お話としては面白いと思いますけど、胸の話がうざいくらい沢山出てきます。しかもセクハラ発言だけでなく、谷間をみるために卓球競技に参加する男性社員とか・・・作家は女性ですが、オヤジ脳な方なんだろうな〜と思いました。発売当初は昭和脳なおじさん達がまだ現役の時代だったからジョークで済ませられたのかもしれませんが、今読むと結構引きました。

ん？ん？成人が高校生と付き合うってアウトだよね？清い？交際でも結婚を前提としてても、相手親から訴えられると負けちゃうこともあるし。ということは訴えられないと実質セーフだけど、近くにこんな同級生or友達いたら内心ひくなぁ。

流れに違和感はない。主人公が既婚者って以外は普通にその辺の女子のリアル！系の漫画だと思う。これ系だと違うタイプの女性が3名出てくるのも定番。でも違和感ないって思うのは自分がリアルの子持ちの既婚女性ではないからだと思う。

ハウツー本の要素があるからだろうけど、主人公が無知過ぎて引きます。夜にお菓子は余計太るって、かなり前からテレビでも沢山やってるので、ダイエットを避けてたおデブちゃんでも知ってる事だと思います。漫画の構成が面白くないから、漫画としてもダイエットハウツー本としても楽しめなくて中途半端。

障害についてのエッセイは考えさせられます。ただ作中嫌な気持ちになったのは、お医者さんとマスコミですね。上辺の情報だけでバッシングしたり人を判断する人は多いけど、それが障害者の立場になるとより辛いと思います。

病院の床に落ちたお弁当・・・古い作品っぽいですが、やはりヒドイ。こういう病院系のシリアス漫画であり得ない対応をしてるの見ると、あぁよく調べもしないで作った作り物なんだな・・・と途端になえます。不倫のお話は、看護婦なので不倫の子だろうが、他の子と変わらずに誕生を応援して喜ぶのはいいんですが、不倫してた友人の開き直りが・・・カッコ悪い。これで母は強しを表現してるつもりなのだろうか？民事で裁判おこされたら、この人が納得しなくても裁判所から慰謝料の支払命令出るんだけどな。子供っていう不倫の証拠もあるので、言い逃れできないし。途中で自立した女の話っぽくしてますが、色々と残念。それ以外だと普通の産婦人科漫画らしいのですが、買ってまでは読めないです。

3巻まで読みました。流石に3巻までになったら大人の恋愛話が出て来ますが、1〜2巻は面白くありませんでした。3巻以降も何故上司？が主人公好きなのか分からない。元はきつめなお嬢様タイプが好きとの設定ですが、例え真逆のタイプを求めたとしても、お金がないのに散財する人って真剣な恋愛対象からは外れがち。だからチグハグした印象になります。主人公がシャネルにこだわる理由もよく分からなくて、熱意を持ってブランド物を愛してることを熱弁されても怖いだけ。バブル期なら読者の共感得られたかもしれないけど。セレブお嬢様の友人へのデートアドバイスも、それお嬢様の周りの金持ち男性なら効果あるかもしれないけど、明らかに庶民の男性とのデートのアドバイスとしては的外れ。なので後の展開も薄っぺらく感じました。男性ファームの話は昔の友人も言ってたな〜と。元ネタがこれだったりして。

近年、日本でも疾病として登録された化学物質過敏症のお話です。こちらのレビューを読んでも思いましたが、本編の後書きに専門家による病気についての解説がついているのに、精神疾患の症状でしかないと断言してしまってる人達が散見されるくらい、馴染みがなくて分かりにくい病気なんだと思いました。エッセイとはいえ漫画に出してる奥様の情報だけで、精神疾患が原因だ、化学物質過敏症ではない、そもそもそんな病気は認められてないと断言されるのはどうかと・・・。正直奥様の生い立ちとか、精神疾患だと断定するために都合のいい情報しか耳に入ってないんだな〜という感じ。後書きが「これは疾病である」という主張に終始してる理由が分かる気がしました。

コントみたいなノリで面白かった！内容は真似できそうなやつもあるけど、普通に入手困難な食材が主なので、実用的ではないです。寄食を自分で作っちゃう楽しさと驚き、あとコントを楽しむ漫画だと思います。極端に評価低い人達のレビュー読んだけど、お話と現実の区別がつかない、漫画を読むのが下手なんだな〜と思いましたw

全体的には面白いです。ちゃんと作品に個性がある感じ。でも途中の人間模様というか表現が・・・。作者さんはきっと真面目で客観的なタイプなんだろうなぁと思いました。作者さんご自身か、もしくは周りの人の事をそのまま書いたような妙な生々しさがありました。ご自身の人生の中であったこと、人間観察して思った事を主人公に語らせてる感じで、お話の世界観から妙に浮いてました。そこの所だけ愚痴を聞かされてるようで読み進めるごとに疲れちゃいました。このチケット数でこれはないかな〜