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突然、事故死した経営コンサルタントの北条。そこに現われた黒スーツ姿の天使・Kが提案したのは、現世に復活するチャンスだった。ただし、人生崖っぷちの5人を、会計ノウハウを使って幸せにするという条件付で……。その5人とは、黒字続きなのに給与と家賃が払えないアパレル会社の元アイドル社長。アニメグッズを販売する直営店ビジネスが大コケして株価が急降下したオタク社長。親が買収した子会社で粉飾決算が発覚した経理担当の娘。決算書が読めないのに「売上至上主義」で出世できた大手専門商社のやり手部長。多角化経営に失敗して資金繰りに行き詰った青年実業家(実は娘の婚約者)。北条は追い詰められた彼らを救い、現世に戻って娘の結婚式に出席することができるのか――。初心者でも「財務3表」が読めて使えるようになる。仕事で役立つ決算書&会計知識が満載。
<最新版>危ない会社の見分け方
- ジャンル:ビジネス
- 著者:帝国データバンク情報部
- 出版社:PHP研究所
- 長さ:93ページ
- ポイント数:購入463ポイント
2004年、企業倒産は十年ぶりに1万4000件を割り込み、減少した。ゼネコン、流通、ノンバンクなどの大手問題企業の過剰債務は解消されつつあり、バブル型倒産は減少している。しかし一方で、本業の不振による構造不況型の倒産は増えてきている。また企業整理の主流が倒産という「法的整理」から身売り、解体といった「私的整理」に移行するなか、債権カットや取引中止が発生するケースが増えてきている。つまり新たな与信対策が必要になってきているのだ。本書は法人の信用調査でトップの実績をもつ帝国データバンクが、豊富なデータの分析と最新の経済状況を踏まえ、取引先の危機をいち速くキャッチするためのチェックポイントを徹底紹介したものである。不動産登記の見方から、粉飾決算の見抜き方、さらに経営者の人物評価まで、「ヒト・モノ・カネ」の診断法の具体例をわかりやすく図解している。営業マン・経営幹部にぜひ読んでいただきたい一冊。
粉飾決算や暴力団との関係、顧客情報の流出、集団食中毒、食品の偽装、やらせメールなど、企業の不祥事があとをたたない。不正に対する社会の目が厳しくなる今、不祥事は企業にとって大きなダメージとなる。コンプライアンスの重要性はますます大きくなり、もはや「知らなかった」では済まされなくなっているのだ。本書は、企業法務の第一人者である著者が事例を用いながらコンプライアンスの基本を解説する。消費者保護、知的財産保護、税法関連、情報管理から企業倫理まで様々な問題を扱っているので、1冊でコンプライアンスの考え方が身につくこと間違いなし。