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現在4巻
いつか死ぬなら絵を売ってから
ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、妙な青年に絵を買わせてほしいと頼まれ……!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える――!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
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いつか死ぬなら絵を売ってから 1
ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、妙な青年に絵を買わせてほしいと頼まれ……!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える――!!【全212ページ】
いつか死ぬなら絵を売ってから 2
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透に才能を見いだされ、絵を描いて売ることを決意した一希。美大で非常勤講師をしながら絵を描いている雲井のアトリエで清掃の仕事を始めたが……!?【全166ページ】
いつか死ぬなら絵を売ってから 3
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アート複合施設の企画展に参加することが決まった一希。作品展デビューのために準備を進める一希と透だったが、凪森から意味深な連絡があり…!?【全166ページ】
いつか死ぬなら絵を売ってから 4
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透と一緒に自分の絵をもっと多くの人に見てもらいたい、そして売りたいという気持ちを抱く一希。影響力のある人物から絵の購入希望があり喜ぶ一希と透だったが、突然キャンセルされてしまう。混乱する一希と透の前に現れたのは!?【全166ページ】
エディターのおすすめ
唐突ですが、「アート」とはなにか、考えたことはありますか?
千差万別の答えがあるかとは思いますが、「絵を売る」ことに焦点をあてた、あまり類を見ない作品を紹介させてください!
近年、NFTが話題を呼び、資産価値として注目を浴びる「アート」。市場価値や美術史的価値の高さ故に、予期せぬ思惑にも巻き込まれてしまう「アート」もしばしば見受けられます。
さて、「アートの価値」について触れてみましたが、果たしてその価値はどこで誰がどうやって決めるのでしょうか。
上記問いの他、絵画の流通をはじめアート市場を取り巻く環境について分かりやすくストーリーに盛り込まれているので、初心者でも肩の力を抜いて読めるのも魅力。
市場と個人の両方の視点から芸術の価値を描く本作ですが、主人公の生い立ちが明かされるに連れ心にズシンと響く響く…!
謎の資産家、透のふとした狂気の行方も気になるところ。
様々なアーティストやアーティストを志す方だけでなく、老若男女手にとって欲しい一冊!
巻末の読み切り「あざにおしろい」もだいぶ良きなのでぜひご覧ください!
(編集:田中|作成日:2023/08/02)