書店員おすすめ日記
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今週のおすすめ日記
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お店に来る所謂汚客様…つまりはカスカスタマーたち、それに日々対応する店員たち。接客業をやっていれば遭遇してしまうものですね。
もしかしたらこれを読んでいる画面の向こうのあなたもそんな日々に悩まされていたり?するかもしれませんね。もしそうなら尚更、そうでなくても元気になるべく読むべきこの一冊!
舞台はとあるコンビニ、そこでの悲惨なカスハラの状況を見かねて向かいの寺の御本尊様が顕現し衆生を救済!していくなんともありがたいお話…とは仮の姿。中身はギャグ100%のなんでもありなアルティメットスーパー菩薩コメディとなっております。
社会人として日々戦い疲れたそこのあなたにぴったりな作品ですよ!いろいろと難しく考えずにこんな気持ちで生きていきたい…と心が楽になっていきます。作中の御本尊様に救済されているのって実は画面の前の自分なのでは…?と思ってしまいました。
御本尊様は救済のため手は出る足も出る手が増える空を飛ぶ謎のビームが出る、あとは廃棄食品を食べあさる、そんなこんなでクレーマー客たちを退治し店員やメスガキたちと絆を深めていく(?)、そんなぶっ飛びハイテンションストーリーに抱腹絶倒間違いなし。人生こんな感じ(の心持ち)で生きていきたいですね。おすすめ担当書店員
100ソム
過去のおすすめ日記
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人生に迷ったふたりの女性の再生物語。
あたたかいお茶を飲んで一息ついたときのような気持ちになれる作品です。
デザイナーの咲は、夢だった仕事を任されるもストレスから日々の生活が疎かになってしまう(デザインに自分の意思を込めるか事務的な仕事で妥協するか、という読んでいて大変苦しい場面です…)。
そしてある日突然、会社を辞めて電車に飛び乗ります。
見知らぬ土地に降り立った咲が天国のように美しい菜の花畑で出会ったのは、陶器屋を営む陽菜。
祖母の遺したお店を続けるか悩んでいる陽菜でしたが、咲は彼女の背中を押し、ふたりのお店づくりが始まります。
祖母のお店を守りたい、変えたくないという気持ちを持つ陽菜と、SNSやお店の改装など新しいことをしたらいいのではと話す咲。
仕事柄いろんなアイデアが次々と出てくる咲と比べて自分はそうではないと戸惑う陽菜に、その引け目を感じてしまう気持ち、わかる……と胸がギュッとなりました。
でもお店が大事だという想いは一緒のふたり。
今後どのように変わっていくのでしょうか。
ゆるやかな時間が流れる、やさしくて心温まる物語です!おすすめ担当書店員
町田 -
溺愛の大暴走、好きに決まっております。
うっかり事故でキスしただけなのに、なぜか王子の呪いが解けてしまった〜〜?から始まる本作。
平凡な令嬢・イヴは、真実の愛どころか恋愛感情ゼロのまま、周囲から運命の相手扱いされる事態に。
置いてけぼりの本人とは裏腹に、王子は急に超絶溺愛モードへ突入し、外堀を埋める勢いで怖いぐらい真っ直ぐに距離を詰めてきます。
ブラコン気味(護衛騎士の兄のビジュ満点)で脳内ツッコミが止まらないヒロインと、暴走気味な王子の攻防がテンポよく展開する、恋愛感情ゼロ×溺愛暴走王子という温度差ラブコメに見事ドハマりでございました。
続きが待ち遠しい......!おすすめ担当書店員
さとう -
ワンナイトの相手に会いに行くと、その日は彼の葬式だった。
そんな衝撃的な出来事から始まる1話。しかし驚きの展開はさらに続きます。
主人公・ノラが香典を奪って逃走。
お腹の中にはワンナイトの相手・カンタとの子どもがいる。
追いかけてきた男子はカンタと恋人だったらしい。
次から次へとやってくる情報に、なんだって…!?と物語にのめり込んでしまいました。
主人公はお金も家もなく、友達の家に居候中の25歳フリーター・ノラ。
実はカンタを訪ねた理由は中絶費用をもらうためでした。
しかしカンタの恋人を名乗る男子大学生・アキラはカンタの子どもに会いたいとこぼします。
そしてノラが一言。「もし私産んだら あなた親 やりますか?」。
ノラとアキラの不思議な関係が始まります。
1巻の表紙でノラが勢いよく駆け出しているように、本編でも走るシーンは印象的です。
街を全力疾走しながら自分の怒りを爆発させて叫ぶ姿。
ノラのうらやましいほどに真っ直ぐな怒りっぷり、爆走っぷりをぜひ見てもらいたいと思います!
また、悟ったように「この瞬間も…私の腹では人間が形成されている…」と思索にふける面もあり、ノラが身体の変化ををどう感じてどう言葉にしてくれるのかも楽しみなところ。
果たしてノラとアキラとお腹の中の子どもの未来は…?
今後の展開からも目が離せない作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
いま、この作品を読もうか悩んでいる人、お願いですからすぐ読んでください! めちゃくちゃオススメです。
エイリアンが襲来して荒廃した世界を舞台に、サバイバル、バトル、SFといった要素をセンスよく詰め込んだ本作。個性的なキャラクターたちの感情や関係性を丁寧に描いているのも魅力です。
もう、1話目から絶望がすぎる! しかし、それでも悩みながら生き続ける主人公の青年・ジョン。等身大でありながら、少しずつ成長していく彼の姿は、まさに王道のジャンプ主人公!ほかのキャラもみんな個性的でユーモラス。そしてカッコいい。
まるでSF映画の大作を観ているかのような圧倒的なスケールと世界観。そして、迫力ある戦闘シーンが続くなかで、話が進むにつれてキャラの魅力がどんどん増していきます。ときには思わず涙腺がゆるんでしまうようなシーンや、キュンとしちゃうシーンも。そして、ちょくちょく挟み込まれるギャグ描写の気持ちよさ。このテンションの落差がクセになります。まさに感情のジェットコースター!逆に、全くセリフがないシーンが続くこともあり、その緊張感たるや! コマを眺めているだけでも世界の広がりやキャラクターの感情が伝わってきて、作品独自の雰囲気を楽しめます。
こんなにワクワクして、ゾクゾクして、キュンキュンして、笑えて、泣けるような、感情を全部持っていかれる良作に出会えたことに感謝!おすすめ担当書店員
春日 -
父をガンで亡くし、家計を支えるために新聞配達を始める一成。苦しい中でも家族を心配させないように、明るく強く生きていた。そんな一成をさらに追い打ちをかけるように母が交通事故に…。家族を守り、大金を稼ぐため競輪選手への道を歩み始める!全くの未経験からも泥臭く努力をし続け限界を超えていく者、歳をとっても夢を叶えるため家族の思いを背負い戦う者、過去のトラウマから自分なりの戦い方を見つける者、様々な背景をもった人々が集まる養成所。切磋琢磨し、激しい争いを繰り広げるレースは圧巻です。そして、競輪選手になるためにタイトル通りもがき続ける人達の熱いドラマにも是非注目してほしいです!
おすすめ担当書店員
ハダ -
自分が「ふつう」ではないのではないか、そんな風に考えてしまったことはありませんか?
「本物」と書いて「ふつう」と読む、そんな我々が住むこの世界。そしてこの作品の舞台は「ふつう」にはなれなかったいろんな「偽物」たちが集う「偽物協会」。そこに入ることになった主人公は体が毛布になってしまう女の子。その協会にいるのはイヤフォンの偽物やサボテンの偽物などなど…。
そんなとても不思議な世界観の中で進んでいくストーリーは可愛らしくも哲学的で、心が温まりつつ様々なことを考えさせられます。「ふつう」とはなにか、同じ人間たちの中にいるのに感じる孤独、みんなそれぞれ違うけどやっぱり同じなのかもしれない、などなど…答えがあるものではないですが一つの考えとして持っておくと救われるような点が詰め込まれているように感じました。
生きづらさを感じている人もそうでない人も、一度この作品を読んでほっと一息、そして自他について考えてみる機会をもってみるとなにかが変わるかもしれません。おすすめ担当書店員
100ソム -
目立たず、ただのモブでいたい……!そう願うのに、圧倒的存在感で注目を集めてしまう二人。
ビジュ最強の男子高校生・姫嶋くんと、鬼の血を引く少女・鬼丸さんは、同じ孤独と息苦しさを知り、共感し合える存在。人目を避けたい気持ちと、相手に惹かれてしまう恋心。
その矛盾が、静かな視線や何気ない会話に甘くにじむ様子は、不器用で素直。隠したいのに伝わってしまう想いが胸をくすぐる、じれったい青春にアラサーの自分は眩しくて横転。上手く気持ちを表現できない鬼丸さんが、心を開いていく時間が可愛いしかっこいいし儚いしで感情迷子になるぐらい超魅力的で愛おしい。
ぶつかりながらも築かれていく友人たちとの関係性も丁寧に描かれており見応え抜群です。
鬼の角.......かわいいな......(欲しいおすすめ担当書店員
さとう -
「誰かに命令されて、褒められて生きたい」。
そんな危うい願望を持つアキラと、美しく完璧な生徒会長・宮内が織りなす共依存BL。設定だけでも大優勝なのに、読めば読むほど想像以上に湿度が高くて最高でした。宮内の底知れない不穏さと、人懐っこく見えてどこか危ういアキラの関係性が絶妙で、「これ恋なのか?」「いや執着では?」「でも愛では?」と感情がぐちゃぐちゃになります。これを書いている今も、読後のあの不思議な感覚を思い出して、また読みたくなっています、中毒かも。
特に宮内の表情が良すぎて、下からアングル、横から、そして真正面の真っ直ぐなのにどこか遠くを見ているような静かで見透かされているような瞳。優しい笑顔の裏に何を考えているのか分からない怖さがあって、ページをめくる手が止まりませんでした。
犬と飼い主のような主従関係、じっとりとした空気感、じわじわ深まる依存と執着が好きな人には確実に刺さります。
これは爽やかな青春BLではなく、湿度100%の共依存を浴びて一緒に興奮しましょう〜〜!!!おすすめ担当書店員
さとう -
派手な展開で引っ張るのではなく、人間関係のわずかな違和感をじっくり積み重ねていく構成に思わず引き込まれます。
幼馴染同士の距離感や、閉鎖的な土地ならではの空気、得体のしれない新たな住人とのどこか噛み合わないやり取り。静かで一見落ち着いているようにも見えて、どこか予想外の出来事の前触れのようにも見えて読み進める中でどこか心がざわつきます。
誰かが大きく動いたわけでもないのに、「何かがおかしい」と感じさせる空気作りはさすが峰浪りょう先生といったところでしょうか。
美しい山の景色さえ安心できる場所には見えず、穏やかな時間が続くほど次のページが気になってしまいます。静かな日常と不穏さが絶妙に溶け合った、空気で読ませる愛憎サスペンス。是非お手に取ってみてください!おすすめ担当書店員
山科 -
好きだ、このゆるさ…!!
現代生活にぬるっと溶け込んだ悪魔と、成人男性のデコボコなコンビが送る日常物語。
なぜか悪魔と一緒に生活している大ちゃん。
強面の見た目とは裏腹にめちゃくちゃ素直で物分かりがよく、何かと世話を焼いてくる悪魔のオカンっぽい叱咤もすんなり受け入れます。いつの間にか大ちゃんがかわいく見えてくる不思議さよ…。
悪魔がガッツリ関西弁で時々小ボケを挟んでくるところも良いです。ごみの分別に悩んだり、ワイドショーに影響されてキャラ弁を作ったりと、庶民的な日常は見ているだけでほっこりします。
個人的には節分の話がお気に入りです。悪魔らしからぬ言動に対して「○○な悪魔…」という大ちゃんの心の中のツッコミがキレキレで笑いました。
日常漫画が好きな方には特におすすめしたい作品です!ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください♪おすすめ担当書店員
溝口 -
前作の『ダーウィンズゲーム』から大好きなFLIPFLOPs先生の最新作!絶対面白いじゃんと思いながら読んで、ちゃんと期待以上に面白い。
前作と全く違うジャンルの本格ファンタジーで、世界観が最高でワクワクが止まりません!迫力のあるバトル、様々な魔法、ちりばめられた伏線、男心をくすぐる要素でいっぱいです。ファンタジー好きには絶対に刺さる内容だと思います。
今のところ最新刊でも7巻と一気読みするにはちょうど良い長さなので、何も予定がない休みの日のお供にもってこいです!おすすめ担当書店員
ハダ -
本作はとある少女と人外生命体「かみちゃん」の友情・関わり合いを中心に、可愛らしい絵柄と共に物語が進んでいきます。しかしながらそれとは裏腹に展開される社会的で人間ドラマ的なストーリー。すぐに引き込まれ、幸せとは言えない家庭環境の中にあって強く生きる二人の様子に心打たれます。
親の変化、別離、新しい環境、子供たちの幼いが故の残酷な世界、友情、嫉妬、などなど。そんなリアルで生々しい事柄が克明に描かれていますが、絵のタッチや二人の関わりはほんわかかわいい雰囲気で描かれており、心がきゅっとなりながらも同時に心温まる思いもする絶妙で完璧なテイストで描かれています。子どものセリフにぐさっと来ることもあったり、そんな大人も、いや大人だからこそ刺さる漫画だと思っています。大きくなっていく二人、環境もどんどん変わり進んでいく人生。これからもその様子を見守っていきたくなる作品です。おすすめ担当書店員
100ソム -
戦時中の日本の、漫画家の業を描く作品。
題材は重くともコミカルで読みやすく、怒涛のスピードで駆け抜けていく全1巻です。
始まりは1933年、昭和8年の日本。
漫画家として大成したい甘神白鼻進(あまがみ・はくびしん)は、『のらくろ上等兵』(実在する漫画作品です)のパロディで猫が主役の『ぶちねこ四等水兵』を描き始めます。
幼馴染の書店店主とともに大々的に宣伝し、思惑どおりの大ヒット。
ただ読者としては、こんなにあっさり上手くいっちゃって大丈夫…?と、うっすら不安を抱えながら読み進めることになるでしょう。
子どもたちの熱狂ぶりも不穏。この予感が最後に効いてくるのです…。
白鼻進はぶちねこマネーで家を建て、売れない時代から付き合っていた彼女・あんちゃんと結婚。
ぶちねこのモデルである猫のぶちも一緒に新生活が始まり、後に子どもが生まれます。
しかし1937年、日中戦争が始まると、白鼻進は自ら軍事案件の仕事を取りにいき、だんだんおかしな方向へ。
空襲で焼ける家にぶちが取り残され、助けに行ったと思ったら漫画の道具を持って出てきたときには悲しくて悲しくて…(ぶちは自力で助かりました)。
白鼻進、進むな…!もういい止まれ…っ!横を向いて!あんちゃんにそんな顔をさせないで…!!
そのまま突き進んだ白鼻進は終戦後、ある女性から息子が書いたという1通のファンレターをもらいます。
それを読み、白鼻進はやっと、やっと気づくのです。「あれ?」と。
最終回のじわじわやってくる絶望と白鼻進の気づきの演出がすばらしく、この「あれ?」はマンガ史上深く心に刻まれる「あれ?」となりました。
最後のおまけ漫画も良かったですね…。
まさに今、この時代に読んでほしい作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
文系目線だとクセになる、理系男子のズレ。
文系寄りの感覚で読むと、理系男子の発想と行動がいちいち予想外でかなり笑えました。本人は大真面目なのに、なぜそこで分析するのか、なぜそこまで数値化するのか。そのズレ方が絶妙です。
面白いのは、ただ理系男子を変わり者として描くだけではないところ。自分では普通だと思っている感覚が、相手から見ると全然普通ではない。そういう誰にでもある思い込みを、文系と理系の違いとしてコミカルに見せてくれます。
女性側の反応には共感しやすく、戸惑いやツッコミも自然に入ってきました。一方で、理系男子の不器用な真面目さもだんだん可愛く見えてくるのが良いです。
価値観が違うから噛み合わない。でも噛み合わないからこそ面白い。最後にはちゃんと温かさも残る、気軽に笑えてほっこりできる同居コメディ。理系の方が読むと文系の私がよむのとはまた違った楽しさがあるかもしれません。おすすめ担当書店員
山科 -
「国をどう運営するか」を真っ向から描いた現代版『三国志』
舞台は近未来の日本。大災害によって国家機能が崩壊し、国土は三つの勢力に分かれています。設定だけを見るとSF作品のようですが、実際に読んでみると印象はかなり歴史マンガ寄り。外交、内政、経済、軍事、情報戦などが複雑に絡み合い、「国はどう栄え、なぜ争いが起こるのか」を考えさせられます。
そして何より魅力的なのが主人公・三角青輝。
彼の武器は知識と発想力。剣の達人でもなければ圧倒的な武力を持つ英雄でもありません。
理想論だけでは動かない現実を前に、それでもより良い未来を目指して知恵を巡らせる姿がメチャクチャ熱い!いわゆる“軍師型主人公”が好きな方はハマる事請け合いです!
また、敵味方を単純に分けない人物描写も大きな魅力。
それぞれが国を背負い、それぞれの正義を持って行動しているため、どの陣営にも感情移入できる。だからこそ勢力同士の駆け引きに重みがあります。
派手な合戦だけでなく、「国とは何か」「理想とは何か」を問う知的な面白さがある『日本三國』。是非手に取ってみて下さい!おすすめ担当書店員
山科 -
医者の妻である母の圧力で、医学部受験に苦しめられていた主人公・桜が、とある出来事をきっかけに激変していく!
なんだか不吉なタイトルに惹かれて読みはじめました。
受験に切磋琢磨する青春ストーリーかな?と思いましたが、ちょっと違いました。
BGMにハードロックが流れてきそうな戦闘力全開の作品です。
学校でストライキを起こしたり、豪雨の中母の送迎を拒否してカッパで自転車滑走する桜には痺れました。
桜の母親はもちろん、同級生や担任、家庭教師も全員ひねくれ者。けど皆情熱がある負けず嫌いばかりで、見ていて気持ちが良いです。
ポップな絵柄でどぎつい面白さ…この作品のテンションにどこまでも乗っかっていたくなりました。
どうかこの先スカッと展開になることを願っています!おすすめ担当書店員
溝口 -
狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う森<深界>。長い間、俗世から離れて<深界>で修行をしていたシュオウ。
自分の目で世界を見たいという思いから、シュオウの旅が始まる!
しかし、彼の旅は順調とは言えず次から次へと問題が…。
作りこまれた世界感とファンタジーならではの魔法やバトル。シュオウはもちろん強いんですが、チートの強さではなく
自分のできることと状況判断などを駆使して戦うのが見ていてワクワクします。
僕が最も新刊の発売を楽しみにしている作品ですので、是非手に取ってみてください!おすすめ担当書店員
ハダ -
魔法に「著作権」がある世界。考えたこともないそんな設定に引き込まれて読み始めました。
魔法界の老舗の次期社長がとある事件の捜査で知り合った子たちと共に事件の解明に乗り出す!という物語の始まりですが、実は深い物語でもあっていろいろと考えさせられます。魔法はなんでもできるイメージですが、魔法に頼ってはできないこともありますしその逆も然り…ということで人々のそうした関わり合いが軽妙に描かれているのも魅力の一つとなっております。絵柄も綺麗ですしもちろんミステリー要素も多分に楽しめます!!
そんな魔法とミステリーの融合した本作はこれを書いている現在まだ物語が始まったばかり。今から追って損はなし!ですよ!おすすめ担当書店員
100ソム -
刀士名家に生まれながら刀士の才能がなく家族からも追放され、魔物がひしめく獄魔島に捨てられてしまう。
それでも亡き母のためにも何とか生き延びようと必死に戦う刀真。
その生命力に魅せられ、亜人のテンリンが刀真を救い物語が大きく動きだす!
テンリンの助けもあり、刀真が持つ本来の力を引き出し、新たな自分へと生まれ変わる。
そして、刀真はテンリンの課す最後の試練を突破するため、獄魔島の中心へ歩み始めるおすすめ担当書店員
ハダ -
タイトルの通り、マッチングアプリで出会った2人が、なぜか全く盛り上がらないデートを繰り返す本作。
一見するとただテンションが低いだけの関係ですが、その裏ではお互いの心の中が大忙し。自虐と葛藤に満ちたモノローグから、じわじわと愛らしいキャラクター性がにじみ出てきます。
どこかシュールで淡々としているのに、気づけばクセになる不思議な魅力....♡
「ギャグ寄りかな?」と思いきや、ふいに訪れる一瞬のときめきに、思わず胸を撃ち抜かれる。そんなギャップも本作の醍醐味です。
ドキドキしながら見守るというより、「どうか幸せになってほしい……!」と母性のような気持ちで応援したくなる2人の関係性。
読み進めるほど、「早く付き合ってほしい!」そして「その先ももっと見せて!」と願わずにはいられない、じんわりと心に残る優しいラブコメ!!オススメです〜〜〜!おすすめ担当書店員
さとう -
アツくて笑えてグッとくる! 三拍子揃った素敵な作品をご紹介します。
好きなものを着て好きなものを食べ、一生自由なお姫様でいたい女子大生の桜子。
しかし彼氏に浮気され、企業説明会で打ちのめされ、自分を顧みた桜子は綺麗になりたいと涙を流します。
そこへ通りかかったのが、日本一美しい身体を決める大会であるBPJ(ビューティフル フィジーク ジャパン)の昨年優勝者・マリカ様こと荻原茉莉花。
桜子はジムに入会してトレーニングや食生活の改善に励み、マリカ様に弟子入りし、仲間たちと大会出場を目指す…というストーリーです。
桜子の他にマリカ様の弟子は3名おり、それぞれのバックグラウンドや努力していく姿も描かれ、気がつくと全員を応援していることでしょう!
私はティッシュ片手に涙を拭いながら関東予選のステージを見届けました。みんな、最高に輝いている…!!
ラブコメ描写も面白く、ジムトレーナーの秋田さんとアルバイトのトラ君も良いキャラなのです(2巻表紙の左右におります)。
私も最初は桜子と同じく秋田さん派でしたが…トラ君の魅力にも目覚めてきました。大学生男子かわいい。
『ビジョカツ!』を読むと、ふとした時に姿勢を正さねばと思ったり歩き方を気にしてみたりと、自分も感化されていることに気づきます。
とっても前向きな気持ちになれる作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
ゆるくて癒される3人の男子高校生の日常が尊い…。
SNSきっかけに読み始めた本作品。休日に何も考えず読める度No.1です!
大きなイベントが起こるわけではなく、身長の話やバイトの話など、ちょっとした雑談で始まり終わる。
熱い友情!という感じではないけれど、ほどよい距離感で仲の良さが伝わる3人。
どこにでもありそうな、くだらなくてクスッと笑える会話が心地よく、ずっと見ていたいです。
毎回読み終えると不思議とじんわり幸せな気持ちになります。
特に好きな話は戸田君のニラの話。この回で戸田君の意外な行動にツボり推しになりました。
すでに完結していますが、夏ごろに続編の連載も決まっているとのこと!
また3人の日常を覗けるかと思うと、夏が待ち遠しいです!!おすすめ担当書店員
溝口 -
最期の瞬間に寄り添う、その仕事の重みと温度。
普段は知る機会の少ない現場の実情を丁寧に描いた本作。目を背けたくなるような出来事もありますが、読み進めるほどに過酷さの中ににじむ優しさや、仕事に向き合う真摯な姿勢が静かに伝わってきます。
人を送り出すという行為の意味や、そこに携わる人の覚悟が、日々の積み重ねを通して浮かび上がる描写も印象的です。
特別な世界の話ではなく、誰にとっても無関係ではない現実。
決して軽い気持ちで読める題材ではありませんが、生と死に向き合う現場の裏側に触れてみたい方は一度読んでみることをおすすめします。おすすめ担当書店員
山科 -
「死体回収人」
本作はそれを生業としているキャラクターを主人公に据えた新たな視点の物語。もう亡くなっていても帰ってきてほしい、自分の目で見るまで事実を認めたくなかった。そうした依頼人から向けられる様々な思い。さらには亡くなった人々の生前の思い。周りの目も好意的なものではなかったり。そんないろいろな思いの交錯する中で淡々と仕事をこなす主人公の生きざまが派手ではないのにかっこよく思えます。
そしてそんなネムとダンジョンで出会った男は素直でまっすぐな心の持ち主。ネムとの関わりでいろいろなことを考えるようになりますが、逆にネムも彼の真っすぐさや行動に少し救われていたり。そんな二人の関わり合いも素敵です。
「弔いファンタジー」。そんな新しいジャンルにはまってしまうこと間違いなしの本作を是非。おすすめ担当書店員
100ソム -
女性向けで人気を博した『薄桜鬼』とは異なる系譜で、新選組をバトル作品として再構築した良作。
私がひねくれ者の歴史好きということもあり、連載当初は新選組ものをあえて避けていたのですが、改めて手に取ってみると一気に引き込まれました。
近藤勇と土方歳三の関係性にやや引っかかる部分はあるものの、それを差し引いても、少年漫画らしい熱量と緩急の効いた構成の妙に強く惹かれます。
主人公である試衛館メンバーの魅力は言うまでもありませんが、とりわけ芹沢鴨の存在感が際立っています。
かつて友人が本作をきっかけに芹沢鴨に惹かれ、彼の命日には壬生寺の墓所へ足を運ぶようになったと聞いたことがありますが、その理由にも納得できるだけの説得力が、この作品の芹沢像にはあります。
舞台は幕末であり、要所に当時の時事的な要素も織り込まれていますが、人物像や人間関係は大胆に再構築されているため、歴史ものとして構えずとも純粋なバトル作品として楽しめると思います。
近年の『鬼滅の刃』や『イクサガミ』など刀剣バトル作品が好きな方には全力でお勧めできる作品ですおすすめ担当書店員
山科 -
旅行に同行する医師「トラベルドクター」
この作品で初めてその存在を知り、より多くの人の選択肢のひとつになればと心から思いました。
年間100万人が病室で命を終えるこの時代。
余命いくばくもない末期患者たちは、叶えられなかった夢や、伝えられなかった想いを胸に、最期の時を迎えています。
そんな彼らに、病気の治療ではなく「旅」を処方する医師・運乗先生。
目的は延命ではなく、残された時間を「生き切る」ことです。
緩和ケアとは少し違い、患者一人ひとりの人生と真正面から向き合い、現実的でありながら最善の提案をしていく姿に、何度も涙が止まりませんでした。
正解か不正解かも分からず、まだ世の中の理解も十分とは言えない中で、トラベルドクターという存在が広がってほしいと感じます。
旅行先の情景や患者それぞれの背景も丁寧に描かれ、自然と物語の世界に引き込まれる一冊。
ゆっくりと、温かい気持ちで読んでほしいおすすめの医療ヒューマンドラマですおすすめ担当書店員
さとう -
読んだらユキくんに沼らずにはいられない…!?
イケメン・スパダリ・ちょっとクズな大学生ユキくんと、シンママ会社員の灯子さんのラブコメです。
灯子さんと娘のことちゃんはマンションで2人暮らし。
隣に住むユキくん(第一印象最悪)とは、ある出来事がきっかけで交流が生まれます。
ユキくんは料理上手で面倒見が良いのですが、女性関係が緩かったりお酒に溺れたり、貸したお金が返ってこなかったりと、崖っぷちの留年大学生活。
そんなユキくんを真面目な灯子さんは放っておけず、またユキくんも灯子さんに引っ張ってもらいながら、少しずつ人生を良い方向に進めようとしていきます。
ユキ君はもちろんとても沼なのですが、負けず劣らず灯子さんも素敵…!
仕事も子育ても気を張ってがんばりすぎてしまう灯子さんを応援するしかありません。
灯子さんとことちゃんとユキくんが出会ってくれてよかった……はよ家族になってくれ…!!
また、見た目ヤンキー系の世話焼き男子が好きな人がきっと沼るキャラもいるので、気になる方はぜひ。
Renta!限定書き下ろしマンガが付いている巻もあります。
胸キュン必至のもだもだラブコメをどうぞお楽しみください!おすすめ担当書店員
町田 -
お菓子作りが大好きだけど、自分をうまく表現できずに悩んでいる萌。さびれた商店街で駄菓子屋を営む、黒魔女のような見た目のひよりさん。
2人は雨宿りをきっかけに出会い、ひよりさんの駄菓子屋に魅力を感じた萌は、アルバイトとして働くことに。
対照的な2人が営む、ちょっと変わった駄菓子屋の物語が始まります。
周りの目を気にして一歩踏み出せなかった萌が、お菓子作りやひよりさんとの関わりを通して、少しずつ変わっていく姿が魅力的です。仲間も増え、成長していく様子に元気をもらえます。自分らしく堂々と生きるひよりさんもかっこいい…!
馴染みのある駄菓子を使ったスイーツがたくさん出てくるのも、読んでいてワクワクします♪
肩の力を抜いて楽しむのにおすすめのほっこり作品です。おすすめ担当書店員
溝口 -
交通事故にあったとある親子を助けたのは、動物の顔をし2足歩行で人語を話すナニかだった。
そして、そのナニかは人間を飼育し、人肉を主食としていた。
そこにあるのは悪意はなく、もはや敬意。おいしく無駄なく食べようとしている。
まるで人間が動物に行っていることをやるように。
このナニかは、何なのか、どのようにして生まれたのか。
強烈な設定と衝撃の展開の連続でどんどん引き込まれてしまします。
「命を食べる」ことの意味を考えさせられる
悪夢のファーム・スリラー是非手に取ってみてください!おすすめ担当書店員
ハダ -
江戸の町に息づく人情と粋を軽やかに描いた、温もりあふれる群像劇です。
物語は有名な浮世絵師の歌川国芳とその一門を中心に進んでいきます。浮世絵師としての国芳の名前は聞いたことがあっても、実は火消しと兼業していたことまで知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
本作では芸術家としての顔だけでなく、江戸の町に生きる一人の人間としての姿が、温かな筆致で描かれていきます。義理人情に厚い江戸っ子たちが織りなす交流は、読んでいて思わず頬が緩む心地よさ。
江戸の文化というと難しいとか堅苦しいと感じる方がいるかもしれませんが、本作はそういった心配は無用。個性豊かな人物たちが集まり、笑い、ぶつかり、支え合う。読み進めるほどに心躍る江戸っ子たちの青春活劇ですおすすめ担当書店員
山科 -
歴史ものはちょっと重そう…と身構える人にこそ手に取ってほしい物語。
主人公が後に日露戦争の海戦で大活躍する神算鬼謀の参謀だとか、近代俳句の革命児だなんてことはひとまずおいておきましょう。
ここに描かれているのは、偉人の功績ではなく、まだ彼らが何者でもなかった頃の瑞々しい日々。
友人と語り合い、未来を思い描き、時にぶつかりながら成長していく姿は、時代を越えて共感できる青春そのものです。
難しい予備知識は一切不要。
『夏目友人帳』を連想させるような柔らかな絵柄と軽やかなテンポが、物語の世界へ自然と引き込みます。
もしかしたら名前だけは聞いたことがあるかもしれない人物が、ぐっと身近に感じられる瞬間。
読み終えたあとには、彼らの“その後”が少し気になってくるかもしれません。おすすめ担当書店員
山科 -
ヴィレッジスリラーの最高傑作だと思います。柳楽優弥さん主演で映像化もされた本作ですが、マンガもドラマも傑作です。山間の供花村に赴任してきた駐在・阿川。一見穏やかな村ですが、前任の駐在は「この村の人間は人を喰っている」と言い残して失踪しています。そんな中、村の老婆が遺体で見つかり、阿川は少しずつこの場所の異常さに気づいていきます。村が何を隠しているのか。本当に人を喰っているのか。村人に監視されているような感覚、村を支配する後藤家の粗暴さ、価値観ではどうしても交わらない、嫌な感じ。誰が味方で誰が敵なのか分からない緊張感のまま、ラストに向かって人間ドラマが一気に押し寄せていきます。阿川も後藤一家に負けず劣らず狂気的な人間で、狂気 VS 狂気も見どころです。
おすすめ担当書店員
平日部長 -
読み終えたあと、「すごいものを見てしまったな」と放心状態になるタイプの作品です。すごすぎて好き嫌いは、分かれると思います。舞台は古代の伝承が残る陸の孤島・赤目村。赴任してきた青年医師の三沢が、村民同士の対立や不可解な出来事に巻き込まれていきます。やがて起きる事故と、少しずつ明らかになる村の「秘密」。「秘密」も本当にウンザリする嫌な秘密ばかりです。後半に入って黒幕の正体がわかると、狂気的な展開になっていきます。狂気すぎて読んでて笑えるほどの狂気です。この狂気を映像化することは難しくマンガだから成立する作品です。ヴィレッジスリラーの濃さを味わうには、外せない作品だと思います。全2巻完結なので手に取りやすく、一気に読めるのもポイントです。
おすすめ担当書店員
平日部長 -
里の謎に迫っていくミステリーに、SFの要素が混ざった作品です。岩明均先生が『寄生獣』の後に描いた作品で、全4巻と読みやすいです。「小さな穴を開ける」という地味な能力を持つ大学生・ナン丸が、民俗学の教授・丸神の失踪をきっかけに、その足取りを追うことになります。殺害方法のわからない猟奇事件、里に隠された歴史と、教授の正体、ナン丸自身のルーツ。それぞれの要素がきれいにつながっていき、謎がほどけていく気持ちよさがしっかりある、完成度の高すぎる一作です。どんな状況でもどこか楽天的なナン丸の存在に、いろんな意味で救われます。個人的にとても好きなキャラクターの一人です。
おすすめ担当書店員
平日部長 -
マタギの少女・椿鬼が、山を渡り歩きながら、人の醜い所業に向き合っていく物語です。山を穢す者を退けたり、人を救ったり、旅の中で人間の業が容赦なく描かれていきます。押切蓮介先生の作品らしく、業を煮詰めたような鬼畜の所業が描かれ、しんどい話もあります。だからこそ、人の弱さや醜さと対比される椿鬼の強さと静かな優しさが際立っています。読み終えたあとは、救いの感覚が残りますので、安心して手に取ってください。
おすすめ担当書店員
平日部長 -
友人の誘いで参加した数合わせ合コンで出会った、動物看護師の愛都美と獣医の塁。
意気投合した2人は、そのまま流れでホテルで一夜を共にしてしまい……!
そんな2人が、まさかの同じ職場で再会することに。正反対な2人が紡ぐ、焦れきゅんラブストーリーが始まります!!!
表向きはキラキラ王子様な塁先生ですが、その裏に隠れた一面がとにかく刺さる!
動物への温かな眼差し、意外なほど素直でまっすぐなところ、良い意味で愛都美を振り回すバッサリとした物言い、そして良い雰囲気になったときに見せる雄味たっぷりの表情……全部が最高です。
主人公の愛都美も、素朴さの中に芯があって、笑ったときの柔らかな雰囲気がとても魅力的で、思わず女でも惚れるタイプ。
タイトルにある「俺のこと、好きにならないでね。」恋愛なんて別に……というスタンスだった爆イケ泣きボクロ塁先生の気持ちが動いていく様子は、感情ジェットコースター状態でニヤけが止まりませんでした!!
まだまだ気になるこの先の展開を、一緒にリアルタイムで追っていきましょう〜〜〜!おすすめ担当書店員
さとう -
関西弁ラブコメって最高…!!とニヤニヤが止まりません!
陰キャな高校生・灯(あかり)は弟の友達の御景(みかげ)くんが好き。
御景くんはノリが良くグイグイくるタイプで陽のオーラをまとっているのですが……、灯のいないところで灯との会話を反省して超絶ネガティブになるなど、闇の部分が垣間見える男の子。
灯も御景くんもお互いの言動でものすごく舞い上がったり落ち込んだりするので、それを見るのがとっても楽しいです。
完全にこじらせている2人がかわいい!!
そしてなんといっても関西弁の魅力。
ボケやツッコミを交えながらポンポンと会話が進んで気持ちいいのです。
文字数多めな心の声も、乱高下するテンションから生まれる叫びも、その全てが関西弁…永遠に読んでいられる…。
2巻では灯の通う高校に御景くんと弟も入学し、皆でわちゃわちゃしているだけでも癒されます。
安心安全の両片思い。だけどお互いに好きっていえないふたり。いま大注目のラブコメです!おすすめ担当書店員
町田 -
『白山と三田さん』のくさかべゆうへい先生による最新作、漫画専門学校コメディー。
幼い頃から絵を描くことが好きだった鎌田くんは、荒川さんが描いている「マンガノート」を偶然目にしたことをきっかけに、一緒に漫画を創作します。そこで「描くことの楽しさ」を改めて実感し、2人は漫画家を目指して漫画専門学校に通うことに。
父親から「たくさん勉強して、稼げる仕事」を勧められ、進路に悩んでいた鎌田くん。
安定した仕事に就くべきか、夢を追うべきなのか…
誰もが学生時代に遭遇するような悩みに対して、鎌田くんが決意する場面はジーンとくるものがありました。
専門学校の生徒たちは、BL好き、ドルオタ、エロマンガ好きなど、とてつもなく濃いキャラクターばかり。
くさかべ先生らしい顔芸・動きたっぷりのギャグも最高です(とあるページの荒川さんには大爆笑しました)。
それぞれがどんな道へ進んでいくのか、始まったばかりの物語にワクワクしています!おすすめ担当書店員
溝口 -
スマホゲーム『Fate Grand Order』(略称:FGO)の人気イベント「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」のギャグ要素を排し、シリアス面を徹底的に強化したコミカライズ。
本作は「ぐだぐだ」とは違う世界線“本来の聖杯戦争”の側面を真正面から描き切っています。
陰鬱さが際立つアサシン、制御不能ぶりが突き抜けたバーサーカー、狂気にさらに拍車のかかるセイバー
そしてシリアス面が強調されたことで、改めてその魅力が際立つランサー。
とにかくサーヴァント達のギャップが素晴らしい!
またコミカライズという事もありサーヴァントの性能を気にすることなく純粋に秀逸なシナリオを楽しむことができるのも嬉しい!
FGOプレイ済みの方なら、ゲームとは異なる緊張感に満ちた聖杯戦争へ引き込まれること請け合い。また未プレイの方でも、主人公と同じ目線で物語の世界に没入できる構成になっています!
FGOに限らず、型月特有のダーク寄りな世界観が好きな方には全力でおすすめしたい作品です!おすすめ担当書店員
山科 -
猫の国。そこにあるとある喫茶店で働き始めた11番目の猫は実は猫のふりをしたネズミの子。ある目的のために潜入して生活中。
見てまず感じるのは可愛さ。そしてまだあどけないながら必死に頑張ったり知らないうちに助けてもらっていたり、一生懸命働く様子に抱くは親心です。本人は何の気なしでもその純粋さとまっすぐさで周りに影響を与えるのがとっても素敵で読んでいて応援したくなります。でもちょっと知ったかぶりとかしちゃうのとかもご愛嬌。
同じ店の10匹のお姉さん猫たちもそれぞれキャラがしっかり立っていますし、話の中で丁寧に登場させられているので全員好きになってしまうこと間違いなしです!
そしてなによりキャラクターや街の絵が大変綺麗ですし、表情の描き方も丁寧で可愛くて大好きです。ずっと見ていても飽きない、そんな絵とストーリーを味わってください。おすすめ担当書店員
100ソム -
『1Fの騎士』は、フェンシングを格闘ゲームと掛け合わせ、「思考の勝負」として描いた異色のスポーツ漫画です。
剣技の派手さもさることながら、読み、駆け引き、間合い。徐々に熱を帯びていく勝負の空気感がクセになります。
格闘ゲームで培われた思考回路が、フェンシングという競技に噛み合っていく展開は痛快そのもの。反射神経だけではなく、相手の選択を読む力。選択肢を潰し合う攻防。まさに“一手の読みで流れが変わる勝負”の醍醐味です。
ルール解説も非常にスマートで、説明のための説明に終始しない点も好印象。物語の流れの中で自然に理解できる構成のため、フェンシングの予備知識がなくても置いていかれる感覚はありません。
勝負の緊張感、頭脳戦の面白さ、そして勝ち筋を見つけた瞬間の快感。そこに派手な剣戟アクションが重なり合う点こそが、本作最大の魅力だと感じます。
剣戟アクションが好きな方はもちろん、ゲームが好きな人、読み合いが好きな人、知的なスポーツ漫画を探している方にもぜひ手に取ってほしい一作です。おすすめ担当書店員
山科 -
過去のトラウマから、誰かの「特別」になることを恐れるようになってしまった主人公・綺優。
そんな彼女が大人になり、学生時代に心の拠り所にしていた遊び人「よだかくん」と再会し、ひょんなことから一緒に暮らすことになる歪なラブストーリー。
誰かに愛されることへの恐怖と葛藤を抱えながらも、互いの存在の大きさに少しずつ気付いていく二人。
そのほろ苦くて優しい展開に、終始キュン致死量で完走しました。
よだかくんの包容力と、温かさに満ちた言葉選び。
そして、迷い立ち止まりながらも必死に愛情を伝えようとする綺優。
どちらも本当に魅力的で、「どうか全員幸せになってくれ……」と何度も呟きながら応援していました。
また、周囲のキャラクターたちも個性豊かながら根底に優しさがあり、
作品全体の満足度を底上げどころか“増し増し”にしている点も最高です。
よだかくんがバーのパティシエという設定もあり、作中に登場するデザートがとにかく美味しそうで、読みながらお腹が鳴りっぱなしでした。
「私を好きじゃない人がいい」そう願っていた綺優の想いは、どのように変化していくのか。
全3巻完結、一気読み間違いなしの一作ですおすすめ担当書店員
さとう -
この作品の内容を知らない方は、2巻のあらすじやSNSなどで作品に関わる情報を見てしまう前に1話を読んでいただきたいのです…(COMIC FUZのサイトで公開されているはずです)!
まっさらな状態で読みたい方は、ここで引き返してぜひ1話を読んでください。
その情報を知っても大丈夫という方は、この先に目を通していただいてかまいません。
1話の素晴らしさをぜひお伝えしたく思います!
舞台は仙台。足の速さが取り柄のチハヤは無敵の小学生でしたが、中学で自分より足の速いミオに出会います。
2人は衝突しながらも陸上部で活躍し、中3の大会でチハヤは全国2位に(1位はミオ)。
東京の高校へ進学するミオと高3のインターハイでの再会を誓い、チハヤは高校時代の青春を陸上に捧げます。
そして1話の終盤、満を持してその時を迎えるはずでしたが……、
2020年、新型コロナの影響でインターハイが史上初の中止。
作中に西暦が出てくるのはここが初めてで、この作品と私たちの現実が繋がったように思え、一気に引き込まれました。
そしてページをめくると、時は流れて2028年、チハヤ25歳。
そうです、現在(紹介時:2026年)を飛び越えていくのです。
二段階で驚かされ、この作品は現在の先を描く物語なのか!と、とても印象的な1話でした(ちなみに連載開始は2024年です)。
2028年のチハヤは、高校卒業後から実家に引きこもり続けてニート歴7年。
そんなチハヤと、久しぶりに会った仲間たちやミオとの様々なドラマがあり、胸が熱くなる展開が待っています。
ぜひリアルタイムで追っていただきたい作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
少子化対策として「犬のヒト化」が勧められている世界。
ある事件をきっかけに、亜緒はヒト化した愛犬・タイカの「理性」を育てることを決意します。
『BEASTARS』で知られる板垣巴留先生の作品というだけでも期待十分ですが、衝撃的な始まりに一気に心を掴まれました!
サスペンス作品かな?と思いきや、物語の軸は平和な学校生活。
人間大好きなタイカが学校でヒトやドッグマンと関わり、さまざまな感情が生まれていく成長物語でもあります。
穏やかな日常の中で突然ダークな雰囲気になったりと、息つく暇もなく読み進めてしまいました…。
板垣先生が「罪深い漫画になることを狙っています」と述べている本作品。
どんなラストが待っているのか、ただただ楽しみです!おすすめ担当書店員
溝口 -
魔王を倒すために選ばれた勇者アルバス。そんな彼に与えられた異能は「自分の死をトリガーに何度も旅立ちの日に戻る」能力。何度も何度も魔王討伐の旅を繰り返しているのだ。それも魔王討伐に成功している時もあるにも関わらずだ…。
なぜ何度も旅を繰り返すのか?求める未来は何なのか?何度も読み返したくなるタイムループファンタジー!是非手に取ってみてください!おすすめ担当書店員
ハダ -
家出した?JK?に手を差し伸べたら…から始まる可愛い二人の恋愛物語…!とは違うのです。何かがおかしい。魔性のJK?は何者?何がしたいのか?謎は深まるばかり。抜け出せなくなっていく主人公の様子とどんどん沼にはまっていくような関係性にハラハラしながらも夢中になってしまうこと間違いなしです。
いやでもあんな子を目の前にしたらそうなりますよ…。男の性だよあれは。と主人公に共感・肩入れしながら読んでました。私もそういうのに引っかかるタイプかもしれません。この世の中うまい話はないんですから。気をつけましょうね。ということで、物語はもっと泥沼に落ちていくのか、明るい方向へと向かうのか!展開に大注目です!!おすすめ担当書店員
100ソム -
『しゃばけ』は江戸の大店・長崎屋を舞台に、病弱な若旦那・一太郎と妖たちが織りなす不思議な日常を描いた作品です。
優しさとスリルが心地よく溶け合う一冊とでもいうのでしょうか。物語には殺人事件が関わるため血なまぐさい場面もありますが、重苦しさに引きずられることはなく、読み終えたあとには“人の情”の温かさがしっかり残ります。
とりわけ一太郎を慕う鳴家たちの愛らしさが作品全体の空気をやわらげており、シリアスな展開とのコントラストが絶妙です。
また、妖たちとの関わりを通して浮かび上がる人間模様には優しい余韻があり、夏目友人帳の雰囲気が好きな方には間違いなく響く世界観だと思います。
各話で張られた伏線が丁寧に回収されていく構成も秀逸で、読み進めるほど物語の奥行きや魅力が広がっていきます。原作の空気感を大切にしつつ、コミックならではのテンポで描かれているため、シリーズ未読の方にも非常に入りやすい仕上がりです。
江戸情緒と妖怪ファンタジー、そしてミステリーが調和した『しゃばけ』。
柔らかくも深みのある物語を、ぜひ味わってみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
平凡な高校2年生・犬丸りおは、誰もが振り返る可愛い親友の“引き立て役”として日々を過ごしていた。唯一、自分に優しくしてくれる男友達・春田にひそかに恋心を抱くものの、ある日、彼が親友を好きだという事実に気づき、りおの胸は失恋の痛みでいっぱいになる。
そんなりおの前に現れたのは、“死神くん”こと、地味で暗いクラスメイト・越前谷。地味を装う最強イケメンの彼は、次第にりおの心に少しずつ近づき――。
じれったくも胸キュン必至の恋愛模様が、等身大の高校生活を彩ります!!
表紙の越前谷の瞳に吸い込まれ、ページをめくる手が止まらなくなること間違いなし。
優しく真っ直ぐなりおの人柄に心惹かれ、常に彼女を支えてくれる越前谷の温かさに胸を打たれ、思わず「頑張れ!」と声をかけたくなりました...!さらに、ストーリーを盛り上げる個性豊かな登場人物たちも魅力的で、彼らの関係性や成長から目が離せません。
キュンとほっこり、ワクワクがたっぷり詰まった恋愛ストーリー。
恋に悩み、喜び、時には切なさを感じる登場人物たちの姿を、ぜひ一緒に見届けましょう〜〜!おすすめ担当書店員
さとう -
顔も名前も知らないツイッターの相互フォロワーのお葬式へ行き、受付で友人の欄にチェックを入れるか迷う。
そんな場面から始まる表題作を含む、4つのお話が収録された短編集です。
『友達だった人』はSNSでも話題になった作品なのでご存知の方も多いかもしれません。
亡くなったささみさんのお葬式に参列する森本さん。
そこでの出来事を、ふたりの出会いや交流のエピソードを挟みながら描いていきます。
この短編が単体で配信されたときも涙を浮かべながら読んでいましたが、あらためて単行本を読んでもこの文章を書くために読み返しても目が潤んでしまう…。
じんわりと胸にあたたかいものが広がる、とても素敵な作品です。
ほか、個人的に好きなセリフが入っている短編が『青色のうさぎ』。
主人公が幼馴染とコミティア(オリジナル同人誌即売会)に出ることになるお話です。
「人は物語の中に〜(以下略)」のセリフにおっとなりました…!
どの短編も読後感がよく、前向きな気持ちになれるものばかりです。
自分を心身ともに労らねば…!と気づくこともできる一冊。
何度も読み返して味わっていただきたいと思います!おすすめ担当書店員
町田 -
最強の魔王が、コミュ障で敵の圧に耐えられず、田舎へ移住。
そんな不思議な導入に惹かれて、ゆるーい世界観に見事にハマりました。
魔王が感じる居心地の良さは、住人たちがコミュ障かどうかで決まっていて、自販機=陰キャショップ、タヌキや猫=しゃべらない陰キャ動物、という独自の解釈が癖になります。いかに会話を避けて生活するか、あらゆる手段で人との接触を減らそうとする徹底ぶりにもクスっとなりました。
田舎の静けさが細かい書き込みからも伝わり、いつまでも浸りたくなる優しい雰囲気の作品。
平和なスローライフに、まったり癒されてみませんか?おすすめ担当書店員
溝口 -
高校で壮絶ないじめを受け、家庭環境も崩壊し限界を迎えていた宇一の目の前に現れたのは、幼馴染の四葉だった。四葉は宇一のことが大好きで、追い込まれた宇一を明るく、優しく包み込みます。
そんな可愛い四葉ですが、転校してきたのにはある理由があって…。
宇一の前でのカワイイ四葉と、目的を達成するために徹底的な行動をとる四葉のギャップが最高です!
ラブコメのようなタイトルとは裏腹に中々衝撃的な展開で一気読みしてしまった作品です!おすすめ担当書店員
ハダ -
夏と言えば怪談!私がこの文章を書いている時は既に秋も深まってきておりますが、ホラーはどの時期に読んでもいいですからね!ということでこちらの「オバイケ未来案内所」をご紹介いたします。
サイコホラー作品ではあるのですがコミカル調なところもあり絵も可愛らしく進んでいきますので安心して読んでいただけるかと!!思います!!
といいつつもさすがサイコホラー作品、ぞくっとする話ばかりとなっておりまして怖いもの見たさでどんどんと読み進めてしまいます。特に目の表現や顔の影の表現にドキッとさせられ、可愛らしい絵柄が逆に怖くなってくるほどです。でも一番怖いのは人間なのかもしれませんね…。そんな人間の醜いところも描き出されておりそういう意味でもドキッとさせられます。
主人公の周りの人々も一癖も二癖もあるキャラクターばかり。そうした周りとの関係性がいいスパイスとなっており注目ですよ。そして主人公の未来視の力とは…?まだ謎多き本作品、これからの解き明かしに注目です!おすすめ担当書店員
100ソム -
天才棋士・桂介の華やかな栄光の裏に隠された過去と、ある事件の真相をめぐるサスペンス。
将棋の静かな緊張感と、刑事たちの捜査パートがテンポ良く交錯し、物語が進むごとに緊迫感が高まっていきます。
一見穏やかに見える対局シーンの裏で、それぞれの思惑や信念がぶつかり合い、心理戦としての深みを増していく展開は圧巻のひとこと。
棋士としての誇り、贖罪、そして真実への執念が絡み合いながら、少しずつ事件の核心が明らかになる構成も秀逸です。
将棋の知識がなくても楽しめる人間ドラマであり、勝敗や正義よりも“人が何のために生きるか”を問うテーマも胸に残ります。
知的で重厚、でも読みやすい――そんなバランスの取れた本作は、ミステリー好きの方はもちろん、幅広い読者にお勧めしたい作品です。おすすめ担当書店員
山科 -
恋する女子高生・若木愛音には、誰にも言えない“秘密の恋”がある。
大好きな彼氏の存在を隠し続ける彼女を支えるのも、付き合っている秘密を知っているのも親友の数ちゃんだけ。
気持ちとは裏腹に、周りの感情の変化と共に変化する毎日。恋する先にあるものとは....?
タイトルにある「好き」を色々な角度から存分に楽しめる本作。
主人公の愛音の見方が上巻と下巻でガラッと変わったのが印象的でした。
親友の数ちゃんは、愛音の事が「好き」彼氏は愛音の事を「好き」。その好きがLOVEなのかLIKEなのか。
それぞれの気持ちが詳細に描かれていて、誰目線でも考え没入できるストーリーに圧倒されました。
個人的には、クラスメイトの郁美ちゃんと彼氏の弟くんが作品の分岐点にいるように感じ、
良いスパイスとして作品の魅力を更に底上げしているように感じました....!
学生時代の自分と、大人になった今の自分、それぞれに置き換えて考えて悩んで楽しめる作品です。
上下巻でも足りない、もっと読みたい!と続編を熱望しています....!おすすめ担当書店員
さとう -
親の再婚できょうだいになった、高校生の姉・みなとと小学生の弟・光志郎。
『転がる姉弟』はこの2人を中心とした、笑って泣ける、かけがえのない日常のお話です。
光志郎の突拍子もない発言や反応が面白くて思わず吹き出してしまったり、突然の含蓄ある言葉が深く心に入ってきたり。
みなとの恋愛にキュンとしたり、亡きお母さんの話に胸がギュッとなったり…。
ほかにも友達や祖父母とのエピソードなど盛りだくさん。宝物のような日々が綴られ、さまざまな感情を呼び起こしてくれます。心が動くマンガとはこれのことだ…!!
また、愛すべき弟・光志郎の名(迷)言にもご注目。
たとえば、キャンプで一夜を明かし、早起きして誰もいない澄んだ朝の空気をひとりじめしたときの「おれだけの朝」という言葉。
すがすがしさが伝わってきて、明日は早起きしようと心から思ったものです。
みなとのお祖父さんに会い、君には関係ないじじいさ、と本人から言われたときの叫び「関係ねェじじい〜〜!??」にはフフッとなりました(その後に新しいじいちゃんとして関係性を築くのがまた良いのです)。
光志郎が作った交通安全の標語はぜひ読んで確かめてみてください。
最後に、光志郎のお祖母さんの言葉を。
「何が起こるかわからないねえ 人生は」。
人生を転がって転がって転がりつづけている皆さんに読んでほしい、とっても素敵な作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
いま巷で「かわいい」と話題の美少女、犬田さん!
きっとあなたも、全コマの犬田さんを撫でまわしたくなる衝動に駆られるでしょう。
美少女とは、守ってあげたくなったり、助けてあげたくなる存在ですよね。
犬田さんはまさに、守るべき存在です。
モフモフな見た目もかわいいですが、
学生生活を一生懸命過ごす姿もたまらなく愛らしいんです!!
驚異的なかわいさで、クラスメイト達も犬田さんの一挙手一投足に釘付け。
休み時間は犬田さんの取り合いになってしまいます(ぜひ混ざりたい)。
そしてこの作品では、クラス一のモテ男子(猫)、猫柳君の存在も欠かせません。
魅惑のボディと甘え上手なテクニックで、女子を虜にしています。
どちらを推しにするか、私は尊すぎて選べませんでした。
犬田さん、猫柳君が気になり始めたそこのあなた、
このクラスの一員になったつもりで、彼女達の学生生活を一緒に見守りましょう…!おすすめ担当書店員
溝口 -
「人の縁」が視えてしまう主人公・渡辺経。
その能力のせいで人間関係が上手くいかず引き持っていた。
そんなあるときとある事件に巻き込まれ同じような特殊な眼を持つ
通称「サイコアイズ」を集めた念視特別捜査班にスカウトされ鬱々とした日常が動きだす!
何と言っても上司の善さんがカッコイイ男で、こんな人にならついていきたいと思わせる渋さがあります。そこに惹かれて、本当の父のように善さんを慕う経との関係性も最高です!
異能×警察のバトルミステリー!まだまだこれから面白くなること間違いなしの作品です!おすすめ担当書店員
ハダ -
ノリと勢いで楽しい漫画を読みたい!そんな時におすすめのこの一冊!
私個人としても疲れた時など何度も読み返してはふふっとしている本作を是非紹介させてください。
主人公は極悪(自称)な令嬢、レイテ。自分ではとっても極悪な行動をしているつもりがみんなには聖女のように思われているようで…?可愛らしい容姿から繰り出される令嬢らしからぬ言葉遣いもツッコミも顔芸も面白くてどんどん彼女の魅力にはまっていきます。
ある日ひょんなことから買った奴隷が実はとんでもない人物で、というところから物語が始まるのですがその人物のキャラもめちゃくちゃ立っていてレイテといいコンビなんですよね。本人は真面目なんですがそれも面白さを演出しており、二人の掛け合いに笑ってしまうこと間違いなし!
絵も綺麗でキャラクターが魅力的になっております。疲れた時、笑いたい時、そんな時に読んでみてください。原作ノベルも含めて是非に!!おすすめ担当書店員
100ソム -
まず、戦争を描いた作品とは思えないほど、絵柄のかわいらしさに驚かされます。
ですがその柔らかいタッチが逆に、兵士たちの過酷な日常や、死と隣り合わせの現実を静かに浮かび上がらせており、気づけば作品の世界に引き込まれていました。
主人公は、漫画家を夢見る青年・田丸。
戦場の中でも日常を見つめようとする視点が、読む側にそっと寄り添ってくれます。命令に従いながらも、心のどこかで「何のために戦うのか」を問い続ける姿が心に残ります。
重さを伴う描写もありますが、絵柄の優しさに助けられて読み進めることができました。そして何より、戦後のエピソードがしっかり描かれていることで、読後に確かな救いが残ります。
戦争の悲惨さと、そこからつながる“その後”の人生。
重さと優しさが共に息づく、ぜひ手に取って頂きたい作品ですおすすめ担当書店員
山科 -
い、犬飼さーーーん!!不器用がすぎるけど沼度半端ないですーーー!!
都会から地方の印刷会社に転職した綾瀬(あやせ)いとが出会ったのは、職人気質で一見コワそうな犬飼(いぬかい)さん。
近づきたいのに近づけない――恋なんて興味なし!、そんな雰囲気の犬飼さんとまさかのオトナの関係が始まって…?
オトナだからこそ迷い、間違え、愛を深めていく....じれったいけど甘くて堪らない胸キュンラブストーリーです♡
いとの仕事も恋も真っすぐな部分に惹かれていく犬飼さんの甘さったらもう、致死量です。
コワそうに見える反面、素直で優しい部分のギャップと夜がエチエチな部分の温度差で風邪ひきそうなぐらい熱いです。
誤解が誤解を生み、すれ違いつつもお互いの最大限の愛情表現が見ていて可愛いかつリアルで、続話が出るのが待ちきれません!!
前作から作者様の大ファンですが、今回も期待を超える内容でした。
両片思いのオトナのラブストーリー、要チェックです!おすすめ担当書店員
さとう -
京都を舞台にした、滋味あふれる味わい深い大学生活がここにあります。
といっても描かれるのは淡々とした日常ではなく、ちょっとしたお祭り感のある日々。
学び舎を離れて久しい身としては、自由にキャンパスライフを送っている学生たちがとてもまぶしく感じます…!
物語の中心にいるのは、1浪して京都大学に入学したカシオくんと、高校の同級生で京大に現役合格していた沢北さん。
高校時代、2人はマンドリン部(他に部員はおらず2人だけ)だったのですが、流行り病が蔓延しマスク着用必須、会話も演奏会もろくにできないまま卒業しました。
1年が経ち、京大生となったカシオくんは沢北さんと再会。
なんと沢北さんは女子プロレス研究会の女子レスラーとして、いま一番有名な京大生となっていたのでした…。
そんな2人の恋物語を軸として、個性豊かなキャラクターたちとともに京都の名所やお店・お祭りも登場します。
いつか訪れてみたい飲食店もちらほらと(今はなき名曲喫茶はマンガの中では健在のようです)。京都の学生たち、うらやましい。
京大生の青春とプロレスとマンドリンという意外な組み合わせがこんな素敵なお話に…としみじみしてしまうこの作品。
ぜひカシオくんたちの大学生活をのぞいてみてはいかがでしょうか!おすすめ担当書店員
町田 -
『からかい上手の高木さん』の山本崇一朗先生最新作!
舞台は高校野球部。個性豊かな3人の女子マネージャーが繰り広げるゆるゆる日常会話劇です。
とにかくモテたい意思が強いけど空回りしている渚。
見た目はギャル、中身は真面目で野球に詳しい一ノ瀬。
1番大人しそうな顔して1番オトナな姫宮。
性格のまったく違う3人だからこそ、
些細な会話の中で「この子はこう思んだな」という違いが楽しめます!
男子部員側も、女子マネージャーとそこまで距離感が近くないがゆえに
「この作業の仕方はアイツっぽい」とか、「付き合うなら誰派」など
いかにも男子っぽい妄想を織り交ぜている所も面白いです!
序盤から「けつバット」について言及する3人が最高なので、まずは読んでみてほしい…!
日常コメディとほんのりラブ、どちらも楽しみたい方におすすめの作品です!
(それにしてもこんなに可愛いマネージャーが3人もいる野球部、大変羨ましいですね…。)おすすめ担当書店員
溝口 -
異世界転生した時、もともとあった人の魂はどこへ行ってしまうのか。
これまでそういうものだとすんなり受け入れていた設定に疑問を投げかける作品です!
コルト国の王女・アスナに成り代わった転生者は虐政の姫として忌み嫌われていたかつての王女に成り代わり、国民の幸せ第一で政策を推進していました。
それと同時に、とある地下でかつての王女・アスナが目を覚まし、自分が転生者に成り代わられていることに気が付いていきます。
なぜアスナは虐政の姫と呼ばれていたのか・転生前の魂はどこへ行くのか様々な問いに立ち向かっていくアスナはカッコいいとしか言い様がありません!
異世界系があまり得意でないという方も楽しめること間違いなしの作品ですので是非この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。おすすめ担当書店員
ハダ -
誰しもが経験したことのあるであろう、外見についてなど人に言われて嫌だったこと、若しくは自分が言ってしまったこと、他の人から指摘されてはっとしたこと。自分とは違う考えの人が多くいる中でうまく関わっていくのって難しいですよね。
この作品はそうしたことを題材に、自分の言動について深く考えさせられるものとなっています!
主人公は子どものころに背の伸びが止まってしまい身長が133cmのOL、吉乃華。見た目のことで周りからいろいろ言われる日々。自分では特に嫌味を言っているつもりはなくても本人からしたらそうだったり偏見がにじみ出たり、、。自分の普段の言動を振り返って反省させられます。それでも縮こまらず強く生きる彼女の生きざまに勇気と元気をもらえます!!
そして後輩の男の子も誤解されがちな子で。恋愛についても考えさせられながら、主人公と後輩くんの関係にもドキドキ...。
キュンとしながらも実社会での自分を顧みる機会になる、そして勇気をもらえるこの作品を是非!!おすすめ担当書店員
100ソム -
ОLを辞めて雑貨店の経営をする事になったものの、上手くいかず人生に限界を感じていた亜希子の前に、
謎のおばあちゃんが現れて…!?
2人の「あっちゃん」の不思議な共同生活を描いた人間ドラマに引き込まれました!
何をするにも悲観的で、怒りの感情が多い亜希子。
その状況や気持ちの描写が絶妙にリアルで、
同世代の女性は感情移入してしまう場面が多いのではと思います。
そんな亜希子をさり気なく良い方向に導いてくれているおばあちゃん。
亜希子とは対照的に、楽観的でいつもニコニコしています。
このおばあちゃんの『「ああしておけばよかった」って後悔しながら
死にたくないって思ったの』という発言が特に心に沁みました…。
読了後に続きがとても気になるこの作品。
おばあちゃんの行動で、亜希子の生活がどう変化していくのか?
今後も目が離せません…!おすすめ担当書店員
溝口 -
金魚屋さんを営む七さんと結婚した、主人公の旭。
お似合いな2人ですが、実は利害一致のために結婚した契約夫婦....!
本当は夫婦でも、ましてや恋人同士でもない2人の関係。一緒に過ごす中で、旭は七さんにドキドキしっぱなし。
契約だったはずなの、気持ちが溢れていく旭に七さんも!?
七さんのビジュアルに一目ぼれした私は、最新刊まで読みしっかり沼にinしました。
口数が多くない七さんですが、旭に見せる愛おしい表情が本当に堪らなくてもう....
旭の真っ直ぐで素直で可愛らしい部分と七さんのクールに見えて感情が良い意味で分かりやすい(そこがいい)
2人の関係性に気付いたら虜になってしまうこと間違いなしッ!
契約結婚から始まる、ちょっぴり大人なラブストーリー♡要チェックです!おすすめ担当書店員
さとう -
幽霊の声が聞こえる占い師・ゆめと、大学生のむつみくんコンビが心霊事件を解決!
怖い演出はないのでホラーが苦手な方も安心です。
2人は事故物件で出会った陽キャな幽霊のお願いを叶えたり、愛犬を亡くした女性にできた恋人(自分がその犬の生まれ変わりだと主張している)の正体を探ったり…、幽霊の声をたよりに依頼をこなしていきます。
そして、個性的なキャラクターたちもこの作品の大きな魅力なのです。
ちょっとガラが悪い主人公ゆめ、クールな見た目に反して人懐っこくグイグイくるむつみくん。
ゆめの叔母さんで小料理屋を営むゆきちゃんに、個人的に大好きなのがマリコさん。
マリコさんはバーらしきお店を経営している男性で、ふだんは女装をしています。
女装姿と女装を解いた姿(こうじくん)のギャップにキュンとなる…!!
キャラクター同士のユーモラスな掛け合いと、いい話な心霊ドラマ。
肩の力を抜いてゆるっと楽しめる作品です!おすすめ担当書店員
町田 -
悪役令嬢だったはずの人生は、処刑で終わるはずだった――。
でも転生先は、まさかの日本の中年男性!?
“おじさん”として始まった第二の人生に、思わず笑いながらも不思議と引き込まれます。
職場では加齢臭を気にしつつも、礼儀や気品をにじませるその言動に、かつての令嬢の面影がちらつくのも面白い。
また職場内では、ひときわ人気のある美人社員が、実は大食漢だったり、
社内御曹司に好意を寄せられてしまったり――
おじさんとしては平穏に過ごしたいだけなのに、次々と“波”が押し寄せる始末…。
異世界から来たのに、実生活の描写に関して妙にリアルな共感が残るのは私だけではないはず。
肩の力を抜いて楽しめる、少しだけ品のあるコメディです。おすすめ担当書店員
山科 -
伝統芸能という堅牢な世界への挑戦であり、同時に再生の物語。
踊ることしか知らなかった少年が、踊れなくなったとき――琥太朗がぶつかったのは、伝統と型の世界、「能」でした。
わからないものには全力で飛び込む。
馴染めないなら正面からぶつかる。
そんな彼のまっすぐな衝動が、古典の世界をどこか新鮮に映し出します。
格式に守られた芸に、若さゆえの迷いと勢いで踏み込んでいく泥くささ。
派手さはないけれど、ひとつひとつの所作に込められた覚悟。
舞台の裏にある積み重ねが、ページの端々から伝わってきました。
「シテ」とは何か。舞うとは何か…。
その問いに真正面から向き合おうとする琥太朗の眼差しに、こちらの背筋まで正されていくような感覚を覚える作品です。おすすめ担当書店員
山科 -
音楽を評価し、順位をつけるコンクールという場に立たされる主人公たち。
技術に長けた者、自然体で音と向き合う者、
表現に葛藤する者、家族を背負って舞台に立つ者――。
本来比べられないはずの音と想い。
それでも真摯に向き合い、己の音を鳴らそうとするその姿に、胸を打たれました。
画面から音が聴こえる――などという陳腐な言葉では表現しきれない…音楽に触れる者たちの「気配」が、確かに描かれているように感じます。
原作を知っていても、いや知っているからこそ、この丁寧な構成と筆致に唸らされました。
音楽に少しでも心を動かされたことのある人にこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です。おすすめ担当書店員
山科 -
元気いっぱいポジティブギャルが、自己肯定感の低い天才画家とお友達に!
メイクをしたり友達とたくさん遊んだりすることが楽しい!と思っていた金髪ギャルのララ。
ですが、自分には夢中になれるものが何もないな〜という物足りなさも感じていました。
そんな時、秀でた才能を持つ芸術科の生徒、奏の絵を描く姿に衝撃を受け、
私も奏と一緒に絵を描きたい!と宣言します。
元気なギャルはなぜ皆純粋なのでしょうか。
特にララは真っすぐに気持ちを伝える事、どんなアドバイスも素直に受け止める事が印象的で、
素直が具現化したような人物だなぁと思います。
そんなララに影響されて、自己評価の低い奏が少しずつ変わっていく様子も全力で応援したくなりました。
さり気なく一人称が名前呼びなのもかわいいです…!
西宮先生の描くキャラ達は表情が生き生きしていて、ページを捲る度にワクワクしました!
なんだかパッとしない気分の時に前向きにさせてくれる作品です!おすすめ担当書店員
溝口 -
元男子高に女子生徒が入学....!
ドキドキ胸熱展開かと思いきや、主人公は「つまんない」「クソ真面目」超真面目ガール・山田仁菜。
推薦のためなら頑張れる!!と勉強する日々の中で、怪我をキッカケに不登校になった村田を登校させれば内申点をあげる、と担任から言われ渋々承諾することに。
正反対の凸凹な2人が織りなす青春ラブコメ♡
タイトルにもある通り、主人公の記録している学級日誌が作品の中に何度も出てきます。
不器用で何事も信じてしまう純粋な心の持ち主、山田。そんな山田の迷いや嬉しい出来事、村田への気持ちの変化が学級日誌を通じて綴られていきます。
正反対だからこそ、相手を知る為に悩み葛藤して距離を縮めていく2人が愛おしくて堪りません。
沢山のハプニングや障害を越え、卒業を迎える最後の学級日誌に何が記されるのか...!
キュンの致死量で胸いっぱいになる事間違いなし。要チェックです!おすすめ担当書店員
さとう -
映画を観たあとのような読後感。
上下巻イッキ読み間違いなしの傑作です!
20XX年、超巨大怪獣が東京に大きな被害をもたらし、姿を消しました。
11年後、その怪獣は瀬戸内海のある島に突然現れ死亡。
怪獣学者の女性・昭(あきら)が調査にやってくるところから物語は始まります。
この怪獣は本当に死んでいるのか?という疑問を抱きつつも調査を進める昭。
原因不明の地震や謎の鳴き声、死骸から発生する「二次怪獣」など、未知の出来事の連続にこちらもワクワクが止まりません。
一方で、昭が男性ばかりの現場の中で理不尽な目にあい、悔しさを覚える場面も。
そして昭と作業員の男性・樋口さんのドラマも見どころ。
ちょっと粗野でタバコを嗜む属性の人が好きなみなさん!きっと樋口さんを好きになるはず…!
2人が最終話でああなるからこそ、「未知を既知に変えるのに 人の一生で足りるわけがない」という作中の言葉が沁みますね。
同著者の短編集『解剖、幽霊、密室』にはプロトタイプの読切も載っております。こちらもぜひチェックしてみてください!おすすめ担当書店員
町田 -
『国宝』は、歌舞伎という伝統芸能の世界を舞台に、ふたりの少年(喜久雄と俊介)が芸と運命に翻弄されながらも生き抜く姿を描いた作品です。
喜久雄の純粋でまっすぐな情熱はもちろん、俊介の影を抱えた苦しみや孤独にも胸が締めつけられます。
才能や環境に翻弄され、それでも互いを強く意識し、支え合い、時にぶつかるふたりの関係がとても切なくて美しい。
ただのライバルではない、魂を通わせる特別な絆に、何度も心を動かされました。
読後には静かな余韻が残り、気づけばもう一度読み返してしまう──そんな深い温度を持った一作です。おすすめ担当書店員
山科 -
高級車を持ち、高級ホテルに泊まる。成功者のはずなのに何か満たされない宇大がとある温泉レビューをきっかけに秘湯・温泉の魅力の虜に。秘湯巡りの旅の途中、レビューを書いた癒しん坊を先生と奇跡的に出会い弟子入りを懇願します。
師弟関係になった初老と中年。
会話もお互いマイペース、だけども一緒の空間を楽しんでいる独特の空気感があり癖になりました。
忙しい日々にほっと一息つかせてくれる作品です。
なんか忙しないな、余裕がないなと思ったとき是非手に取ってみて欲しい作品です!おすすめ担当書店員
ハダ -
これはみんな大好きとっても可愛らしい魔法少女のお話し、、ん、、「俺」?
はいそうです、魔法少女(♂)です。少女とは、、?まあでも元々女の子だし!そんな細かいことはどうでもいいんですね、なぜならツッコミが追い付かなくなるので!
ギャグに振り切った魔法少女漫画に笑いが止まりません!!魔法少女ものにお約束のお供のペット的存在もちゃんといますよ!超絶コワモテのおじさんですが。だんだんと可愛く思えてくるかもしれません、、??
もう敵も味方もどうでもよくなるほどのストーリーと絵柄で2巻完結とは思えないほどの充実感と笑いをご提供!!笑顔になれることが少ないこの社会で手軽に笑って健康になりましょう!おすすめ担当書店員
100ソム -
ピアノ調律という一見地味な職業をテーマに、ここまで静謐で奥深い物語が描けるのかと驚きました。
音のない世界で「音」を感じさせる描写には、マンガであることを忘れそうになるほどの感覚的な美しさを感じます。
主人公・外村の不器用な成長、人と比べて焦ったり、少しずつ「自分の居場所」を見つけていく過程…派手な成功譚よりも、こういう丁寧な成長物語のほうがしっくり来るような気がするのは、自分が年齢を重ねたせいもあるのかもしれません。
特に心に残ったのは、原作小説の冒頭にもある「森の匂いがした」という印象的な一文。
羊=フェルト、鋼=弦。タイトルの意味がわかるほどに、静かで、それでいて確かな熱を帯びた世界が立ち上がってきます。
本作は派手さこそ無いものの、静かな音楽のように、じんわりと心に染み込んでくる名作です。原作ファンの方はもちろん、映画から入った方も是非お手に取ってみて下さいおすすめ担当書店員
山科 -
表紙の裏がありそうな表情に惹かれて最新話まで読みました。感想、めっっっちゃ良い。
優しくて、存分に愛してくれて、大切にしてくれて、スパダリだ!!と思う反面、たまに垣間見えるダーク?な部分に私大歓喜。
真面目で頑張り屋な主人公・霧島香澄は、日々頼まれた仕事を完璧にこなしていたが、社内恋愛中の爽太との同棲生活にはすれ違いが生じていた。すれ違いを解消すべく、いつもより早めに仕事を切り上げて家に帰ると、爽太と後輩の春陽との浮気現場に遭遇してしまう....。
最悪の状態の香澄の前に救世主として現れた、会社でハイスペックと話題の萱沼潤。表向きの姿以外に「沼」な部分を実は合わせ持っていて!?
愛重め〜!のレベル感ではなく、かなーり重量級の愛情を持つ萱沼さんが本当に良い。見た目は爽やかそうに何事もそつなくこなす感じ、沼すぎ...!
まだ序盤なので、萱沼さんの愛情表現が同エスカレートするのか、周りを取り巻く人々の反応であったり楽しみな要素がギュッと詰まっております!
浮気した元カレの動向もまだまだ気になるポイントではありますが、続話をワクワク待機中です♡
日々の疲れに「沼」要素たっぷりのイケメンはいかがですか!!!要チェックです〜〜!おすすめ担当書店員
さとう -
限界社会人の心にしみるマンガです。
家事代行サービスをおこなっているクマさんが訪問先の人々の心を軽くしてくれるヒューマン(?)ドラマ。
作中クマさんが訪れるのは、毎日疲れ果てている一人暮らしの会社員やフルタイム労働ワンオペ育児の母親など、がんばっている現代人が中心です。
心に寄り添うだけでなく家事までしてくれるなんて…うらやましい…うちにも来てほしい…!
4話では妻を亡くした男性とクマさんのエピソードが語られるのですが、涙なしには読めません。
人が生きるために水が必要なように、大人にはこのマンガが必要(限界社会人にはなおさら)…!
『家政婦のクマさん』で心のうるおいを補給しましょう!おすすめ担当書店員
町田 -
ハートフルな癒し漫画、見つけました…!
飼育員のお姉さんが大好きすぎるペンギンと、彼らを取り巻く人たちの物語。
可愛くて癒されて、あっという間に読み終わっていました!
まずはペンギンのぎん助に心和ませてください。
あらゆる日本語を習得して、お姉さんの敵であろう者を罵倒し、小さな体でお姉さんを守ろうとする姿がもう…愛らしくてたまりません。
そしてイルカ、ほんとに賢い。
人生相談のアドバイスまでできちゃうお利口さん。隠れた名脇役です。
人間たちの恋愛や心の変化も、水族館の仲間たちとの関わりを通して少しずつ動いていくのがまた良い!
気づいたら、ペンギンだけじゃなく人間ドラマにも引き込まれていました。
まだまだ続きが気になる展開なので、ぜひ最新巻まで読破をおすすめします!おすすめ担当書店員
溝口 -
高校の用務員として働く伏見さんとそこに通う生徒達の物語です。
友達との些細なすれ違い、家庭環境からの悩みなどそれぞれの学生が抱える悩みにそっと寄り添う伏見さん。
肯定するわけでも、否定するわけでもなくただ受け止める。ただ話を聞いてもらえるって、実はすごく嬉しいことなんだよなあと改めて感じました。
自分が学生だった頃、同じような悩みを抱えていたの大人になるにつれて忘れてしまうのはなぜなんでしょう。用務員という親や先生ではないからこそできる生徒との関わり方。大人とはなんなのか考えさせられました。
今、学生の人も学生を子供に持つ親にも是非読んでもらいたい作品です!おすすめ担当書店員
ハダ -
サキュバスという言葉に反応したあなた!いやまあ私もですけれども。これはサキュバスのお話なのにとっても可愛らしいお話です!ピュアな子の、ピュアによる、ピュアのための作品ですので安心して読んでください!
いやー、人間社会だけでなくサキュバス社会も少子化が進んでブラックな会社も増えてるんですねえ...。知りませんでした。そんな人間界とサキュバス界の社畜二人によるじれったい男女の模様が楽しめてこちらまで顔が赤くなってしまいそうです。無理をしがちで真面目な人間の男性にサキュバスの女の子が素直になれないながらも寄り添い、だんだんと意識していくその姿...!なんといじらしいのでしょう。早くくっついてください。
そしてそして、イラストがめちゃくちゃうまくて綺麗!!表情の描き方もうますぎてついじっくり見てしまいます。
是非皆さんも仕事や生活で疲れたとき、読んで浄化されてくださいね!おすすめ担当書店員
100ソム -
心優しい家族思いの花屋が、やむを得ない事情から大麻栽培に手を染め、思わぬ才能を開花させていく様子を描くヒューマンサスペンス。
当初は花屋存続の為の資金稼ぎだったのが、植物オタクの性で手段と目的が逆転して大麻栽培にハマっていく主人公。
家族を愛する善良な部分と、半グレ相手に策を弄する黒い部分のギャップが素晴らしく、知らず知らずのうちに悪党化していく様子が個人的にはたまらない!
読み進めるうちに信頼できる仲間の登場、組織を率いる長としての覚悟など、大麻王と呼ばれるに至る片鱗が見え始め、また合わせて主人公の周囲に不穏な気配も漂い始め、先の展開が気になって目が離せません。
系統的にはRenta!でも配信中の『マイホームヒーロー』と同系統のようにも感じるので、是非併せて手に取ってみては如何でしょうか。おすすめ担当書店員
山科 -
「なめて、かじって、ときどき愛でて」の湯町先生の最新作!
心湊(ここみ)が困っているところを助けてくれた、学園のイケメン・ハジメ先輩。そんな先輩に興味が沸き、近づきたいけど近づけない....そんなある日!
ハジメ先輩がエッチなことをして女の子から精気を奪う“インキュバス”だと知る!!
いつも上手で心湊のペースを掻き乱す、沼すぎるハジメ先輩。「特別」な存在になるべく、頑張るオトメの学園えろきゅんラブストーリー。
天然なのか、健気なのか、無邪気なのか。愛らしい要素の塊のような可愛い主人公、心湊。
ハジメ先輩の毒牙にハマってしまうが、いつのまにか心湊ペースに。溺愛執着攻めというべきでしょうか、ハジメ先輩の心情の変化が愛しくて胸が苦しい...。
普通の高校生ではない「悪魔」な自分と、純粋に心湊に惹かれていく心との葛藤に目が離せません。
湯町先生の作品に支えられ、成長し、大人になりました。今も昔も素敵な作品を生み出し続けてくれていることに感謝です(涙)
艶っぽく、ドキッとしちゃう悪魔なハジメ先輩の表情に要注目!是非最新刊まで読んでみてください〜〜!!おすすめ担当書店員
さとう -
キャッチーなタイトルのこちら。
ギャグ多めのラブコメかな?と思いきや、心が癒され幸福感に包まれるマンガです。もちろんラブコメ成分もありますよ!
かつて女子レスリングで五輪出場を期待される選手だったものの、夢叶わず若くして引退した真珠(まじゅ)。
スタイリストとして独り立ち目前の葵。
ひょんなことから葵は真珠の婚活をサポートすることになります。
真珠が婚活をする理由は、五輪の夢を共に目指した父が入院し、死ぬ前に結婚相手を見つけてほしいという願いを叶えたいから。
対する葵は、母の影響で同じ職を選び、人を輝かせるスタイリストになるぞと意気込んでいるところ。
ふたりは外見や性格や境遇など色々な面で正反対ですが、共通するのが優しさだと思っています。
相手のいいところを肯定して、そこが君のいいところだと伝えられる関係…その輝きがまぶしい…!
ふたりともカッコよくて可愛くて優しくて、お似合いでしかないんです。
真珠ちゃんのバイト先が花屋ということもあり、花がこの作品の印象をより素敵にしてくれます。
思いやりにあふれたじんわりな胸キュンをお楽しみください!おすすめ担当書店員
町田 -
2人の可愛さずっと見ていられる…。
恋愛したら一直線な黒ギャル、玉緒にすきぴができた!その相手は、見た目は平凡だけどよく見たら原石系…!?な男子、通称「らくぴ」。
真っすぐに気持ちを伝えてくれる玉緒に、最初は怯えていたらくぴも徐々に心を開いていきます。
この2人がとてつもなく可愛くて純朴な本作品。
何気ない会話も「なんでこんなに面白くなっちゃうの!?」と思う様なギャル&ラブコメ要素全開です。
2人の恋愛模様に癒されるだけでなく、2巻以降からは玉緒の過去の恋愛エピソードなど、心がギュッとなる様な重みのある話も出てきます。
一生続き気になるぢゃん、、、とページを進める手が止まりませんでした!
玉緒とらくぴから沢山のかわちいと元気をもらえる多幸感満載の作品です!!おすすめ担当書店員
溝口 -
なんだ、よくあるラブコメか…
と思ってたら1話目からまさかの展開!?
友達以上恋人未満なカンケイの同級生・小野に翻弄される篠原。
ある日小野君に告白され、返事を保留してたらその夜に…
小野君は帰らぬ人になってしまうのです。
告白の返事が出来なかった事を後悔しながらお墓参りに行ったら、お墓の下から小野君がゾンビになって登場!?
色んな感情が沸きだす中、二人は同じ時間を過ごすことに。
しかも、小野君は「ドキドキ」しないと身体が動かなくなってしまうらしい。
なんだその設定!
イチャイチャするしかないやんけ!(歓喜)
しかし小野君は本来死んでいるはずの存在。
二人のこれからはどうなってしまうのか?
これからも目が離せません!おすすめ担当書店員
谷山 -
アラサーを過ぎたあなたに読んで欲しい!
4人の40歳女性を描いた群像劇。
人生の半分も生きていたら価値観なんて凝り固まってそうそう変えられない。ただ自分が少しでも幸せで居心地よくあるために、必死で考えて行動している…その姿に全員どこか共感でき、どんどん目が離せなくなっていきます。
西先生は何気ないシーンでキャラの性格を表現する天才だなと思うのですが、印象的だったのが、1人が主人公に家でお茶を出し自分が不倫していることを告げた後、「それ私のカップだから」と言うシーン。
そんなこと敢えて言うかな…と個人的に違和感を感じていたらその恋の結末を読んで妙に納得してしまいました(詳しくは本編を)
リアルと少女漫画的ときめきのバランスもさすが!
彼女たちの友人の1人になったつもりでオトナの“初恋”と結末を見守りたいと思います。おすすめ担当書店員
笠井 -
水の惑星となり人が住むようになった火星。その中でヴェネツィアを模した都市、ネオ・ヴェネツィアでは観光客向けの水先案内人が華やかな職業となっていました。
そんな街に地球から移住してきた灯里。見習いから一人前の水先案内人になるべく、訓練の日々が始まる...!
こんにちは、中の人です。こちらは全漫画作品の中で私が一番好きといっても過言ではないほどの作品です。
系統は何かと聞かれると日常系という答えにはなってしまうのですが、よくあるゆるーい日常系とは違うと思っています。
主人公の灯里が先輩たちや練習仲間たち、街の人たちとの関わりで成長していく物語。そしてその中で読者である私たちも人生において大切なことを学べる物語となっています。過去に囚われず今を楽しむための考え方、他の人の成功を心から喜ぶこと、気づかないうちに周りの人たちに支えられていることなど...はっとさせられることも多くありつつ、ゆるやかに流れていく物語に(荒んだ)心が洗われるようです。
そして私が思うこの作品のテーマは「時間は流れゆくもの」ということだと思っています。主人公の灯里が他の会社の2人の見習いの子たちと練習を積んでいくのを中心にストーリーが展開されていきますが、いつかはそれぞれが独り立ちしてゆくもの。ずっと同じではいられないのが人生です。それぞれの子たちが成長していく姿も楽しみつつ、このテーマについて考えつつ読んでもらえると嬉しいです♪
漫画もアニメも3周くらいしてオケコンにも行ったりしている私ですが、毎回号泣不可避ですね。年々緩くなっていく涙腺に本当によくないです。是非おすすめ担当書店員
100ソム -
古書店「十月堂」を起点に紡がれる本好き達の物語。
およそ読書が好きな人であれば一度は憧れるであろう古書店業。
本作はその店主を主人公に据えたオムニバスです。
読み進めるうちに過去に『ビブリア古書堂の事件簿』で触れた古書店に関する諸々が蘇ります。古書を媒介にして紡がれる人の縁というものは癒されるというか、読んでいてあたたかく優しい気持ちにさせられる気がします。
個人的には第2話の「コーヒーにこんぺいとう」が好みでした。
様々な書籍に触れている主人公だからこそ気付いたであろう、故人が密かに凝らした趣向。こういった優しさを感じさせる謎解きは読んでいてホッコリしますね。
余談ながら、作中で登場する書籍の著者・寺田寅彦は物理学者・随筆家として紹介されていましたが、彼は夏目漱石の最初の弟子ともいうべき存在でした。
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉の生みの親でもあります。
寅彦自身の著作や、寅彦が登場する『先生と僕 〜夏目漱石を囲む人々〜』もRenta!では配信しているので機会がありましたら手に取ってみてはいかがでしょうか。おすすめ担当書店員
山科 -
「東大に行ったら、幸せになれるの…?」
何とも興味深い内容紹介の入り口に、一瞬で引き込まれました。
エリート会社員の長女・ドラマプロデューサーの次女・現役東大生の三女・東大受験中の末っ子長男から成る4きょうだいの物語。
優秀かつ仕事でも責任ある役職を与えられている長女・次女、研究に没頭する理系の三女、一見順風満帆に見える3姉妹の悩み葛藤がそれぞれの目線で繰り広げられます。
年齢・仕事・結婚・出産・恋愛、ライフスタイルの中でごく普通の分岐点が、努力をして東大に行った3姉妹だからこそ見える別世界があるような。共感とはまた違う、新しい価値観を吸収しながら読み進めました。
「わたしも自分で立てた人生の計画に沿って生きていきたいってずっと思っていて。」
個人的に常日頃考えながらも、言語化していなかった真意を突き付けられた描写でした。
その計画に何を組み込んで、何を大切として生きていくかは人それぞれですが、様々な意味を含んだこの作品の中でも重要なセリフのように感じました…!
まだまだ続いていくであろう、3姉妹と弟の毎日。次巻が楽しみでなりません!!
『ながたんと青』から大ファンになりました、磯谷先生の作品ということで、ワクワクしながら待とうとおもいます♡おすすめ担当書店員
さとう -
完璧な1話と1巻ラスト!
これからどうなっちゃうの〜〜!?と続きが気になること間違いなし!
また、1巻を読んでいるときの頭の中は半分≪かわいい≫に支配されると思います。
その一因は表紙にも登場する犬のぬいぐるみのような「しろわん」。
『スターウォーク』の舞台は西暦2240年の地球。少女ミアをサポートするAIロボットがこのしろわんなのです。
とある宇宙計画から26年ぶりに地球へ帰還したミアとしろわん。しかし地球は変わり果てており、ふたりは生存者を探すために基地を目指します。
その道中、得体の知れない危険生物との戦闘になり、そして……。
本当に素晴らしい1話で、めちゃめちゃ面白い…と思うと同時に涙を引っ込めるため大きく深呼吸しました。
しろわんの後ろ姿と「歩け 歩け 歩け」がもう…!!
1巻最後にも衝撃の展開があるので、この驚きとかわいさを味わっていただきたいと思います。
ちなみに「ぱんだわんにゃん」というAIロボットも出てくるのでかわいさ倍増です。
新感覚ゆるかわハードSFなこの作品、SFは難しそう…という方でも大丈夫!もちろんSF好きにもおすすめします!おすすめ担当書店員
町田 -
このインパクトのある表紙。一度は目にした方もいるのではないでしょうか。
私も表紙きっかけで読み見始め、2人の行く末が気になり、
「あらま。」を日常使いするぐらいにはハマってしまいました。
田舎の地味カップル、主人公の白山とヒロインの三田さん。
地味な少年と少女がとある出来事をきっかけにカップルに。
二人はお付き合いをしながら夢の上京を目指していきます。
本作品はシュールなギャグ要素もありながら、しっかりとラブコメ。
二人の素直で真っ直ぐな思いが至る所に見えて、とても甘酸っぱいです。
それでいてザ・青春のような爽やかさは控えめなので、
終始穏やかな気持ちで読むことができました。
メインに負けず劣らず個性全開の他キャラクター達も必見。
因みに私の推しは千代ちゃんです。三田さんへのやや癖のある愛情表現がツボです。
果たして2人は無事に上京を迎えられるのか?
一緒に温かい目で見守りましょう。おすすめ担当書店員
溝口 -
いやーーすごい作品が登場した!!が初見の感想です。
ある日、白虎(巨乳美女)が捕まえたのは、出会うことが貴重な龍(少年)だった。
「まだ小さいから、食べるのは大きくなってから」と、捕食される側×捕食する側の不思議な関係が始まる。
共に過ごす中で芽生えるのは何の感情なのか?お互いにとって、この関係は一体何なのか…
惚れ惚れしてしまう画力に圧倒され、獣の描写も非常にリアルで見応えがあります!ほぼセリフがない中で、表情に魅せられる!
龍のルーツもわかりはじめ、今後の展開に期待大です。おねショタ好きにもおすすめ♡とりあえず読んでみてください!おすすめ担当書店員
佳野 -
人類の敵、レギオン。そしてこれに対抗するために生み出された人類の切り札、「聖女」。
とある記憶を無くした聖女と、先の戦いで家族を亡くした男を中心とした戦いと愛の物語。
とても目を引く可愛らしい絵柄と、それでいて悲哀に満ちたストーリーに目が離せません。しかしただの哀しいストーリーではなく、そこに美しさと切なさが十二分に含まれており、彼らの様々な形の「愛」に感動すること間違いなしです!
ほんとに3巻完結なのか?と思うほど様々な人間関係と過去の話がきちんと説明され、最初から最後まで気持ちが緩むことなく読めてしまいます。かくいう私もこちらの作品の連載時には恥ずかしながら全く知らなかったのですが、ふとしたきっかけで知って一気に購入・読破してしまいました。なによりヒロインの「聖女」が本当に可愛い・・・。こんな女の子が戦うために生み出されたとはなんとも残酷なものですが、彼女のあどけない表情・仕草に心掴まれました。そんな魅力的なキャラクターたちにも是非注目してください!おすすめ担当書店員
100ソム -
過去にはアニメ化もされた深くて渋い群像劇。
主人公・秋津政之助は気弱で恥ずかしがり屋の性格が災いして失職した貧乏浪人。大勢の視線が集まる場だと子供にすら負ける始末…。
ただ、他者の視線が無い場での斬り合いだと無類の強さを発揮する凄腕の剣客という一面もあるのがまた良い!
一方で彼を取り巻く仲間たちは一癖も二癖もある曲者揃い。
みなそれぞれ明かせぬ過去を持つ悪党ではあるのですが、やむを得ない事情で裏稼業に手を染めた経緯も作中で語られることに加え、彼等の陰の描写が政之助のほっこりした雰囲気と絶妙なコントラストになっていて魅了されます。
また物語の構成も序盤の何気ないシーンが後半の話につながるなど、伏線の張り方が素晴らしく読み手を飽きさせません。
登場人物の過去を描いたスピンオフ「ふたがしら」と併せて、時間のある時に是非一気読みをお勧めしたい作品です!おすすめ担当書店員
山科 -
純度100%の獣人×人間のもふもふストーリー!
予想以上のもふもふ社長の元で秘書として一緒に働くことになった、人間の咲。
獣人が上に立つ世界で、それでも負けるか、と踏ん張り続けているが上司からのパワハラの日々に耐える毎日。
そんなある日突然社長のアトラスに呼び出されて....から始まる、現代社会のストレスも吹っ飛ぶ癒し度MAXな作品です!
先生の作画力が素晴らしすぎて、咲だけでなく読んでいるこちらも獣人に最初はビビりっぱなしでした。笑
アトラスのイメージが段々と「恐怖」から「愛おしい」に変わっていく過程はニヤニヤしちゃうこと間違いなしです。
読んでいる中で、社会人としての理想と目標が多く垣間見える作品だと思っています。
非現実的な設定ながらも、現代社会の働く上での悩みや女性の葛藤、人間関係など、リアルな悩みも一緒に感じられるストーリーで様々な側面から物語を楽しめます。
咲のクールなのに内心可愛すぎるところも、社長の見た目と中身のギャップが良い意味で最高なところも、良い!!!
あー!もふもふしたい!!
リラックスしたいときも、キュンを感じたいときも、仕事に疲れて癒しが欲しい時も。
どんな時でも癒しを与えてくれる作品です、まだ読んでいない方は是非ッ!おすすめ担当書店員
さとう -
笑いながら泣き、泣きながら笑う。
自分がどんな感情に包まれているのかわからない。
そんな稀少な経験をしたマンガが『NKJK』(全2巻)です。
高校生の西宝さんと、不治の病にかかってしまった親友の富士矢さん。
ある日西宝さんは、富士矢さんの母親から娘を笑わせてくれないかとお願いされます。
人体には免疫力を高める「NK細胞」なるものがあり、笑いによって活性化されるらしいのです。
しかし真面目な優等生の西宝さんは、バラエティ番組を観たことがなかった…!
自分なりにお笑いを研究し、病室を訪ねてはネタを披露していきます。おでん、ヒロシ、出オチなどなど…。
途中からお笑いの師匠として登場する凛ちゃんもいいキャラなんです!
毎話いろんなネタで笑いつつも、ふと死の気配がすることもあり、どんな結末を迎えるかハラハラして読む手が止まりません。
1巻と2巻の表紙を見比べてみてください。うわあああってなりますよね…。
何も言えん…泣いたところを語ろうとするとネタバレになってしまうから…!
読了後はいいマンガを読んだ充実感に包まれました。
たくさんの人に届くよう願いをこめて!おすすめ担当書店員
町田 -
ゆるくて笑える日常ファンタジー。
ドラゴンのイルセラちゃんにあなたもドはまりするかも…。
ある日主人公の前にドラゴンが現れ、
修行をする間に自分のことを「養ってください」と頼んできます。
一緒に暮らすことになった2人は、日常を過ごす中で
ちょっと変わった出来事にも巻き込まれるようになっていきます。
本作品は日常系が好きな方へ特におすすめな作品です!
ゆるいムードでありつつも、突っ込みのセンスが溢れていて思わず吹き出してしまいます。
そして何よりもイルセラちゃんの良さを見ていただきたい…!
ドラゴンと言えばかっこいい重厚感のある見た目を想像しますが、
イルセラちゃんはつるっとしたドラゴンで見た目もかわいらしく、
中身も調子に乗りやすかったり、ちょっと抜けている所がとても愛おしいんです。
また、メイン以外にも魅力的なキャラがたくさんいます!
多様性意識が高いおばあちゃん、明るいけどちょっとミステリアスなヒロイン、
被害妄想強めな竜神様など、個性的なキャラクター達にも注目です!
おまけ漫画までしっかり面白いので、
ぜひお茶でも飲みながらゆっくりと読んでみてくださいおすすめ担当書店員
溝口 -
こんなかわいらしい絵をしていているのに、なんて深い内容の作品なんだと初めて読んだ時の衝撃をいまでもよく覚えています…
主人公の家に引っ越しの挨拶にやってきたのは4歳児のコタローでした。
訳があって4歳にして一人暮らしをしているコタローと暖かくコタローの生活を見守る周りの人々のヒューマンドラマです。
4歳にもかかわらず一人暮らしをできるほどしっかりしていて、だけどやっぱり幼い子供で子供らしいところがあるコタロー。
時折見せる不思議な行動や発言とその裏に隠された本当の意味を知ると涙なしには読めません。
周りのキャラクターも一人一人が人間味にあふれていてとても魅力的です。
何かを抱えながら生きている人々が、過度に干渉はせず、突き放しもせず程よい距離でお互いを支えあっています。
笑いあり涙ありで心温まること間違いなしの作品です。おすすめ担当書店員
ハダ -
宇宙人を題材にした作品は数あれど、彼らのお金・保険についてなんて気にしたことがなかったのではないでしょうか?生物の種類は違えどお金が絡むと面倒なことになるのは共通なようで。
ある事件に巻き込まれた水森は、とある特殊能力があることから宇宙人専門の保険屋を名乗る女の子から勧誘され、共に世界を陰ながら守る戦いに身を投じていく・・・!美麗で迫力ある絵に引き込まれて一気に読みたくなること間違いなしの作品です!
超絶クールでスーツに身を包む美人のヒロイン、キャラデザが優勝すぎますね。主人公に対してだんだんと心を開いていく様も、ラブコメではないのにキュンとしてしまいます。私だけでしょうか、そんなことはないと信じたいですね。皆さんはどうでしょうか??
次にくるマンガ大賞 2024でコミックス部門5位を受賞した本作品、是非ご一読ください!!
p.s. あなたの隣にいるあの人ももしかしたら宇宙人かもしれませんよ・・?おすすめ担当書店員
100ソム -
歴史物といえば異世界転生系も含めて大体の作家が戦国物や幕末物に流れるところ、あえて東欧系…しかもドラキュラのモデルとしても知られるウラド=ドラクルを主人公に据えるあたり著者のセンスの良さを感じます。
ちなみにドラクルとはウラドの父が「ドラゴン公」と呼ばれた事に由来しており、ドラキュラとは「ドラゴン公の息子」といった意味合いがあるそうです。
オスマン帝国の大軍を度々撃退した名将であり、敵対する者に対しては串刺し刑をもって対処した激情の人。
絶対権力を持った専制君主の印象がありましたが、作中では諸侯の意向を伺わざるを得ない立場の弱い君主であったウラドの姿が描かれます。
信頼した友の裏切り、頼りにしていた忠臣の死、魅力的なライバル…中二病心をくすぐられる熱い要素が満載で、なおかつ勝利と挫折を繰り返す物語の構成には読み手を飽きさせない素晴らしさを感じます。
誰もが知っているドラキュラの、あまり知られていない実像を描いた物語。是非手に取って読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
ヲタク×ヲタクの結婚生活、なんて興味深いッ....!
お互いの"好き”に対して遠慮しなくていい居心地満点な毎日、最高です(大拍手)
プロ漫画家を目指す東雲涼太(ほぼニート)と、サラリーマンと同人作家を兼業している小田明美の二人は「恋愛」「結婚」を勧める圧力に日々憔悴....。そんな二人が縁談で奇跡の出会い!互いの利害の一致から交際0日で入籍を決意し、偽装の夫婦生活が始まっていく!!!
自分の好きな事に対して熱量があるからこそ、相手の趣味を粗末にしない。2人の趣味は違えど、色々な形で協力して乗り越え共感していく姿に、かなーーーりグッときました。
作中のコラボカフェへの愛に共感の嵐で、ドリンクファイトしたい!!グッズと一緒に写真撮りたい!!の衝動に駆られました、、、行きたい!!!
真っ直ぐで天真爛漫な明美に魅了されていく涼太の変化にも期待しつつ、今後の2人のヲタ婚ライフを温かい目で見守っていこうと思います♡おすすめ担当書店員
さとう -
あざと女子への“ざまあ”な話、じゃないんです!
南さん、おもしろすぎる…。この…頑張り屋さんめ…!!
とある会社を舞台に、南さんが部署を異動してきたことから始まるオフィスコメディ。
心のモヤモヤを描くところとギャグでゆるむところのバランスが素晴らしい作品なのです。
例を挙げると、南さんの上司の清川さん(女性)の恋愛対象が女性であり、家族や友人との溝を感じたり、読んでいるこちらもハッとする場面があります。
しかしそんな描写も重くなりすぎず、清川さんが出会う女性はおもしれー女ムーブをかまし、出会いのきっかけとなる南さんはそのときカラオケでソーラン節を歌っている…!(カオス!)
また、2巻収録分になりますが(分冊版8話で読めます)、同僚の実家を訪れた南さんが“結婚して一人前”などの田舎の呪いをぶち壊す回は、笑えるのに最高にさわやかです。
今の時代に生まれたハイブリッドなこのマンガ、ぜひご一読ください!おすすめ担当書店員
町田 -
可愛い海の生き物たちが、静かなバーで過ごす癒しの空間を覗いてみませんか?
物静かで優しいマスターは、無口だけど聞き上手。
タコ墨で表現する様々なリアクションがとてもお茶目なんです。
そんなマスターに、日ごろの悩みを相談しにくるお客さんもいれば、
目的もなくふらっと訪れるお客さんもいます。
登場人物である人魚さんも、OLとして日常を過ごしながら
日頃の疲れを癒す大切な場所として、このバーを利用しています。
なんとなく話したいな〜と思ったときに立ち寄れる場所があるのって、良いですよね。
私もこんなバーが近くにあったらなぁと思いました。
日々の疲れを感じている方へ癒しを与えてくれる作品です。
ぜひ読んでみてください。おすすめ担当書店員
溝口 -
セミリンガルという言葉をご存じでしょうか?
セミリンガルとは2言語を話すことができるが、どちらの言語も中途半端になり抽象的な説明や深い思考ができない人のことを表します。
この作品はそんなセミリンガルの朝日田ありすが同級生の天才・犬星くんと共に日本人初の女性宇宙飛行士船長を目指す物語です。
ありすがセミリンガルだと気が付いた犬星くんは「おれが君を賢くする。」と言って勉強を教えるようになります。
そして、ありすが宇宙飛行士になりたいことも知り宇宙飛行士になるためのカリキュラムを作りありすの夢を一緒に追いかけるように・・!
最初はほんとに些細なことも上手に言語化できず悩んでいるありすも犬星くんとの勉強のおかげで徐々に分かるようになる姿はとても輝いて見えます!
また、孤高の天才として周りから変人扱いされている犬星くんも実は熱い気持ちをもっている男で特に「子供は、自分の力で未来を変えることができる。」というセリフが印象的でした。
近年、親ガチャ・上司ガチャなどなんでも運しだいだと考える風潮があるなかとても考えさせられるセリフですね。
まだ既刊は1巻なので今後がとても楽しみな漫画です。
是非一緒にありすの成長を見届けましょう!おすすめ担当書店員
ハダ -
皆さん大好き(?)「魔法少女まどか☆マギカ」。2011年に放送され大きな話題を呼んだ作品ですのでご存じの方も多いのではないでしょうか。皆さんこんにちは、一番好きなアニメがまどマギなスタッフ、100SOMです。
そんな私が今回おすすめするのはこちら、「巴マミの平凡な日常」。アニメ本編では不遇だった彼女がメインヒロインに!!?...あれ、でもなんだか表紙のマミさんなんだか大人びているような?
そうです、何を隠そう、なんとこの作品はアラサーになった(独身の)マミさんのゆるーい日常を描いているのです!!
本編の陰鬱さはどこに...?そんなものは忘れて、彼女を中心とした大人になったキャラクターたちの姿を楽しんでください。
ダイエットしたりVRゲームしたり...本編を忘れてくすっと笑えるような、こんな世界があってもいいなと思えるような話に仕上がっています!この作品を読めばキュウべえも可愛く思えてきたり...??
なぜこのタイミングでこの作品を紹介するのか?それはまどか☆マギカが今またアツいからです!!スピンオフのマギアレコードのゲームがサービス終了となりましたが間もなく年内に新しいゲームが発売されます!また、来年には「叛逆の物語」の続きの映画も上映予定となっております!!いやー、楽しみですね。
コンテンツが盛り上がっているこのタイミングで、こんなゆるーいスピンオフ作品も読んで癒されてみてはいかがでしょう?おすすめ担当書店員
100ソム -
格好良い女性は好きですか?男装女子なんて言葉に興味ありませんか?
本作は分類こそ少女漫画ですが、ショートカット好き・男装女子好きな男性に対しても激推しできる良作です。
男装喫茶に勤務する三人の男装女子と三人の男性を中心に話が進む群像劇なのですが、女性陣の魅力がヤバすぎて、正直男性陣はほぼ空気です。
またひと言で男装女子といっても王子様系・クール系・俺様系とそれぞれ特徴があり、幅広い嗜好に対応していて隙が無い!
個人的にイチオシは王子様系の男装女子で、本作のメインヒロイン的立ち位置の蘇芳さん。
颯爽としていて朗らかで、ジャケットも似合う美人さん。
男装の麗人なんて言葉はまさに彼女の為にある言葉かもしれません。
男装をしていない普段の姿とのギャップもまたイイ!!
距離感がバグってるなんて語られる彼女ですが、相手役のトキワさんとの関係性も見ていてキュンが止まりません。
作中で女性陣の男装姿にときめいて自身の嗜好に戸惑う男性陣ですが、正直ここまでくると性別なんかどうでもよくなってしまいそうです。
男装姿の女性陣と男性陣の話なので一見BLっぽくも見えますが、話の流れは王道の恋愛群像劇。アニメ化もしている本作は男女問わずお勧めできる作品ですので、是非読んでみてください!おすすめ担当書店員
山科 -
ああ、本当に顔が良い。
冒頭から、奏人先輩のビジュアルの高さに「顔、良ッ」と声が出てしまいました。
そんな顔が良すぎるこじらせ先輩×打たれ強いド面食い後輩のラブコメ作品です!
同じ高校に通うと噂のインフルエンサー、奏人先輩推しの才南。
ついに遭遇を果たすも彼は退学の危機!絶対阻止したい才南はSNSの「中の人」を引き受けて...!
退学阻止の為に始めたSNSがいつの日か、才南にとってかけがえのないものに変化していく過程が見ていて心熱くなります..
奏人先輩の表と裏の違いにキュンが止まらず、、、才南の奏人先輩に向けるラブの変化と葛藤に悩む姿に共感し、、、
読み進めていくうちに自然と顔好きワールドに引き込まれること間違いなしです。
登場するキャラクターの個性もかな〜り豊かで、笑いあり涙あり成長アリで読後満足度100%!!!
続刊が出るたび小躍りしながら読んでおります...
今後更なる変化に立ち向かっていく二人に乞うご期待です♡おすすめ担当書店員
さとう -
このエッセイ漫画、キュンが止まりません。
本作品は、当時リアルタイムで更新されたピュアな恋愛を描いています。
オタクでひとみしりな主人公が恋をしたのは、無口で無表情な草食系男子。
会話するのもひと苦労の前途多難な恋に、心はキュンキュンしたり地の底まで落ち込んだり……。
人見知りの主人公が、恋の成就の為に一歩ずつ行動に移していく勇気と、
徐々に進展していくリアルな恋愛模様。
上手くいって良かったね!次も頑張れ!と、
まるで主人公の友人のような気持ちで一緒に応援してしまいました。
そして相手の菊川さんも片思いのしがいがあると言うか、無表情キャラから時折見せるギャップがとても可愛らしいんです。
最近「キュン」が足りていない皆さんにおすすめの作品です!
ぜひ読んでみてくださいおすすめ担当書店員
溝口 -
仕事って大変ですよね。
皆さんも「行きたくないな」「めんどくさいな」と思う日もありますよね。
この作品は、是非そんな時に読んでほしい作品です。
物語は主人公の麦田さんが新入社員として商社に入社するところから始まります。
尊敬する上司や先輩と共に成長していく麦田さんを見ると自分も頑張らなくてはと思わされます!
近年はSNSの影響でインフルエンサーやYouTuberなどのキラキラした職業が目立っていますがサラリーマンもカッコいいんだぞ!すごいんだぞ!という気持ちにさせてくれます。
そしてなんといっても上司たちがカッコいい!
自分もいつかこんな上司になれたらなんて思ったり…。
また、ビジネスの考え方や様々な業界のビジネスモデルを学ぶことができてそういった面でもとても面白い作品だと思います。
ちょっと下を向きそうになったとき、是非手に取って見てください。おすすめ担当書店員
ハダ -
突然ですが、ロボットとの恋愛なんて興味ありませんか?あっ、ないなんて即答しないでください。ロボットといっても可愛いヒューマノイドですよ!
大人気美少女ゲーム、「ATRI -My Dear Moments-」。現在アニメも放送されている作品のコミカライズ版です。
舞台は、海面上昇により陸地の多くが沈んだ世界。そんな世界で暮らしている夏生は過去の事故によりトラウマに囚われ続けていた。ある日、海底で眠っている女の子に命を救われた夏生はその子との生活を送っていくことになるのだが...。
「恋心」、「戸惑い」、「友情」、「決断」。周りを巻き込みながら様々な思いが交錯しつつ展開されるストーリーに引き込まれていくこと間違いなし!なんといってもヒロインの女の子がとにかく可愛い!!ヒューマノイドだということを忘れてしまうくらい人間味溢れるキャラクターでおっちょこちょいなところもあって。もう恋愛はロボット相手でもいいんじゃないでしょうか。
でもだからこそ切なくもなる、そんな展開が待っています。
ラブコメ好きのあなたにも感動するストーリーが好きなあなたにも、是非読んでいただきたい作品です。美少女ゲームには少し抵抗がある方もいらっしゃるでしょうか?イメージしている美少女ゲームとは違うかもしれませんよ?
漫画はまだまだ続いていきます。続きがとっっっても気になる最新刊の終わりですが!!感動の結末まで配信をお見逃しなく!!おすすめ担当書店員
100ソム -
まさか猫をテーマにした漫画で涙ぐむとは思いませんでした…。
本作はタイトルの通り素敵なおじさまと、夏目友人帳のにゃんこ先生を彷彿とさせる風貌の猫「ふくまる」の交流を描いた物語。
普段読まないジャンルという事もあり左程期待もせずに読み進めたのですが、なかなかどうして…物語の緩急が素晴らしい。
基本的にホッコリとするような日常が描かれるのですが、要所要所に散りばめられた「ふくまる」の心情が切なくていじらしくて心に刺さります。
誰しも何かしら満たされない辛い過去があるものだと思いますが、本作にはその辛さに寄り添って癒してくれるような温かさを感じます。
疲れた心に効く一服の清涼剤のような良作『おじさまと猫』、是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
ジャズとサックスに魅了された青年のサクセスストーリー。
「SUPREME」「EXPLORER」「MOMENTUM」と続く長編シリーズの第一弾。
元々この著者の作品『岳』が好きだったことから読み始めた作品でしたが物語の構成が素晴らしく、知識が無い自分でもストーリーに引き込まれ、気が付けば最新刊まで一気読みしていました。
全くの未経験から泥臭く努力を重ねる主人公の姿や、数々の挫折、導いてくれる師匠や、豊かな才能を持つ仲間たちとの出会いと別れ…。
青春漫画の王道をことごとく抑えており、主要キャラクターが熱くてお互いの関係性もエモい! 年齢性別を問わず、多くの方に触れて頂きたい名作です!
映画化もされているので、作品を読んだ後は実際に映像と音で世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。おすすめ担当書店員
山科 -
変声期に悩む中学生男子と、組長のカラオケ好きに悩むヤクザの交流を描いたコメディ。
主人公は中学校で合唱部の部長を務める「聡実」とヤクザの「狂児」。
本来なら何の接点も無さそうな2人ですが「歌」というキーワードが彼らを結びつけます。
事の発端は狂児が所属する組の組長がカラオケと刺青(彫る方)にハマったこと。
組のカラオケ大会で最下位になると画伯も真っ青のドヘタな刺青を彫られる罰ゲームが待っているので、狂児はこれを回避するために聡実に接近。
ただ一方の聡実は中学最後の合唱大会を前に変声期を迎えて悩んでいる真っ最中。
ヤクザに歌を教えるどころではないので、当初はビビり且つ嫌々ながら付き合う聡実。しかも狂児だけでなく何故か他の組員にまで教える羽目に…。
狂児がヤクザでありながら妙に紳士的だったり、聡実がビビりな割に歌に関しては結構毒舌だったりと基本的にコメディタッチで話が進むのですが、後半では2人の距離感が縮まりブロマンス的な関係性すら感じられるようになります。
映画化もされた人気作で、笑いとほっこりした感情をバランスよく与えてくれる名作です。巻末の描き下ろし作品も含め是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
文豪として有名な夏目漱石ですが、作家活動をしていたのは亡くなるまでの十数年に過ぎず、生涯の大半は英語教師として生活していました。
実際のちに漱石のもとに集まった門下生のほとんどは、漱石が教師をやっていた頃の教え子たちだったようです。本作は漱石とその門下生の日常を4コマ形式でコミカルに描いた作品です。
漱石自身は気難しくて面倒くさい性格だった事が親族の回顧録などでも語られていますが、本作は個性豊かな門下生たちのキャラが立っていることもあり、本来の漱石の生涯における暗さをあまり感じさせることなく物語が進みます。
個人的に印象に残った門下生は以下の4人。
・「天災は忘れた頃にやってくる」との言葉を生んだ物理学者にして漱石の一番弟子・寺田寅彦。
・漱石愛が強すぎて5m強もの長さの手紙を書いて送ってきた鈴木三重吉。
・平塚らいてうとの心中騒ぎを起こした問題児・森田草平
・漱石に心酔しつつも、その影響力の虜になることを恐れた芥川龍之介。
また門下生だけでなく俳句界の革命児・正岡子規をはじめとする漱石の学生時代からの友人との逸話も豊富で、文豪としての漱石では無く彼の飾る事のない人間性に楽しく触れることのできる作品になっています。
漱石の学生時代から亡くなるまでを網羅した作品ではありますが、4コマ形式で話が進むのでサクサク読めます。夏目漱石と友人、門下生たちが織り成す群像劇、是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
主人公の鋼之助さんは平和な江戸時代の貧乏侍。
彼にはあらゆる金属を捻じ曲げる特殊能力があり、刀剣類は彼の身体に触れることすらできない。
結構なチート能力だと思うのですけど、これが自分の意思とは無関係に発動するとなると話は別。
侍なのに刀に触れず、ヒゲを剃ろうにもカミソリすら使えない。
それどころか「刀を持てぬ侍」と周囲からは馬鹿にされ、仕事にすらありつけない始末。
斬り合いともなれば頼もしいはずの能力が日常生活に仇をなす悲しさ…。
鋼之助さんは自らの能力を呪い、自己嫌悪に苛まれます。
ですが、そんな鋼之助さんは思いもがけず絶世の美女・月さんを妻に迎えることに…。
思い悩む鋼之助さんに寄り添う月さんの優しさ、健気さが心に沁みます。
鋼之助さんだけでなく周囲の登場人物にもドラマと正義があり、物語にグイグイ引き込まれる良作です。おすすめ担当書店員
山科 -
おそらくその名を知らぬ人は居ないであろう大文豪・夏目漱石。
英語教師でもあった彼が「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳したのは有名な話ですが、実はこの逸話には裏付けとなる資料が存在しないようです…。
イギリス留学中の彼が最愛の妻に手紙で送った愛の言葉は、もっと単純で真っ直ぐなものでした。
明治の男らしく気難しやで照れ屋な漱石が珍しくデレた恋文をはじめとして、樋口一葉、谷崎潤一郎、北原白秋、芥川龍之介の恐らく本人は公開して欲しくなかったであろう恋文にまつわる物語が本作には収録されています。
一番心に響いたのは漱石の話でしたが、谷崎純一郎のマニアックさや、芥川龍之介の甘々ぶりも笑ってしまいました。
日本の文化史を彩る文豪たちの恋物語。是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
『ABURA』は新選組作品では悪く描かれがちな御陵衛士の方々を主役に据え、彼らの盟主が非業の死を遂げた「油小路事件」を描いた作品になります。
幕末の新選組を扱った作品は数多くあれど、その敵役の伊東甲子太郎率いる御陵衛士(ごりょうえじ)をテーマ据えた作品はあまり見かけないように思うので、この作品はそういった意味でも貴重かもしれません。
1巻の主人公として表紙を飾るのは、元新選組隊士で後に御陵衛士に加わった、魁先生こと藤堂平助。
新選組時代は「池田屋の変」でも活躍し、有名な新選組作品『薄桜鬼』にも登場する剣客です。
伊東一派の粛清を図った近藤や土方も、古い仲間の藤堂だけは助けようとしていたのは幕末好きには有名な話ですが、本作でも藤堂との回想を交えてそこに至る情景を丁寧に描いています。
また物語が御陵衛士側の視点で進む為、伊東をはじめとする藤堂の仲間たちの正義がしっかりと描かれているのは勿論、敵対する新選組側の正義もちゃんと描かれており、ありがちな敵味方の抗争にはなっていないのが嬉しいところです。
幕末、新選組、人間ドラマが好きな方にはオススメの作品です。おすすめ担当書店員
山科 -
みなさん!!!『苺ましまろ』が電子書籍でも読めるんですよ〜!子どもの頃アニメにハマって、そこから漫画も読み始めた記憶があります。そんな方も多いのではないでしょうか?連載22年だそうです!我々も年を取るわけですね…!(笑)
本作は、小学生女子4人+高校生のお姉ちゃんのほのぼのした日常コメディです。いつみてもかわいいし癒されます!しかしながら笑いの方向性がシュール寄りなのがツボです!ゆるい雰囲気の中でもしっかりとしたツッコミ…ボケとのバランスが絶妙です(∩´∀`)∩
服が本当に凝っていてリアル!ずっと可愛い!ばらスィー先生のこだわりを感じて好きです(笑)
推しはアナちゃんです!疲れたときや、何となくのんびりしたい時におすすめ!ぜひ読んでみてください♪おすすめ担当書店員
佳野 -
タイトルの『Artiste』はフランス語で意味は「芸術家」のこと。物語は生まれつき特別な嗅覚と抜群の味覚を有する気弱な主人公・ジルベールを中心に進みます。
意外な過去を持つ一癖も二癖もある登場人物が、ぶつかりながらも信頼関係を築いていく様に魅せられ、気が付けば最新刊まで一気読みしていました。
主人公の仕事がシェフということから、料理や厨房の中の話だけで進むのかと思いきや、近所に住むサブキャラクターに焦点を当てた話などもあり、群像劇として完成度が高い作品だと思います。主人公の引っ越し先に住む方々を見て、タイトルの意味が分かったような気がしました。
料理のレシピもちらほら載っていたりしたので、趣味が料理の自分としては読みながら色々試してみたりして新しい発見もありました。また猫(クロックムッシュ)が個人的にツボでした。
ほっこりするような優しい世界に触れられる作品です。是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
「死の天使長」の異名を持つ革命家・サン=ジュストを主人公に据えたフランス革命に至る物語。
ロベスピエールやマリー・アントワネットを主題とした作品はよく見かけますが、サン=ジュストの視点で描かれる作品は珍しいように思います。
ただこの作品、絵は綺麗なのですが結構グロい…。でもそのグロさに眉をしかめつつも次の展開が気になりついつい読み進めてしまうのは、著者の構成の上手さなのかもしれません。
また妹の笑顔を取り戻すため、強大な権力に立ち向かう主人公と従者の関係性は『銀河英雄伝説』のラインハルトとキルヒアイスのようでもあり、ダークな雰囲気のなかにも熱いものを感じます。
過去には『ベルサイユのばら』にも登場し、誰もが一度は名前を耳にしたことがあるであろう革命家の復讐劇。是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科 -
主人公はとあるベンチャー企業の社長。仕事がうまくいかず、友人からも見放された彼が明治時代初期にタイムスリップ。
アンパンをはじめとして、普段当たり前のように身の回りにあるものが、過去には如何に珍しいものであったか。またそれを作り広めるのにどれだけのドラマがあったのかが主人公の目を通して語られていきます。
物語は今も銀座に本店を構えるアンパンの老舗の創業者と主人公が中核になって進むのですが、それ以外にも静岡の茶畑栽培だったり、上野のレストランだったりと一度は聞いたことがあるような老舗の店名が沢山出てきます。
明治の人からすれば未来から来た主人公ですから色々とチートが出来そうなものですが、この作品では現在の常識が災いして思わぬ危険を招き寄せることもしばしば。
元々はサムライだった人たちがいかに考え、悩み、商人として起業し成功していったのか。
チートでサクサク物事を解決していく物語には無い熱さとロマンを感じられる作品ですおすすめ担当書店員
山科 -
江戸幕末といえば、一般的には新選組や坂本龍馬といった志士たちが活躍する革命期といった印象があります。でもその時代を生きた人全員が、チャンバラで血生臭い日常を送っていたかというと、そうでもないようです。
この『勤番グルメ ブシメシ!』は、実際に江戸幕末の動乱期を生きたひとりのサムライの日記が原作です。ただ物語の冒頭こそ「桜田門外の変」というテロ事件の描写から始まりますが、それ以降は物騒な話は殆どありません。
唯一の事件といえば、主人公が楽しみにとっておいた晩御飯のおかずを、親戚の叔父さんが勝手に食べてしまったことくらい…。当時の京都では新選組が壮絶な殺し合いをしていたことを考えると、同じ時代とは信じられないほど平凡なサムライの生活が描かれていきます。
そしてそんな日常の中で描かれる、当時の人が食べていた料理の数々。
柏餅や揚げ饅頭、寿司や刺身、鍋に味噌田楽といった品々を、主人公のサムライが某孤独な貿易商よろしくこれまた旨そうに食べていく。
私自身、最近料理にハマっていることもあり、作中の料理を実際に作ってみたり、物語に出てきたお店に実際行ってみたりと、この物語の世界にすっかり引き込まれ気付けば続編も含めコンプリートしておりました。
江戸幕末のサムライが記したグルメ日記、是非読んでみてください。おすすめ担当書店員
山科
