二十才の微熱
昼は大学生、夜は新宿二丁目の売り専バーで体を売っている19才・島森樹の青春。激賞された映画を監督の橋口亮輔が自ら完全小説化!【全81ページ】
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二十才の微熱
「僕がなりたいものは、なんでもないもの」19才、島森樹(たつる)。昼はごく普通の大学生。夜はアルバイトで二丁目の少年売春クラブで、からだを売っている。家族からも、友達からも浮遊し、誰も愛さず、誰も憎まない。とどまる場所を探しながら、青春の真っただ中を生きている。ベルリン映画祭など各国の映画祭で高い評価を受け、日本でも若者たちの圧倒的支持を得た話題の青春映画を監督・脚本の橋口亮輔自らが、透徹した文体で完全小説化。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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