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「戦争画批判」の真実IV 【Voice S】
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作戦記録画(戦争画)を見た者が驚くのは、当時の歴史的場面や戦場を撮影した報道写真を「寸分違わず」そっくり模写した絵画があることだ。それは文字どおりの記録であり、なおかつ再現に芸術家の手が加わることで、新たに写実絵画としての芸術性が付与される。しかし戦争=悪というイデオロギーに染まった美術批評家には、その真価が理解できないのだ。「戦争画」という悪しき名称の呪縛から画家を解き放つ試み。
※本コンテンツは月刊誌『Voice』2015年12月号の掲載記事を電子化したものです。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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