レビュー一覧

切ない……。その一言につきます。心が痛くなるので、読み直すのには時間を置きたい作品です。

前に雑誌で読んでいて印象に残っていました。また読みたいと思ってそのままだったのですが、今回白泉社特集で発見し、割引ということで電子で購入しました。やはりこの方はシリアスが本当にお上手ですね。見せる漫画というか、読ませる漫画。世界観も独特で面白いです。亡鬼桜が本誌の時も泣きましたが、今回も泣けました。重い話が多いですが、ご本人様は面白い方ですね。あとがき笑いましたｗ

全4話の短編集。表題作は鬼の娘とお坊さんの悲恋もの。2話目は短命の男の子を好きになってしまった女の子の悲恋もの。3話目は若返っていく魔法をかけられた王様の話。4話目は階段から落ちて歩けなくなってしまった女の子の話です。全話とてもいいお話なのですが、悲しい話ばかりで残念でした。特に表題作と2話目は最後をハッピーエンドに描き直してほしいです。

基本的に、甘々ハッピーエンドな、わかりやすい話が好きなので、この終わり方、「誰も幸せになってねぇよッ!!」とモヤモヤします。が、たぶん、昔の私なら、もっと好き。

作者さん買いです。昔の作品なのか、絵が今と違って戸惑いました。ひとつひとつのストーリーが練られていて読みごたえがありました。

この作者さんは、大好きです。今回のこの話は悲しい話が多過ぎました。次は幸せになってもらいたいなと思う短編集が盛り沢山でした。

切ない…。その一言の感想でした。気軽に読めるのがいーな。

ストーリー性重視タイプですが、画力が追いついてない感じでアンバランスな印象。また暗めのストーリーなので好き嫌いが分かれそうです。この作者のファンなら一読しても良いかもですが、メジャーな感じの作品が好きな方はスルーしても良いかとも思います

作者さん買いでしたが、こんな作品描いてたんだと驚きました。でも、ストーリーが凝っていたので明るい話ではなかったけど、原点を見たようで興味深かったです。

鬼の話は切なかったです。花のカノンも良かったけれどサンドグラスと時計の話は意味がわからずじまいで終わりました。絵が綺麗なだけに残念でした。