ミニスカ、パンチラの戦隊ヒロイン・ちひろ。過労で横になる医務室に、ショーの企画課長・義人の性臭が密やかに漂う。可憐なコスチューム姿のままで寝入るちひろの、レギンスに、生太ももに、パンティに、べっとりとした白濁液がまき散らされて……。

萩原佐代子――『ウルトラセブン』（67年）のひし美ゆり子と並んで、特撮・ヒーローファンに今なお熱狂的な人気を誇る特撮ヒロイン女優。1979年、カネボウレディサマーキャンペーンガールとして鮮烈デビュー。’80年に『ウルトラマン80』のヒロイン、星涼子＝ユリアン役に抜擢。初の変身するウルトラウーマンとして脚光を浴びる。その後、’83年に東映『スーパー戦隊』シリーズ第7弾『科学戦隊ダイナマン』のヒロイン、立花レイ＝ダイナピンクを1年間演じて、特撮ファンからの人気を不動のものに。さらに、’86年の『超新星フラッシュマン』では、可憐なヒロインから一転、悪の女性幹部としてボディフィットした妖艶な衣裳に身を包み、悪女の魅力で特撮ファンのみならず、大勢の男性視聴者を悩殺した。ウルトラマンとスーパー戦隊、両シリーズのヒロインを演じたのは彼女、萩原佐代子だけです。