航空機や戦車、艦艇をはじめさまざまな装備を使用する自衛隊。装備を開発・製造する防衛産業の実態に迫る。
日本を完璧に守るには、いったい何兆円かかるのか?
ここがおかしい!「国防」と「お金」の関係。
安保法制によって日本が戦争に突き進むと言われている昨今、では日本が実際にどれほどの戦力を持っているか、どこに重点的に予算を配分しているのかと聞かれて即答できる人は少ない。本書では、自衛隊への直接取材をライフワークとし、防衛産業についても造詣が深い気鋭のジャーナリストが、これまでメディアであまり語られることのなかった自衛隊と経済のカラクリを縦横無尽に解き明かす。「経済的合理性」で考えれば、安全保障のために日本がなにをすべきかが、くっきりと見えてくる。