若い読者のための日本近代史
近現代史研究の第一人者が『坂の上の雲』など自身に影響を与えた日本近現代史を知るための名作をわかりやすく徹底ガイドした好著。【全236ページ】
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若い読者のための日本近代史
昭和史の第一人者は、いかなる本を読んできたのか? 本書は、近現代史研究の第一人者が、日露戦争から戦中・戦後に至るまでの歴史を深く理解する上で名作22篇を厳選し、作品を読み解きしつつ、歴史の実相に迫ったもの。特に読みどころは、司馬遼太郎著『坂の上の雲』に関する80ページの論考。「こんな読み方があったのか」「こんな歴史があったのか」と読書の面白さを味わうとともに、知られざる歴史を知ることができる。近現代史の語り部として読者の絶大な信頼を得ているその史眼は、いかなる読書歴から培われたのか。本書には、著者独自の「本の読み方」に触れる楽しみもある。一冊でいくつもの味わいがある、まさに読書ガイドの「決定版」である。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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