レビュー一覧

とても不思議な感覚でした。絵と雰囲気がすごく合ってるなぁと思いました。説明のし辛い作品でよく解らないまま終わってしまったけど、それもありかなぁと思います。ある種のカニバリズムですかね。

サンプルを読んで興味を持ち購入。皆様のレビューは後から読みました。遺伝の謎やニレの傍の影や兄弟のこれから、お父さんの死など、謎といえば謎、謎のままにするとしたらそのままでも可みたいなもやもやとした感じが残る、なんとも不気味な余韻を孕んでます。絵も血気が無くて無機質な雰囲気でお話に合ってます。惹き込まれてカタルシスの手前で放り出された感じだからこんなに印象的なんでしょうね。

BL目当てで見るとちんぷんかんぷんです…結局何が言いたいんだろう…よく分からない

一味違うBLといった感じで凄く面白いです。奥が深い物語だなと思います。キャラクターがかっこ良くてそれもまた好きなポイントです。

BL枠なんでしょうか？面白いと言えばそうだけど、恋愛とはちょっとずれています。兄弟ものは好きなジャンルなので、もっと続きがみたいです。この後で恋愛としてドロドロしてほしい。

ひかりごけとかカニバリズムとか思い出すも、この話の根本は違うかも。暑いのにひんやりする。ひいおじいちゃんの記憶は罪の記憶、ではなかったのか？それは、特別な肉だったのか？そこにBLを想像させられて、ぞわぞわする。おじいちゃんにはその趣向はなかった。でも、お父さんには？？主人公はもっと難儀なお兄ちゃんが嗜好で至高？ひんやりする。

何だか頭がまとまらない、何を読んだのかBL？カニバ？もやもやがずっと続いてる。

んん？これで終わり？これは続編描かなきゃ駄目だと思う。余韻を残すにもちょっと説明不足。このゾクゾクする展開を匂わせだと思いたくない。

寝かせて再読、でも上がらず。人を食う記憶の遺伝に、兄を食べたい「＋欲」が絡み、話としてはゾクゾクする系統。悪びれず兄を手中にしていく弟とグレーゾーンに足を突っ込んでる兄が、ヤバいのにどこか呑気で小気味よい。でもリスカ少女までしっかり描いて厚みが出た分、〆の尻切れトンボ・丸投げ感が際立ってみえた。短編ならこのエンドで切れ味が出たのでは。死者の斑模様（木陰にも血しぶきにも見える）、初代が植えた木（何か埋まってる？）…など、いくらでも深読みできそう。でも巧みな余韻、とまでは思えなかった。他レビューの「意味深。でも意味はないのかも」に同意です。トジツキさんは短編が秀逸で好き。

意味深な場面、展開、キャラクター。でも意味はないのかも。雰囲気漫画。魅力的ではあるけど、ラスト放り出し方が同人誌っぽくて読者は投げ出された感じがします。主人公が好きになれなくて残念。自分かわいそう、しか読み取れません。