百鬼夜行抄(10)
この作品の他の巻
百鬼夜行抄
普通の人には見えない不可思議なものが見えてしまう飯嶋律。彼がさまざまな妖魔と出会うことで展開していく、恐怖とユーモアを絶妙にブレンドした物語!! 第1巻には、「闇からの呼び声」「あめふらし」「桜雀」の3編を収録。 【百鬼夜行抄(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)】
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
百鬼夜行抄(1)
百鬼夜行抄(2)
百鬼夜行抄(3)
百鬼夜行抄(4)
百鬼夜行抄(5)
百鬼夜行抄(6)
百鬼夜行抄(7)
百鬼夜行抄(9)
百鬼夜行抄(10)
百鬼夜行抄(11)
百鬼夜行抄(12)
百鬼夜行抄(13)
百鬼夜行抄(14)
百鬼夜行抄(15)
百鬼夜行抄(16)
百鬼夜行抄(17)
百鬼夜行抄(18)
百鬼夜行抄(19)
百鬼夜行抄(20)
百鬼夜行抄(21)
百鬼夜行抄(22)
百鬼夜行抄(24)
百鬼夜行抄(25)
百鬼夜行抄(26)
百鬼夜行抄(27)
百鬼夜行抄(28)
百鬼夜行抄(29)
百鬼夜行抄(30)
百鬼夜行抄(31)
本編が同じ内容の作品があります
まとめてカート
購入版をまとめてカートに
追加しますか?
本編が同じ内容の作品があります。
カート内をご確認ください。
・カートに追加できるのは最大100点です。
・レンタル中/購入済みの作品は追加されません。
・まとめてカートは購入版限定の機能です。
エディターのおすすめ
初めてこの作品を知ったのが10何年も前でした。綺麗な絵柄とストーリーテリングに惹かれて読んでみたら、すぐ魑魅魍魎の世界に巻き込まれてしまいました。最近もういっぺん読んだら、また新しい感動に出会えました。
主人公の飯嶋律は16歳の高校生で、怪奇幻想小説家の祖父から強い霊感を受け継ぎ、普通の人には見えないモノが見えます。が、妖怪を退治したり操る術を一切持っていないので、彼らに振り回される日々を送ってばかりいます(笑)
一般的な除霊&退治物語と違って、『百鬼夜行抄』は「人間の心」をめぐり、幻想的な世界を描く事をメインに置いた気がします。かつて律の祖父が言ったように、「妖鬼の姿であれば、空を飛ぶ事も壁を抜ける事も自在だが…人間の心を知る事もない。」人間である故の悲しみ、悔しさ、虚しさが主人公の目を通してたんたんと描かれています。
最初は「ホラー系?」だと思って心配しましたが、実際読んでみればミステリー的な要素が多いので、怖くなくて全然面白かったです。基本的には1話完結のストーリーで、物凄く読みやすい作品です。ただ予想を裏切る意外な展開が多いので、翻弄されて何度も読み込んだことがたまにあります(笑)本当に何回読んでも飽きません。★×5でオススメします!
(編集:リリー|作成日:2014/1/21 )