レビュー一覧

主要キャラの設定があまいです。性格がブレブレで、話作りのためにキャラを動かしているように感じます。話の最後に告白シーンとかキスシーンとかを持ってきて少女漫画っぽさを作ったり、必要な描写が抜けてて「どうしてそうなったの？」っていうシーンがいくつかありました。突然の壁ドンとか窓の下を覗き込むくだりとか。全体的にドライというか、お互いを大事にはしてるけど愛情はあまり感じないので、現実の幼馴染みに忠実なのかもしれませんが、女の子にもっと可愛いと思えるシーンがあったり男の子の突っ走ってる感じがあったら感情移入出来そうです。

絵は綺麗。でも読んでて飽きました。幼馴染の壁が破れないっていう設定に固執しすぎてただただ同じようなエピソードの繰り返しに思えました。あと、読者は中高校生のみがターゲットなのかな？男の子もただただ顔がかっこいいナルシストのこの2点張りで、魅力が感じられず。

２巻無料だ！と喜んで読み始めましたが、これでもかの嘘くさいストーリーに嫌気がさしてしまいました。わざとらしいほどに彼氏の気持ちに気づかない可愛いげのないヒロインと、グダグタの展開にイライラしました。すみません。

うーん、なんだろう。1話目読んだときは、絵もうまいし話しもキャラも星５並みに面白いと思ったんですが、読み進めるにつれてヒロインの怜太に対する頑なさがひどく感じるようになってきました。鈍感といえるのかもしれませんが、いわゆるドジっ子キャラというわけでもないだけに、わかっててとぼけているように見える。（そうではないのですがキャラ的に、第三者や怜太から見たらそうとしか思えないだろうなぁと）あえてそうと取らないように、怜太が自分を好きかもしれないという感覚をシャットアウトしている。まぁそれが壁といえるのかもしれませんが、壁作っているのヒロインだけだなぁ。怜太さえ絡まなければヒロインのキャラ設定は好きなほうなんですが、わかってなさにあざとさが見えてイラつくので続きは読みません。

ヒロイン、優柔不断でまわりを振り回しすぎ。どこがよくてイケメン二人からモテるの！と思うくらい。それに対して男性陣はみんないい！

とても良かった! 1 ヒロインに感情移入できた。誰かを好き、から始まる恋愛ものは、恋愛以外の要素、友達関係、家族、進路、夢、といったものを上手に絡めてくれないと、読むに堪えない単調なものになりがち。対してこの作品は、誰かを好きじゃない、から始めた上に、ヒロインの自我と恋愛との葛藤を実に丁寧に描いてる。2 男の登場人物が魅力的。怜治も憎めないし、祐介のようなキャラは大好き。ヒロインが複数に求愛されるのが好きなので、祐介は本格参戦するの？どうなの？と3巻分ヤキモキさせられたので、期待通りになるといいなあ。佐原兄弟にも期待。3 絵がとてもお上手。といっても、コマ間での身体の移動を絵で表せてない部分は所々ありますが、コマ一つ一つのアングルはよく練られていて、画力も申し分無し。最後、カップル乱立させて丸く収めずに、ヒロインモテモテ方向で行ってほしいなあ。

残念イケメンなヒーローと、無自覚系トラウマ抱えヒロインのお話。ヒロインは普通のヒロイン像からちょっとズレてます。まずイケメンにドキドキしないw別タイプのイケメンにさえ動揺するような可愛らしさはないし、かといって別にクールな女の子って訳でもない。ただ、分かりづらいトラウマを抱えてます。目をそらして生きてても問題なさそうな類のものですが、そこは恋愛漫画なので、ヒロインはトラウマに向き合わないといけなくなります。でも今の段階では逃げてるので、「トラウマと向き合って人間的に成長し、ついでに彼氏もゲット！」という漫画の王道パターンに入るのはまだまだ先みたいです。まだ高校生なのにそんな逃げ腰でどうする！とも思いますが、これはこれでリアルな対応かもしれませんね。基本的にラブコメなので面白いですよ。それにページを進めて行くとドキドキするようなシーンも多々出てきます。

空回りばかりの残念イケメンの怜太だけど、そこがすごくいい！友達の男の子が誠実で優しいイケメンなのもいい！ただ、2人に思われる女の子の魅力がイマイチわかりません。

広告でよく見かけていて、イケメン君は感じ悪い奴なのかな？と思ってたんですが、読んでみたら主人公の方がイケメン君や安孫子君の気持ちを振り回しててちょっと感じ悪く思ってしまいました。イケメン君は確かに残念系だけどｗ普通に中身もイケメンだと思います。主人公の「大事だから壊したくない」っていう気持ちは、自分にもそういうのあったのでよくわかるんですが、それにしたってちょっと頑固すぎる！早く素直に認めればいいのに…。安孫子君が無駄に傷つく展開にだけはしないでほしいなぁ

競馬が好きだから男っぽいって感じをかもしながらウジウジ悩むヒロインでイラッとした。３巻まででギブでした。コレが７巻まで続くと思うと何かスゲー