レビュー一覧

タイトルのコヨーテは、主人公(受)の愛称。このコヨーテにめちゃめちゃ言いよってるのが攻、なんだけど…この作家さんの作品は、全体的に『なんで好きなのか』がはっきりせず、求愛行動だけが描かれがち。もともと『この人はこの人を好きだから』って前提で話が進んでしまう…絵がとても綺麗だしキャラクターも魅力的に思えるので、短編だとBLとしては、良いね！とウキウキ読めるのですが、やはり、長編になると、置いていかれてしまいます。しかも、3巻…続刊…？抗争とか策略とか、緻密になればなるほど『そこまでして求愛する？』と思ってしまう。もったいない巻で、読み終えました。

続きが気になる...3巻はコヨーテが可愛くてしょうがなかったけど常に不穏な空気が漂っていたので緊張しました。4巻では抗争が始まってしまうのか...？コヨーテが「好き」と言ったページで変な声が出ました。幸せになってほしい。

ヤバイですね！ヤバイです！！さすか蘭丸先生〜！面白いしエロいしかわいいし、最高です！早くつづきが読みたい！！

なんかコノ世界観についていけませんでした。と言うよりこの世界観を裏付けする背景（情報？）が少なすぎてハマれません。この作品の前作か何かあるんでしょうか？

評価が高くて借りてみましたが、なんだろう。自分には刺さりませんでした。絵が人形っぽくて表情が冷たいのが苦手でした。エロはまぁまぁですね。

voidが良かったので、期待しすぎたかな…。おばさんには細かい活字が読めないよ。おもしろいストーリーなんだろうけど、BLはもうちょっとサラッと読みたい派なので…評価下げてすいません。

お話もエッチシーンも濃いけどサラサラっと読めちゃいます！ただただ続きが気になる！

『VOID』を借りたときからの大ファンです。今回は異種族・敵対する二つの組織にそれぞれ属しながら惹かれ合い、愛し合う二人のラブストーリーです。ラブシーンもとても美しくてセクシーで、反面、これから起こるだろう争乱へのものものしい雰囲気と、そこに巻き込まれていく二人の関係性の未来に、ただただ期待と不安が募り、立ちすくむような気分を持ちながら、一気に読み進めました。今から次巻がでるのが待ち遠しいです。おすすめです。

命を架けた恋が描かれた、溜め息の出るような三巻。「仲間」だからと等価交換する彼らに、群れで生きる種族の生きざまを見る。情も理性も人間よりずっと篤い。…しかし巻末の「お楽しみ」が足りないと思うのは私だけだろうか。本編と同等、或いはそれ以上に楽しみにしていたのに(ノ_＜)

ヨーロッパの歴史ある街並みとそれを取り巻く風景、人物の言葉遣い、そして何とも美しい身体を持つキャラクター達…　座裏屋さん独特の世界観が十二分に生かされている上質の作品です。100年ほど前の設定かと思いきやスマホやSNSが出てくるので現代の何処かという舞台。ご本人のインタビューで最初は1巻完結のつもりで連載を始めたけれども「じっくり描きましょう」とストーリーを更に深めることに決めたとか…（編集さん、GJです！）ひっそりと生き延びている人狼集団とそれに対抗するマフィアの御曹司。王道のロミジュリ設定で二人がどうやって禁断の恋に決着を付けるのか…これからの展開が楽しみでなりません。リリーマルレーンの歌詞のような悲恋に終わりませんように…！