検索結果
発情期の訪れる特異な体質をもち、男でありながら男と番うことで子を為す『月』――そんな月たちが密かに暮らす『邑』は、政府要人のための色里である。16歳で見世に出て既に12年。類稀な美貌をもつ古株の朔は、一度も身籠ることなくその人生を終えようとしていた。初めてを捧げた腹違いの兄への断ちがたい想い、そして米国人ウェインを巡る見世一番の売れっ子・望月との諍い。やがて運命の歯車は静かに廻り出し……。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
式神である犬の茜丸とともに陰陽寮に勤める恵良孝保。ある晩、凄まじい雷が孝保の邸の桜の大樹を引き裂いた。なにか厭な予感がする――ほどなくして孝保は一人の民間陰陽師と対決することに…。孝保の技により一旦は消えた謎の陰陽師、朱フツだが…その正体はなんと雷神だった。「おまえに呪をかけた」――夢の中に現れては孝保を翻弄する朱フツ。ついには新入り陰陽師として陰陽寮に入り込み、孝保の下につくことになって…。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
幼い頃より頭痛持ちの文章博士、最上夜藤春には、物の怪が見えてしまうという厄介な力が……。そんな藤春の秘密に気づき、なぜかやたらと懐いてくるのはかつての教え子で今をときめく鍼師、佐須貴之だ。藤春は貴之に乞われ、五条橋に現れるという女の霊の謎を追うことになるのだが……なんとそこには帝の妃の死が絡んでおり、しかも貴之の正体は皇子!? 真実を探るべく、藤春は嫌々ながらも女装して後宮に潜入するはめに……。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。