勤番グルメ ブシメシ!
江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる! 日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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江戸幕末といえば、一般的には新選組や坂本龍馬といった志士たちが活躍する革命期といった印象があります。でもその時代を生きた人全員が、チャンバラで血生臭い日常を送っていたかというと、そうでもないようです。
この『勤番グルメ ブシメシ!』は、実際に江戸幕末の動乱期を生きたひとりのサムライの日記が原作です。ただ物語の冒頭こそ「桜田門外の変」というテロ事件の描写から始まりますが、それ以降は物騒な話は殆どありません。
唯一の事件といえば、主人公が楽しみにとっておいた晩御飯のおかずを、親戚の叔父さんが勝手に食べてしまったことくらい…。当時の京都では新選組が壮絶な殺し合いをしていたことを考えると、同じ時代とは信じられないほど平凡なサムライの生活が描かれていきます。
そしてそんな日常の中で描かれる、当時の人が食べていた料理の数々。
柏餅や揚げ饅頭、寿司や刺身、鍋に味噌田楽といった品々を、主人公のサムライが某孤独な貿易商よろしくこれまた旨そうに食べていく。
私自身、最近料理にハマっていることもあり、作中の料理を実際に作ってみたり、物語に出てきたお店に実際行ってみたりと、この物語の世界にすっかり引き込まれ気付けば続編も含めコンプリートしておりました。
江戸幕末のサムライが記したグルメ日記、是非読んでみてください。
(編集:山科|作成日:2022/7/20)