レビュー一覧

出会って最初のヒロインの憧れの人とヒーローが似ているというくだりへ必要なエピソードだったように思えなかったのと、ヒーローの気もちが読めないというのもちょっと分かりにくかったかな。ハッピーエンドでよかったです。

『異世界トリップして王太子殿下の新妻になりました』の続編です！不器用なディートのラブラブ振りが良いですね！ユリも襲われて大変だけど、本の謎は？スミレとの共通点は？ユリの特異体質のお陰でディートの心の声が駄々漏れになって残念な人に！それでもディートが幸せならOKです(笑)

星は1と2の間です。イラストが好みだったのと、異世界転移ということで読んでみました。…うーん(苦笑)。ぶっちゃけると、色々と残念でした。他の方のレビューにもありましたが、ヒロインの共感覚設定が勿体なさすぎる…。ヒロインの性格形成の原因としてしか使われてないので、それなら他に原因を作るか若しくは共感覚をもっと利用する方向に振っても良かったと思います。物語の進み方も、何だかずっと『現状はこうなっております』という解説(説明文)を読んでいる感じで、ヒーローやヒロインの心情に共感したり思いを馳せたりという『余白(余地？余裕？)』みたいなものがなくて、上っ面の文面をなぞっているうちに、読み終わっておりました…(唖然)。どこで2人の内面に深く入り込んで行けばいいのか分からなかったです。あと、陛下の人柄が掴みにくいです。軽い…親しみのある感じにしたかったのかもですが、威厳も出さなきゃ…という感じで、中途半端感が半端ねぇ、でした(汗)。設定は面白いと思ったので、本当に残念でした。イラストは思った通り凄く良かったです。１個だけイラストで気になったのは、ヒロインの髪形だけでした(いつまでおさげやねん…と。汗)。失礼致しました(ぺこり)。

他のレビューにあるほど残念な作品だとは思いませんが、カルト集団はどうなったのかとか、何が目的だったのかとか、ヒーローがヒロインのどこがよかったのか、ヒロインが何故あんなに肉食女子になったのか、等々疑問はいっぱいです。ふわっと良い作品だと思うだけに勿体ない気がします。

とても良かったです！ヒロインの一途さにヒーローが陥落していく様は読んでいて楽しかったです。

ヒーローは格好いいけど、そもそも異世界トリップした人が二人いる状況があまり好きではありません。特別感がなくなると思います。そしてヒロインの共感覚と言う特殊能力がどうストーリーに絡んで来るのかと思っていたのに、ただの生け贄で、能力で何かをする訳ではなくてガッカリでした。なんだか設定の割に中途半端な感じが勿体ない作品でした。

異世界ものとしては、話が単調だった気がしますが、ラブファンタジーとしては王道ですね。主人公の一途な思いが報われてなによりでした。

サラっと読めますが、内容もサーっと流していく感じで中途半端でした。カルト教団や異世界トリップについての説明があっさりし過ぎで、物足りない感じが残ります。ストーリーは悪くないのに残念です。