新人研修を終えて桜が配属されたのは「お客様センター」。配属初日の顔合わせに緊張して臨むと、そこには忘れたくても忘れることのできない初恋の人が上司として立っていた。彼は兄の友人で桜のことを妹としか思っていない。初恋は実らないとわかっているのに、彼といるとドキドキしてしまうのはどうして？　ちゃんと大人になったとわかって欲しいのに、心配性の上司は妹に接するように桜の世話を焼く。ねえ、大人になった私に気づいて。もう一度好きになってもいいですか……？

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美希は食品会社の経理部に勤務する二十五歳。男兄弟の中で育ったこともあり、女性として男性と接することが苦手で、ほとんど男性と付き合ったことがなかった。元彼に傷つけられたこともあり、恋愛には期待も興味も持っていなかったが、営業部の黒崎にだけは好感を持っていた。
ある日営業部の男性とトラブルになっているところを黒崎に助けられて、食事に誘われる。優しい言葉とロマンチックな食事に、柄にもなく彼に気持ちが動き始めていた矢先に……別人のように豹変した彼。どっちが本当の黒崎さんなの？

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南沢優花は人気レストランチェーン『スマイルダイナー』の一人娘。大学を卒業したら父の会社に入社するつもりでいたけれど、突然父から許嫁がいると聞かされた。相手は取引先の食品メーカー『トリイフーズ』の息子だという。しかも仲良くしていた兄・光希ではなく、愛想のない弟・瑞希だと聞きショックを隠せない優花。優花は瑞希に対して、昔からいい印象を持っていなかった。さらには無理を言って始めたウエイトレスのバイトにも口を出し、二人の仲は険悪になっていく。そんな中、両家の親がセッティングしたドライブに出かけるけれど……？

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高校の時からの親友、紗良が結婚すると言うことを突然告げられた尚美。尚美が昔から憧れている翼が紗良のことを好きだと気づいていたから、彼のことが心配で仕方がない。そんなとき紗良から二人で二次会の幹事をして欲しいと頼まれ、不安を感じながらも引き受けることになってしまった。彼と二人で過ごす時間は楽しいけれど、紗良のためにお祝いの準備をする彼を見ているのがつらい。この気持ちはずっと自分の中に閉じこめておくものだと決めていたはずなのに、気持ちが揺れ始めて……。

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは、いっさい関係ありません。

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榎本伯爵家の次女絢子は、突然義母憲子に縁談を持ちかけられる。相手は身分の低い新興成金の中年男、堀江。それは金と引き替えに仕組まれたものだった。しかし絢子には密かに想いを寄せる男性がいた。榎本家で家扶を勤める野崎慎之介もまた絢子に想いを寄せていた。お互い気持ちを隠したまま話は進み、絢子はある夜堀江の誘いで夜会に出かけることになったが……

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは、いっさい関係ありません。

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彩子のストレス解消場所はバッティングセンター。イジワルな先輩の顔を思い浮かべながらバットを振ることだ。ある日、一人屋上で昼食をとっていると、密かに憧れている上司の野村に声をかけられる。「こんなに青い空なら、バッティングセンターより気持ちがよさそう」という一言に彩子は頭の中が真っ白になった。予想通りバッティングセンターには野村の姿。野球経験のある野村がバッティングを指導してくれるという。素直に礼を言う彩子に「男はなんの見返りもなく女性に優しくなんてしないよ」と、意味深発言。それって本気にしていいんですか！？

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森野美鈴はインテリア家具の会社に勤務する二十八歳。いつの間にか恋愛に興味がもてなくなって、お一人さまライフに満足している日々だった。ある日同期の理彩子に頼み込まれて合コンに参加する羽目になったけれど、その集まりで三歳年下の憲悟に誘惑されちゃって！？　結局「お試し期間」ということで彼と付き合うことになったけど、廊下でキス、非常階段でキス……彼にどんどん振り回されて……。そんなに簡単に恋なんかできない。そう思っていたけど年下の彼に誘惑されて、少しずつ気持ちが傾きはじめたけれど……？

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矢神芹花は料理研究家の母と二人暮らし。母が仕事でいないときにやってくるハウスキーパーに辟易していた。ある日家に帰ってみると、見知らぬ男性が芹花を出迎えた。母に頼まれたハウスキーパーだと名乗る本多は、なんと二週間家に住み込んで芹花の世話をすると言い出した。母の料理教室の生徒だと言うけれど、男性と同居をするなんてあり得ないと抵抗する芹花。でも次第に本多の優しさに触れて、彼が気になりだしたけれど、どうやら母の恋人らしいという疑惑があがってきて！？

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは、いっさい関係ありません。

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古村桃花は父に有名な日本画家を持つ、お嬢様。子供の頃からの知り合いだった和泉のおじさまの息子、悠貴との結婚を一ヶ月後に控えていた。結婚に備えて、和泉のお屋敷で同居をすることになったけれど、悠貴は桃花にあまり優しくない。しかも強引にファーストキスを奪われて「おまえの初めては全部俺のものだ」なんて、勝手なことを言われてしまう。結婚するならもっと優しくして欲しいのに、どうして私のことを好きになってくれないの？　我慢ができなくなった桃花は結婚前夜にある行動にでるけれど……？

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美織の楽しみは、大学の図書館で好きな本を読むこと。そしてたまに図書館で見かける講師・篠原に密かに憧れを抱いていた。
ある日偶然図書館で声をかけられ、本を借りるために訪れた彼の部屋で女性向けの官能小説を見つけてしまう。しかもそれを手にしているところを篠原に見つかってしまい、いたたまれなくなる美織。
さらにはその作者が篠原だったと聞かされてショックを受ける。さらには感想を聞きたいと押し倒されて……先生とこんなことをしちゃいけないと思っているのに、繰り返し与えられる快楽に次第に溺れてしまい、もう先生なしではいられないなんて感じていく。
そんな中、いきなり篠原が大学を辞めるという噂を聞いて……。

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高校三年生の夏休み。玲美は一人の男性と出会った。一夜限りとわかっていて過ごした時間を思い出にしようと思っていたのに、突然彼が学校に臨時講師として現れた。学校では優等生の玲美。夏休みの火遊びをみんなにばらすと脅されて、彼のいいなりになってしまう。彼に与えられる快感に溺れ始めた矢先に、突然突き放すように別れを告げられて……。

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大手企業の受付嬢をリストラされた美鈴が、ようやく取れた内定。でもそこは『ラブ・トイ』と呼ばれる大人のオモチャ会社だった――！！　人気のラブ・トイ実演DVDの完成チェックでも、AVを見てるようでドキドキしてしまう美鈴。会議でも発言できないし、他の人みたいに冷静に商品を扱えなくて……。ヒット連発中の遠山チーフからは「うちの商品見てるだけで使ったことないでしょ。使ってみればいいアイディアが浮かぶんじゃない？」と図星を突かれてしまう。「なんなら俺と使ってみる？」なんて、いくら見た目がステキで仕事もできる上司だからって、からかうのもいいかげんにして……！　そう思っていた美鈴だが、誇りを持って仕事する彼の真剣さに触れて――！？

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雛子は大学のそばにあるカフェの店員、堂本渚に憧れていた。今までは彼を見つめているだけでドキドキして、それだけで満足だったけれど、友人の薦めで彼に連絡先を渡すことになってしまう。でも勇気を出して渡した連絡先に彼からの連絡はない。彼のことはあきらめようと思っていたのに、偶然街で見かけた彼に声をかけられて……。

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付き合って四年になる七海と陽介は、現在遠距離恋愛中。お互い仕事もあるし会えないぶんだけ寂しい気持ちが大きくなって、最近の七海はその想いを持て余すようになっていた。そんな時会社の先輩である戸山に付き合って欲しいとアプローチをされて気持ちが揺れる。離れていても大丈夫だと何度も思っていたはずなのに、いつのまにか二人の関係に寂しさを感じていた。
久しぶりに名古屋に住む陽介に会いに出かけるけれど、なぜか二人の気持ちがかみ合わない。些細なことで喧嘩をしてしまい、七海は思いあまって彼の部屋を飛び出してしまったけれど……

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憧れていた従兄の婚約を知り、自分もお見合い結婚をすると決意した莉子。いざお見合いに出かけてみると、そこにはパッとしない大学の准教授、宇佐見尚希にがっかりしてしまう。こんなオジサンとんでもないと思っていたのに、メガネを外したら……！　すっかり彼に夢中になった莉子だけれど、結婚を前提の付き合いと言うよりは先生と生徒のような関係に、不安になる。結婚前にキスして欲しいって思うのは悪いことなの？

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「僕のプリンセス」七歳の誕生日、そう美紅に言ってくれた智和とまもなく結婚をする美紅。彼に大切にされて、おとぎ話の王子様とお姫様のように暮らして行くものだと思っていたけれど、本当に愛されているのか急に不安になる。
今まで身体の関係がなかったのは、もしかして他に誰かいるのではないのかと子どもじみた嫉妬をして、智和を怒らせてしまう。勢いに任せて婚約指輪を突き返してしまったけれど……

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昼休みの音楽室。紗世は聴き慣れないピアノの音色にふと足を止めた。音楽室を覗き込むと、女の子のように華奢で色白な男子生徒、大雅がピアノを弾いていた。ひとつ年上の彼のピアノと彼に惹かれていく紗世。でも大雅は突然学校から姿を消してしまった。
十年後、思いも寄らなかった場所で再会したけれど、彼はピアノを忘れてしまったよう。気持ちは高校生の頃と変わらないのに、時が二人を大人に変えていて……。

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真央は会社帰りに偶然足を踏み入れた画廊で、十八歳年上の男性、内藤と出会う。画家だという内藤の独特の雰囲気に興味を持ち、頻繁に画廊を訪ねるようになった。最初は親子ほどの年の差があると感じていたけれど、彼の男性としての余裕や包容力に次第に好意を感じるようになっていた。でも、真央の気持ちとは裏腹に、内藤は女性とはあまり親しくならないように気をつけているように見える。ある日、人物画を描くことをやめてしまったという内藤が、自ら真央にモデルになって欲しいと言い出した。どうやら彼の少し寂しげな表情にはその過去が絡んでいるよう。デッサンをしながら過去を語る彼の姿に、押さえきれなくなった彼への愛情があふれ出して……。

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明莉の彼は十歳年上のカフェオーナー。バイトをしていた頃から好きだった人と付き合えて最初は幸せだったけれど、最近なんだか不安になることが多い。
本当は毎日でも会いたい、甘えたいと思っているけれど、そんなことをしたら子どもっぽいと嫌われるのではないかと考え始めていた。
あやすように優しく髪を撫でられるんじゃなく、もっと強く抱きしめて求められたい。自分を変えようと努力したけれど、それは逆に彼に不信感を持たせてしまって……。

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地方FM局マリンステーションに勤務する彩夏は、最近気になる声があった。自分が担当する番組のすぐあとにオンエアされている番組のパーソナリティ、遠山賢人の声だった。彼は俳優で滅多に局に顔を出すことはなかったので、彩夏はその声を聴くたびにいつも胸を高鳴らせ、その声に聞き惚れていた。しかし実際に本人に会ってみると彩夏に対して「見た目と声にギャップがある」なんて失礼な発言をする。
幻滅した彩夏は彼と関わらないようにしていたのに、局の編成の指示で、彼と二人で生放送を担当することになり……声だけは好き。あのとろけそうに甘い声で囁かれると、急に身体が火照ってなにも考えられなくなる。彼になんて興味がないと自分に言い聞かせたけれど……？

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涼花は二十歳の大学生。八年前から家の事情で叔母である二宮範子とその息子・大貴の家に居候として暮らしていた。涼花と大貴には人にはいえないちょっとした秘密があった。それは大貴が涼花を抱き枕のように抱いて眠るということ。
――私のこと、どう思ってるの？　女として見て欲しいのに……
涼花は親友のアドバイスで大貴にアプローチをかけてみることにしたけれど……

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千里は大学生の時、地元の学習塾で講師としてアルバイトをしていた。当時教え子だった高校三年生の凌に「先生のことが好きなんだ」と告白されたけれど、そのときははぐらかすように彼の想いを断っていた。六年後、もう会うことはないと思っていた彼と偶然再会する。
記憶の中の彼が急に大人になって現れたことに戸惑う千里。凌の熱烈なアプローチに少しずつ気持ちが傾いていくけれど、先生と生徒という関係だったことが気になり、素直になることができない。彼に先生と呼ばれるたびに胸が痛くて……。

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詩織は日本でも屈指の企業、西園寺グループの令嬢。大学帰りに突然現れたスーツの男性に車に連れ込まれそうになったけれど、実は彼が新しいボディーガードってどういうこと！？　言葉は乱暴だし意地悪だし、気の強い詩織との相性は最悪。
会社のトラブルのはずなのに、詩織ばかりが狙われて、そのたびに彼が助けてくれるけれど、なんだかおかしい。従兄の透にも彼には気をつけろと警告された矢先に……。
イケメンボディーガードとの危険な恋の結末は？

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吉井美空は旅行会社に勤務する二十七歳。仕事もそれなりに頑張って毎日を過ごしていたけれど、三年前に別れた彼、藤村が上司として目の前に現れた。
上司と部下として接したいのに、藤村の方はそうではないらしい。藤村の歓迎会の夜、酔った彼を介抱して自分の部屋に連れて行く。朝目覚めると彼の腕の中で……モノクロだった思い出が少しずつ色鮮やかになっていくことに不安を感じる美空。
二度目の恋を彼と初めてもいいの？
深夜のオフィスで二人きりになったとき……二人の気持ちが動き出す。

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親友の絵里花とエステティックサロンを経営する茉莉。新店舗オープンを目前にして過労に倒れ、病院に運び込まれる。担当医の浅野に検査のため数日入院することを勧められ、渋々入院をする羽目になってしまう。相変わらず病室でも仕事をする茉莉を心配する浅野が深夜の病室に現れ、マッサージといいながら悪戯をされてしまい……。昼は医者の顔、夜は男の顔。どっちが本当の先生なの？　時折かけられる優しい言葉に心惹かれていくけれど、本音を聞くことができないまま退院の日を迎えてしまう。もう先生には会えないの？　そんな気持ちを抱えたまま病院を出た茉莉の前に……ちょっとエッチな入院ライフ！？

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生まれ育った田舎の商店街で、両親とともに花屋で働く葵。ある日、幼なじみで地元旅館の息子、翔太が目の前に現れた。
大学から東京に行っていた彼は、実家の旅館を継ぐために地元に戻る決心をしたと言うが、高校生のとき翔太に思いを寄せていた葵は困惑。彼と顔をあわせるたびに好きだった気持ちが溢れだし、やがて二人の止まっていた時が動き出す。しかし彼にはお見合いの話があるという噂を聞いて……。
彼に好きだと告げられたけれど、このまま一緒にいてもいいの？　ただ好きだという気持ちだけでは一緒にいられないの？　大人になった分もっと上手に恋ができると思っていたけれど……。

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自由が丘の小さなパティスリーで働くパティシエールの花音。ある日突然現れたレストランチェーンのオーナー佐倉井に自社のデザートフェアをプロデュースして欲しいと持ちかけられる。花音は彼の威圧的な態度に反発を覚えたけれど、熱心なアプローチに負けて、企画に参加することになった。ただ傲慢な会社社長だと思っていたけれど、意外に人間らしい一面もかいま見えてきて、二人で出かけた市場調査がまるでデートのようだとドキドキして。でも気の強い花音はスイーツの試食会で佐倉井に厳しい一言を言われて、彼と言い合いになってしまう。傷つけられた花音は思わず彼に手をあげてしまい……スイーツより甘い大人の恋。

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山猫組元組長の孫、当麻美悠は二十歳のお年頃。子供の頃から面倒を見てくれているお目付役、樫木竜之介に想いを寄せている。一生懸命アプローチをするけれど、どうやら彼は美悠のことを妹ぐらいにしか思っていないよう。そんなとき新入りで家にやってきた陸斗が美悠にちょっかいを出してくる。美悠はそんなつもりはないのに「陸と親しくするな」と言われて、竜之介と喧嘩をしてしまい、二人の関係はちぐはぐになっていく。さらには美悠が別の組の人間に誘拐されてしまい……年の差十二歳の恋は叶うの？　それともやっぱり妹のまま？　ちょっとえっちな大人の世界を教えてくれる？

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親知らずの治療のため、夜間診療をしてくれる近所の歯医者へ出掛けた瑠美。ところがそこには小学校からの同級生・湯浅颯太が父親の代わりに待っていた。高校卒業後歯科大に進み大学に残ったと聞いていたのに、最近実家の歯医者を手伝うために戻ってきたらしい。
学生の頃から女の子にモテて、困ったときだけ頼られるという損な役回りを押しつけられていた瑠美は、颯太の治療を拒否するが強引に診療室に連れ込まれてしまう。口は悪いけれど、学生の頃と変わらずカッコいい颯太の診療服姿に少しドキドキ。治療のはずなのに、深夜の診療室で二人きり……ちょっとイジワルで俺様な幼なじみとアブナイ関係！？

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園田美波は建設会社に勤務する普通のOL。上司のお使いで行ったスイートルームで、いきなり知らない男性に押し倒されてしまった。
人違いだとわかったが初対面の男、桂川にいきなり「俺の恋人になってくれ」と偽の恋人契約を持ちかけられる羽目に。会社との取引停止をちらつかされ、脅されるままその役を引き受けたけれど、傲慢で強引な表向きの顔とは違い、見え隠れする彼の陰の部分に次第に惹かれ始める美波。
そんなとき彼の従兄弟、藤堂と話しているところを誤解されて……いつもまでも彼のそばにいたい。そう感じるようになったのに約束の日が近づいてくる。
偽りから始まるラブストーリーの結末は？

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