
19世紀問題 近代のはじまりを再考する
民族問題や紛争・テロ、そして経済格差……現在の世界的な問題の種は、すでに19世紀に蒔かれていた!
中世からの宗教対立や資本主義の勃興に加え、「国民国家」という考えが定着したことが大きい。国民国家とは、「国民というアイデンティティ」に基づいて成立し、絶対君主ではなく国の主権が領土を統治する国家を指す。それによって生じた様々な軋轢や矛盾は、日本を含む世界を覆い、20世紀の2つの大戦を経て、現代まで続いている。
本書では、今日の世界のありようを決定した「19世紀問題」を平易に解説することで、地続きの歴史に生きる私たちに、未来への確かな座標軸を提供する。
《本書の構成》
第1章 ◆産業革命とアメリカ独立革命・フランス革命
第2章 ◆ウィーン体制の成立と崩壊
第3章 ◆南下するロシアとオスマン帝国支配の動揺
第4章 ◆ヨーロッパの再編
第5章 ◆ヨーロッパ新統一国家の誕生
第6章 ◆西洋列強の海外進出
第7章 ◆南北アメリカの発展
第8章 ◆東アジアの激動と明治維新
第9章 ◆19世紀とはどのような時代だったのか?
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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