レビュー一覧

登場人物それぞれに人間味があって好きですよ〜。ただ作家さんが気の強い女性が好きなのかな、そういう女性が多く出てきてかつ主人公に都合のいいというかちょうどいいくらいに色っぽく関係してくるというか。いい話っぽく描かれていても普通に考えたらちょっとそれは…的な話もありますね。でもまあテンポも良いし、知らないうんちくなども入っていてそれなりに面白かったです。

料理漫画の先駆的作品。確か、ベトナムがドイモイの真っ最中だった頃の話。連載当時の国際背景も加味され、実在の人物をモデルにした政治家もちらほら…ストーリーについては、エンターテインメントの色彩が濃い。また、歴史観にも少々疑問符が付く所も。外交に置けるミニ知識も散りばめられており、入門の入門くらいにはなる。

以前連載中に読んでいて、懐かしくなり無料分読みました。政治と料理、この２つのテーマを主軸として真正面から描いた作品だと思います。主人公も倉木大使も古田さんも皆日本を離れ異国の地で国のために奔走している。その姿に好感を持ちました。ただ主人公を既婚者にしたなら恋愛要素は要らないのではないかなと思います。

料理はおいしそうだし話もいいんだけど恋愛ほんといらない他の人のいっていることわかる無かった方が好きだった２巻まで読んだ時点では無視出来る程度に少ししかないけど

えー。何故こんなに評判悪いの？全巻持ってますが、ドラマ化もされるだけあって面白いですよ。まぁ外交をネタにした、説教人情系料理漫画ではありますが。でも説教系とか、人情系の料理漫画って。「美味しんぼ」は説教系だし、「江戸前の旬」とかは人情系だし、ウケてる作品の中にも幾らでもあるし、面白いと思うんですが。まぁ主人公が、作品に色気を添える為か、不倫まがいの事をしててちょっと引くというのは確かにありますが、その辺のイマイチな設定を除けば、面白いです^^続編の「グラメ」は好きじゃありませんが、元祖のこっちは、元祖になって流行っただけあって、好きです。

料理はおいしそうだし、異国情緒もあっていいんだけど、この作品に恋愛要素はいらなかったかな？

大使公邸料理人という珍しい仕事の役割と、大使館業務のさわりが知れるので良いのですが、1巻から自虐史観満載で少しうんざりしました。あと、妻子を日本に残して現地スタッフとイチャイチャする主人公にイライラします。そんな設定いらないのに初めからずうっと続くのが面白くありません。

料理を通じて国際政治に関わってゆくという目の付け所はいいのだが、主人公を始め登場人物たちの言動にどうにも引き込まれるところがない。作中で述べられている主張が紋切り型で新鮮味がない。絵柄もごく普通レベルでとりわけ優れているわけではない。

子供の頃から大好きな味の外交官の話。市場や現場に雑じって情報を集め、材料集めに走り、これしかないという味をゲストの前に差し出す。その料理が心の扉を緩ませ、それぞれの国益を考える外交官同士ながら、誠実さを根底にして友人と言える仲になっていたりする。すごい上司とすごい部下です。超人だと思うけど、しっかり人間くささもあるし失敗もする。理由なくチートとか、恵まれている訳ではない。もちろん書かれている背景は史実をモチーフにしているフィクションで、正しさを売りにしている訳ではありません。個人的には情報密度が高いものの短編なので読みやすいですし、1話ごとに満足感があります。何時の間にか1冊読み終わっていた…という本ではないので合う人ならしっかり楽しめると思います。

出てくる料理がどれも美味しそうです。料理漫画が好きな人にはおすすめ。料理はカラーで見たくなります！