破られた対称性
2008年ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎と、小林・益川理論を解説し、湯川に始まる日本の素粒子論の歴史的意味を読み解く。【全165ページ】
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配信日:2022/05/30
配信日:2022/05/30
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破られた対称性
作品詳細
- 発行 PHP研究所
- ジャンル 人文・科学科学・生物・テクノロジー
- レーベル PHPサイエンス・ワールド新書
- 紙初版日 2009年10月20日
- レビュー
2008年ノーベル物理学賞は日本人3人、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の独占であった。ノーベル賞委員会によるその贈賞理由を見ると、「破られた対称性」だという。これがキーワードである。いったい何が破れたのか。宇宙の究極の物質である素粒子やクォークに関わることと一般に誤解されているが、じつはミクロの素粒子からマクロの宇宙にまで通ずる自然観の衝撃である。では、いかなる自然観を確立したのだろうか。「破られた対称性」といっても、南部陽一郎のアイディアと、小林・益川理論では意味が違う。3人をよく知る理論物理学者である著者は、こうした自然観の衝撃の意味をくわしく見ていく。さらに、彼らの考えが登場する前後の「創造の瞬間」に立ち戻り、湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一らの日本の素粒子物理の伝統の中に正しく位置づけし、その歴史的意味を跡づける。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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