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プロヴァンス邸の殺人
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:ヴィヴィアン・コンロイ 西山志緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:382ページ
- ポイント数:購入1,200ポイント
伯爵邸をめぐる殺人――
犯人は招待客の中に?
令嬢が祖父から受け継いだのは
莫大な財産と“探偵業”
トラベル令嬢ミステリー。
1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報
が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を
継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ
アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた
その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵
邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。
犯人は招待客の中に?
令嬢が祖父から受け継いだのは
莫大な財産と“探偵業”
トラベル令嬢ミステリー。
1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報
が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を
継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ
アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた
その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵
邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。
密室の調教劇
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:アリソン・タイラー 立石ゆかり
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:57ページ
- ポイント数:購入300ポイント
むきだしのお尻を叩いて、
甘い割れ目を舐めてイカせてほしい――!
エルはある日、親友のサーシャに誘われて、彼女の知人ステファンおじさんが住むというベネチアへ行くことになった。
運河に面した大邸宅。夢のようにゴージャスな、素晴らしい休暇になる――はずだった。
ところが、その夜、遠くから女の喘ぎ声がもれ聞こえてきたのだ。
驚くエルが部屋を覗くと、そこには美しいサーシャの白い裸身が闇に浮かび上がっていた。豊かな黒髪、情熱的な黒い瞳、見たことがないほどの美貌の男ステファンの、男らしい完璧な肉体に貫かれて。
まるで何かの罰かのように、サーシャの尻の頬を激しく叩き続け、泣き声をあげさせるや、股を開かせ、「私はふしだらな女です」と口走らせるまで、尻に指を入れて突き続ける。
唇がはねあがり、面白がっているのは明らかだ。その端整なステファンの姿を見つめているうちに、エルの股間は疼き、手は知らず秘所に触れていた。
もう止められなかった。鏡の前にある大理石のテーブルに片方の足を置き、太ももを広げてショーツの上から撫で始めた……。
甘い割れ目を舐めてイカせてほしい――!
エルはある日、親友のサーシャに誘われて、彼女の知人ステファンおじさんが住むというベネチアへ行くことになった。
運河に面した大邸宅。夢のようにゴージャスな、素晴らしい休暇になる――はずだった。
ところが、その夜、遠くから女の喘ぎ声がもれ聞こえてきたのだ。
驚くエルが部屋を覗くと、そこには美しいサーシャの白い裸身が闇に浮かび上がっていた。豊かな黒髪、情熱的な黒い瞳、見たことがないほどの美貌の男ステファンの、男らしい完璧な肉体に貫かれて。
まるで何かの罰かのように、サーシャの尻の頬を激しく叩き続け、泣き声をあげさせるや、股を開かせ、「私はふしだらな女です」と口走らせるまで、尻に指を入れて突き続ける。
唇がはねあがり、面白がっているのは明らかだ。その端整なステファンの姿を見つめているうちに、エルの股間は疼き、手は知らず秘所に触れていた。
もう止められなかった。鏡の前にある大理石のテーブルに片方の足を置き、太ももを広げてショーツの上から撫で始めた……。
シークとのめぐり逢い【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:篠崎佳久子 エレン・ガーネット
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:127ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(4)
ジェニファーが仕事で向かったのは、砂漠の王国シャスヒ。男性優位の王国でなかなか仕事もうまくいかないなか、プロジェクトの代表でもある皇太子ユーセフだけは彼女の実力を認めてくれた。人種も身分もあまりにも違うと悩むジェニファーに、彼は突然キスをしてきて…!?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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孤高のプリンスと偽りの恋人【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:川島彩
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:124ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
大企業のCEOにして王族の血を引くレオン。その秘書を務めるレティシアは、パーティーで彼の花嫁候補役を演じることに! 身分違いと知りながら以前からレオンに惹かれていたレティシアは彼を助けようと奮闘するが、トラブルの発生でレオンとともに暮らすことになってしまい──!? 胸キュンのロイヤルロマンス『プリンスと銀の翼』も収録された超豪華2本立て!
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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恋と夢の先に【新装版】 プリンス・トレジャー
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:橘花夜 オリヴィア・クリスティン
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:127ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
真面目で堅物な研究者・コニー。学会の地で出会った不遜な人物は、彼女が研究している人魚伝説の国、メルマイドの王子だった! 不器用ながらも惹かれ合う2人に、身分の壁が立ちはだかって…!? 人魚の涙が引き寄せる、運命の愛!
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
白い蕾
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ローレン・ホークアイ さとう史緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:32ページ
- ポイント数:購入300ポイント
んんっ…声が出ちゃう…。
隣室でお祖父ちゃんが寝てるのに。
妹に比べて不完全な人間で、吃音もあるわたしは誰にも愛されない――そんな思いに、物心ついたときからずっと苛まれてきた。妹のほうが美しくて、賢くて、今日、結婚も先を越されてしまった。
そんなことをつらつら考えていると、一睡もできなくなって、暑苦しくて……だめ、のどが乾いてたまらない。
「ル、ルーカス。ど、どうして、こ、ここに?」
驚きのあまり、声がもれた。キッチンに降りると、もう帰ったと思っていた、片恋相手のルーカスが目の前になぜかいて、ショートパンツしか身につけていない姿で立っていたから。
そういうわたしもネグリジェが汗だくで、ぴったり張りついて、裸同然だ。胸の膨らみを慌てて腕で隠しても、ルーカスには丸見えだろう。彼に触れられるのを乞い願い、乳首がつんと尖っているのが。
ルーカスがショートパンツをすばやく足首までおろすと、黒々とした股間が露わになり、わたしはあっと声をあげそうになった。
逃れるようにキッチン・カウンターに乗り上げると、ルーカスの指がついてくるように伸びてきて……胸にされる甘やかな愛撫に我を忘れて、すがろうとするけれど、なめらかな表面の上では支えになるものなど何も見つからない。
ネグリジェをまくりあげられて、腕にからみついたまま全裸にされると、恥ずかしくて、手のひらに爪が食い込むまでこぶしを握りしめた。
これから何をするつもりなの? その答えはわからない――だけど、彼のさらなる愛撫を心の底から求めていることだけははっきりとわかる。
隣室でお祖父ちゃんが寝てるのに。
妹に比べて不完全な人間で、吃音もあるわたしは誰にも愛されない――そんな思いに、物心ついたときからずっと苛まれてきた。妹のほうが美しくて、賢くて、今日、結婚も先を越されてしまった。
そんなことをつらつら考えていると、一睡もできなくなって、暑苦しくて……だめ、のどが乾いてたまらない。
「ル、ルーカス。ど、どうして、こ、ここに?」
驚きのあまり、声がもれた。キッチンに降りると、もう帰ったと思っていた、片恋相手のルーカスが目の前になぜかいて、ショートパンツしか身につけていない姿で立っていたから。
そういうわたしもネグリジェが汗だくで、ぴったり張りついて、裸同然だ。胸の膨らみを慌てて腕で隠しても、ルーカスには丸見えだろう。彼に触れられるのを乞い願い、乳首がつんと尖っているのが。
ルーカスがショートパンツをすばやく足首までおろすと、黒々とした股間が露わになり、わたしはあっと声をあげそうになった。
逃れるようにキッチン・カウンターに乗り上げると、ルーカスの指がついてくるように伸びてきて……胸にされる甘やかな愛撫に我を忘れて、すがろうとするけれど、なめらかな表面の上では支えになるものなど何も見つからない。
ネグリジェをまくりあげられて、腕にからみついたまま全裸にされると、恥ずかしくて、手のひらに爪が食い込むまでこぶしを握りしめた。
これから何をするつもりなの? その答えはわからない――だけど、彼のさらなる愛撫を心の底から求めていることだけははっきりとわかる。
億万長者の甘美な誘惑/じゃじゃ馬王女の恋【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:夏海弘子 ケイト・ロビンソン
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:126ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(2)
ワイナリーの融資先を探すベニシアは、石油王ジェフリーと運命的な出会いを果たす。強引な彼の誘惑で、次第に心が溶かされていくベニシアだったが、二人には出生からのある因縁があって!?
『億万長者の甘美な誘惑』ほか、著者渾身の一作『じゃじゃ馬王女の恋』を完全収録!!
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
『億万長者の甘美な誘惑』ほか、著者渾身の一作『じゃじゃ馬王女の恋』を完全収録!!
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
砂漠の王子と真珠色の乙女【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:竹内未来 YOKO
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:127ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(1)
おとぎ話のような夢あふれる絵を描く挿絵画家のマーガレットだが、幼い頃の出来事が元で夢見ることを諦めていた。ある日、美しき砂漠の国エルグシュルークの王子・サイフが現れ、かの国で高官として働く彼女の兄に汚職の疑惑がかかっていると告げる。兄の無実を証明するため、マーガレットは一大決心を…!?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
妄想不倫
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:エヴァ・カッセル 藤峰みちか
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:57ページ
- ポイント数:購入300ポイント
スカートを脱がせる。
淫らなTバックがあらわになる。
ぼくは人差し指を下へずらし…。
アムステルダムへ向かう列車で、セクシーなブロンドの青年が向かいに座った。
彼――チャドとの会話は弾んだが、何事もなく駅で別れた。当然だった。私には夫がいる。
翌朝、散歩中に財布をすられたことに気づいてホテルに戻ろうとしたとき、私の財布を手にチャドが現れた。
いたずらのお詫びにコーヒーをおごると誘われ、カフェに入った。
「あの……」彼は照れくさそうに言った。「すごく惹かれてるんだ。モーガン、もっとあなたが見たい。意味わかるよね」
夫を裏切る気はなかった。「話をするだけなら問題ないわ」
「それなら、もしも一緒にあなたの部屋に行ったら、僕があなたをどんなふうにファックするか、詳しく話してもいい?」
心臓が早鐘を打ちはじめた。肉体的な関係には進まないのだ。あと数分くらい……。「いいわよ、チャド」
「僕はあなたを壁に押しつけ、両手で顔をはさむ。それから舌であなたの唇を開き、じっくりとキスをする」
私は彼の目を見た。欲望の波が体の奥深くからこみ上げてくる。
「あなたの喉に歯を立てたいと言ったら?」低く甘い囁きに、私は催眠術にかかったようになって……。
淫らなTバックがあらわになる。
ぼくは人差し指を下へずらし…。
アムステルダムへ向かう列車で、セクシーなブロンドの青年が向かいに座った。
彼――チャドとの会話は弾んだが、何事もなく駅で別れた。当然だった。私には夫がいる。
翌朝、散歩中に財布をすられたことに気づいてホテルに戻ろうとしたとき、私の財布を手にチャドが現れた。
いたずらのお詫びにコーヒーをおごると誘われ、カフェに入った。
「あの……」彼は照れくさそうに言った。「すごく惹かれてるんだ。モーガン、もっとあなたが見たい。意味わかるよね」
夫を裏切る気はなかった。「話をするだけなら問題ないわ」
「それなら、もしも一緒にあなたの部屋に行ったら、僕があなたをどんなふうにファックするか、詳しく話してもいい?」
心臓が早鐘を打ちはじめた。肉体的な関係には進まないのだ。あと数分くらい……。「いいわよ、チャド」
「僕はあなたを壁に押しつけ、両手で顔をはさむ。それから舌であなたの唇を開き、じっくりとキスをする」
私は彼の目を見た。欲望の波が体の奥深くからこみ上げてくる。
「あなたの喉に歯を立てたいと言ったら?」低く甘い囁きに、私は催眠術にかかったようになって……。
官能飼育
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:マデリン・エリス 紫堂あき
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:62ページ
- ポイント数:購入300ポイント
きみが組み伏せられて、
プッシーをなめられたり
ペニスを押し込まれたりするのを見たい。
他の男とセックスするわたしを見ること。
それが、ゲイブがわたしに望んだ愛し方だ。美青年のナイルに貫かれるさまを、彼は見るだけ。
キスしたい、彼を愛撫したい……それなのに、触れさせてくれないゲイブの狡い愛し方に、わたしは多少なりとも傷ついていた。
「両手で自分の胸をいじるんだ」
羞恥に眩む想いで、ゲイブに言われるままに――むっちりとしたわたしが唯一、自慢できる――豊満な胸を露出させ、尖った乳首を親指と人差し指で何度もいじくった。ノーマルとは言いがたい性交のせいで、引き攣るように身悶えて、知らぬ間に締めつけている。
こうして、いけない官能に溺れ、飼育されていくのだ。
だがやがて、わたしは気づいてしまう。ゲイブの目がナイルを……熱を孕んだまなざしで、ナイルの美貌を陶然と見つめていることを。
ナイルの尻をなでまわしながら、もう一方の手をシャツの裾から背中にすべりこませているのを。
ゲイブが欲しいのは、本当にわたしなのだろうか――それともナイル?
プッシーをなめられたり
ペニスを押し込まれたりするのを見たい。
他の男とセックスするわたしを見ること。
それが、ゲイブがわたしに望んだ愛し方だ。美青年のナイルに貫かれるさまを、彼は見るだけ。
キスしたい、彼を愛撫したい……それなのに、触れさせてくれないゲイブの狡い愛し方に、わたしは多少なりとも傷ついていた。
「両手で自分の胸をいじるんだ」
羞恥に眩む想いで、ゲイブに言われるままに――むっちりとしたわたしが唯一、自慢できる――豊満な胸を露出させ、尖った乳首を親指と人差し指で何度もいじくった。ノーマルとは言いがたい性交のせいで、引き攣るように身悶えて、知らぬ間に締めつけている。
こうして、いけない官能に溺れ、飼育されていくのだ。
だがやがて、わたしは気づいてしまう。ゲイブの目がナイルを……熱を孕んだまなざしで、ナイルの美貌を陶然と見つめていることを。
ナイルの尻をなでまわしながら、もう一方の手をシャツの裾から背中にすべりこませているのを。
ゲイブが欲しいのは、本当にわたしなのだろうか――それともナイル?
神の御使い〜任務はエクスタシー〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ミーガン・ハート 琴葉かいら
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:53ページ
- ポイント数:購入300ポイント
ある日、裸の男が天から降ってきた。
たくましい体。情欲に燃える目。
「ぼくの任務は、君がしてほしいことをすること」
ブリザード吹き荒れる凍えるような夜、
雷鳴とともに、裏庭に大きな何かがおちてきた。
物だと思ったら――裸の男だった。
豊かな黒髪と、光る肌。広い肩と胸。引き締まった腰。たくましい太腿。
きれいに筋肉がついた丸い尻。男性器は……。
リリーは驚いて彼を家に入れた。毛布を着せかけ、ココアをいれる。
ザカライアと名乗った男を、リリーはザックと呼ぶことにした。
大雪が降っているのに、彼には雪のかけら一つついていない。
いったい何者? 宇宙人? 未来人? それとも――。
「どうしてここに来たの?」「君がしたいことをするためだ」
「もし出ていけと言ったら?」「ぼくは任務に失敗しない」
彼の黒い目に何かが光った。
大きくてたくましい手が伸びてきて……!?
たくましい体。情欲に燃える目。
「ぼくの任務は、君がしてほしいことをすること」
ブリザード吹き荒れる凍えるような夜、
雷鳴とともに、裏庭に大きな何かがおちてきた。
物だと思ったら――裸の男だった。
豊かな黒髪と、光る肌。広い肩と胸。引き締まった腰。たくましい太腿。
きれいに筋肉がついた丸い尻。男性器は……。
リリーは驚いて彼を家に入れた。毛布を着せかけ、ココアをいれる。
ザカライアと名乗った男を、リリーはザックと呼ぶことにした。
大雪が降っているのに、彼には雪のかけら一つついていない。
いったい何者? 宇宙人? 未来人? それとも――。
「どうしてここに来たの?」「君がしたいことをするためだ」
「もし出ていけと言ったら?」「ぼくは任務に失敗しない」
彼の黒い目に何かが光った。
大きくてたくましい手が伸びてきて……!?
パートタイムの恋人〜鏡の中の情事〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ジェネシー・アッシュ 立石ゆかり
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:33ページ
- ポイント数:購入300ポイント
その夜、初めて秘密の願望を口にした。
「私の両手をベッドに縛り付けて動けないようにして」
寝室の壁に張り巡らされた巨大な鏡が見ている。夜ごと私が深紅のシーツの上で繰り広げる恋人たちとの淫靡な時間を――
金曜の夜。ジョージが来た。「その髪は何だ」富豪の彼に不機嫌に言われ、急いでポニーテールにして寝室に入る。
と、ベッドに腰かけていた彼はやおら立ち上がった。「俺の望みはわかっているだろ」
ひざまずかせた私の髪を乱暴につかんで奉仕させたあと、慌ただしく帰っていった。
月曜はカルヴィン。「オイルを塗ってくれ」たっぷり彼のものを愛撫すると、今度は彼がオイルをつけた指で私の敏感な場所を弄び始める。
アブノーマルなのが彼の好みだ。私は四つん這いにさせられ、激しく貫かれた。
そして今日は水曜日。内気なのに誰よりも貪欲なデニスは満足するまで一晩かかることもある。
「今夜は違うことをしよう」デニスが言った。
「何をしたいの?」彼はなぜかためらっている。
私は我知らず口走った。「いい考えがあるの」脈が速くなっていく。「私の両手をベッドに縛り付けて、動けないようにして」
「私の両手をベッドに縛り付けて動けないようにして」
寝室の壁に張り巡らされた巨大な鏡が見ている。夜ごと私が深紅のシーツの上で繰り広げる恋人たちとの淫靡な時間を――
金曜の夜。ジョージが来た。「その髪は何だ」富豪の彼に不機嫌に言われ、急いでポニーテールにして寝室に入る。
と、ベッドに腰かけていた彼はやおら立ち上がった。「俺の望みはわかっているだろ」
ひざまずかせた私の髪を乱暴につかんで奉仕させたあと、慌ただしく帰っていった。
月曜はカルヴィン。「オイルを塗ってくれ」たっぷり彼のものを愛撫すると、今度は彼がオイルをつけた指で私の敏感な場所を弄び始める。
アブノーマルなのが彼の好みだ。私は四つん這いにさせられ、激しく貫かれた。
そして今日は水曜日。内気なのに誰よりも貪欲なデニスは満足するまで一晩かかることもある。
「今夜は違うことをしよう」デニスが言った。
「何をしたいの?」彼はなぜかためらっている。
私は我知らず口走った。「いい考えがあるの」脈が速くなっていく。「私の両手をベッドに縛り付けて、動けないようにして」
月夜の交歓〜銀のピアスの愛撫〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:マンディ・M・ロス 立石ゆかり
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:22ページ
- ポイント数:購入300ポイント
俺のペニスピアスが
彼女のスイートスポットをこすった瞬間の顔を見てみたい。
その夜もキットはクラブへ行った。お目当てはマーシー。セクシーな美女だ。
黒革のミニスカートにピンク色のホルタートップ。純情そうな顔立ちからは想像もできないほど、腰の動きに色気がある。
さりげなく近づいて、囁くのだ。俺のモノに夜通しなぶられてみたいか? と。
銀のピアスが6つ嵌まった――ベッドの相手の感度を増すためにつけた――俺の自慢のモノに。
股間はすでに脈打っていた。俺の銀のピアスがスイートスポットをこすった瞬間の彼女の顔を見たい。
キットはマーシーのところまで行くと、彼女に体を密着させた。ヒップを抱きかかえ、音楽に合わせて体を揺らしだす。
――マーシーは目を閉じ、キットの体の熱を感じていた。彼はいつも私を誘惑するのだ。目覚めているときだけでなく、夢の中でも。
彼の手が脇から背中へと滑ってホルタートップの下へと潜りこんできた。
思わず吐息をもらす。体の奥深くで悦びがつのっていき、我知らず太腿の内側に力が入る。
彼の姿を見ただけで正気を失ってしまいそうなのに、こんなふうに抱き合ったら、まともでいられるはずがない。
だが今夜のキットは容赦しなかった。もう一方の手でスカートをめくって太腿に指を這わせ……。
彼女のスイートスポットをこすった瞬間の顔を見てみたい。
その夜もキットはクラブへ行った。お目当てはマーシー。セクシーな美女だ。
黒革のミニスカートにピンク色のホルタートップ。純情そうな顔立ちからは想像もできないほど、腰の動きに色気がある。
さりげなく近づいて、囁くのだ。俺のモノに夜通しなぶられてみたいか? と。
銀のピアスが6つ嵌まった――ベッドの相手の感度を増すためにつけた――俺の自慢のモノに。
股間はすでに脈打っていた。俺の銀のピアスがスイートスポットをこすった瞬間の彼女の顔を見たい。
キットはマーシーのところまで行くと、彼女に体を密着させた。ヒップを抱きかかえ、音楽に合わせて体を揺らしだす。
――マーシーは目を閉じ、キットの体の熱を感じていた。彼はいつも私を誘惑するのだ。目覚めているときだけでなく、夢の中でも。
彼の手が脇から背中へと滑ってホルタートップの下へと潜りこんできた。
思わず吐息をもらす。体の奥深くで悦びがつのっていき、我知らず太腿の内側に力が入る。
彼の姿を見ただけで正気を失ってしまいそうなのに、こんなふうに抱き合ったら、まともでいられるはずがない。
だが今夜のキットは容赦しなかった。もう一方の手でスカートをめくって太腿に指を這わせ……。
いけないお仕置き指南
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ポーシャ・ダ・コスタ 中野恵
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:51ページ
- ポイント数:購入300ポイント
倒錯的なプレイをしてみたい――
秘密の願望はその夜、現実のものになった。
メアリーが部屋に入ったとき、夫は若い男性客とブランデーを楽しんでいた。
端整な顔立ちのその青年が言った。「こちらにおいでください。あなたをじっくり拝見したいので」
彼は近づいていったメアリーのドレスを腰まで引き下ろし、ペチコートを引きはがした。「いけませんわ……おやめになって……」
半裸の彼女を見つめる、青年と夫の舐めるような視線。
青年は慣れた手つきでコルセットの前のホックを外し、あらわになった乳首をつまんでひねった。
「奥さまは、好色な方でいらっしゃいますね」
「底なしの欲望の持ち主です。さあ、始めてくれたまえ。好きにしてくれてかまわない」
青年が瞳をきらめかせる。「デスクの上に身を乗り出し、もたれて」
言われたとおりにすると、ズロースのスリットを左右に大きく広げられ、ヒップを丸出しにされた。
ゆっくり、ゆっくりとヒップを這う彼の指が、そのとき不意に振り下ろされた。「ああ、痛い!」
洗練された外見とは裏腹に彼は容赦なかった。メアリーのヒップの隅々に強烈な打撃を繰り出し……。
秘密の願望はその夜、現実のものになった。
メアリーが部屋に入ったとき、夫は若い男性客とブランデーを楽しんでいた。
端整な顔立ちのその青年が言った。「こちらにおいでください。あなたをじっくり拝見したいので」
彼は近づいていったメアリーのドレスを腰まで引き下ろし、ペチコートを引きはがした。「いけませんわ……おやめになって……」
半裸の彼女を見つめる、青年と夫の舐めるような視線。
青年は慣れた手つきでコルセットの前のホックを外し、あらわになった乳首をつまんでひねった。
「奥さまは、好色な方でいらっしゃいますね」
「底なしの欲望の持ち主です。さあ、始めてくれたまえ。好きにしてくれてかまわない」
青年が瞳をきらめかせる。「デスクの上に身を乗り出し、もたれて」
言われたとおりにすると、ズロースのスリットを左右に大きく広げられ、ヒップを丸出しにされた。
ゆっくり、ゆっくりとヒップを這う彼の指が、そのとき不意に振り下ろされた。「ああ、痛い!」
洗練された外見とは裏腹に彼は容赦なかった。メアリーのヒップの隅々に強烈な打撃を繰り出し……。
官能の楽園〜ベルサイユ宮殿の初夜〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:レア・ライス さとう史緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:36ページ
- ポイント数:購入300ポイント
「もっと締めつけろ」「もっと強く」
秘密の恋人が王妃に命じる。
私の盗み見に気づいた彼は――!
「もっと締めつけろ。もっと強く」
秘密の愛人が王妃マリー・アントワネットに荒々しく命じる声がもれ聞こえて、今宵も侍女アラベルは頬を染めずにはいられない。男の体から立ち込める甘い麝香の香り――
ため息をついて廊下を歩いていると、黒い人影があらわれ、アラベルは捕まえられる。見知らぬ男はアラベルを抱えあげると、腰に尖ったモノをこすりつけてきた。
冷たい床に押しつけられて、いまや、アラベルの下半身はむき出しだ。
男の指先が襞をかき分け、ピンク色に腫れあがった欲望の芯にたどりついた。花芯を軽く摘ままれると、思わず喘ぎ声が出てしまう。
アラベルが可愛いお尻をよじったそのとき、大きくて長い蛇にいっきに貫かれたのに気づいて、はっと息をのんだ。
ヘアブラシの柄や、ときには侍女たちに指を入れてもらったことはあるけれど、男性自身を差し入れられたことは一度もないのに……。
アラベルが処女だとわかると、いっそう興奮をかき立てられたのか、男は激しい挿入を繰り返し始める。
そして、男からは麝香の甘い香りが……。
秘密の恋人が王妃に命じる。
私の盗み見に気づいた彼は――!
「もっと締めつけろ。もっと強く」
秘密の愛人が王妃マリー・アントワネットに荒々しく命じる声がもれ聞こえて、今宵も侍女アラベルは頬を染めずにはいられない。男の体から立ち込める甘い麝香の香り――
ため息をついて廊下を歩いていると、黒い人影があらわれ、アラベルは捕まえられる。見知らぬ男はアラベルを抱えあげると、腰に尖ったモノをこすりつけてきた。
冷たい床に押しつけられて、いまや、アラベルの下半身はむき出しだ。
男の指先が襞をかき分け、ピンク色に腫れあがった欲望の芯にたどりついた。花芯を軽く摘ままれると、思わず喘ぎ声が出てしまう。
アラベルが可愛いお尻をよじったそのとき、大きくて長い蛇にいっきに貫かれたのに気づいて、はっと息をのんだ。
ヘアブラシの柄や、ときには侍女たちに指を入れてもらったことはあるけれど、男性自身を差し入れられたことは一度もないのに……。
アラベルが処女だとわかると、いっそう興奮をかき立てられたのか、男は激しい挿入を繰り返し始める。
そして、男からは麝香の甘い香りが……。
公爵様のお務め〜花嫁は初夜のベッドで2人の夫に愛される〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:リン・シルバー さとう史緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:64ページ
- ポイント数:購入300ポイント
- レビュー:(1)
「口を開いて。ぼくをいい気持ちにさせて」
やがて口いっぱい何か温かいものが広がって…。
エリザベスにある日、見目麗しい公爵との縁談が舞い込んだ。
後継ぎをもうけるため花嫁を迎えたいという公爵は、同性愛者だという噂。
その証拠に、いつもそばにアーサーという美青年がぴたりとくっついている。
いったいどうやって後継ぎをつくるのかしら?
そして、迎えた初夜。夫妻はベッドに入ったものの――案の定うまくいかない。
「ここで待っていてくれ」公爵はベッドを出て、自分の寝室へ。
なかなか戻らない夫が気になり、エリザベスが公爵の部屋のドアを開けると……
公爵の正面にひざまずくアーサーが、夫の一物を口ですっぽりと咥えている――!
ああ、なんてこと!
「ようこそ、リジー」アーサーは頭を傾け、エリザベスを見あげてにやりとした。
「こっちへおいで」
ハンサムで、美しく男らしい体つきの二人は猛々しい兵士のようだ。
エリザベスは陶然となって一歩前に踏み出し……。
やがて口いっぱい何か温かいものが広がって…。
エリザベスにある日、見目麗しい公爵との縁談が舞い込んだ。
後継ぎをもうけるため花嫁を迎えたいという公爵は、同性愛者だという噂。
その証拠に、いつもそばにアーサーという美青年がぴたりとくっついている。
いったいどうやって後継ぎをつくるのかしら?
そして、迎えた初夜。夫妻はベッドに入ったものの――案の定うまくいかない。
「ここで待っていてくれ」公爵はベッドを出て、自分の寝室へ。
なかなか戻らない夫が気になり、エリザベスが公爵の部屋のドアを開けると……
公爵の正面にひざまずくアーサーが、夫の一物を口ですっぽりと咥えている――!
ああ、なんてこと!
「ようこそ、リジー」アーサーは頭を傾け、エリザベスを見あげてにやりとした。
「こっちへおいで」
ハンサムで、美しく男らしい体つきの二人は猛々しい兵士のようだ。
エリザベスは陶然となって一歩前に踏み出し……。
聖女陥落
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:レティ・ジェイムズ さとう史緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:63ページ
- ポイント数:購入300ポイント
このひとの喉元に蜂蜜を垂らし、
舌先で舐めてみたい……今すぐ。
「きみの土曜日の夜の習慣を教えてくれ。不道徳な習慣を」
「毎週土曜日の夜、マスターベーションするわ」目を伏せて答えると、マルコが、目を細めてわたしをじっと見つめる。
脚の間がしっとりと濡れるのを感じる。立ち上がって、黒いレースのショーツをおろし、わたしが脚を広げて見せると、マルコのうめき声がする。
マルコは、コーヒーテーブルを脇へ押しやり、わたしの両脚を肩にかけ、手を押しのけると、舌をリズミカルに動かして花の蕾を舐めたり吸ったりしながら、皿の上にあったピクルスに手を伸ばし、わたしの奥深くへ挿入し始めた。
手からこぼれ落ちたラベンダー色の革製ノートパッド――わたしの成功の象徴――が転がっていき、彼の屋敷のプールの底へ沈んでいく……。
昨夜のパーティで、謎めいたハンサムな大富豪マルコが、官能的な笑みを浮かべながら声をかけてきたのだ。
“一晩だけ、僕のいいなりになれば、きみにぼくの屋敷をあげよう”と――
でも、よく知らない彼に何をされるというの? もしも四肢を縛られて、鞭や鎖が出てきたら――そのときのわたしは頭がおかしくなっていたに違いない。いままで無難に生きてきたわたしなのに、知らぬ間に頷いていたのだ。
完全にプールの底に沈んでいる、ノートパッド。あれはわたし? 危険に飛び込んだあげく、永遠に使い物にならなくなってしまった……わたし――
舌先で舐めてみたい……今すぐ。
「きみの土曜日の夜の習慣を教えてくれ。不道徳な習慣を」
「毎週土曜日の夜、マスターベーションするわ」目を伏せて答えると、マルコが、目を細めてわたしをじっと見つめる。
脚の間がしっとりと濡れるのを感じる。立ち上がって、黒いレースのショーツをおろし、わたしが脚を広げて見せると、マルコのうめき声がする。
マルコは、コーヒーテーブルを脇へ押しやり、わたしの両脚を肩にかけ、手を押しのけると、舌をリズミカルに動かして花の蕾を舐めたり吸ったりしながら、皿の上にあったピクルスに手を伸ばし、わたしの奥深くへ挿入し始めた。
手からこぼれ落ちたラベンダー色の革製ノートパッド――わたしの成功の象徴――が転がっていき、彼の屋敷のプールの底へ沈んでいく……。
昨夜のパーティで、謎めいたハンサムな大富豪マルコが、官能的な笑みを浮かべながら声をかけてきたのだ。
“一晩だけ、僕のいいなりになれば、きみにぼくの屋敷をあげよう”と――
でも、よく知らない彼に何をされるというの? もしも四肢を縛られて、鞭や鎖が出てきたら――そのときのわたしは頭がおかしくなっていたに違いない。いままで無難に生きてきたわたしなのに、知らぬ間に頷いていたのだ。
完全にプールの底に沈んでいる、ノートパッド。あれはわたし? 危険に飛び込んだあげく、永遠に使い物にならなくなってしまった……わたし――
秘蜜レッスン〜あなたに躾けられて〜
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:レスリー・ディケン さとう史緒
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:63ページ
- ポイント数:購入300ポイント
- レビュー:(1)
家庭教師の白い肌に舌を這わすと、
お尻が震え、喘ぎ声が漏れた。
「お兄様に秘密にしていただけるなら、この体を閣下に差しだしますわ」
木登りをしていた淑女を引きずり下ろすと、伯爵家の次男ウィリアムの掌中にすっぽりとおさまり、妖艶なまなざしでそう訴えた。
彼女の名はクリスティン。まもなくウィリアムの兄と結婚する見目麗しい婚約者だったが、なぜか兄を忌み嫌い、家庭教師となって逃げていたところを、ウィリアムが捕らえたのだ。
シャワーを浴びながらも、ウィリアムはクリスティンのことが気になってたまらない。いまから彼女のドレスを剥ぎ取り、裸にさせ、男をまだよく知らない白い貞淑な肉体に、思うままに快楽を注ぐ――そう考えるだけで股間が熱くなり、思わず慰めていた。
そのときふと、“彼女も自分で自分を慰め、悦びを得たことがあるだろうか?”とウィリアムは思いつき、その考えに囚われた……。
バスルームから出たウィリアムは、巨大なベッドの真ん中に横たわったクリスティンの裸身を見下ろし、甘い言葉で囁いた。「自分の体に触れてみてくれ」
予想していた以上に、淫らな色香を滲ませる肢体の持ち主――クリスティンが腹部から胸へと両手を這いのぼらせ、手のひらで豊満な乳房を包み込むと、親指で乳首のまわりに弧を描き始めた。さらに唇をわななかせて、あられもなく脚を広げるさまに、ウィリアムの理性はいっきに吹き飛んだが、ひとつだけ決めていたことがあった。
彼女が自慰でイッたことがあるかどうか――なんとしても、その答えだけは見つけださなくてはならない。
お尻が震え、喘ぎ声が漏れた。
「お兄様に秘密にしていただけるなら、この体を閣下に差しだしますわ」
木登りをしていた淑女を引きずり下ろすと、伯爵家の次男ウィリアムの掌中にすっぽりとおさまり、妖艶なまなざしでそう訴えた。
彼女の名はクリスティン。まもなくウィリアムの兄と結婚する見目麗しい婚約者だったが、なぜか兄を忌み嫌い、家庭教師となって逃げていたところを、ウィリアムが捕らえたのだ。
シャワーを浴びながらも、ウィリアムはクリスティンのことが気になってたまらない。いまから彼女のドレスを剥ぎ取り、裸にさせ、男をまだよく知らない白い貞淑な肉体に、思うままに快楽を注ぐ――そう考えるだけで股間が熱くなり、思わず慰めていた。
そのときふと、“彼女も自分で自分を慰め、悦びを得たことがあるだろうか?”とウィリアムは思いつき、その考えに囚われた……。
バスルームから出たウィリアムは、巨大なベッドの真ん中に横たわったクリスティンの裸身を見下ろし、甘い言葉で囁いた。「自分の体に触れてみてくれ」
予想していた以上に、淫らな色香を滲ませる肢体の持ち主――クリスティンが腹部から胸へと両手を這いのぼらせ、手のひらで豊満な乳房を包み込むと、親指で乳首のまわりに弧を描き始めた。さらに唇をわななかせて、あられもなく脚を広げるさまに、ウィリアムの理性はいっきに吹き飛んだが、ひとつだけ決めていたことがあった。
彼女が自慰でイッたことがあるかどうか――なんとしても、その答えだけは見つけださなくてはならない。
美獣の調教
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:エヴァ・カッセル 中野恵
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:49ページ
- ポイント数:購入300ポイント
彼の指が下着の中へ滑り込む。
だめ…カメラの前でイっちゃう。
「おっぱい」と聞くだけで、顔を赤らめる清楚女優――そんなわたしをたった4日で、本能のままの獣に変えた男。
知性派俳優ミハエル・サマーヴィル――セクシーな魅力を放つ色男が、官能芸術映画の撮影中、衣装のボディスに指を滑り込ませてきたのだ。
ミハイルの親指が硬くなった蕾を刺激するだけで、わたしの乳首に命が吹き込まれる。鋭いまなざしで見つめられるだけで、骨の髄までとろかされる。
事実、この4日間、“アレ”を思い出しては、丁寧に擦る、甘ったるい彼の指ばかりをわたしは考えている。
撮影のあいまに行った海で、ミハイルはビキニの結び目をほどきながら、もう片方の手でわたしのいやらしい場所を包み込んだ。
伸縮性のある布地を必死で横にずらそうとして、指の先端や関節が花芯にあたるたびに、あられもなく嬌声をあげ、体をのたうたせるわたしがいる。ついにミハイルは完全に布地をずらすことに成功し――彼の指がゆっくりと差し込まれてきた……。
そんな淫靡な“アレ”の記憶にたゆたっているときに、監督の声が突然響いた。
「君たちが本当にやっているところを、撮影したい」
だめ…カメラの前でイっちゃう。
「おっぱい」と聞くだけで、顔を赤らめる清楚女優――そんなわたしをたった4日で、本能のままの獣に変えた男。
知性派俳優ミハエル・サマーヴィル――セクシーな魅力を放つ色男が、官能芸術映画の撮影中、衣装のボディスに指を滑り込ませてきたのだ。
ミハイルの親指が硬くなった蕾を刺激するだけで、わたしの乳首に命が吹き込まれる。鋭いまなざしで見つめられるだけで、骨の髄までとろかされる。
事実、この4日間、“アレ”を思い出しては、丁寧に擦る、甘ったるい彼の指ばかりをわたしは考えている。
撮影のあいまに行った海で、ミハイルはビキニの結び目をほどきながら、もう片方の手でわたしのいやらしい場所を包み込んだ。
伸縮性のある布地を必死で横にずらそうとして、指の先端や関節が花芯にあたるたびに、あられもなく嬌声をあげ、体をのたうたせるわたしがいる。ついにミハイルは完全に布地をずらすことに成功し――彼の指がゆっくりと差し込まれてきた……。
そんな淫靡な“アレ”の記憶にたゆたっているときに、監督の声が突然響いた。
「君たちが本当にやっているところを、撮影したい」
倒錯薔薇園
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:バーバラ・J・ハンコック 琴葉かいら
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:32ページ
- ポイント数:購入300ポイント
念入りなマッサージをお願い。
敏感な部分は指と舌で、ゆっくりと。
ワーカホリック気味のキャリアウーマン、アレクシアはひとときたりとも携帯電話を手放せない。たとえヴァカンスの最中でも……ほら、また電話がかかってくるわ――
だが、いまはそれどころではない。さきほどバーで知り合ったホテルのオーナー、逞しい肉体を持つリヴェラに魅入られて、ロビーの一角で抱きすくめられているのだから。
誰かが角を曲がると、丸見えだと思うと鼓動が高まるけれど、それでもリヴェラの執拗な指がレースの布片を横にずらすと、ぞくぞくする。
繊細な蕾がほとんどあらわになって脈打つと、リヴェラが指を止め、アレクシアを抱き上げて、夢のような屋上薔薇園へと誘うのだった……。
辺り一面、酔わせるような薔薇の香りが漂うけれど、薔薇の茂みにはもう、花ひとつ、咲き誇ってはいなかった。リヴェラがアレクシアのために、花をすべて摘み取り、急ごしらえのベッドにまき散らしたから。
逃れられないように覆いかぶさってくるリヴェラの美しい横顔から、どれほどの美しい声が漏れでるだろうと期待するのに、いつまでたっても何も言ってくれないのだ。だから、アレクシアは脚を大きく広げ、自ら哀願するように囁いた。
愛・し・て・ほ・し・い、と――
敏感な部分は指と舌で、ゆっくりと。
ワーカホリック気味のキャリアウーマン、アレクシアはひとときたりとも携帯電話を手放せない。たとえヴァカンスの最中でも……ほら、また電話がかかってくるわ――
だが、いまはそれどころではない。さきほどバーで知り合ったホテルのオーナー、逞しい肉体を持つリヴェラに魅入られて、ロビーの一角で抱きすくめられているのだから。
誰かが角を曲がると、丸見えだと思うと鼓動が高まるけれど、それでもリヴェラの執拗な指がレースの布片を横にずらすと、ぞくぞくする。
繊細な蕾がほとんどあらわになって脈打つと、リヴェラが指を止め、アレクシアを抱き上げて、夢のような屋上薔薇園へと誘うのだった……。
辺り一面、酔わせるような薔薇の香りが漂うけれど、薔薇の茂みにはもう、花ひとつ、咲き誇ってはいなかった。リヴェラがアレクシアのために、花をすべて摘み取り、急ごしらえのベッドにまき散らしたから。
逃れられないように覆いかぶさってくるリヴェラの美しい横顔から、どれほどの美しい声が漏れでるだろうと期待するのに、いつまでたっても何も言ってくれないのだ。だから、アレクシアは脚を大きく広げ、自ら哀願するように囁いた。
愛・し・て・ほ・し・い、と――
暗闇のサラ
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:カリン・スローター 鈴木美朋
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:567ページ
- ポイント数:購入1,345ポイント
暴行された女性の最期の言葉が、15年前に封印した悪夢を呼び覚ます――
〈ウィル・トレント〉シリーズ最高峰!
Disney+(ディズニープラス)でドラマ配信中!
〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊。
19歳の医学生がERに搬送され亡くなった。当直医サラは、生々しい暴行の跡が残る彼女から最期の言葉を託される。あいつを止めて、と。やがて起訴された男子学生の母親は、偶然にも研修医時代のサラの同僚で、裁判後の動揺の中で妙なことを口走った。今回の件は15年前のサラの事件につながっていると。サラの恋人で捜査官のウィルが捜査を開始するなか、再び大学生が失踪し――。シリーズ最高峰!
■カリン・スローターの好評既刊
〈ウィル・トレント〉シリーズ
『ハンティング 上・下』
『サイレント 上・下』
『血のペナルティ』
『罪人のカルマ』
『ブラック&ホワイト』
『贖いのリミット』
『破滅のループ』
『スクリーム』
『暗闇のサラ』
〈グラント郡〉シリーズ
『開かれた瞳孔』
『ざわめく傷痕』
『凍てついた痣』
ノンシリーズ作品
『彼女のかけら 上・下』
『忘れられた少女 上・下』←『彼女のかけら』関連作
『偽りの眼 上・下』
『グッド・ドーター 上・下』
『プリティ・ガールズ 上・下』
〈ウィル・トレント〉シリーズ最高峰!
Disney+(ディズニープラス)でドラマ配信中!
〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊。
19歳の医学生がERに搬送され亡くなった。当直医サラは、生々しい暴行の跡が残る彼女から最期の言葉を託される。あいつを止めて、と。やがて起訴された男子学生の母親は、偶然にも研修医時代のサラの同僚で、裁判後の動揺の中で妙なことを口走った。今回の件は15年前のサラの事件につながっていると。サラの恋人で捜査官のウィルが捜査を開始するなか、再び大学生が失踪し――。シリーズ最高峰!
■カリン・スローターの好評既刊
〈ウィル・トレント〉シリーズ
『ハンティング 上・下』
『サイレント 上・下』
『血のペナルティ』
『罪人のカルマ』
『ブラック&ホワイト』
『贖いのリミット』
『破滅のループ』
『スクリーム』
『暗闇のサラ』
〈グラント郡〉シリーズ
『開かれた瞳孔』
『ざわめく傷痕』
『凍てついた痣』
ノンシリーズ作品
『彼女のかけら 上・下』
『忘れられた少女 上・下』←『彼女のかけら』関連作
『偽りの眼 上・下』
『グッド・ドーター 上・下』
『プリティ・ガールズ 上・下』
宝石のシークと偽りの指輪【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:浅見侑 多谷ピノ
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:127ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
ジュエリーデザイナーとして働くジェシカ。仕事が軌道にのらず悩んでいたある日、中東の国の王子、ファリードがジェシカに依頼をと現れた。王位継承にかかわる大事な指輪を任された彼女は、一方でファリード自身に惹かれていき…。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
迷子の一角獣〜溺愛伯爵と内気な乙女の恋物語〜【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:夏目藍子 ジェシー・ウィロウ
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:127ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(4)
引っ込み思案で内気なマグダレナは、双子のアンナマリアの頼みで映画監督主催のパーティーに出席する。会場に馴染めず、人の輪から離れた場所で出会ったダンフォード伯爵と一夜をともにしてしまう…。その後、ダンフォード伯爵は“パーティの彼女”を探すが、呼ばれた名前はマグダレナではなく、アンナマリアで──?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
シークと陽光の楽園【新装版】
- ジャンル:ロマンスコミック
- 著者:香住真由
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:128ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
大学院で砂漠の緑化に取り組むジェニファは、突如同級生のアブドルに、恋人のフリをしてほしいと頼まれる。一度は断った彼女だったが、男性恐怖症の自分を変えようと引き受けることに。彼女は、つらい過去から立ち直らせてくれるアブドルに次第に惹かれていくも、彼には他に好きな女性がいて…。続編『夢見るアラビアンナイト』も収録。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
過激な寵愛
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:アニヤ・リチャーズ 琴葉かいら
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:50ページ
- ポイント数:購入300ポイント
「奴隷よ、私の足をなめろ」
私はたちまちびしょ濡れになった。
古代ローマ時代、ブリタンニア――奴隷小屋で競りにかけられていた私は、堂々たる体躯の男性を一目見て直感した。
彼こそ夢に見ていたご主人さまだ。
私はその裕福な商人に買われ、彼の屋敷で働くことになった。
その夜、あてがわれた粗末な部屋で寝床に横たわっていると、ご主人さまが現れた。
私の胸をあらわにして片方を吸い、指で反対側の乳首をつまんで痛いほど駆り立てる。
私はひざまずき、すでにそそり立っていたご主人さまのモノに触れ、口に含んだ。
「あっ!」という驚き混じりの叫び声とともに、彼が私の喉の奥へと高ぶったモノを押し込んできた。
口内にほとばしるご主人さまの精。私がうっとりと味わっていたとき、突然、彼は激高し、私の手首を縛って吊るし上げた。
乱暴に後ろから貫かれ、私は歓喜のエクスタシーにうち震えた。
ご主人さまはなんと誇り高く、厳しく、容赦しないお方なのだろう。
私は奴隷としての夜のお勤めが待ち遠しくてならず……。
私はたちまちびしょ濡れになった。
古代ローマ時代、ブリタンニア――奴隷小屋で競りにかけられていた私は、堂々たる体躯の男性を一目見て直感した。
彼こそ夢に見ていたご主人さまだ。
私はその裕福な商人に買われ、彼の屋敷で働くことになった。
その夜、あてがわれた粗末な部屋で寝床に横たわっていると、ご主人さまが現れた。
私の胸をあらわにして片方を吸い、指で反対側の乳首をつまんで痛いほど駆り立てる。
私はひざまずき、すでにそそり立っていたご主人さまのモノに触れ、口に含んだ。
「あっ!」という驚き混じりの叫び声とともに、彼が私の喉の奥へと高ぶったモノを押し込んできた。
口内にほとばしるご主人さまの精。私がうっとりと味わっていたとき、突然、彼は激高し、私の手首を縛って吊るし上げた。
乱暴に後ろから貫かれ、私は歓喜のエクスタシーにうち震えた。
ご主人さまはなんと誇り高く、厳しく、容赦しないお方なのだろう。
私は奴隷としての夜のお勤めが待ち遠しくてならず……。
恍惚のサプライズ
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:エヴァ・カッセル 琴葉かいら
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:47ページ
- ポイント数:購入300ポイント
「エロティック・タッチ・マッサージです。
ご用件をおうかがいします」
夫の35歳のバースデイに、私はある“サプライズ”を用意した。
寝室のベッドサイドテーブルには、シャンパンと、とっておきのランジェリー。
夫は喜んでくれるかしら? シャンパングラスを合わせたとき、玄関のチャイムが鳴った。
時間どおりだ。だが、黒髪の女性と金髪の女性を目にして、私は訝った。
予約したのは1人のはずだわ。追い返すべきか迷ったが、好奇心が邪魔をした。
CEOという職業柄、常に支配的な夫が、2人の官能マッサージ師に意のままに操られる――
黒髪の女が夫を寝室へ促し、ベッドに寝かせた。
淫らな手つきで脚から腰、そして下半身へと巧みな愛撫を受けた夫は、あっという間に達してしまった。
彼がほかの女性にイカされるなんて……。私は嫉妬混じりの言いしれぬ興奮に身を震わせた。
そのとき、黒髪の女が私を振り返った。「次はあなたの番よ」
ご用件をおうかがいします」
夫の35歳のバースデイに、私はある“サプライズ”を用意した。
寝室のベッドサイドテーブルには、シャンパンと、とっておきのランジェリー。
夫は喜んでくれるかしら? シャンパングラスを合わせたとき、玄関のチャイムが鳴った。
時間どおりだ。だが、黒髪の女性と金髪の女性を目にして、私は訝った。
予約したのは1人のはずだわ。追い返すべきか迷ったが、好奇心が邪魔をした。
CEOという職業柄、常に支配的な夫が、2人の官能マッサージ師に意のままに操られる――
黒髪の女が夫を寝室へ促し、ベッドに寝かせた。
淫らな手つきで脚から腰、そして下半身へと巧みな愛撫を受けた夫は、あっという間に達してしまった。
彼がほかの女性にイカされるなんて……。私は嫉妬混じりの言いしれぬ興奮に身を震わせた。
そのとき、黒髪の女が私を振り返った。「次はあなたの番よ」
夜の一人遊び
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ケイト・オースティン 立石ゆかり
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:36ページ
- ポイント数:購入300ポイント
男が4人と女が1人。
体のいたるところに手が伸びてきた――。
彼の命令で。
「……いかせ……て……」
その夜、ミリは、行きずりの男に禁断の愛の調教を施される。椅子に拘束され、脚を広げさせられると、その男はミリの秘部に優しく触れてきたのだ。
花びらの奥に舌を差し入れてきて、身をよじらせるミリをいままで知らなかった、悦楽の甘い官能世界へ誘ってくれた……ああ、淫靡にこすってもらえばもらうほど、もっとこすって欲しくなるの――
それなのに、どんなに懇願しても許してくれず、徹底的に我慢させられて、ミリはえんえん苦しみ続けることになる。やがて彼を欲し、愛おしいとさえ思い、自ら口淫するようになるまで……。
でも、その一夜の情事のあと、ミリの心は完全に崩壊した。
もうミリは彼なくしては夜も日もあけないのに、ジャックという名前以外、知らないのだ。結婚しているのか、都会にいるのか、田舎の片隅にいるのかも。すべてが欲しくて、世界の果てまで追いかけたいのに、何もわからない。
他の男を誘うこともできずに、ミリはしかたなく部屋に閉じこもった。
そして、濡れた花園にゆっくりと自分の指を、玩具を差し入れて、彼に貫かれる夢を見るようになるけれど……。
体のいたるところに手が伸びてきた――。
彼の命令で。
「……いかせ……て……」
その夜、ミリは、行きずりの男に禁断の愛の調教を施される。椅子に拘束され、脚を広げさせられると、その男はミリの秘部に優しく触れてきたのだ。
花びらの奥に舌を差し入れてきて、身をよじらせるミリをいままで知らなかった、悦楽の甘い官能世界へ誘ってくれた……ああ、淫靡にこすってもらえばもらうほど、もっとこすって欲しくなるの――
それなのに、どんなに懇願しても許してくれず、徹底的に我慢させられて、ミリはえんえん苦しみ続けることになる。やがて彼を欲し、愛おしいとさえ思い、自ら口淫するようになるまで……。
でも、その一夜の情事のあと、ミリの心は完全に崩壊した。
もうミリは彼なくしては夜も日もあけないのに、ジャックという名前以外、知らないのだ。結婚しているのか、都会にいるのか、田舎の片隅にいるのかも。すべてが欲しくて、世界の果てまで追いかけたいのに、何もわからない。
他の男を誘うこともできずに、ミリはしかたなく部屋に閉じこもった。
そして、濡れた花園にゆっくりと自分の指を、玩具を差し入れて、彼に貫かれる夢を見るようになるけれど……。
伯爵様のお気に入り
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ジョージア・E・ジョーンズ 西間玲
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:55ページ
- ポイント数:購入300ポイント
「膝立ちになって」
手を伸ばして伯爵様のペニスをつかむ。
「君は覚えが早い」
住み込みで年老いた未亡人の話し相手をつとめるペネロープは、舞踏会で真っ青な瞳の美貌の男性に目を奪われた。
彼こそは悪名高き放蕩伯爵ロビン。根っからの女たらしで、この会場にいる女性のほとんどと寝たという噂だ。
身分の低い自分が、まさかそんな彼にダンスを申し込まれるとは思わなかった。
音楽に合わせてターンする彼の腿がスカートに入り込むたび、熱いものが全身に流れ、呼吸が乱れた。
以来、伯爵は屋敷を訪れては、人目を盗んでペネロープを誘惑するようになった。
そしてついにある日、使用人階段で待ち伏せしていた伯爵が欲望をむきだしにする。
「きみのスカートをたくし上げ、その部分に触れたら……」
こんなところで、伯爵様は何をしようというの?
伯爵は戸惑う彼女の腿に両手を滑らせ、下着の中へ――彼女の中心へと指を動かしていく。「すぐに濡れてくる」
ペネロープの敏感になった部分を、伯爵は容赦なく弄び……。
手を伸ばして伯爵様のペニスをつかむ。
「君は覚えが早い」
住み込みで年老いた未亡人の話し相手をつとめるペネロープは、舞踏会で真っ青な瞳の美貌の男性に目を奪われた。
彼こそは悪名高き放蕩伯爵ロビン。根っからの女たらしで、この会場にいる女性のほとんどと寝たという噂だ。
身分の低い自分が、まさかそんな彼にダンスを申し込まれるとは思わなかった。
音楽に合わせてターンする彼の腿がスカートに入り込むたび、熱いものが全身に流れ、呼吸が乱れた。
以来、伯爵は屋敷を訪れては、人目を盗んでペネロープを誘惑するようになった。
そしてついにある日、使用人階段で待ち伏せしていた伯爵が欲望をむきだしにする。
「きみのスカートをたくし上げ、その部分に触れたら……」
こんなところで、伯爵様は何をしようというの?
伯爵は戸惑う彼女の腿に両手を滑らせ、下着の中へ――彼女の中心へと指を動かしていく。「すぐに濡れてくる」
ペネロープの敏感になった部分を、伯爵は容赦なく弄び……。
ミス・ルーシーの情熱
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ポーシャ・ダ・コスタ 中野恵
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:53ページ
- ポイント数:購入300ポイント
私…眼鏡以外、何も身につけていないわ!
カーテンの隙間から美しい全裸の男性が見える。
裁縫サークルに集った淑女たちは、紅茶とケーキを前に刺激的なお喋りに興じていた。
「ルーシー、あなた、会を休んでいるあいだにアバンチュールを経験したのではない?」
ルーシーはどきりとした。あの日、世にも美しい紳士と過ごした甘美な時間。あれは現実だったのかしら?
興味津々の視線を浴びながら、彼女はみずからの体験を語りはじめた――
その日、雨でぬかるんだ道を自転車で走っていたルーシーは、バランスを崩し、転んでしまった。
天使のような微笑みを浮かべた美青年イーサンが現れたのは、そのときだった。
逞しい腕に抱き上げられ、どこかへ運ばれていく途中で、彼女はいつしか眠りこんでいた。
ところが目を覚まして仰天した。一糸まとわぬ姿でベッドにいる!
カーテンで仕切られた部屋の向こうから聞こえてくるのは、水が撥ね、濡れた布が肌を打つ音。
ベッドを抜け出し、カーテンの隙間から奥を覗き見る。そこにいたイーサンは……。
カーテンの隙間から美しい全裸の男性が見える。
裁縫サークルに集った淑女たちは、紅茶とケーキを前に刺激的なお喋りに興じていた。
「ルーシー、あなた、会を休んでいるあいだにアバンチュールを経験したのではない?」
ルーシーはどきりとした。あの日、世にも美しい紳士と過ごした甘美な時間。あれは現実だったのかしら?
興味津々の視線を浴びながら、彼女はみずからの体験を語りはじめた――
その日、雨でぬかるんだ道を自転車で走っていたルーシーは、バランスを崩し、転んでしまった。
天使のような微笑みを浮かべた美青年イーサンが現れたのは、そのときだった。
逞しい腕に抱き上げられ、どこかへ運ばれていく途中で、彼女はいつしか眠りこんでいた。
ところが目を覚まして仰天した。一糸まとわぬ姿でベッドにいる!
カーテンで仕切られた部屋の向こうから聞こえてくるのは、水が撥ね、濡れた布が肌を打つ音。
ベッドを抜け出し、カーテンの隙間から奥を覗き見る。そこにいたイーサンは……。
不埒な願いごと
- ジャンル:恋愛小説
- 著者:ポーシャ・ダ・コスタ 紫堂あき
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 長さ:52ページ
- ポイント数:購入300ポイント
ハンサムで冷酷な悪党の隠れ家で、
私を弄ぶ男がどんどん増えて…。
「ハンサムな盗賊か海賊にさらわれて、無理やり体を奪われてみたいわ」
たくましくて冷酷な悪党の隠れ家に閉じこめられたあげく、情熱のとりこになる。
そのようすをほかの男たちに見られて、いけないことをされ、快感を覚える――
そんな破廉恥な空想を、裁縫サークルで語ったプルーデンスは、帰り道でも相変わらず妄想に耽っていた。
馴れ馴れしい愛撫やキスを受け、極限まで快感をあおりたてられる自分の姿を想像して。
ところが、近道をしようとひとけのない裏通りに入ると、突然、背後から重い足音が聞こえてきて、羽交い絞めにされてしまった!
目隠しをされ、乱暴に馬車に押し込まれる。「動くな」
異国風の刺激的な香りを漂わせた男がうなり、プルーデンスを組み伏せた。
片手で胸をわしづかみにし、反対の手は下のほうをさぐりまわす。やがて小刻みに動く指が、ついに秘密の場所にもぐりこんできた。
「お願い……いけません……もうだめ……」言葉とは裏腹に、体は熱くなっていくばかりで……。
私を弄ぶ男がどんどん増えて…。
「ハンサムな盗賊か海賊にさらわれて、無理やり体を奪われてみたいわ」
たくましくて冷酷な悪党の隠れ家に閉じこめられたあげく、情熱のとりこになる。
そのようすをほかの男たちに見られて、いけないことをされ、快感を覚える――
そんな破廉恥な空想を、裁縫サークルで語ったプルーデンスは、帰り道でも相変わらず妄想に耽っていた。
馴れ馴れしい愛撫やキスを受け、極限まで快感をあおりたてられる自分の姿を想像して。
ところが、近道をしようとひとけのない裏通りに入ると、突然、背後から重い足音が聞こえてきて、羽交い絞めにされてしまった!
目隠しをされ、乱暴に馬車に押し込まれる。「動くな」
異国風の刺激的な香りを漂わせた男がうなり、プルーデンスを組み伏せた。
片手で胸をわしづかみにし、反対の手は下のほうをさぐりまわす。やがて小刻みに動く指が、ついに秘密の場所にもぐりこんできた。
「お願い……いけません……もうだめ……」言葉とは裏腹に、体は熱くなっていくばかりで……。