国の貧しい農家に生まれながら、算学の才能に恵まれた最上徳内は、師の本多利明の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。そこで徳内が目にしたのは厳しくも美しい北の大地と、和人とは異なる文化の中で逞しく生きるアイヌの姿だった。イタクニップ、少年フルウらとの出会いを通して、いつしか徳内の胸にはアイヌへの尊敬と友愛が生まれていく……。
松前藩との確執、幕府の思惑、自然の脅威、様々な困難にぶつかりながら、それでも北の大地へと向かった男を描いた著者渾身の長編小説!
江戸時代に九度蝦夷地に渡った実在の冒険家・最上徳内を描いた、壮大な歴史小説。
本当のアイヌの姿を、世に知らしめたい――
時は江戸中期、老中・田沼意次が実権を握り、改革を進めていた頃。幕府ではロシアの南下に対する備えや交易の促進などを目的に、蝦夷地開発が計画されていた。
出羽国の貧しい農家に生まれながら、算学の才能に恵まれた最上徳内は、師の本多利明の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。そこで徳内が目にしたのは厳しくも美しい北の大地と、和人とは異なる文化の中で逞しく生きるアイヌの姿だった。イタクニップ、少年フルウらとの出会いを通して、いつしか徳内の胸にはアイヌへの尊敬と友愛が生まれていく……。
松前藩との確執、幕府の思惑、自然の脅威、様々な困難にぶつかりながら、それでも北の大地へと向かった男を描いた著者渾身の長編小説!
お蔦さんは僕のおばあちゃんだ。もと芸者でいまでも粋なお蔦さんは、神楽坂・本多横町で履物店を営んでいる。気が強くて面倒くさがりなのに、何かと人に頼られる人気者のお蔦さんと、中学生の僕はふたりで暮らしている。幼なじみが蹴とばし魔として捕まったり、ご近所衆が振り込め詐欺に遭ったり、ふたり暮らしの日々はいつも騒がしい。神楽坂界隈で起こる事件をお蔦さんが痛快に解決していく! あつい人情と神楽坂の魅力があふれる6編を収録した連作ミステリ。
高校生になった滝本望は変わらず祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。
芸者時代の名前からお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強いし面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。
そのお蔦さんが踊りの稽古をみている、若手芸妓・都姐さんが寿退職することになった。幸せな時期のはずなのに、「これ以上迷惑はかけられないし」と都姐さんの表情は冴えなくて……(「みやこさわぎ」)。
情緒と歴史が残る街・神楽坂を騒がす事件をお蔦さんが痛快に解決していく!
人情と粋、望が作る美味しい料理がたっぷり味わえる、大好評シリーズ第3弾。
芸者時代の名前からお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強いし面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。
そのお蔦さんが踊りの稽古をみている、若手芸妓・都姐さんが寿退職することになった。幸せな時期のはずなのに、「これ以上迷惑はかけられないし」と都姐さんの表情は冴えなくて……(「みやこさわぎ」)。
情緒と歴史が残る街・神楽坂を騒がす事件をお蔦さんが痛快に解決していく!
人情と粋、望が作る美味しい料理がたっぷり味わえる、大好評シリーズ第3弾。
中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ある日、望の幼なじみの洋平と同級生の彰彦、後輩の有斗が滝本家を訪れていた。夕飯をお腹いっぱい食べ、サッカー談議に花を咲かせたにぎやかな夜。しかしその夜、息子ひとりを残して有斗の家族は姿を消した。神楽坂一家三人行方不明事件は大きく報道され、一家が抱える秘密が明らかに――。神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる! 粋と人情、望が作る美味しい料理がたっぷり堪能できるシリーズ第2弾。/解説=宇田川拓也
おめえの鏡は罪じゃあなく、人に残った人らしいところを映すんだ。人にとっていちばん大事な、あったかい心だ。
ある東北の村から日本橋の酒問屋に招かれた一人の少女・イオ。彼女は「人の罪を映す」という不思議な目を持っていた。荒れた生活を送っていた酒問屋の跡取り息子・央介は、彼女の目をみたことで激しい良心の呵責に襲われ、かつて自分が犯した罪を贖おうとする。やがて更生した央介とイオは、彼女の目を使って、江戸で起こる数々の事件を解決していくことに。
しかし、イオの出生の秘密を知る侍が現れたことで、二人の運命は大きく動き始める……。
人にとって「罪」とは何か。そして「許し」とは何か。イオの不思議な能力の源泉に隠された秘密とは何か。そしてイオの過酷な運命を、央介は救うことができるのか。
日本ファンタジーノベル大賞でデビューした著者が贈る、感動の時代小説。
ある東北の村から日本橋の酒問屋に招かれた一人の少女・イオ。彼女は「人の罪を映す」という不思議な目を持っていた。荒れた生活を送っていた酒問屋の跡取り息子・央介は、彼女の目をみたことで激しい良心の呵責に襲われ、かつて自分が犯した罪を贖おうとする。やがて更生した央介とイオは、彼女の目を使って、江戸で起こる数々の事件を解決していくことに。
しかし、イオの出生の秘密を知る侍が現れたことで、二人の運命は大きく動き始める……。
人にとって「罪」とは何か。そして「許し」とは何か。イオの不思議な能力の源泉に隠された秘密とは何か。そしてイオの過酷な運命を、央介は救うことができるのか。
日本ファンタジーノベル大賞でデビューした著者が贈る、感動の時代小説。
仇討ちに挑む四人の女。それぞれの愛憎の行方は……。
藍染めを手がける紺屋の女将・紫屋環は、三ヶ月前に亭主が殺された事件の真相を知るべく、大店の東雲屋を探っていた。東雲屋の亭主・三左衛門が事件に関わっていると環は確信するが、確証が得られない。そこで環は、同じく東雲屋ゆかりの者に恨みを持つ女たちと出会い、四人で協力して東雲屋に挑むことに。
しかし、四人それぞれの愛憎や思惑、環に惚れる同心、藍の産地である阿波藩のお家事情なども絡み、事件は意外な展開を見せていく……。「一切の始末は、やはり私の手でつけるのが筋でございましょう」と最後に覚悟を固める環。果たして環の仇討ちは成就するのか。そして明かされる驚きの真相とは。
『金春屋ゴメス』『善人長屋』などで話題の、気鋭の著者が描く、楽しくも切ない時代エンタテインメント小説。
藍染めを手がける紺屋の女将・紫屋環は、三ヶ月前に亭主が殺された事件の真相を知るべく、大店の東雲屋を探っていた。東雲屋の亭主・三左衛門が事件に関わっていると環は確信するが、確証が得られない。そこで環は、同じく東雲屋ゆかりの者に恨みを持つ女たちと出会い、四人で協力して東雲屋に挑むことに。
しかし、四人それぞれの愛憎や思惑、環に惚れる同心、藍の産地である阿波藩のお家事情なども絡み、事件は意外な展開を見せていく……。「一切の始末は、やはり私の手でつけるのが筋でございましょう」と最後に覚悟を固める環。果たして環の仇討ちは成就するのか。そして明かされる驚きの真相とは。
『金春屋ゴメス』『善人長屋』などで話題の、気鋭の著者が描く、楽しくも切ない時代エンタテインメント小説。