検索結果
ショートメルヘンの名手・奈知未佐子が贈る、珠玉の感動物語12編。誰もが癒やされる「故郷の情景」と「優しい心」が詰まった、枕元に必ず置きたくなる一冊です。
まぬけな山賊ととぼけた犬のやさしい絆を描く『むかし葛籠』など、主に日本を舞台にした心温まる昔話風のショート・ストーリーズ。ショートメルヘンの名手・奈知未佐子が贈る、珠玉の作品の数々。
東村アキコ、西炯子、波津彬子、そにしけんじといった超人気作家4人の描きおろしに21人の猫愛あふれる作家さんの珠玉の過去作品を掲載しました。泣けてくるものから、笑えるもの、じ〜んと考えさせられるもの・・・いろんな猫が集まってきました。時代も、性別も越えた『猫愛』だけで成り立っている1冊です。猫に少しでも興味がある方はお手に取ってください。※デジタル版には紙版に含まれないコンテンツがございます。予めご了承ください。
ショートメルヘンの名手・奈知未佐子が贈る、珠玉の感動物語15編。大人の心に染みわたる、子供にも話して聞かせたくなる、名作揃いの一冊です。一編は、たった12ページ。でもその中に込められているのは、喜びのすべて。悲しみのすべて。人生のすべて。愛のすべて…。少女まんが界の大ベテランにして、ショートストーリーの名手と名高い奈知未佐子が綴る珠玉の短編集。昔の日本、ヨーロッパの街角、どこかしらない国…さまざまな舞台で心にすっと寄り添ってくれる、忘れがたき15編の物語たち。
その子犬は、生まれる時産道で、へその緒が切れ呼吸を始めるまで30分かかった。「残念ですがこの子は育たないと思います」獣医にそう言われた石川夫妻は「この子頑張ってるだから生きてるかぎり私が世話をするわ」「そうだね最善を尽くそう」そう話してその犬を世話すると決めた。「おとうさん、この子鳴かないね。鳴けないのかしら。一度も声を聞かないわ」子犬は立っても、バランスを保つことができない。石川さんはスポンジと布で頭を守るヘッドギアを作った。はじめは3歩、翌日は7歩。何度転んでも子犬は前に進もうとした。「この子倒れても倒れても起き上がろうとしている」「起き上がりこぼしのコボちゃんだ」名前が決まった「コボ」は、それから奇跡の犬となる・・・。北海道ムツゴロウ王国で、30余年。犬と人とが同居する楽園“百友坊”で、2000匹の犬たちと石川さんが見つめてきた命の物語を、短編の名手・奈知未佐子が温かく精緻なタッチで描き出す・・・ブー、マロ、タブ、ミゾレ、ダーチャ、タロー、ベルク、ラーナ、シグレ、トカチ、そして奇跡の犬、コボ。11匹の犬たちの物語。犬と人、出会いと別れの感動の実話。単行本化にあたって、石川利昭氏が綴ったそれぞれの犬の思い出エッセイも同時収録。実際の犬たちの写真なども多数収録。読み応えたっぷりのコミックスです。