《受胎告知》絵画でみるマリア信仰
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聖母マリアが身籠ったことを知らされる一瞬の出来事を描いた《受胎告知》は、近現代に至るまで1500年以上ものあいだ、多くの画家たちが手掛けてきた、人々を魅了するテーマだ。時代によって、また画家によっても全く異なり、イエスも描かれていないのに、なぜ人気だったのか――。
本書では、カラー48点の作品を、歴史だけでなく図像学的なモチーフやその変遷、さらに、名高い画家たちの名作の秘密や背景も解説。西洋絵画屈指の名場面の魅力を明らかにする。
《構成》
【序章】キリスト教と西洋美術の関係
●文化に溶け込んだマリア信仰
●実は聖書に具体的な記述はない
【第一章】《受胎告知》とは?
●わずか数分の出来事を一枚の絵に収める
●告白された日は、いろんな都合で「三月二十五日」に……
【第二章】なぜマリア信仰が盛んだったのか
●ペストが流行したゴシック時代から優しいマリアに
●教会内で飾られる位置は決まっている……
【第三章】ルネサンスの写実的な表現と細密描写
●富豪たちが積極的に寄進した理由とは
●ルネサンス時代になって人間らしく描かれた……
【第四章】マニエリスム――特異な表現様式と宗教戦争
●カトリックの戦略的な宗教普及
●さらに神秘性を強調した表現……
【第五章】バロック――そして近現代における《受胎告知》
●宗教絵画に日常表現を取り入れる
●描かれなくなった現代でも有名なテーマ……
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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