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レビュー一覧
『ファザー・ファッカー【特典付き】』
総合評価
4.2
（520）
4.2
（520）
5 221 4 195
3 80
2 18
1 6※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。
2020-04-27
5
テオさん
Renta!で購入済み
『還らずの夏』に収録されている短編『All things I know.』がベースになっていますので、そちらから読まれることを強くお勧めします。長年片想いをしていた親友マコトと友人サエの間に生まれた真。真の誕生前にマコトは亡くなり、真を2人で育てるために明とサエは結婚し”家族”となるも、夫婦としての愛情を築くことが出来ず二人は離婚。真を引き取った明は、成長するにしたがってマコトそっくりになってきた真と関係を持つようになる…というのが『All things I know.』真視点から描かれていたこの短編では、明を愛していながらも傍に居るために週末だけマコトとしてふるまう真のやるせなさが溢れていましたが、こちらの『ファザー・ファッカー（FF）』では真と明の両視点からストーリーが進む。義父として真を愛しながらもマコトへの想いを昇華出来ないでいる苦しみ、真のためには関係を断ち切るべきだと苦悩する姿も描かれています。「マコトの身代わりとして好きなのか、真自身を好きなのか…」義父と息子の単なる背徳モノというだけではなく歪んだ愛情を間に、インモラルでありながらお互いへの愛情を自覚していく2人の姿が切ないです。真の母親でありながら義父である明に子育ての大部分を任せ、真を連れて再婚しようとする、ある意味奔放（自由なのか？）なサエという女性も自分勝手ながら憎めない不思議なキャラクターでした。しょうもないことなんですが、明の愛するマコト（父親）とそっくりな髪型をしていた真が、敢えて髪の毛を切るという大切なシーンがあるのですが、前髪が1〜2�僂曚秒擦�なっただけで「変えたってほど変わってないじゃん！もっとバッサリいかんかーい！」と思ってしまいました（汗）。
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4人
参考になった
2018-04-29
5
さくらさん
Renta!で購入済み
以前、暮田先生の短編集の中の『All things I know.』を読んで、真がかわいそうすぎる…と思ったのが忘れられません。今回、明の気持ちもサエの気持ちも真の気持ちも…いろいろ伝わってきました。私は、いろいろ悩んでたどり着いた明と真の選択に拍手です。
2022-04-28
3
ほわほわ豆大福さん
Renta!で購入済み
暮田先生の作品は全部持っていると思っていたら、これを逃していました。ただ、こちらの作品は私にはあまり心にグッとくる訳ではなかったため星3つに。
2020-10-19
1
音響監督さん
Renta!で購入済み
暮田マキネ先生のお話はとんでも設定だったり陰鬱な雰囲気なのは他作で知っていましたので、今回も怖いもの見たさ的に48時間レンタルしました。義父が弱々しくて少年のような見た目なので19歳も上に見えず（見た目おじさんすぎるのも嫌ですが）、絵的に萌える事ができませんでした。背徳感からのもっとゾクゾクするものを期待していたのですがそうでなかったです。
2020-05-06
3
renさん
Renta!で購入済み
ストーリー的に、好き嫌いが出そうな作品です。明が真に対しての愛情が感じられず、真もなぜに明に執着するのか分かりませんでした。が、読み終わった後の解説と足に触る理由、ああ、そうだったんだ。それを踏まえて読み返しました、救われました。仮面をはいだ後の、5話の後半辺りから引きつける物があります。
2019-01-25
3
ぴよさん
Renta!で購入済み
私には合わなかったです。�’�齢感の描き分けがあまりなくて両親と息子の年齢差を感じない。中年が描けないなら高校生の方をもっと幼く描く等やりようはあったのではないか�∧�雑な人間関係なのにそれに至るまでの話が少なく感情移入できなかった�Ｊ貎討�あまりにも身勝手すぎる。それならば母親の後悔をもっときちんと描くか母親を完全な悪役として割り切って描いて欲しい。モヤモヤする年齢差CPやドロドロ人間関係大好きですが、年齢差は� ▲疋蹈疋蹐廊△鉢�を理由にあまり刺さりませんでした
2018-12-21
3
魚介パンさん
Renta!で購入済み
マキネさんの絵が好きです。が、これは響かなかったな。好きだった男が亡くなり、その息子の義父となりながら、亡き男の面影を息子に重ねて関係を結んでいる。一般的にはこれ普通に犯罪者ですからね笑。相手未成年だし。子の恋情を百も承知で、いいようにもてあそんでいる気がして、どうも共感できませんでした。母親も実子を離婚した赤の他人に養育させるって、普通ないよなぁ。
2018-06-05
4
ままさん
Renta!で購入済み
暮田マキネさんの作品、久しぶりに拝見しました。真の立ち位置が、切なすぎて…。顔も見たことの無い父親の代わりを演じて、それでも明の愛を手に入れたいだなんて、健気さの中に、狂気すら感じました。明の身勝手さに、えっ…っと思う部分もありましたが、終わりよければ…ですかね。こちら、無期限にするか激しく悩んでいます！
