燕のはさみ
時は大正。ロマン溢れる東京・銀座でだだひとり、女理髪師として腕をふるう少女がいた。彼女の名前は燕。近所のやんちゃ坊主から、訳ありの御華族様の頭まで、綺麗に仕上げてみせましょう! 新鋭・松本水星が描く、16歳の天才女理髪師。その成長譚!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
突然ですが…普段とは違う“真剣な表情”ってドキッとしますよね!
今回はここ最近で私が一番ドキッとした“真剣な表情”漫画をご紹介します。
時は大正。ロマン溢れる東京・銀座でだだひとり、女理髪師として腕をふるう少女・燕。
彼女が様々な経験・人々との出会いを重ね、理髪師として成長していく物語です。
燕は普段家事が苦手で鈍臭くのほほんとした少女なのですが、
鋏を持った瞬間に凄腕理髪師の顔に…
普通の少女から理髪師へと切り替わる瞬間の表情が痺れるほどかっこいいです!
燕の理髪師としてのプライドや情熱が凝縮された表情は、
言葉では表現しきれない強さと美しさを感じさせます。
松本先生の描くこの燕の表情が作品最大の魅力なのではないでしょうか。
大正という時代に女性が夢を追いかけることは容易ではなく、
燕の前にも様々な困難が立ちふさがります。
落ち込むこともある燕ですが
個性的な人々との交流や尽きることのない情熱によって
困難を乗り越え、成長していきます。
「ただでは転ばない」強さをもった燕だからこそ
人を惹きつける表情が出来るんですね。かっこいい〜!!
尽きることのない情熱を持って突き進んでいく燕が
今後どんな表情を見せてくれるのか…とても楽しみです!
今回は表情について語りましたが、
松本先生が描く大正レトロな世界観はとても可愛いため、
燕のド根性成長譚も泥臭くなく、華やかな雰囲気になっている点も魅力的です。
ぜひ燕の表情にドキッとしてみてください!
(編集:岩崎|作成日:2018/11/13 )