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哭きの竜〜Genesis〜
2016年、新宿・歌舞伎町にあの男が帰ってきた。闇社会の麻雀士“哭きの竜”ーー命を賭けた勝負でも冷たく鳴き、勝ち上がる男に、極道たちは惚れ抜き、追い求める。そして竜は誰のものにもならなず、闘い続ける……! -
紙魚の手帖Vol.30
夏といえばSF! めいっぱいSFを楽しめる特集号『Genesis』をお楽しみください。
■天沢時生、小川一水、宮澤伊織、マーサ・ウェルズら豪華執筆陣による小説。
■第17回創元SF短編賞選評および、受賞作・春鹿未明「鳥なき島」掲載。
■ジャンルSF誕生100年を記念した対談「英米SF史概観――ガーンズバックからホープパンクまで」
【目次】
【受賞作決定!】
第17回創元SF短編賞 選評 高山羽根子・飛浩隆・長谷敏司
【第17回創元SF短編賞受賞作】鳥なき島 春鹿未明
●コウモリの飛ぶ島で生きた語り手は死の間際、「天国」と名づけた娘に語りかける
【小説】
長い別れ 天沢時生
●「ケツに火がついちまったのさ」――私の探偵事務所を訪れたのは、世にも珍しい人間の依頼者だった
数と泥 雨露山鳥
●舞台はメソポタミアの古代都市バビロン。数の女神アナーグは神殿に突然現れたみすぼらしい姿の少女と出会う
星間戦艦ゴフルキルA8の完勝 小川一水
●故郷の命令で9112個の文明を殲滅してきたおれは、いま故郷を破壊するかもしれぬシジンを追う
躍れ生徒会長 高谷再
●頼りない書記と壊れかけの玩具は、弁舌さわやかな対立候補に立ち向かえるのか!? 選挙戦の幕がいま開く
ときときチャンネル#12【インターネット3で検索するだけ】 宮澤伊織
●祝・星雲賞受賞!の大人気動画配信者SFシリーズ。今回のお題はゲーム……ではなく検索!? 多々羅先生! どういうことですか?
光路 宮西建礼
●系外惑星の観測に向かう宇宙探査機。その行く手には予想外の光景が……
信頼関係――それは友情、連帯、仲間、あるいは共感 マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳
●企業統治ステーションに潜入するペリヘリオン号たち。しかしステーションは敵対買収の余波で混乱していて……
【小説・連載】
にじみ 彩瀬まる
●国境沿いの緩衝地帯で監視任務にあたるレンの日々は、白い風船を見つけた日を境に一変した
摩霜静世(ましもしずよ)の魔法紀行 第二話 粥塚家(かゆつかけ)の人々 久永実木彦
●ローレンスに乗ってたまプラーザにあるお屋敷にやってきた摩霜と茶色。そこで待っていた粥塚一族とは……
※一色さゆり「電影ノスタルジア」、倉知淳「とらんぷ探偵譚」、坂木司「きみのかたち」、桜庭一樹「来世があれば」、白尾悠「お絵描きの時間」は休載です
【ジャンルSF誕生100周年記念企画】
英米SF史概観――ガーンズバックからホープパンクまで 中村融×天沢時生
【座談会】
「はるこん2026」パネル・ディスカッション「弊機(へいき)とAI」全記録 マーサ・ウェルズ×大澤博隆×中原尚哉×石亀航(東京創元社)
【特別企画】
祝! 第57回星雲賞受賞
宮澤伊織「ときときチャンネル ない天気作ってみた」、アレステア・レナルズ/中原尚哉訳『反転領域』、R・F・クァン/古沢嘉通訳『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』
2025年度 国内SF短編 私のベスト5 香月祥宏・冬木糸一・牧眞司
【解説記事】
英語圏SF・ファンタジー・ホラー文学賞総まくり 東京創元社編集部
【ESSAY】
翻訳のはなし 第28回 記憶に残る作品たち 佐田千織
※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です
【COLUMN】
ごほうびごはん*朝の宝箱 雛倉さりえ
読書日記 饗庭淵
行かない旅の栞*休園日は火曜(祝日の場合は翌日) 十三不塔
※戸川安宣「みすてりあーな・のーと」は休載です。
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道/翻訳SF 鯨井久志
【INTERVIEW 期待の新人】
『マイボディ・オン・ザ・ムーン』矢野アロウ/『すべての夢、果てる地で』理山貞二
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/ファンタジイ 三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告 -
新釈北欧神話 −創世篇−
オーディン、ロキ、トール、フレイ……
誰もが知る有名な北欧神話の神々が少年漫画で蘇る!
北欧神話の世界の始まりから終わりまでを誰にでも分かりやすくコミカライズ!
世界の命運を賭けた戦いが今、始まる――!!
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
※さらに単行本だけの巻末特典として、40ページを超える設定画集とイラスト集、さらには『Edda: GENESIS』『新釈北欧神話』の前身となったパイロット版のラフ原稿も合計約160ページ分収録! -
紙魚の手帖Vol.24
今年もSFの夏がやってきました。特集号『Genesis』をお楽しみください。
■天沢時生、稲田一声、小川一水、宮澤伊織、理山貞二、レイチェル・K・ジョーンズら豪華執筆陣による読切短編。
■第16回創元SF短編賞選評および、受賞作・雨露山鳥「観覧車を育てた人」高谷再「打席に立つのは」掲載。
■目利きの翻訳家・書評家による「SF入門のための10の名作短編」座談会など。
【目次】
【受賞作決定!】
第16回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・長谷敏司・宮澤伊織
【第16回創元SF短編賞受賞作】
観覧車を育てた人 雨露山鳥
●製鉄植物が普及した1990年代初頭。廃遊園地でひとり観覧車を育てる男がいた
打席に立つのは 高谷再
●誰もが頭の中に<電化脳>を持つ近未来。野球部員の桐生はマネージャーの中村から驚くべき提案を受ける
【小説】
墜落の儀式 天沢時生
●廃ホテルから身を投じ、滅びた地表で花と咲け
モーフの尻尾の代わりに 稲田一声
●創元SF短編賞受賞後第一作
星間戦艦ゴフルキルA8の驚嘆 小川一水
●文明殲滅の使命とともに遠大な旅へ
ときときチャンネル#9【高次元で収益化してみた】 宮澤伊織
●大人気!動画配信者SFシリーズ
キャプテン・セニョール・ビッグマウス 理山貞二
●太陽系を騒がせる怪盗を追え
惑星タルタロスの五つの場景 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳
●流刑星をめぐる衝撃の超短編
※彩瀬まる連載、西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」、坂木司「きみのかたち」、寺地はるな連載、辻堂ゆめ「その火を消し止めて」丸山正樹「デフ・ヴォイス5」は休載です
※熊倉献 コミックは休載です
【座談会】
まずはここから! SF入門のための10の名作短編
海外編 鯨井久志×中村融×冬木糸一
国内編 大森望×香月祥宏×渡邊利道
【解説記事】
英語圏SF・ファンタジー・ホラー文学賞総まくり 東京創元社編集部
【ESSAY】翻訳のはなし 第22回 新訳の使命 中村融
※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です
【COLUMN】
ごほうびごはん*トマトジュース界の王 実石沙枝子
読書日記 白金透
行かない旅の栞*お馴染みの火星 林譲治
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志
【INTERVIEW 期待の新人】
笹原千波
ユキミ・オガワ
【INTERVIEW 注目の新刊】
『皇后の碧』阿部智里
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告 -
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX
再び始まる世界の危機? だけど「お前ら誰?」だって? じゃあ俺、葵トーリとホライゾンが武蔵の連中と世界を救った話をしようか?だけど長い──! でもそんな人達でもNEXT BOXがあれば大丈夫! これまでの物語の全てのダイジェストや、充実の資料集でホライゾンの物語がまるわかり!!さらに今度の物語は読みやすい「アイコントーク」で、有り得なかった夢のバトルや事件の裏側、姉ちゃん達のちょっといいとこみてみたい!ともあれこれが新しく始まるホライゾンのスタートだ。これまで付き合ってくれた皆、これから付き合ってみようって皆、そしてまたやり直そうかって皆、一緒に行こうぜ!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。 -
紙魚の手帖Vol.18
書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》が『紙魚の手帖』に合流して2年目。今年も夏のSF特集をお届けします。
■新連載・彩瀬まる。
■赤野工作、阿部登龍、斧田小夜、飛浩隆、松崎有理、宮澤伊織、レイチェル・K・ジョーンズらの豪華執筆陣による読切短編。
■第15回創元SF短編賞選評および、受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」掲載。
■翻訳家・古沢嘉通による2023年ヒューゴー賞騒動解説記事。
■創元SF文庫の成り立ちを語った代島正樹×小浜徹也(東京創元社編集部)対談など。
【目次】
【受賞作決定!】
第15回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)
【第15回創元SF短編賞受賞作】
喪われた感情のしずく 稲田一声
●人工感情調合のカリスマ、セクワ・ジュン。天才が世に問うた新作には、驚くべき秘密が隠されていた。第15回創元SF短編賞受賞作
【新連載】
道の花 彩瀬まる
●傷口からは、小さな双葉がのぞいていた
【小説】
これを呪いと呼ぶのなら 赤野工作
●遊ぶと呪われると噂のゲームがある
狼を装う 阿部登龍
●創元SF短編賞受賞後第一作
ほいち 斧田小夜
●意識を持った自動車と謎の“声”の話
WET GALA 飛浩隆
●2024年から60年にわたるロボット未来史
アルカディアまで何マイル 松崎有理
●少年はガチョウ兵と楽園を目指す
ときときチャンネル#8 【ない天気作ってみた】 宮澤伊織
●動画配信者SFシリーズ
子どもたちの叫ぶ声 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳
●その日、教室に銃声が響いた
※西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」、坂木司「きみのかたち」、新野剛志「粒と棘」、堂場瞬一「フルハウス」、貫井徳郎「不等辺五角形」は休載です
※熊倉献 コミックは休載です
【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
大森望/高山羽根子/田中芳樹/酉島伝法/宮内悠介/マーサ・ウェルズ
【対談】
創元SF文庫になった頃 代島正樹 小浜徹也
【解説記事】
人間的な、あまりに人間的な 二〇二三年ヒューゴー賞騒動 古沢嘉通
【ESSAY】
翻訳のはなし第16回 ホーガン翻訳裏話 内田昌之
※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です
【COLUMN】
ごほうびごはん*メキシカン・チキンのワカモーレ添え 久永実木彦
行かない旅の栞*十年経っても見つからない 新馬場新
読書日記 篠原悠希
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志
【特別企画】
第24回本格ミステリ大賞贈呈式レポート
【INTERVIEW 期待の新人】
宮西建礼
篠谷巧
【INTERVIEW 注目の新刊】
『ムーンシャイン』円城塔
『ホロニック:ガール』高島雄哉
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告 -
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン
各国により分割統治された中世の神州・日本。その上空を8隻からなる都市艦“武蔵”が航行していく――。遙か遠い未来。“重奏統合争乱”を経て、人類の命運を懸けた“聖譜”をもとに歴史の再現を行う国々。そして、さまざまな思惑と決意を胸に、未来を切り拓こうとする人々。重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた!AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く、壮大な物語“GENESIS”シリーズ、遂にスタート!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。 -
紙魚の手帖Vol.12
アンソロジーシリーズ《Genesis》、『紙魚の手帖』に合流! 柞刈湯葉、円城塔、小田雅久仁、高山羽根子などで贈る、まるごと夏のSF特集号。
【目次】
【受賞作決定!】
第14回創元SF短編賞 選評 宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)
【第14回創元SF短編賞受賞作】
竜と沈黙する銀河 阿部登龍
●2035年。<竜の女王>の影を追い、査察官ザーフィラは故国へ向かう。第14回創元SF短編賞受賞作
【小説】
くらりvsメカくらり 青崎有吾
●出版社を破壊するのは何者だ? W映像化で話題の著者が描くアクションSF
記憶人シィーの最後の記憶 柞刈湯葉
●人類が消えて数百年。完全な記憶を持つ少年と喋る黒猫は、終わりのない旅を続けていた
ローラのオリジナル 円城塔
●画像生成者の語り手が作り上げる「ローラ」。命令と選別によって生まれ、殖えてゆく、無数のローラたち――
扉人 小田雅久仁
●雨の日の運命的な出会いから二年、男は突然私の前から消えた。国家安全局に追われる彼の正体とは
手のなかに花なんて 笹原千波
●中学生の優花は、夏休みを祖母と過ごす。認知機能の低下が見られるなか、情報人格となった祖母と……
この場所の名前を 高山羽根子
●大学事務で学生の要望を淡々と処理する私が夢中になったのは、ネット上で行う協力型場所当てゲームだった
ときときチャンネル♯6【登録者数完全破壊してみた】 宮澤伊織
●ネットの紹介記事がバズって登録者数が急増! 一気に五〇〇人を目指し、今回は耐久配信をお届けします
冬にあらがう 宮西建礼
●史上有数の大噴火発生。地球規模の苛酷な食料危機に、高校生とAIが立ち向かう
英語をください アイ・ジアン 市田泉訳
●言語能力を売買できるようになった近未来。中国から移住してきたジリアンは単語を切り売りしながら生活しているが――
※芦辺拓「明治殺人法廷」、坂木司「きみのかたち」、桜庭一樹「名探偵の有害性」、澤村伊智「特撮なんて見ない」、高田大介「記憶の対位法」は休載です
【コミック】
第2回 空中楼閣 熊倉献
●告白の権利を賭けて競うSF研男子部員たちは、高嶺の花に手が届くのか――
【創元SF60周年記念】
特別対談 草創期の創元SF 高橋良平×戸川安宣
特別寄稿 四十三年めの『星を継ぐもの』 加藤直之
【ESSAY】
翻訳のはなし第10回 銀河帝国の方々(ほうぼう)――新訳裏話 鍛治靖子
乱視読者の読んだり見たり第8回 異星(性)との遭遇――レムとル=グィン 若島正
※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、柳川貴代「装幀の森」は休載です
【COLUMN】
ひみつのおやつ*コンビニのクレープ 品田遊
私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選 野崎まど
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志
【特別企画】
第23回本格ミステリ大賞贈呈式レポート
【INTERVIEW 期待の新人】
前川ほまれ
水庭れん
【INTERVIEW 注目の新刊】
『君の六月は凍る』 王谷晶
『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告 -
Genesis この光が落ちないように
日本SFを牽引する注目の書き手による最新作6編。全編書き下ろし。第13回創元SF短編賞受賞作を収録。創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」が12,000ダウンロードを記録した八島游舷。『神々の歩法』が話題、日本初の動画配信SFシリーズを生み出した宮澤伊織。《ユア・フォルマ》シリーズで人気、今回初の短編小説に挑んだ菊石まれほ。『マインド・イーター』で知られ、人間と音楽と宇宙をテーマに描いた水見稜。『感応グラン=ギニョル』でデビュー、注目の怪奇幻想SF作家・空木春宵。三選考委員絶賛の第13回創元SF短編賞受賞者・笹原千波。ベテランから日本SFの未来を担う新鋭まで、6人の作家が集結!
【目次】
はじめに
八島游舷「天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺」
宮澤伊織「ときときチャンネル#3【家の外なくしてみた】」
菊石まれほ「この光が落ちないように」
水見稜「星から来た宴」
空木春宵「さよならも言えない」
笹原千波「風になるにはまだ」〔第13回創元SF短編賞受賞作〕
第13回創元SF短編賞選考経過および選評
ちいさなあとがき
編集部より -
さよならも言えない−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022−
舞台は恒星<アマテラス>を中心に公転する七つの惑星のうち、人類の入植に適した三つの惑星。主人公のミドリはそのひとつに棲み、人々それぞれに見合った装いを提案し提供する<天羽槌(アメノハヅチ)>という装置と、装いに対してつけられるスコアからなる社会システムを管理する公的機関<服飾局(メゾン)>で重要なポストを務めている。三つの惑星では過去の紛争の反省から、個人の身体的特徴や文化的背景を尊重し、TPOを弁えた装いをすることが一番大切だと考えられているが、一世帯に一台支給される<天羽槌>適切なアドバイスに従いさえすれば、一定の高さのスコアを保つことが可能な仕組みになっている。だからこそ、ミドリは低いスコアで堂々と外を出歩く人間を許せないと考えていた。しかし、ひとりの少女との出会いが彼女を変えた。少女の名前はジェリー。クラブで周囲の目も気にせずダンスを楽しんでいたジェリーのスコアは「3」。どう考えてもありえない低さだった。ジェリーの奇抜な装いを窘めようと近づいたミドリだったが、自分の好きな服を好きなように着る、と堂々と主張するジェリーに少しずつ影響され……
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「さよならも言えない」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
この光が落ちないように−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022−
恵みの闇によって暗く守られた世界<階層>。頭に角を持つ<トマリギ>のイカルは、角を持たない<家族>のウトウ博士とともに、植物工場で<階層>唯一の光源・灯花を育てながら暮らしていた。ある日、彼らの元を<階層>を自治する評議会の議長・アオバズクが訪れる。ウトウ博士に評議員の順番が回ってきたため、その証である銃を渡しに来たのだ。犯罪のない<階層>で、銃による治安維持なんて大仰かもしれない――そんな話をした翌日に発生した出来事が、イカルたちの暮らしを壊していく。
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「この光が落ちないように」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
星から来た宴−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022−
名作『マインド・イーター』の著者が新たに挑む、宇宙と人類と音楽、そして犬の物語。土星の衛星タイタンの軌道上をまわる電波望遠鏡搭載探査機で、レネは滅びつつある地球を離れ、ひとり、外宇宙からの信号を観測する任務に就いていた。パートナーはラブラドル・レトリーバーと、陳老師という名のAIだ。レネは音楽の専門家で、宇宙からの信号は音楽のようなものであるはずだと考えられていた。そしてある日、超新星化したベテルギウスの方向から信号を受信する。
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「星から来た宴」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ときときチャンネル#3【家の外なくしてみた】−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022−
日本初(?)の動画配信SFシリーズ、《ときときチャンネル》第3話。今回は初の外ロケに挑戦するが、多田羅の発明品を使ってのロケは予想通り一筋縄ではいかず……。二人の配信を見ている気分でお楽しみください。本シリーズの第1話「ときときチャンネル♯1【宇宙飲んでみた】」、第2話「ときときチャンネル♯2【時間飼ってみた】」はともに電子書籍で短編購入可能です。
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「ときときチャンネル#3【家の外なくしてみた】」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022−
第9回創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」。
長編化される同作品の序章部分を先行発表。
佛理学の成果たる六勝寺計画が進められていた。完成の暁には、これら星寺は巨大な飛塔となって天を駆ける。瀬戸内の島で建造中の尊勝寺では、大勢の見学者を招いて駆動実験が開始された。二千の寺から集められた祈念は、しかし佛理爆発を引き起こす。これを封印するため命を賭して志願したのは、のちに法勝寺の管長となる巌真ら三人の僧であった。
話題をさらった創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」の前日譚となる、驚天動地の仏教SF。
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
風になるにはまだ−Sogen SF Short Story Prize Edition−
病気や障害や、その他さまざまな事情で生身の肉体で生きることに不都合を抱えた人々が、<情報人格>となって仮想世界で暮らすことが可能になった時代。十三年前にある事情から情報人格となった楢山小春(ならやまこはる)は、大学時代の同級生が集うパーティーに生身の体で出席するために、「情報人格のために体を貸してくれるサービス」を利用する。体を提供してくれたのは21歳の女性で、楢山の半分の年齢だった。ひとつの体にふたつの意識をのせて、ふたりは一日限りの稀有な体験をする。第13回創元SF短編賞受賞作。
※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「風になるにはまだ」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ポンコツ女神の異世界創世録
滅亡した星に新たなる生命を芽吹かせるため、
そして来たるべき勇者を導くために眠る創造の女神、
アルテシア=ガイア=ナガサス。
しかし早起きしすぎた彼女を待っていたのは
勇者どころか知的生命体すらいない氷河期で……!?
ネアンデルタール人に惚れたり人類の戦いに介入したり!
ポンコツ女神が空回ったり頑張ったりしながら
世界を動かしていく異世界創世録!
第1話/認知革命(1)_Genesis
第2話/認知革命(2)_Opposition
第3話/認知革命(3)_Culture
第4話/認知革命(4)_Sign
おまけ -
未明のシンビオシス−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
沼津と熊本を結ぶ線に沿って地殻が約一キロほど開き、六十九の大地震が同時発生した「大分割(クラックド)」後の近未来の日本。家族を看取ったあと、高層マンション内に留まっていた大鵬式人(たいほうしきひと)は、食料を求めて侵入してきた佐名木田滴と行動を共にする。荒廃した日本を危険も顧みず旅する佐名木田は、帯広にある国家的喪失対策情報叢、通称JDAC(ジェイダック)を目指していると言うが……。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「未明のシンビオシス」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
いつか明ける夜を−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
太陽のない世界。人々は月の光さえ忌み嫌い、闇に包まれて生きている。民の間には古くからの言い伝えがあり、それは、危難の折には、神の眷属たる特別な馬がみずから乗り手を見出し東へと発ち、援軍を連れて戻ってくるというもの。しかしある時、馬が背に乗せてきたのは、丘の下に住む年若い少女だった。彼女は言い伝え通りの人々の救世主なのか、それとも滅びをもたらす者なのか――。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「いつか明ける夜を」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ラムディアンズ・キューブ−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
電車内で偶然出会い、会話も無いまま互いを意識するようになった鈴原依子(すずはらよりこ)とKは、突如地方都市に出現した「ラムディアンズ・キューブ」に閉じ込められた。この正体不明の巨大物体が最初に観測されたのは17年前のことだった。キューブは約6日間だけ姿を現し、その間に内部では4体の巨人と大量の地上兵が現れ、殺戮の限りを尽くすのだという。Kと依子はキューブ壁面からの脱出を目指すが――。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「ラムディアンズ・キューブ」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
1ヘクタールのフェイク・ファー−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
東京の高円寺に居たはずなのに気づいたらアルゼンチンのブエノスアイレスにいる、そしてどうやってもその理由が思い出せない! これは悪い夢なのか、夢ならいつか覚めるはず、でもいっこうに覚めない、では何かのドッキリか陰謀か、さてさてどうする……。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「1ヘクタールのフェイク・ファー」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ほんとうの旅−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
少しだけ著者を思わせる主人公の「わたし」は寝台特急の切符を買い、列車に乗り込んだ。ガラガラだと聞いていた車内はなぜか乗客で溢れかえっている。この異様な混雑は『ほんとうの旅』というウェブサイトの記事のためで、乗客のほとんどがサイト内で言及されている滝を見に行こうとしているのだと、相席になった旅人の女性は教えてくれた。一方で『ほんとうの旅』は紀行文ともエッセイとも小説とも言い切れないものらしく、書かれたものが「ほんとう」と言えるのかどうか、誰にも分からない……。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「ほんとうの旅」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2021−
十時(ととき)さくらは、同居人の天才科学者・多田羅未貴(たたらみき)(生活能力が無い)の研究や発明を配信し、収益化して生活費の足しにすることを思い立つ。目指せチャンネル登録者1000人! 《ときときチャンネル》第2回放送開始。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー
ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する書き手が集結。新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ第4巻。第12回創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞作を掲載。
【目次】
はじめに
小川一水「未明のシンビオシス」
川野芽生「いつか明ける夜を」
宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」
宮澤伊織「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」
小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」
高山羽根子「ほんとうの旅」
鈴木力「SFの新時代へ」
溝渕久美子「神の豚」〔第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作〕
松樹凛「射手座の香る夏」〔第12回創元SF短編賞正賞受賞作〕
第12回創元SF短編賞選考経過および選評
ちいさなあとがき
編集部より -
射手座の香る夏−Sogen SF Short Story Prize Edition−
若者の間で、動物に意識を乗せる違法な遊びが流行。犬に「乗った」少女たちの前に現れたのは、伝説の存在とされてきた<凪狼(カーム・ウルフ)>で……。第12回創元SF短編賞正賞受賞作。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「射手座の香る夏」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
神の豚−Sogen SF Short Story Prize Edition−
疫病に見舞われた台湾。突然「兄が豚になった」と連絡を受けた末の妹は、故郷に帰ることに。第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「神の豚」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
Genesis 白昼夢通信
ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する7名が集結! 新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ、第2巻。
【収録作】
高島雄哉「配信世界のイデアたち」/石川宗生「モンステリウム」/空木春宵「地獄を縫い取る」/中村融〔エッセイ〕「アンソロジーの極意」/川野芽生「白昼夢通信」/門田充宏「コーラルとロータス」/西崎憲〔エッセイ〕「アンソロジストの個人的事情」/松崎有理「痩せたくないひとは読まないでください。」/水見稜「調律師」/ちいさなあとがき/編集部より -
Genesis 一万年の午後
創刊号はベテラン堀晃を筆頭に、松崎有理、宮内悠介、高山羽根子、倉田タカシなど現在の日本SF界を牽引する俊英のほか、次世代を担う新鋭・久永実木彦、ライトノベル界で活躍する秋永真琴・宮澤伊織の新作短編を収録。日本SFの新たな潮流を創るオリジナル・アンソロジー誕生。
【収録作】
久永実木彦「一万年の午後」/高山羽根子「ビースト・ストランディング」/宮内悠介「ホテル・アースポート」/加藤直之 エッセイ「SFと絵」/秋永真琴「ブラッド・ナイト・ノワール」/松崎有理「イヴの末裔たちの明日」/吉田隆一 エッセイ「SFと音楽」/倉田タカシ「生首」/宮澤伊織「草原のサンタ・ムエルテ」/堀晃「10月2日を過ぎても」 -
ホテル・アースポート−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018−
旅人・友也(ゆうや)は、軌道エレベーターが聳える小さな島国を訪れ、この天に延びる塔を見はるかす<ホテル・アースポート>に投泊する。かつては観光客で賑わったこの国も、テロで入国者が激減し、ホテルの運営も今は若い娘ひとり、その日の宿泊者は彼を含めて五人だけ。その夜も、島を吹き渡る風が、巨大エレベーターを轟々と鳴らし……そして密室殺人が発生した。『盤上の夜』の著者・宮内悠介の新機軸。
※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ホテル・アースポート」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
ビースト・ストランディング−Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018−
自然現象のように“怪獣が降ってくる”現象が頻発するようになった日本。人々の間では出現した怪獣を持ち上げる競技が流行していた。プロの選手は管理された怪獣を用いる公式競技やショウリフティングで活躍し、そうでない者は街中に降りてきた個体を保護局が来る前に持ち上げる“野良プレイ”を楽しんでいた。しかし、怪獣たちがどこから来るのか、何のためにやってくるのかはいまだ解明されていない。第1回創元SF短編賞佳作・林芙美子賞受賞作家が贈る“怪獣”SF。
※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ビースト・ストランディング」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。 -
Genesis されど星は流れる
ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する書き手が集結。新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ第3巻。
【収録作】
宮澤伊織「エレファントな宇宙」/空木春宵「メタモルフォシスの龍」/オキシタケヒコ「止まり木の暖簾」/池澤春菜×下山吉光〔対談〕「プロの覚悟を届けたい――朗読という仕事」/松崎有理「数学ぎらいの女子高生が異世界にきたら危険人物あつかいです」/堀晃「循環」/宮西建礼「されど星は流れる」/折輝真透「蒼の上海」/第11回創元SF短編賞選考経過および選評/ちいさなあとがき/編集部より
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