レビュー一覧

さらっと読める妖怪物語。この作家さんのパターン王道かな。

面白かったです。単純なファンタジーでなく、日本と外の神様の繋がりとかありそうで興味深い。これは続きが出るのかな？　出るならまた読みたいですが…。完結してないので、星４つで。

東南アジアグルメならぬ精霊うんちくものといった雰囲気。バトル展開にならず淡々と現地の空気感を表現してそのまま終わったのがよかった。最後はあっさり。

評価が良かったので、1巻を時間制限のレンタル。最後は「次回どうなるのかな？」と思わせますが、途中経過は、あまり魅力的に感じませんせんでした。絵の安定性は、内容が魅力的でしたら二の次になるのでしょうけれど・・・。1チケットのレンタルがあって良かったです。

吉川氏、芭蕉の世界を書かれていたかと思えば今度は東南アジアの妖と日本の妖のコラボ。つくづくアイデアの引き出しの多い方だと思います。読みながら、ずっと水木しげるさんの作品と同じ匂いを感じていました。若いのに物事にあまり動じない主人公が、秘密めいて結構好きだったんですが、２巻だけというのは残念。

面白いです。ありそうでなかった、ｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝかなと思います。絵がもう少し丁寧だったり、綺麗だったらなぁと思うので☆4つですが、これはこれで味わいがありますね。