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【特集】
最新七巻発売記念! 「鯖猫長屋」は魅力がいっぱい
●座談会 著者と書店員が語る 物語の愉しみ方&創作秘話 田牧大和(作家)神山千尋(丸善ジュンク堂書店営業本部)/宇田川拓也(ときわ書房本店)
●「振り回される喜び」に満ちた猫小説……大矢博子 猫と人間の気ままな関係/阿吽の呼吸で通じ合う/信頼関係で結ばれた人々
【感動の最終回!】
小路幸也 三兄弟の僕らは(終) 父に別の家庭がある事を知った僕らは、彼女達のためにある決断をする。
【連載小説】
●朝井まかて 朝星夜星2 祝言の翌日─。朝から洋食を食べる草野家に、ゆきは目を丸くする。
●坂井希久子 スコール(後編) 雨の日は、一回休み2 部下からセクハラと訴えられた喜多川を、別件の仕事のトラブルが襲う。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇2 おキネが行方不明になった。青ざめるおいちの許に、田澄十斗が訪ねてくる。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者7 エトロフをめざす徳内。一方、ソウヤでは大石逸平が悲劇に直面していた。
●宮部みゆき 冥土の花嫁 その二 きたきた捕物帖14 北一は自ら文庫を作り、売ることを決意し、絵師を探し始めるのだが……。
●山本一力 緋色の壺 その一 献残屋佐吉御用帖29 八月十四日、夕餉も終わった後の寺田屋に扇屋の番頭が訪ねてきた要件とは。
●宮本昌孝 天離り果つる国36 白川郷は雪に閉ざされた。七龍太はそこで徳川家からの誘いを待っていた。
最新七巻発売記念! 「鯖猫長屋」は魅力がいっぱい
●座談会 著者と書店員が語る 物語の愉しみ方&創作秘話 田牧大和(作家)神山千尋(丸善ジュンク堂書店営業本部)/宇田川拓也(ときわ書房本店)
●「振り回される喜び」に満ちた猫小説……大矢博子 猫と人間の気ままな関係/阿吽の呼吸で通じ合う/信頼関係で結ばれた人々
【感動の最終回!】
小路幸也 三兄弟の僕らは(終) 父に別の家庭がある事を知った僕らは、彼女達のためにある決断をする。
【連載小説】
●朝井まかて 朝星夜星2 祝言の翌日─。朝から洋食を食べる草野家に、ゆきは目を丸くする。
●坂井希久子 スコール(後編) 雨の日は、一回休み2 部下からセクハラと訴えられた喜多川を、別件の仕事のトラブルが襲う。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇2 おキネが行方不明になった。青ざめるおいちの許に、田澄十斗が訪ねてくる。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者7 エトロフをめざす徳内。一方、ソウヤでは大石逸平が悲劇に直面していた。
●宮部みゆき 冥土の花嫁 その二 きたきた捕物帖14 北一は自ら文庫を作り、売ることを決意し、絵師を探し始めるのだが……。
●山本一力 緋色の壺 その一 献残屋佐吉御用帖29 八月十四日、夕餉も終わった後の寺田屋に扇屋の番頭が訪ねてきた要件とは。
●宮本昌孝 天離り果つる国36 白川郷は雪に閉ざされた。七龍太はそこで徳川家からの誘いを待っていた。
【特集】
令和の新しい人間関係を読み解く「恋愛小説」の新潮流
【インタビュー】
竹宮ゆゆ子 恋愛小説の「ふり」をして人間の生き様を描きたい
【インタビュー】
佐々木愛 ひとつの失恋を食い尽くすまで考えて、小説として表現したい
【ブックガイド】
時代によって変わるもの、変わらないもの
「恋愛の多様性」を感じさせる十の物語……吉田伸子
時代の変化が新しいスタイルを生む
ベテラン作家が描く女性同士の鮮烈な愛
男女の“関係”を真ん中に据えた物語
愛の地獄と深淵を垣間見る
【連作読切小説】
乾くるみ カラット探偵事務所の事件簿Season3 File15 告白のオスカー像
クリスマス前のカラット探偵事務所に舞い込んできた奇妙な依頼とは?
【連載小説】
●朝井まかて 朝星夜星3 丈吉は、自宅で西洋料理屋「良林亭」を開業するが、客はやってこなかった。●坂井希久子 時雨雲(前編) 雨の日は、一回休み3 かつて猛烈社員だった獅子堂は出世競争に敗れ、漫然と過ごしていた。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇4 長崎帰りのおいちの兄・田澄十斗が、父松庵に弟子入りしたいと言い出す。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者8 徳内はウルップ島に残されたロシア人から、故国へ帰してと頼まれる。
●宮部みゆき 冥土の花嫁 その三 きたきた捕物帖15 文庫はいわい屋の人々に喜んでもらえた。北一は祝言の席に挨拶に出向く。
●山本一力 緋色の壺 その二 献残屋佐吉御用帖30 扇屋の番頭が寺田屋当主にいち早く伝えたかったのは、佐吉の評判と……。
●宮本昌孝 天離り果つる国37 七龍太が、家康の意を受けた者と岡崎に出向き、戻ってきてみると……。
【話題の著者に聞く】]
青山美智子『鎌倉うずまき案内所』 「はぐれる」からこそ見えてくる幸せを描きたい
令和の新しい人間関係を読み解く「恋愛小説」の新潮流
【インタビュー】
竹宮ゆゆ子 恋愛小説の「ふり」をして人間の生き様を描きたい
【インタビュー】
佐々木愛 ひとつの失恋を食い尽くすまで考えて、小説として表現したい
【ブックガイド】
時代によって変わるもの、変わらないもの
「恋愛の多様性」を感じさせる十の物語……吉田伸子
時代の変化が新しいスタイルを生む
ベテラン作家が描く女性同士の鮮烈な愛
男女の“関係”を真ん中に据えた物語
愛の地獄と深淵を垣間見る
【連作読切小説】
乾くるみ カラット探偵事務所の事件簿Season3 File15 告白のオスカー像
クリスマス前のカラット探偵事務所に舞い込んできた奇妙な依頼とは?
【連載小説】
●朝井まかて 朝星夜星3 丈吉は、自宅で西洋料理屋「良林亭」を開業するが、客はやってこなかった。●坂井希久子 時雨雲(前編) 雨の日は、一回休み3 かつて猛烈社員だった獅子堂は出世競争に敗れ、漫然と過ごしていた。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇4 長崎帰りのおいちの兄・田澄十斗が、父松庵に弟子入りしたいと言い出す。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者8 徳内はウルップ島に残されたロシア人から、故国へ帰してと頼まれる。
●宮部みゆき 冥土の花嫁 その三 きたきた捕物帖15 文庫はいわい屋の人々に喜んでもらえた。北一は祝言の席に挨拶に出向く。
●山本一力 緋色の壺 その二 献残屋佐吉御用帖30 扇屋の番頭が寺田屋当主にいち早く伝えたかったのは、佐吉の評判と……。
●宮本昌孝 天離り果つる国37 七龍太が、家康の意を受けた者と岡崎に出向き、戻ってきてみると……。
【話題の著者に聞く】]
青山美智子『鎌倉うずまき案内所』 「はぐれる」からこそ見えてくる幸せを描きたい
幕末きっての英雄・坂本龍馬が、北辰一刀流の剣豪ながら短銃を愛用し、寺田屋事件では包囲する幕吏に発砲して難を逃れた話はよく知られている。「スミス&ウェッソン第II型」、通称アーミー・モデル、中折れ式の回転式連発銃(リボルバー)である。
スミス&ウェッソン社は、1852年に設立されたアメリカ合衆国最大の銃器メーカー。映画「ダーティー・ハリー」でキャラハン刑事が愛用する「44マグナム」などを開発している。創業まもない同社のピストルを、幕末のヒーロー・坂本龍馬が愛用していたことは、それだけでロマンを掻き立てられる。
本作品は、寺田屋事件に始まり、龍馬とお龍の薩摩へのハネムーン、その後の薩長連合・大政奉還での活躍を経て、近江屋での暗殺に至る龍馬の疾風のごとき生涯を、「龍馬のピストル」の数奇な“運命”とともに描いた長篇小説である。龍馬の死後、彼の手を離れて流転するピストルの後日譚も印象的な傑作となっている。
スミス&ウェッソン社は、1852年に設立されたアメリカ合衆国最大の銃器メーカー。映画「ダーティー・ハリー」でキャラハン刑事が愛用する「44マグナム」などを開発している。創業まもない同社のピストルを、幕末のヒーロー・坂本龍馬が愛用していたことは、それだけでロマンを掻き立てられる。
本作品は、寺田屋事件に始まり、龍馬とお龍の薩摩へのハネムーン、その後の薩長連合・大政奉還での活躍を経て、近江屋での暗殺に至る龍馬の疾風のごとき生涯を、「龍馬のピストル」の数奇な“運命”とともに描いた長篇小説である。龍馬の死後、彼の手を離れて流転するピストルの後日譚も印象的な傑作となっている。
時代の波に翻弄されながら、国事に奔走する龍馬の帰りをひたすら待ち続けるおりょう。寺田屋では捕吏に追われる夫を命がけで守り、鹿児島では我が国初の新婚旅行も体験した。あるときは愛の喜びにふるえ、あるときは嫉妬の炎を燃やす。時代のしがらみの中で、自由に、奔放に、そしていちずに愛に生きた女――幕末の風雲児・坂本龍馬の妻おりょうの、波乱の生涯を描く力作長編小説。
京の野原にひとり佇む女性、おりょう。龍馬を待つおりょうの背後に忽然と現れた浪人“狗”。武骨な狗のなかに、ひとすじの優しさを見たおりょうは、狗を寺田屋に連れて行き、そこでこの若者を龍馬と対面させる。だが、龍馬を見た狗は瞬時に刃を…(第1話)。
幕末の動乱期、京都に一人の拳法の達人がいた。名は拳竜。
この拳竜、破れ寺に住み、女も大好きという罰あたりな破戒坊主なのだが、
エッチなくせして正義感も強いという実に格好のいいスーパー・ヒーローなのだった。
破れ寺の名に因んで、くるわの愛染明王、げんこつ法師ともよばれるが、その絶対的な強さには、ただひたすら感動するばかり。
ちなみに第1話が「寺田屋」。最終第10話まで感動的で心が洗われるような作品がそろうが、
各話に激動の時代の“有名人”、つまり、歴史上の人物が登場するのも読者には楽しみのひとつだ。
いずれにしてもさすがにバロン先生。ストーリーの面でも天下一品、この充実ぶりには、まさに大満足の一言なのであった。
この拳竜、破れ寺に住み、女も大好きという罰あたりな破戒坊主なのだが、
エッチなくせして正義感も強いという実に格好のいいスーパー・ヒーローなのだった。
破れ寺の名に因んで、くるわの愛染明王、げんこつ法師ともよばれるが、その絶対的な強さには、ただひたすら感動するばかり。
ちなみに第1話が「寺田屋」。最終第10話まで感動的で心が洗われるような作品がそろうが、
各話に激動の時代の“有名人”、つまり、歴史上の人物が登場するのも読者には楽しみのひとつだ。
いずれにしてもさすがにバロン先生。ストーリーの面でも天下一品、この充実ぶりには、まさに大満足の一言なのであった。