バッカーノ!
原作小説刊行から10年以上――今再び、運命の車輪が螺旋を転がりだす。[レッドレイヴン]の藤本新太が、至極のギャングスタ・ノワールを紡ぐ。若きフィーロ・プロシェンツォの物語を。幼さを捨てたガンドール3兄弟の過去を。クレア・スタンフィールドが『葡萄酒』となる前を。成田良悟完全監修の新作エピソードで。未だ描かれぬ街、1927年のNYで――。大人気[デュラララ!!]の原点、堂々コミカライズ!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
バッカーノ! 1巻
バッカーノ! 2巻
バッカーノ! 3巻
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エディターのおすすめ
「あのバッカーノがコミカライズ!!!」新刊を開いたときの私は涙が出るほど感動しました。今まで読んだ群像劇の中で最も好きなこの作品が、小説発売から13年後の今日また新たな展開を迎えています。ファンとしてこれ以上嬉しいことは他にないでしょう。
バッカーノの世界に踏み込んだきっかけは8年前のアニメ化でした。禁酒法時代末期のアメリカを背景にしたこの作品は、不老不死のSF設定をめぐってとてつもない大人数のキャラが様々な場所で繰り広げた馬鹿騒ぎ描かれています。個性的なキャラがたくさんいるうえに、伏線が次々と張り巡らされるので、作品を読んだときの緊張感と読み終わった後の爽快感が半端ないです。最後まで一気に読める気持ちの良い作品なので、ぜひ一度読んでみてください。
今回のコミック版は1927年のニューヨークを背景とするので、小説1巻の1930年より更に前でした。小説に書いてないキャラが既に登場しはじめていますので、先の展開が楽しみでワクワク感がたまらないです♪
(編集:リリー|作成日:2016/3/15 )