いつか死ぬなら絵を売ってから 4
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いつか死ぬなら絵を売ってから
ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、妙な青年に絵を買わせてほしいと頼まれ……!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える――!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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いつか死ぬなら絵を売ってから 1
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エディターのおすすめ
唐突ですが、「アート」とはなにか、考えたことはありますか?
千差万別の答えがあるかとは思いますが、「絵を売る」ことに焦点をあてた、あまり類を見ない作品を紹介させてください!
近年、NFTが話題を呼び、資産価値として注目を浴びる「アート」。市場価値や美術史的価値の高さ故に、予期せぬ思惑にも巻き込まれてしまう「アート」もしばしば見受けられます。
さて、「アートの価値」について触れてみましたが、果たしてその価値はどこで誰がどうやって決めるのでしょうか。
上記問いの他、絵画の流通をはじめアート市場を取り巻く環境について分かりやすくストーリーに盛り込まれているので、初心者でも肩の力を抜いて読めるのも魅力。
市場と個人の両方の視点から芸術の価値を描く本作ですが、主人公の生い立ちが明かされるに連れ心にズシンと響く響く…!
謎の資産家、透のふとした狂気の行方も気になるところ。
様々なアーティストやアーティストを志す方だけでなく、老若男女手にとって欲しい一冊!
巻末の読み切り「あざにおしろい」もだいぶ良きなのでぜひご覧ください!
(編集:田中|作成日:2023/08/02)