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決断の刻
あるコンサルティング会社の男性社員が死体となって発見される。同社では一人の女性社員が行方不明となっていた。時を同じくして同社の海外贈賄事件を調べていた所轄署の刑事が姿を消した。同署の刑事課長と同社社長は、かつてある事件で刑事とネタ元として信頼関係を築いていた。しかも、二人にはラグビーという固い絆もあった。しかし今、刑事課長は署長への道を模索、社長は本社役員の座を狙っている。二人それぞれの正義とは? 人生後半の男たちに決断の刻が迫る。
警察小説+スポーツ小説+企業小説、堂場ワールドの集大成とも言うべき傑作。
解説=大矢博子
※こちらの作品は同タイトルの文庫版です。重複購入にお気を付けください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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