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レビュー一覧

漫画『壊れた脳 生存する知』

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総合評価
5点
4.2
(142)
5点 5 68
4点 4 42
3点 3 24
2点 2 4
1点 1 4

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2015-08-25
評価点
5
マリさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
とても分かりやすい。息子さんが癒し&主役が前向きド根性で気持ちよく読める。啓蒙マンガとして良作。
2016-07-26
評価点
1
mikoさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
高く評価できる点については他レビュアー様が素晴らしい意見を挙げて下さっているので、私は批判のほうを述べさせて頂きます。まず、この作品は、一般人の患者が読んでも、元気づけられるような内容ではありません。主人公は医者の一人娘として金に不自由無く暮らしてきて、1人で日常生活を送れなくなってからはいとこの金持ちの医者夫婦の家に住んで全部面倒を見てもらえて、家事等は全てお手伝いさんにまかせる金の余裕があって、ちょっといじければいとこの病院の施設長に任命してもらえるほどの金持ちの患者の体験談です。一般人の患者が読んだところで、イラッとくることはあっても、参考にはなりません。まともに見えない、着れない、机などの上にある書類や医療器具や薬剤を床にまき散らすような状態なのに、いとこは彼女を「前向きな気持ちにさせるため」という理由で病院の施設長に任命します。彼女が落とした書類がカルテで他患者のと混ざってしまったら?床に落ちてホコリのついた医療器具、こぼれた薬剤はもう一度消毒や準備せねばならず、その間入院患者を待たせることに…急ぎの注射だったら?身内かわいさのあまり、本来なら医療職につけないような人間を施設長にして、自分の病院で診ている患者様達の安全をないがしろにするなど、いとこ夫婦は医療従事者としての姿勢を問われるべきです。この主人公に向けて心無い言葉や態度を向けた医療従事者達と同レベルの行動だと思います。話の最後は、自分の体験談を語る講演会のステージに向かうシーンで終わります。彼女の話を聞いて感動物の売り物にしようと考える出版社や団体ばかりが集まる演説会なのでしょうか。この漫画家さんも、この病気のドキュメントを描くとき、なぜ何故この人に焦点を当てた漫画にしようと思ったのでしょうか。声を上げても誰も聞いてくれない、金も希望も持ってない一般人にフォーカスを当てたほうが、よほど啓蒙になると思うのですが。そうしなかった答えは明白、漫画としての売れ行きを考えた結果である、それだけの理由でしょうこうして結局、本当に一般人の患者の実情はもみ消されるだけなのですね、ということがよくわかる大変良い作品だと思いました。尚、高評価のレビュアー様のご意見には須らく賛同でございます。私のレビューは、まだ出てない批判部分について言及してみようかと思い、させて頂きました。お目汚し失礼致しました。
2015-08-27
評価点
5
makibkkさん
Renta!で購入済み
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まだ1巻しか読んでいませんが、高次脳機能障害とはこんなに大変な症状になり、日常生活ですら命を削るような思いをしなくては行けないこと、それとは逆に周囲の理解の無さ&社会の冷たさに驚くばかりです。 3歳の男の子がお母さんが突然倒れて救急車で運ばれ、夜中の手術中、真っ暗な待合室で一人で過ごすなんて残酷過ぎます。確かに救急外来は大変な戦場かと思いますが、せめて明るいナースステーションの側で過ごさせて、一言で良いからやさしい声をかけてくれる看護師や医師は居ないのでしょうか?また、医療機関従事者なら、作者がなんの病気で入院しているか把握しているはずで、手をつく場所を間違えて床に落ちることや点滴を引き抜いてしまう事など予測出来ないのでしょうか?「迷惑」とか「人騒がせ」とか「余生」とかなぜそんな残酷な言葉を医療従事者の立場で言うのでしょうか?本当に酷い病院だなと憤りました。やさしい思いやりの有る息子さんと一緒に幸せな人生を歩んで欲しいです。
2016-08-14
評価点
5
紺さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
脳出血ではなく事故で脳を損傷した人を見たことがある。その人はそれまで家族の為に働く普通のお父さんだった。しかし事故以来深く考えることが出来なくなり仕事も辞めて昼から酒を飲む自堕落な生活になってしまった。食べカスはぼろぼろこぼすし飲み物は口の端から垂れるし完全に頭おかしい人。やがて離婚してしまった。髪はぼさぼさ顔は無表情着衣も汚れたまま。事故が原因とはいえ自暴自棄というか脳の機能低下で家族も失いこのまま落ちるとこまで落ちるのかと思っていた。哀れだけど関わりたくないなという変わりぶり。それが3年くらいしたら小綺麗な身なりになって仕事も以前とは違う業種だけど始めたって。そんで昼からお酒飲まなくなってたしハキハキ喋るようになったし食べこぼしもしなくなってた。脳って回復するんだ。完全元通りってわけじゃないんだろうけど、ずっと悪いままではない。などとこの作品を読んで思い出した。
2017-02-11
評価点
5
律さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
私も障害があるものですが、感動しました。他の方の批判のレビューの内容もごもっともだとは思いますが(笑それでも、私は「こうゆう方がいて、こうゆう事例もある」と世に知らしめてくれたご本人様含む周りの方、出版に携わられた方に感謝します。こちらの本を見て、勇気づけられる人は少なくないはずです。障害を持っていて、自分がおかしいということを理解できる知能があるというのは普通の方には理解できない辛さがあります。いっそ自分がおかしいということすら理解できなければ楽だろうと私は何度思ったかわかりません。そして障害者は健常者の方に助け、支えてもらえなければ生きていけないのもまた事実です。迷惑極まりないと思う方も多いと思いますが「後天性の障害者」というのは誰でもなる可能性があります。病気でなくとも事故に合い、ある日突然なってしまう。ぜひ…その時に見える世界の色を想像していただきたいです。見ず知らずの人にいきなり笑われ蔑まれ差別区別される、自分がその立場だったらどう感じるのか。けれども想像で「自分だったら」の考えを人に強いることはやめてください。生きていくというのは、何の障害もない普通の人だって大変なんです。運転をしようと思ってはいけませんか?教習所は本当に能力がなければ運転免許は出しません。医療に携わろうとしてはいけませんか?周りのスタッフ達はプロではないでしょうか。たった一人の人間もサポート出来ない病院にどんな命なら救えますか?実際に右手が不自由な辛さは同じ右手が不自由な人にしかわからないのです。医者は病気はわかっても痛みや辛さはわかりません。きちんと作中にもところどころ描かれています。作中の彼女は患者と医者との真ん中、通訳のような存在だと思います。言葉が分からない国に行くのに通訳は本当に必要ないですか?主人公が恵まれた人であるというのは真実だと思います。そう、恵まれています。だからこそ甘えて腐らなかった主人公は素晴らしい人だと思います。「やらざるを得なかった」ではなく「やりたい」。多くの障害者は色んなことを諦め我慢して常に負い目を感じて生きています。同じ障害の方はもちろんですが後天性の障害を抱えた多くの方を救う話だと私は思います。
2016-09-16
評価点
1
baneさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
ドキュメントってとこは本当の事なんですかね?叩く人もいるでしょうが、高次脳障害を患ってる方が外科医を目指してはいけません。自動車の運転なんてもっての外です。自分の生活の中でリハビリして下さい。自分が身体についての仕事をしているだけに、フィクションだとしても本当にイライラしました。申し訳ないけど低評価。
2016-10-13
評価点
2
misahakuさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
無料分を読みました。病状がわかりやすく、息子も健気でカワイイです。他の方も書いてますが、再発の可能性のあるのに、命を預かる職業を目指すのはどうなんですかね?そんな人に自分のオペは任せたくないです…
2017-08-22
評価点
2
綾波レイさん
Renta!で購入済み
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テーマとしては悪くないんですが、高次脳障害の方が外科医を目指すとか恐怖でしかありません。偏見かもしれませんが、脳障害の方の運転も。本当に怖いです。
2016-02-07
評価点
5
おさるさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
つい、自分と同じに出来ない人を人は偏見を持ち、貶めるものです。ただ、同じでないというだけで、同じように恥ずかしい、や悔しい、や嬉しいなどの感情は鈍化していないのに。場合によっては、同じではない、と周囲に見られる事で、より研ぎ澄まされているかもしれない。この先生の話を読んで思いました。自分と違う人に偏見を持たないのは、本当に難しいと思うのですが、なるべく理解したいと。この本は、理解に繋がりました。
2018-10-15
評価点
3
みーはーちーさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
作品を一気に読んで、皆さんのレビューもいくつか読ませてもらいました。漫画の世界観にうっかり引き込まれて満点にしそうになりましたが、確かに主人公は色々と恵まれているし、主人公の入院先の病院の医師等の心無い言動は医療従事者として問題だと思うし、まだリハビリ途上の主人公を医療現場に戻そうとするのも無謀だと思います。高次脳機能障害に限定されることではないが、事故や病気で後天的に障害を負うことは、誰もが可能性としてあり得ることで、それが他人から見て判る障害なら世間からの目も変わってくることだが、傍目に判らない障害は、他人はもちろん家族でも理解してくれないジレンマに苦しんでいる人が大半を占めるのが現実です。むしろこの主人公のように自立へ向けて生きる方が稀なこと。おそらく主人公の方は、自分が医師だった経験もあって、勇気を持って理解を深めてほしいと思って著書や講演会にと活動されているのだと思うし、それはとても素晴らしい志だと思います。主人公を否定するつもりは更々なく、むしろその志には感服しますが、目に見えない障害に対して、まだまだ世の中は厳しいことばかりです。そして主人公もそうですが、脳に関しては医療でも未知の部分が多いだけに、恵まれた環境等で医師も予想外の回復が起こることもあります。ですが脳も含めて回復ばかり起こるのではないし、目に見えない身体的、精神的な障害を後天的に負ったりして、回復出来ずに様々なことを諦めざるを得ない人の方が多いという現実に気付いてこそ、初めてこうした作品の価値があると思います。この漫画は作者の絵が好きなのもあって読んだけど、原案となった主人公が本当に訴えたいことは、障害に対して無理解ほど辛いことはないということではないだろうかと思います。漫画なので感動的な描写になったのだと思うけれど、そうした主人公の本当の叫びを漫画からは読み取れなかったのは残念です。介護の知識が多少なりともある立場なのと、老若男女問わず傍目に判らない後天的な障害を負った人との繋がりがある立場として、多くの人々が苦しんでいる現状までもう少し丁寧に描いてほしかったと思うので、評価としては中間にさせてもらいます。