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レビュー一覧

すずろ古書譚

5点 4.6 112件
  • 4点 5
    72
  • 4点 4
    24
  • 4点 3
    10
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  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2015-10-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    花とスーツを以前購入していたので、作者買です。この方のお話はなんていうかとっても綺麗ですね。エロはほぼ皆無ですが二人の心情の描写がとても素敵だなぁと思いました。代表作も好きですが、一緒に掲載されてる「ピロートーキング」も斬新でした。177ページですが、長い時間をかけて話を読んでるような気持ちになりました。^^

  • 2015-10-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    すずろ古書という場所で本を通して紡がれていく物語。ストーリーの作り方が凄く上手い作者様だなぁと思いました!2cpのお話が入っていて、書き下ろしで絶妙にリンクしています。絵柄の雰囲気も相まってどちらのcpのお話もとても良かったです。私は後半の熟年cpが非常にツボに入りました。派手なラブシーンやドキドキや切なさはありませんが、久々に良いものを読んだな〜という気分になりました。

  • 2015-10-15
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    文句なしで星5です!!ほかの作品も好きな雰囲気だったので迷わず購入。作者さんの雰囲気がお好きなら買ってみてもいいのでは。透明感があって、夜空みたいな雰囲気で、私は大好きです。作品全体が詩的。絵も綺麗なので読みやすいし引き込まれます。古書をモチーフに物語が紡がれて広がってつながってまた戻って…。BL的な濡れ場はありませんし、恋愛の駆け引きとかきゅんをお求めの方には合わないのかもしれません。かくいう私も普段はエロ中心萌え中心に読み漁っていますが、この作品はすごく惹かれました。表題作のほかにひとつ別の壮年カップルの話が入っていますが、表題作にとても感動的に繋がっていて、ここでも物語の広がりとか結びつきが生まれていてすごく良かったです。しばらくしてからまたふと読み返したくなるような本でした。

  • 2017-07-21
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    ずっと前にこの作者さんの別の作品を読んで、他のも読まないとと思ったまま忘れていました。誕生日紹介ありがとうございます〜!いやー、よかった!全体の雰囲気と、受けさん(じゃないと困る…砂子さん)の雰囲気がとっても素敵。恋愛以外のストーリーの部分ってとってつけたような作品も多い中、この作者さんのはホントしっとり上手く絡みついて馴染んで一つの作品を作り上げています。前半のお話と後半のお話の繋がりも絶妙で唸りました。

  • 2015-11-15
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    好きな作家さんです。設定とキャラがユニークなのがいつも印象的でした。前作もいくつか読んでいますが今回は特に肩の力が抜けていい感じの余白が感じられました。相変わらずエッチはなく、そこは好みの別れどころだと思いますが、私はむしろよかったです。絵の丁寧さもいつもながら、軽いタッチの描写も所々入っていて紙面全体を眺めて優しい感じでした。老人の描き方も上手ですよね。

  • 2016-11-02
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    すずろも大変味わい深い、心の動きを丁寧に描いた作品で、素晴らしいです。誰かを好きになること、家族を思うこと、家族になること、大切にすることがじんわり伝わってきます。ピロートークも何度も何度も読み返しました。価値観の違う二人が平和にやってきた理由は…実はお互いを認めるってことだったのかも?と感じました。そんな伴侶と巡り会いたいですね。すずろも、ピローも、もっと二人の物語を見ていたいと感じました。

  • 2015-10-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    初めて拝読した作家さん。今まで知らなかったことが悔やまれます。この表紙だとよく分からないですが(すみません)中身の絵はとても繊細で綺麗で素敵。人物は勿論、背景も丁寧で綺麗で見入ってしまいました。ストーリー自体は目新しいものではないです。でもそんなことはどうでもよくなるくらいグッときました。気が付けば涙が…。なんだろうこの不思議な感動。凄く雰囲気のある作風の作家さんだなぁ、と。キスシーンしかないけど大満足です。というかこのお話に生々しいものは合わないだろうなと思いました。

  • 2015-10-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    あーこれはいい!と読み終わって最初に思いました。本が好きな人にはたまらないお話です。登場人物である、砂子とトモの出会いのキッカケになった本も読んでみたいし、トモが大学で入ったサークル(本に出てくる描写を体感する)にも入ってみたい!このレビューでは伝わらないのがもどかしい。ので、ぜひ読んでみてください!BL食傷気味の方にもオススメです。

  • 2017-02-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    文芸書を読んだような感覚になるお話でした。雰囲気がすてきです。

  • 2015-10-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    静かな恋、繊細な絵。夜、心を落ち着かせたいときに読みたくなる本です。2作目の『ピロートーキング』も良かった。おっさん同士の恋路?にテンションあがる日がくるとは思わなかった。『花とスーツ』を読んだ時も感じましたが、この作家さんが好きな方はぜひ青井秋さんの『爪先に光路図』を読んでみてください!きっとお気に召すはずですよ。